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2023年5月の読書メーターまとめ

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読んだ本
11
読んだページ
3334ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1536ナイス

2023年5月に読んだ本
11

2023年5月のお気に入り登録
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2023年5月のお気に入られ登録
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2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

R
地図を様々な比喩や、象徴のように扱う小説で、非常に面白かった。大正から昭和にかけて、日本の戦争史から地政学視点のように物語が紡がれて、大きな流れというものが、一種千里眼として予見できてしまうような錯覚を味わいつつ、描かれる地図が未来を予見したものや、野望の図であったりと色変わるが、最終的には人間が人間に伝えたいものが込められているといった終着に落ちるのが見事で感動した。歴史が人の想いの重なりであり、それを示す地図や拳の存在なんて思わされる内容がとてもよかった。
とみかず
2023/07/30 12:47

Rさん。ナイスありがとうございます。比喩や、象徴のように扱っていて、、、そこは、難しかったです。

が「ナイス!」と言っています。

2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

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ちょっと飛ばして読み過ぎている。乱雑でよくない読書だった。2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3182ページ ナイス数:2010ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/401971/summary/monthly/2023/4

が「ナイス!」と言っています。

2023年5月の感想・レビュー一覧
11

R
一回さらっと読んだだけでは、よくわからないという印象で終わってしまった。叫び声というSEをめぐる話で、本当かどうかわからない映画蘊蓄みたいなのが凄い面白くて、それをめぐる謎の争いというか、経済戦争めいたものが新鮮でよかった。いくつかの事件が当然のようにつながっていき、そうだろうなと思うようになっていくんだが、それ以上の暴力が襲ってきて、文章から叫びが聞こえそうなほどだった。期待ではないが、思った通りに進むのに、そうだと誰も言ってくれない、そんな文章が不思議だった。
が「ナイス!」と言っています。
R
往復書簡の形をとりつつ、二人の文学の才人が語り合う、交換日記のような書物だった。二人の独特の距離感と、お互いをどう考えていたか、そして共通の人物として大江健三郎が出てきて、古い映画や、文壇のありよう、顕そうとした思想が語りの中で形が見えてくるものだった。話の半分も理解できなかったけども、ある意味楽しそうでもあり、牽制のしあいでもありといったやりとりが興味深く、冗談も交わされるが笑ってよいものかと考えさせられることもある、深い思索と思念のやりとりを読めた。
が「ナイス!」と言っています。
R
地図を様々な比喩や、象徴のように扱う小説で、非常に面白かった。大正から昭和にかけて、日本の戦争史から地政学視点のように物語が紡がれて、大きな流れというものが、一種千里眼として予見できてしまうような錯覚を味わいつつ、描かれる地図が未来を予見したものや、野望の図であったりと色変わるが、最終的には人間が人間に伝えたいものが込められているといった終着に落ちるのが見事で感動した。歴史が人の想いの重なりであり、それを示す地図や拳の存在なんて思わされる内容がとてもよかった。
とみかず
2023/07/30 12:47

Rさん。ナイスありがとうございます。比喩や、象徴のように扱っていて、、、そこは、難しかったです。

が「ナイス!」と言っています。
R
自然に関するコラム集であるのだが、自然を通してアメリカとアメリカ人が見えてくるような読み物で、大変面白かった。自然をどう扱うかどう扱われているかという話や、変わり者のアルピニストの生きざま、新興宗教めいた更生施設の話など、読み応えのある面白い話ばかりなんだが、書かれていることの背景にアメリカという国が見えてくるような文化や思想が混じっていて、そこが非常に面白かった。時には警告であり、共感や感動でもありといった感じで、軽く読めるのに含蓄ある読み物だと思った。
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R
自伝というには、軽くて読みやすすぎて、エッセーなのだけども語られる内容に時代を感じて、文壇という怪しからんものの香りを嗅げるものでとても面白かった。デビュー時はすごく大変だったろうことがわかるのだけど、怨念めいた恨み節ではなく、そういうこともあったと、もはや昇華してしまっている強さが読めて楽しい。小話のように、でてくる挿話は歴史の生き字引的な風もあって、文壇のある時代を生きた人なんだと、その語りを聞けるようですごくよかった。
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R
私小説のようでもあるが、半生記や青春期といった記録めいた内容に近しいものだった。昭和の高知県を舞台に荒ぶっていた少年時代を経て、次第に成長していく主人公の物語として序盤は結構楽しく読めた。東京に出てから、主人公の人格が変わったんじゃないかというくらい迷走しはじめてしまうのがもったいなかったけど、事実そうだったのかもしれないと思うと、なんとも切ないと感じたのである。不良少年の生きざまというのは、本当に一瞬の輝きで、大人になるとその輝きが失われてしまうのだと思い知らされるようだった。
が「ナイス!」と言っています。
R
争いは彼らと私たちの間で起こる。人間である以上避けて通れないように、気づいたら、私たちという概念があって、その縁辺をはっきりさせるために争いが起こされるという当たり前ながら、避けようのない事実から解説されていて、そりゃそうだと思いつつも、どうしようもない現実に嘆息見舞う内容だった。解決する方法をいくつも持っておくことで、規模が大きくなる前に回避する知恵をつけるべきだと思った。児童向けの本なのだろうが、非常に示唆に富んだよい本だった。
が「ナイス!」と言っています。
R
タイトルに惹かれて読んでしまったが、いち社会人が組織の中を腕一本で生きていくという実録本のようだった。自身のスキルと情報を集めることの重要さ、現場との折衝等々、ひとり情シス必須のスキルとして紹介されていることは、すべて社会人として会社内でしておくべきことのチェックシートだなと感じた。一人でシステムを運営するという話ではなく、情シスはどういう仕事をしていくべき立ち位置なのかを再認識させられる内容だが、これができる人は他の仕事もできてしまうよなと思ったりするのである。
が「ナイス!」と言っています。
R
がっつりミステリを楽しませてくれる物語だった。推理披露のオンパレードで、正直食傷気味と感じもしたが、そのしっくりこなさとつじつまがあう最終推理は、まぁ、そうだろうなという感じで、どっぷりと濃厚なミステリ小説読書を堪能できたと思う。実際にあった事件に、新たな事件を加えたような内容は面白くて、人間社会にいかにもありそうな心理をついた話が多く楽しかった。こういう人いるわとか、こういうの見たことあるようなと、うなずきながら読めるのが良いのか悪いのか、でも楽しかった。
が「ナイス!」と言っています。
R
優秀な新入社員がさらに優秀になって、会社から巣立っていくのにつぶれない組織というイメージだったが、その噂の正誤を確かめるようなルポで大変面白かった。そりゃ社員が優秀なはずだという人材育成への会社の姿勢が目を見張るもので、大上段に教育としているのではなく業務のプロセスとして、面談練習を組み込む発想が凄いなと感心した。実際に内部の証言というよりは周辺の人のコメントを集めているので、やや伝聞調なのが気になるけど、非常に優れた思想と社風だと思った。
が「ナイス!」と言っています。
R
新型86とスープラの開発秘話をエンジニアと会社組織の両面から描いた小説でした。エンジニアの人となりや、その周辺の家族などにも及んでいて、あれもこれもと詰め込み過ぎて、やや事実の羅列的な内容にも思えたけど、熱い想いと車の楽しさが伝わってくるよい話だった。スバルやマツダといった他社のことや、海外メーカーとの差なんかも技術面や、社風からアプローチしてて、知らない分野だけどわかりやすくて面白かった。トヨタがどうしたというよりも、車がどうだという話なのが好感触。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/22(4003日経過)
記録初日
2004/12/04(7247日経過)
読んだ本
2023冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
601674ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1762件(投稿率87.1%)
本棚
13棚
性別
年齢
46歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
滋賀県
外部サイト
自己紹介

なんでも読もうと思います。
歴史、経済、理系の本が好きです。
趣味でサボテンを育てています。

好きな作家さん
夏目漱石、司馬遼太郎、円城塔、吉田修一、篠田節子

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