『白い霧』 個が消失する“蒸発”を人間の究極の進化と定義する発想が面白い。 政治家たちのやり取り会見はこらえきれないコメディで全体を漂う雰囲気があくまで明るい所以がこういう点にある。 引きこもり翔太の母親/父親との対話も特別感なく流れる空気が好きだ。感傷的ロマンチシズムと言われても、きっと若山家族は霧の中会えていると信じパムッ。
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