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ナツメさんの感想・レビュー

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ナツメ
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一文一文がとにかく美しく、冬子の「言いたいことがあっても、それが言葉にならない。伝えられない」という思いがそこかしこににじんでいてもどかしさを感じながら読んだ。三束さんとの何気ないやりとりが、徐々に冬子にとって宝物へと変わっていく課程が丁寧に描写されていた。終盤この二人は結ばれないのではないかと予感しながら読むのが、切なくて苦しかった。
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ナツメ
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携帯を片手に、知らないお菓子が出てきたらすぐに検索して、美味しそうな想像を膨らませながら読んだ一冊。ミナのエピソードが一番お気に入り。ちゃらちゃらふわふわしてるように見えて、自らの美意識を信じていること、自分の感じたことに正直なところに好感を持ちました。特に印象に残った文章は、「自分を卑下しても、自分が好きになった物を否定しちゃダメだ。」亜樹は、「職人」という職業を言い訳にして人の気持ちを考えることから目をそらしてたけど、最後のばあちゃんの荒療治がいい薬になったことを祈りたい
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ナツメ
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ファンタジー感のあるこのシリーズだからこそ、光るトリックだと感じた事件だった。囲井さんが、「呪い」を作り出すために、自分の好きな気持ちや思い出を捏造する徹底さにびっくりしつつ、意外とこういう女性は多いのかもと思った。デレた今日子さんが、あまりにいつもと別人で読んでて困惑してしまうくらいだった。
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ナツメ
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そういえば、さくらももこさんの作品もちびまる子ちゃんもあまり馴染みがないなと思い、挑戦してみた一冊。ゆるい、とにかくゆるい。けれど思わず笑ってしまうエピソードばかりでした。最初の水虫治療のエピソードなんか、作者が当時高校生だったからかこんな荒技で治そうとするのか、と度肝を抜かれたり。週刊誌の「尻を向けられた方はどれだけ迷惑を被るか」という文は、中々的を得ていてはっとさせられた。自分も、あまり反省せずに身の丈に合った生活をしていければいいなと思わせられました。
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ナツメ
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とにかく「実践」。淺井さんの徹底した生活振りや、好きなものへののめり込み方に感服するばかりの一冊でした。服装、建築、映画など様々な面から大正時代の文化を解説してあり、大正モダン好きにはたまらない一冊。一番印象的だったのは、大正時代の建築や宿。宿泊出来るところを探して、是非いってみたい!
0255文字
ナツメ
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いくつになっても、新しい物に挑戦し吸収できるアッコさんに憧れたり、見習わなければと思う一冊。友達が少ないことに悩んでた自分にとって、人脈やチャンスは色んな所に転がってるし、何をやるにも遅くはないと元気づけられました。温子のアッコちゃんのように、上手く行かない自分と折り合いをつけれない気持ちも痛いほど分かり、温子も3人の友人とまた仲良くなれたらいいなと思いました。三智子も、今までより数段成長していたことに驚きました。時間は自分で作ること、やらなくていいことを見極めることは大人として大切だと実感しました。
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ナツメ
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大切な人への愛、死と向き合うこと。覚悟を持って、素直に自分の気持ちを認めること。今作はシリアスな展開がずっと続いたけれど、星座館の皆が互いを大事に思いあっているのが手に取るように分かってじーんときた。チャラいギリシャ神話の面白さも健在で、登場人物達の状況や心情にぴったりくるのもお見事。月子の父親探しがラストでまさかの展開になってただただ困惑。サンと彼がどこでいつ知り合ったのか、次作で明らかになることを期待!
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ナツメ
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学生時代だからこそ、似合うこと。青春時代だからこそ、甘酸っぱくて素敵な思い出になるようなエピソードが詰まった1冊。青春時代の思い出は変えられないけど、今の自分を好きになって、大人の自分を認めてあげたいと思う。
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ナツメ
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ニュースで見ていると厳しい現実やイライラすることも多そうな「婚活」を、4人のタイプの違う女性を通してエンタメとして描いていて一気に楽しく読めた。作中の「男性に勇気が無く、女性は発見されたい」という言葉が昨今の婚活を上手く表してるなと感心してしまった。相手のスペックや顔がよくても、一生を共にしたいと思えるくらい好きになれるか、シンプルな基準が大切なのだと改めて思う。
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ナツメ
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最近読んだ「坂の途中の家」の影響もあるが、見下してきたり、DVの夫は排除してもいいのではないか、と犯罪に手を染める加奈子に、終盤は逃げ切って欲しいと願いながら一気に読破。林さんが推理小説だと犯人やトリックに目が行きがちだが「人一人が消える」ことを、動機、計画を立て、遂行すること、計画が徐々に崩壊し、逃げ切きるまでを追った作品は改めて読むページが止まらないくらいのめり込んでしまうと思った。個人的にはドラマの展開(林さんが加奈子を好きになったり、陽子が姉だったり)も、小説の展開もどちらも楽しめた。
0255文字

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/02/02(4009日経過)
記録初日
2013/10/01(4133日経過)
読んだ本
330冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
88135ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
56件(投稿率17.0%)
本棚
0棚
現住所
東京都
自己紹介

読書と紅茶があれば幸せ

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