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2024年11月の読書メーターまとめ

kaikoma
読んだ本
13
読んだページ
4420ページ
感想・レビュー
13
ナイス
91ナイス

2024年11月に読んだ本
13

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kaikoma
描写も展開も後味が良くないですが、イヤミスとしては一定のレベルの高さがある作品です。ネット社会で恐ろしい事件が最近とても増えていますが、それを予見しているかの様な悍ましさが有ります。3部作との事ですが、残りの2作に連動していくのでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
13

kaikoma
グローバルスタンダードという言葉を仕事で使いますが、結局は貧困という一つ取っても、日本のそれと開発国のそれでは尺度が違い、軽重が付けられる事象では無い事が分かります。高校の頃に、この手の本に出会っておきたかったと改めて感じる作品です。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
結局人生を豊かにするには財力だけではないのかなと、ハタと考えさせられました。小動物やオブジェを使った不吉さの演出も流石ですね。結末そのものよりも、個人的にはそこに至るまでのプロセスを楽しんだ感じです。上下巻というボリュームは気になりませんでした。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
気持ちが暗くなる様な事象と描写が続き、更にこの先どんな衝撃を受ける事態が起こるのか、相変わらず目が離せない展開です。細かなものも全てが、不吉さの象徴になっているのでは無いかとすら思えますし、登場人物の誰が主人公の味方なのか興味津々です。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
日本の小説では、ちょっと有り得ないくらいの設定です。こんな込み入った事が果たして可能なのかと疑問を感じつつも、手が止まらない感じでした。荒唐無稽とは少し違い、ゾワゾワする怖さが全面に出ている作品でした。伏線の回収の仕方も完璧ですね。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
数年下の世代ですが、安宿を渡り歩く海外旅行は、学生時代ちょっとしたブームでした。海外は旅行よりも仕事と居住の場所ですが、夜をテーマとした紀行文は、とても楽しめる作品です。ただ一番印象に残ったのは、海外でも国内でもなく病院が舞台の作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
自分には分かりませんが、齢の近い姉妹というのは時に関係が難しくなりそうですね。テレビドラマの様な展開ですが、舞台となっていで、表題にも使われている町への個人的な憧れも有って、好みの作品です。カバーの絵も何とも言えない情景で、心に染みますね。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
結局の所、あれほど心に残るストーリーを創り上げる方の作品は、漫画でもエッセイでも遜色ないのですね。35年経ってもどちらも秀逸です。ただコロナで株を大いに下げた俳優さんとの絡みまでは、残念ながら読めなかった様ですね。まあ当たり前では有りますが。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
静かに怖い作品が集っていますね。グロテスクな場面の凄さより、出だしから最後の1行まで、ずっと不気味な雰囲気の中を漂う感じが勝っています。登場人物たちも、かなり寂しい設定なので、余計にそう感じるのでしょう。最後の作品が一番の好みでした。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
良くもここまでおぞましいものを集めたなというのが、率直な感想です。現代の日本が抱える社会問題が、作品の世界観に全て圧縮されていて、かなり重かったです。登場人物たちの独白の積み重ねだけで出来ている分、無気味な度合いが増幅されていく感じですね。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
主人公を含めて多数のキャラクターが登場し、それぞれの視点から話が進んで行きますが、ストーリーの完成度が高いので、所謂キャラ立ちが少し欲しかったなと思いました。犯人を追跡する場面で、自宅のかなり近所が出てきたのは驚きです。取材に来られたのですね。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
表題作は男女の関係、心理状態をこの設定においていながら、こういう展開と結末にするのかと、良い意味でとても驚きました。残りの2作も良く練られた秀作だと思います。職業人としての凄みが感じられる最後の作品は難解ですが、共感する場面も多かったです。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
傑作と呼ばれる作品と同じ手法ですが、遜色ない完成度の高さだと思います。作者の生まれた長崎の方言も、作品にインパクトを残しています。不幸な境遇が蓄積して醸成されて来る悪意の不気味さが何とも怖く、色々と考えさせられます。原題の方が良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
kaikoma
描写も展開も後味が良くないですが、イヤミスとしては一定のレベルの高さがある作品です。ネット社会で恐ろしい事件が最近とても増えていますが、それを予見しているかの様な悍ましさが有ります。3部作との事ですが、残りの2作に連動していくのでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/14(5519日経過)
記録初日
2009/11/10(5523日経過)
読んだ本
2424冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
863843ページ(1日平均156ページ)
感想・レビュー
1549件(投稿率63.9%)
本棚
208棚
性別
血液型
O型
職業
事務系
現住所
神奈川県
自己紹介

レビューは、とても良かった本も、今一つだった本も、100文字強にしています。

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