読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

◯
読んだ本
8
読んだページ
1690ページ
感想・レビュー
8
ナイス
31ナイス

2025年1月に読んだ本
8

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

◯
白鳥というある種のジョーカー的存在が出るのを下巻の最初に持ってきたからか、インパクト大な始まり方。この小説シリーズは自分のたまごっち好きや話し方など人格形成にも影響していると感じた。犯人の初めて術死を体験したときの興奮がギリギリ共感でき、動機をどうするか問題も、服毒自殺チャレンジをやりだすようなキャラならあり得る、という気持ちにさせてくれた。物語が動かなくなったらとんでもないキャラクターを投入すれば再び動き出すという教訓も得た。医療知識あっての小説ながら、謎解き形式でキャラを深掘れたことも魅力のひとつだ。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
8

◯
絶妙に身に覚えのあるレベルの生々しい重さのある女が絵柄のおかげである程度ポップになっている不思議さ。顔の薄い男の子が適度にスルーしているがゆえにラブコメできているが、一歩間違えば生臭い話になる。編集の舵取りが上手いのか、作者のギリギリの嗅覚が良いのか、ひとえに絵の可愛さか……。絵の可愛さな気もしてきた。
が「ナイス!」と言っています。
◯
白鳥というある種のジョーカー的存在が出るのを下巻の最初に持ってきたからか、インパクト大な始まり方。この小説シリーズは自分のたまごっち好きや話し方など人格形成にも影響していると感じた。犯人の初めて術死を体験したときの興奮がギリギリ共感でき、動機をどうするか問題も、服毒自殺チャレンジをやりだすようなキャラならあり得る、という気持ちにさせてくれた。物語が動かなくなったらとんでもないキャラクターを投入すれば再び動き出すという教訓も得た。医療知識あっての小説ながら、謎解き形式でキャラを深掘れたことも魅力のひとつだ。
が「ナイス!」と言っています。
◯
再読すると犯人の描写だけ、人材不足による過労働、人材育成、感謝のされなさ、医療問題など詰め詰め。死体のような人間とまで書かれ、犯人臭が凄まじい。また、人の話を真の意味で聞くためには沈黙が必要で、それが難しいことも語られ、この部分はいくつになっても大事にしたい部分。まだあのインパクト大のキャラが出ていないためか大人しめな印象だが、あだ名や人間の裏表を描きつつもキャラとしての個性がある種漫画チックで読みやすい。へーこらしてるように見えて、内心毒づく主人公も、落ち着いた地の文にユーモアを混ぜられる、いい配置だ。
が「ナイス!」と言っています。
◯
久々に読むと芥川がちょいちょい口を挟んでくるのがメタ的で、内容もこれが書きたい(悪に対する悪は許されるのか)などはっきり書かれ、読むだけで書き手の意図が伝わりやすい短編。夜の描き方と、夜に消えていく下人、文体がカッコいい。
が「ナイス!」と言っています。
◯
ネタ系エロ漫画の導入部分を集めまくったかのような、ありそうでなかったコメディ。ガサついた、絵のうまい友人の妙に癖に刺さるノートの端のほうを見せてもらっているような心地になるのは手書き文字に依るところも大きいだろう。
が「ナイス!」と言っています。
◯
クセの強さと知識の厚さにどこかゴールデンカムイのような、変態的味付けの教養を感じる一作。言葉選びに毎回キャラの個性が出ていた。姉を救いたいというわかりやすい動機や、カネのためが行動指針ゆえにどう動くかわからないキャラ、モブかと思いきや爆発的成長をする者、バカすぎて頭脳戦が無駄になる展開や相手にバレルの込で考えられた策など、とにかく引き出しが多く、読み応え抜群。
が「ナイス!」と言っています。
◯
どこか不穏で劇的なシーンではなく気づいたらぬるりと距離が縮まっているような、妙な居心地の悪さと、可愛らしさとが共存している不思議な読後感。恋愛よりも別の何かを欲していそう。
が「ナイス!」と言っています。
◯
全ては読めなかったが捉え方の話、一面的に語らないことの大切さを説いているように感じつつ、割に作者の我が強い文体。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/01(4066日経過)
記録初日
2023/06/08(621日経過)
読んだ本
145冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
36237ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
145件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
URL/ブログ
https://plus.google.com/101731005939009673260
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