下巻では連邦捜査官が関与するようになってどうやら正義は存在すると思わせる展開が続き、「そうきたかと」大団円に満足満足。だが作者あとがきを読んで驚いた。本書は実話に基づくのだと言う。調べてみたらcenturionのウエブサイトもちゃんとあるではないか。そこにはこんな記載がある。 Since 1983, we have freed 67 men and women who were serving life or death sentences for crimes they did not commit.