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2022年11月の読書メーターまとめ

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読んだ本
11
読んだページ
2663ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1182ナイス

2022年11月に読んだ本
11

2022年11月のお気に入り登録
1

  • かい

2022年11月のお気に入られ登録
2

  • シップレ
  • かい

2022年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ゆとり世代の代表的な立ち位置だったのか。小説は真面目なというか、大学生の傲慢で繊細な悩みを描くのが上手い作風だと思っていたのだけども、そこを含めてゆとり世代という空気を描いていたんだと、この本を読んで色濃く理解できた。ゆとり世代とくくった書き方しているけども、実際はリア充だの、パリピだのという単語であてはめられるような人生エンジョイしている若者の一人なんだなという印象。行動力溢れるバカ話が楽しく、自虐と自慢のいいラインをついた話で面白く読めた。
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2022年11月にナイスが最も多かったつぶやき

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少しジャンルを広げて読めた月でした。2022年10月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:2984ページ ナイス数:1561ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/401971/summary/monthly/2022/10

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2022年11月の感想・レビュー一覧
11

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ものすごく「アメリカ」というステレオな感じの訓示というか、今のご時世、一周回って新鮮とすら思うようなタフでマッチョな精神が凝縮されていた。実際読んでいると、勇気を奮い立たされる見事な内容だし、かくありたいとすら思ってしまうのは、年齢的なものもあるかと考えるのだけども、資質の説明で、ユーモアの部分だけ馴染めないというか、そんなだからだよと言いたくなるような酷いたとえ話で、ある意味面白かった、いや、興味深い。断絶するアメリカというものの原因の一つと大げさに言い立てたくなってしまう。
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ここ20年くらいのアメリカを中心にしたゲーム業界のソフト開発のお話。詳しくないので出てくるゲーム名がさっぱりわからなかったんだが、超メジャータイトルがあり、それと対抗するために作られたゲームが、メーカーごと、ことごとく滅びていく話が、金銭だったり、作り方だったり、色々な要因で語られていく。働き方の悲惨さもあるし、開発者たちの思いや、変化なんかも生々しく、門外漢が資本家としてやってきたり、ともかく悲惨なデスマーチのオンパレードで大変だった。提示されていた分業で解決するもんでもなさそうだな。
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英語学習について、自身の経験を語りながら教えてくれる本なわけだが、まぁ、だいたいそうだよなと納得の内容でありました。特別なコツみたいなのがあるはずもなく、ようはモチベーションと努力しかないと思わされてしまうわけだが、ここまで話したいという気持ちがあるだろうかと、そこに尽きてしまうように思った。とはいえ、なんとなく話すだけ、というか、母国語ではないものを完璧に話すのは無理とはっきり言いきってくれているのはよくて、あとは、カーペンターズの発音を聞けというアドバイスが個人的にはツボだった。
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かなり面白い本だった。バスケで有名だという「ホットハンド」というツいている、あるいはノっている状態というのがランダムなのか、平均の偏りでしかないのかを科学的に検証するという、長く続く論争の歴史をまとめた本。白眉なのは、これだけ面白いし詳細に書かれているのに、一切数式めいたものは出てこず、研究の深さ面白さと、関わる人に肉薄する内容に終始しているところ。理系本のようだが、ドキュメンタリや歴史本に近いジャンルで、大変楽しかった。
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棋書を初めて読んだ。羽生さんや森内さんが若手だった頃の最新矢倉の攻防について書かれていて、ある種歴史書としても面白かった。相矢倉戦型での先手番、後手番の研究手筋が書かれていて、大変わかりやすいんだが、この変化を全部覚えていて、かつ、新しい筋を見つけていくというのが棋士という仕事なんだなと、改めて感動した。読んだ通りに指してみたらと勝てるのかと思えば、相手が相矢倉に組んでくれないことが茶飯事なので、棋書というのは攻略本ではないのだなと思った。
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ルーマニア生まれの人類学者の本。半生記のようでもあるが、エッセー、日記といった感じで、時折詩歌のようになる魅力あふれる文体だった。語られる生い立ちに、東欧、旧社会主義下の様子、チェルノブイリといったものがあるのが興味深く、これまでに受けてきた仕打ちに胸を痛める。妙な縁があって日本に在住することとなったようで、ダンサーの田中泯さんの弟子にもなってたり、不思議な感性がうかがえた。娘の発した表題の言葉が、天才的な着眼点だなと思わされたのだが、現代は神曲よりはやや優しいのだろう。
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ある哲学者が孤独であることについて語った言葉を集めた本。全社会を否定するわけでもなく、つながらないことによる平穏の貴重さもわかりつつ、静かに生きることを渇望した人の声。多分本人が極度のADHDで、多人数下では思考がまとまらないといった弊害も多かったんじゃないかしらと邪推してしまうんだが、おおむね賛同したい内容だった。孤独の定義が何かにもよるという話になってしまうんだが、なんかわからんが集団に居ないと、または居るように強制するといったことへの反抗は正しいと思いながら読んだ。
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原文でないので、はたしてどこまで理解できたか自信ないんですが、繊細な文章、詩歌のような物語を堪能しました。すごい美しい描写が続く、壊れ物みたいな印象の文章で、漱石の夢十夜を思い起こさせるものだった。わかりやすい何かを描いているというわけでもなく、とりとめがないような、でも読んでいると情景や印象が、綺麗なものを彷彿とさせて、気分よく読めたんだが、理解できていたかは疑問である。難しい。
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共感しづらい主人公の話で、なかなか入り込めなかった。独特の文体の会話劇だと思ったら、作者が劇作家の人だそうで、そういう脚本のようだと思ったら納得。難しいテーマで、誰が正しいとかいうのではないのはわかってるんだが、それぞれの主張が一方的で、それ故にわがままと題されるんだろうけども、なんだか読んでて疲れてしまった。最終的に明るい感じで終わったような会話なんだけども、まったく共感できないのが、狙ったオチなのか、自分が読めてないだけなのかわからなかった。
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天才棋士3人の対局から、詰みが見える局面を掲載した本。ようは実践詰将棋みたいな本なわけだけども、有名な対局の図があったりして面白かった。正直詰将棋本として使えるかというと、まったくそんな感じではないというか、まぁ、だいたい詰みそうだなという局面なので、詰将棋のようなカタルシスがないというか、案外詰将棋というものはゲーム性が高いんだなと知ったようであった。
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ゆとり世代の代表的な立ち位置だったのか。小説は真面目なというか、大学生の傲慢で繊細な悩みを描くのが上手い作風だと思っていたのだけども、そこを含めてゆとり世代という空気を描いていたんだと、この本を読んで色濃く理解できた。ゆとり世代とくくった書き方しているけども、実際はリア充だの、パリピだのという単語であてはめられるような人生エンジョイしている若者の一人なんだなという印象。行動力溢れるバカ話が楽しく、自虐と自慢のいいラインをついた話で面白く読めた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/22(4037日経過)
記録初日
2004/12/04(7281日経過)
読んだ本
2034冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
605258ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1773件(投稿率87.2%)
本棚
13棚
性別
年齢
46歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
滋賀県
外部サイト
自己紹介

なんでも読もうと思います。
歴史、経済、理系の本が好きです。
趣味でサボテンを育てています。

好きな作家さん
夏目漱石、司馬遼太郎、円城塔、吉田修一、篠田節子

参加コミュニティ1

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