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2022年12月の読書メーターまとめ

大泉
読んだ本
6
読んだページ
1733ページ
感想・レビュー
6
ナイス
76ナイス

2022年12月に読んだ本
6

2022年12月のお気に入られ登録
1

  • ルポルポ

2022年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

大泉
承久の乱にいたる文脈の整理のため、院政期から武士の勃興までの概略が整理されており、すぐれた中世史入門という趣。承久の乱においては、カリスマ的な帝王だった後鳥羽上皇が、そのワンマンぶり故にある種の分業を成立させていた鎌倉武士たちに敗れる…という構図が明快ですわね。『鎌倉殿の13人』の予習(予習とは…)のために読みましたが、たいへんおもしろかったです。
が「ナイス!」と言っています。

2022年12月の感想・レビュー一覧
6

大泉
原作者自身による同名アニメのノベライズ。ノベライズというよりはある種のコメンタリーという調子もある。外連味たっぷりの衒学趣味全開で楽しいが、アニメ版の外連味とはちがった種類のそれよね。多くのキャラクターが入り乱れる群像劇だがポリフォニックな調子はほとんどなく,みんな円城塔みたいにロジカルなので味がある。本書だけ読んだらどうかわからんが、アニメ版の記憶を再訪できておもしろく読みました。
が「ナイス!」と言っています。
大泉
あたたかに世界を肯定しようとする言葉選びがしみる。円城塔、こういう仕事もしてたんですね。
が「ナイス!」と言っています。
大泉
承久の乱にいたる文脈の整理のため、院政期から武士の勃興までの概略が整理されており、すぐれた中世史入門という趣。承久の乱においては、カリスマ的な帝王だった後鳥羽上皇が、そのワンマンぶり故にある種の分業を成立させていた鎌倉武士たちに敗れる…という構図が明快ですわね。『鎌倉殿の13人』の予習(予習とは…)のために読みましたが、たいへんおもしろかったです。
が「ナイス!」と言っています。
大泉
日本列島各地の廃村を旅した記録。見開き2ページに一つの村、たまに聞き書き風のテクストが挿入される。文章は廃村そのものの来歴よりも「どうやってその場所に辿り着いたか」という旅の記録の色合いが強い。個人的には、聞き書きをもっとして廃村のバイオグラフィーが残るようなテクストだと価値がいっそう高まると思うのだけど…。
が「ナイス!」と言っています。
大泉
図書館で借りて流し読み。著者はながくサイトを運営してるようで、インターネット、広大ね!という気持ちに。
が「ナイス!」と言っています。
大泉
巻末の鼎談の服部昇太が気の毒すぎてそれしか印象に残っていない。ほとんどの場面で意味のない相槌しか打ってないがそれが文字起こしされてしまっているいたたまれなさ。あと2018年のベスト1が『カメラを止めるな!』って、ないわー。漫画読むと『映画秘宝』的な価値(じつにくだらん!!!)を内面化してたのかと思ってたらそういうわけでもなさそうで、それは好印象。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/24(3994日経過)
記録初日
2013/11/07(4041日経過)
読んだ本
2212冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
665516ページ(1日平均164ページ)
感想・レビュー
2202件(投稿率99.5%)
本棚
2棚
性別
職業
大学生
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