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2024年5月の読書メーターまとめ

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読んだ本
17
読んだページ
5100ページ
感想・レビュー
16
ナイス
86ナイス

2024年5月に読んだ本
17

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ネタバレ超異例!『小説新潮』連載中に「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」で直木賞受賞したらしい。かわうそと花の名前は薄すぎ&どこかで読んだような話なので正直あんまり印象がない。マンハッタン、犬小屋、男眉、大根の月が好きだった。特に印象のない一冊という感じ(感想あげるときに絶対忘れそう→忘れた)。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
16

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ネタバレ著者初読み。江戸川乱歩賞受賞作。裏のあらすじを読んで70年代と知るものの、登場人物の名前や昔っぽい描写も出てくるには出てくるけど、あんまり古臭さを感じない。そもそもの美雪殺し、亀本殺しの動機がわかりそうでわからん。修学旅行へ行ってるときに家に戻って殺害とか無理ありすぎて笑。なんでそんな頑なにアルキメデスに従うのかが根本的にわからん(終わってる)。前半かなりだらだらしてたのに後半で一気に畳み掛けしすぎ。ひっくるめて【面白くない】で終わった。江戸川乱歩賞って独特なラノベ臭さがすごい。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ著者初読み。半自伝的長編小説。初めて読むタイプの書き方の小説のような。だからといって惹かれるわけではないが。序盤で一郎が悠紀子に出会うシーンも謎やけど、一郎、吾郎、義介となにもないんかい。あんなけ悠紀子のことを嫌ってた織江や美和子が、悠紀子が肋膜にかかったからといって優しくなるか?とか、だいぶ不自然な部分多め。解説に長々と書かれている著者紹介を小説にすればもっと読み応えがあったと思う。総じてなにを読ませたいのかがいまいちわからんかった。読ませる能力なさそう(こっちが受け取る能力ないだけやが)。
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ネタバレ著者初読み。SF苦手のくせに買うなよと思いつつ、冒頭を読んで読めそうなら買っちゃえ人間なので読んだ。着眼点は面白いけど、やっぱり結末なんやねんで終わる(それがSFというものと言われたらそうなんやけど)。前半は表題作まで楽しく読めた。後半の猫舐祭を含めた四作はなぜか読む気がしなくて流し読み。三崎亜紀ほど理解不能ではなかったので良かったけど、特にこれといって印象なし。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ谷崎潤一郎賞受賞作。好きな作品もあるけど、途中であ~違う…ってなる。表題作含め、全体的に喪失シーンは悲しいし切ないけど、その後の男と戯れないと気が済まないみたいな描写が気色悪すぎて、心地よく読めてたのにいきなり冷める笑。恋愛じゃないと埋められないけどそれを頑なに認めない感じ。『スウィート・ヒアアフター』『花のベットでひるねして』とかと根本は似てるからか途中までは好きだけど、救われ切れずにゾワっとする気持ちが強かった。でもそういうところが著者らしいというか。単行本の装丁は文庫でいかせられない。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレポプラ社小説新人賞受賞作でデビュー作。読みたかったのに売ってるのを見たことがなかった。良い話ではあるけど、特殊清掃を題材にしたらだいたいこういう感じになるよね感満載で、入門編っぽさしかなかった。シリーズで笹川の過去を徐々に暴いていくと思ってたけど、最終章で綺麗におさまる。小説だから仕方ないけど、娘のことを忘れさせようとしてくる航が鬱陶しい(この手の主人公ほんま嫌い)。『藍色時刻~』もだけど、表紙なんでそんなラノベ臭さを出しちゃうの?単行本も微妙だけど。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ大藪春彦賞受賞作(選考委員満場一致。でしょうね)。面白かった。めちゃくちゃ著者っぽいけど、著者の作品にしたらかなり救いがあった。もっと上品にしたら桜木紫乃。たまに放りこまれる自虐ネタにプッと笑ってしまう。でもしつこくないからもたれ知らず。あとがきにロードノベルとあり、だからなのか少々の爽やかさも感じられた。ブンちゃん、関口さん、ユメちゃん、そもそもの沙希等だいぶ優しい人ばかり出てくるけど、これ系の作品にありがちな軽さや胡散臭さはあまり感じない。🔰向け赤松利市。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ著者初読み。短編全て、なにがどう良いとかではないし、大きな展開もないのになぜか惹かれる。比較的最初らへんに収録されている作品の方が好みだった(ただどこかで読んだことがある感じだったけど。赤いカゴ、むらさき銘仙、マスク)。というより、女の印鑑以降さっぱり面白くなくなった(なんで?)。絶望的にダサい表紙。ここまでセンスないと逆に尊いレベル。読みたいと思ってるのになかなか出会えない(ウッホッホですら一回も見たことないもん)けど、見つけたら読んでいきたい。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ植本さんは初読み。イメージしていた内容そのままやけど、思っていたよりも哲学的だったり、ブスっと刺されながらも包み込まれるような感じ。子育てなんて一生縁がないけど、それを抜きにしても小説の動源(作中の言葉を拝借)に飲み込まれる。前田隆弘『死なれちゃったあとで』を読んだときに感じた、しっぽりしてしまうけど普段は忘れてしまっている、確かなことと向き合っているような読後。自分自身のメンタルが落ちているかそうでないかで、読書の捉え方が本当に全く違ってくる。滝口さんの文体が改めて好きだと実感させられた。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレよくありがちな作風を住職の著者が書くと、ありきたりにならずに別物となる。パッと見はテルちゃんが主役だけどそうではなく、テルちゃんを巡る人々との交流を微笑ましさだけで済まさず、見たくない部分もオープンに、でもゲスさを出さずに読ませている。家族小説ってほのぼのしすぎるかシビアすぎてしんどいかの二択だけど、ちゃちなジャンルに分けられないほど読後感が良い。私が思い描いているテルちゃん像と全く違うからか、表紙めっちゃじわる(たぶんポーズがツボ笑。色黒い夏川りみみたいな感じをイメージしてた)。
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ネタバレ著者初読み。長かった。所々笑えてしっぽりできて当たり障りなく読める。脚本家ですね~の一言で、以上も以下もない想像通りの内容。妾云々からめっちゃたるくなってきて読むのに時間かかった。ばばあとじじいが毒づく話めっちゃ多いけど、やっぱりもうなに読んでも新鮮味がない。私は常にセルフネグレクトなので、ハナが馬鹿にするババア一直線だと思う。だからといって着飾る意味も理由もない。他人のババア(というか人間に対して)に毒づけるほど他人に興味ある人が羨ましい。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ著者初読み。書店へ行く度に表紙の可愛いイラストと目が合って気になっていた。立ち読みしたら止まらなくなったので購入。其之一を読み終え「あ、これありえない解決法で無理矢理に終息するタイプの話じゃない」だから面白さを信用できると思ってどんどん読めた。女の命、女の楽しみが特に良かった。後半にかけ、夕の過去が明かされてエピソードがしっとりするけど、出尽くしすぎているせいか思っていたよりインパクトがなかった。シリーズ化してほしいけど、結が結婚するまでにしてもネタ切れしそう。表紙が藤野涼子と萬田久子にしか見えない。
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ネタバレ著者初読み。春を感じられる本が読みたいと思って購入。著者紹介を見て、複雑な人間関係が食べ物で無理矢理に解決する系の話を書く人か~、失敗~と思った。読んでみたら桜の木が語り手という稀なケース(考えたらタイトル通り)。想像してたより何倍も自然に進むし不自然なところがない。でもあからさまな展開や面白味はあまりないのでたるいことには変わりなかった。序盤からずっと出てるおじいさんと柴犬(後半いきなり名前を明かされる巽←無駄に良い名前)をやたら引っ張るくせに、エピソードの深掘りなし。表紙にも巽おるのに笑。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ猟銃のあらすじは魅力的なんやけど、読んでみるとまあまあ諄くてしつこい。誰視点で読もうがあんまり続きが気にならないというか、だからどうしたんみたいな展開の連続。最後まで頑張って読んだけど「は?」で完結した。芥川賞受賞作の闘牛と収録作の比良のシャクナゲも難解すぎて、読んだのに読んだか覚えてない。カウントするか迷ったけど一応は読んだ。著者の作品はほのぼの自伝三部作しか当たらんかったということで。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ著者初読み。結構前に電車で前に座ってたご婦人が読んでいて、気になってたから読んでみた。どこまでつづくぞ合戦⑴は序盤面白かったけど、段々しつこくなってきた。生きるのもたいへん 死んでもたいへんの南無妙法蓮華経ッ!めちゃくちゃ笑った。でもテンポが悪くて思ってたほどすいすい読めなかった。めでたしめでたしお友達自慢。なんの前知識もなくこの本と一緒に色川武大の本を買っていたので、怪人の行方で出てきてびっくりした。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ超異例!『小説新潮』連載中に「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」で直木賞受賞したらしい。かわうそと花の名前は薄すぎ&どこかで読んだような話なので正直あんまり印象がない。マンハッタン、犬小屋、男眉、大根の月が好きだった。特に印象のない一冊という感じ(感想あげるときに絶対忘れそう→忘れた)。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ著者初読み。冒頭で読めそうと思って購入し読み始めたけど、すぐうわあ~きついな、どうしよう。ほとんどのシーンに鳥肌の連続。たぶん綺麗な描写なんやけど、めちゃくちゃ回りくどいし雪衣の過去を引きずるわりに激ショボ(古いから仕方ないものの)。第三章はコメディかと思った。Gメンに言い訳をするときとか、それで見逃されたり、店がいきなり都合良く燃えたり、え?作家人生大丈夫?しかなかった。女性が絡む描写は石田衣良と伊岡瞬(だから古臭いんか)っぽい。絶望的に無駄に長い。初っぱな登録やのに書影が違うことに激萎え。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/02/01(3798日経過)
記録初日
2011/01/02(4924日経過)
読んだ本
1504冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
487712ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
1326件(投稿率88.2%)
本棚
411棚
自己紹介

相互はしません。


📣ナイス・お気に入りをピンポンダッシュする方へ

取り消ししても通知は目に見えます。
わざとしてるんやろうけど(一回押して取り消すの面倒臭そう。その労力で本読めばいいのに)。

気に入らない感想に対してしているんだと思いますが、純粋に気持ち悪いです。
何度かお返しダッシュしたら永遠に続き、顕示欲が強いとプライドもくそ高いんだなと学びました。そういう人に限って、ほっこり系をたくさん読んで湿っぽい感想を書いたりしているのに平気でそういうことをしますよね。“優しい社会になってほしい”とか書いているのを見ると、怖すぎて震えます。

もちろん私もお返しピンポンダッシュとブロックをします。

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