ネタバレ社会的事実として、婚姻制度は女性の交換がその発祥だった？　交換はそれ自体が目的でなされたりしていて、交換することで近隣の集団と友好な関係を結んできた　って、今の我々のお中元お歳暮やバレンタインもそうかも。現地の人々とともに生活し参与観察していたマリノフスキの日記がすごく面白そう（現地の人達に対する嫌悪感や敵意もしっかり吐露）。そして、現地の少女に性について聞き取りしたその内容が実は少女のジョークと嘘だったかもしれないマーガレット・ミードの話も、それ自体が人類学的な興味の対象になりそうだと思った。

ネタバレ加工食品がなぜ身体に悪いのか、すごく納得できた。純水や精製油を使っているため、栄養の出がらしのようになってしまうと。それでも、食中毒を出さないように、そして手頃な値段にするためには栄養を犠牲にせねばならない。調味料だけは良いものを使おうと思った。調味料の品質は値段相応らしい。そして、抗酸化作用のサプリは買いだめしないようにしよう。

ネタバレもとより素粒子に質量はなかった。ヒッグス場によって与えられたことで、この、質量のある世界ができ、時間や空間の広がりを体験するようになった。もし、質量が与えられないまま、光速なら？時間は止まり、空間はゼロになる！　それならば、先々のあれこれを心配したり過去を悔いるような体験もまた、ヒッグス場によって与えられたに違いない…　「光速とは、モノの速さではない。実世界と虚世界を峻別する壁」、どこかで言ってみたいな。

ネタバレ自分とは、長い長い、地球生命40億年の歴史の連なりにあり、循環する炭素の一時的な場のようなものみたい。今の身体も、２.5万個のヒトゲノムと500万個の（腸内細菌など共生生物の）メタゲノムからなると聞くと、自分の境界がぐらりと揺らぐ気がする。炭素循環の話も面白かった。35億年前にはじまった光合成は、無機物として存在していた炭素を有機物に変換し、植物にそして動物に炭素を取り込んだ。それがやがて産業革命後からエネルギーとして大量に無機物に戻され、そして数億年後にはすべての炭素が生物に無関係に戻っていく。壮大

ネタバレWW２後から数十年間は、人類史で奇跡的に幸福だった時代。米国が主導し秩序を守り、世界はグローバルに相互接続し皆が豊かになってきた。でも奇跡はそろそろ終わりそうだと。が順番に経済成長し人口崩壊し、世界全体のパイが縮小していく中でそれぞれが分前をめぐって争う近代以前に戻るのかも？当時はでも、先進国とその他の間には圧倒的な技術力の差があったけれど、現代は北朝鮮も核兵器を持っている…この本の通りなら、すごくラッキーな時代に生まれたんだろうな、逃げ切れないだろうけど転換点（脱グローバル化、脱文明化）も見られそう

ネタバレ社会的事実として、婚姻制度は女性の交換がその発祥だった？　交換はそれ自体が目的でなされたりしていて、交換することで近隣の集団と友好な関係を結んできた　って、今の我々のお中元お歳暮やバレンタインもそうかも。現地の人々とともに生活し参与観察していたマリノフスキの日記がすごく面白そう（現地の人達に対する嫌悪感や敵意もしっかり吐露）。そして、現地の少女に性について聞き取りしたその内容が実は少女のジョークと嘘だったかもしれないマーガレット・ミードの話も、それ自体が人類学的な興味の対象になりそうだと思った。