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2024年10月の読書メーターまとめ

Porco
読んだ本
8
読んだページ
2342ページ
感想・レビュー
8
ナイス
134ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月のお気に入り登録
4

  • 榊原 香織
  • よし
  • ポン酢
  • 蟻

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 榊原 香織

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Porco
川端康成の、国際的にも高く評価された作品だそうです。確かに、夫婦とその長男夫婦が同居しているところに、娘が幼い子供を連れて出戻ってくるという家族構成は日本的な感じがするし、主人公が夢で色々なイメージを見るところは西洋からの無意識の輸入のようでもあり、日本近代文学というものの一つの典型なのかもしれません。息子も娘も夫婦関係が破綻しているのですが、特に、長男は不倫相手を妊娠させたりと厄介。家族の成員間の感情が仄暗く描かれています。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

Porco
全12巻読了。ご飯漫画って、ものすごくたくさんあって、それぞれに工夫を凝らしていてすごい。本作はシングルファザーと娘が主人公。物語が始まる時点で娘は幼稚園児で、すごくいい子なのが、作品の魅力の1つ。父親は高校の教師で、その教え子の女の子が、もう1人の主要人物。3人とも(娘は当然ですが)料理が苦手なところから、どんどんいろんなものを作っていきます。父親の物語も、女子高生の物語も、幼稚園児の物語もあって、実にハートフル。
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Porco
戦国時代は、ほぼ信長中心の話しか知らなかったので、京都の状況は将軍義輝暗殺くらい以降しか馴染みがありませんでした。なので、それ以前の話は大変勉強になりました(初見の名前がいっぱいで、ややこしかったけど)。信長上洛以降についても、松永久秀の立場など、多くの本での説明と違っているところも多くて興味深かったです。山崎の戦いを、明智光秀と羽柴秀吉ではなく、明智光秀と織田(三好)信孝との戦いだったと捉える見方も初めてでした。最後にちょっとだけ出てくる環大阪湾経済圏も面白い。
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Porco
「デマケの黒田さん」という言葉が出てきました。デマケという言葉を初めて知りました。黒田さんは財政規律を重視していた人物なのに、財政規律は政府のやるべきことで日銀の関与するところではないと考えていたのですね。2年どころか、何年経っても物価上昇率が2%に達しないところ、政府は、雇用も増えたし、株価も上がったし、もういいだろうという雰囲気だったというのも意外。政府にやらされていたのかと思いきや、黒田さんがこだわっていたのですね。MMT論者が登場しなかったのは、ちょっと安心か。
が「ナイス!」と言っています。
Porco
川端康成の、国際的にも高く評価された作品だそうです。確かに、夫婦とその長男夫婦が同居しているところに、娘が幼い子供を連れて出戻ってくるという家族構成は日本的な感じがするし、主人公が夢で色々なイメージを見るところは西洋からの無意識の輸入のようでもあり、日本近代文学というものの一つの典型なのかもしれません。息子も娘も夫婦関係が破綻しているのですが、特に、長男は不倫相手を妊娠させたりと厄介。家族の成員間の感情が仄暗く描かれています。
が「ナイス!」と言っています。
Porco
アニメは観ていたのですが、マンガはようやく。アニメは『初ラジ』を長く一緒にやっていた竹達彩奈さんと沼倉愛美さんがヒロイン2人を演じていて、それもよかった。マンガは、前半は絵と演出の力で引き込まれましたが、後半はストーリーもしっかりとしてきて、各キャラへの感情移入も深まるようになって(いや、ほたるさんの感情はよくわからんけど、キャラが立ちまくっていて親愛感がある)、素晴らしい作品でした。各話のオチは俳句的なのかもしれない。
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Porco
ユーゴスラヴィア解体には深いものがありそう。今の私には、そこまでわかりません。
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Porco
1997~1998年に新聞連載され、2002年に単行本が発刊された近未来小説。まず、小説として面白かったです。主人公は官僚で、日本の改革を目指す政治家の動きに巻き込まれていきます。新聞連載から単行本化の間、著者が現実に民間人閣僚として改革に取り組んでいたというのも興味深い。予測が当たっているかと言えば、テクノロジーの進化がちぐはぐだったり、インフレや円安などの状況が現実以上にひどかったりと、正確には当たらずとも、遠からず。作中では、市場重視・自由競争による経済立て直しを目指していて、当時を思い出させます。
が「ナイス!」と言っています。
Porco
イタリアで大ベストセラーというのも納得の作品でした。普通でいられない、他と孤立した素数のような男女が主人公。それぞれの視点から交互に、幼少期から大人になるまで、物語が語られていきます。恋愛ものといえば恋愛もの。しかし、深い孤独に包まれたまま。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/12(3968日経過)
記録初日
2014/01/05(3975日経過)
読んだ本
1167冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
320893ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
1167件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
年齢
40歳
血液型
AB型
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