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2024年10月の読書メーターまとめ

春色
読んだ本
3
読んだページ
751ページ
感想・レビュー
2
ナイス
14ナイス

2024年10月に読んだ本
3

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

春色
前半の、今ではよく知られた言語に関するトピック(虹の色は何色?、フランス語では蝶も蛾もパピヨン、オレンジ色の猫は何色?など)は読みやすくて面白いです。後半では漢字の価値を再認識。日本語には①音韻(素)数の少なさ(だから同音異義語が多くなってしまう)と②単語の意味の抽象性の高さという弱点がありますが、それらを補っているのが漢字であり、また漢字を用いることで門外漢であっても専門的・学術的な語彙の意味の推測ができるのです。日本語独自の漢字システムを誇らしく思います。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
2

春色
数学者である藤原正彦先生のエッセイ。『若き数学者のアメリカ』ではまだ若く独身であった著者が『遥かなるケンブリッジ』では結婚され、奥様と3人の息子と渡英してから1年間の様子を綴っている。藤原正彦先生の気取らず肩肘張らない、人間味溢れる文章がとてもよい。オックスブリッジ独特の雰囲気や習慣も興味深かったが、小気味良い文章がやはり魅力。
が「ナイス!」と言っています。
春色
前半の、今ではよく知られた言語に関するトピック(虹の色は何色?、フランス語では蝶も蛾もパピヨン、オレンジ色の猫は何色?など)は読みやすくて面白いです。後半では漢字の価値を再認識。日本語には①音韻(素)数の少なさ(だから同音異義語が多くなってしまう)と②単語の意味の抽象性の高さという弱点がありますが、それらを補っているのが漢字であり、また漢字を用いることで門外漢であっても専門的・学術的な語彙の意味の推測ができるのです。日本語独自の漢字システムを誇らしく思います。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/03/22(3901日経過)
記録初日
2014/03/23(3900日経過)
読んだ本
304冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
83028ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
223件(投稿率73.4%)
本棚
0棚
性別
職業
教員
自己紹介

英語教師。地元広島を去り、この春から新天地へ。
英語も日本語も、やっぱり「言葉」っていいですね。日本語での読書も大切にしたいなと思い、日々ページをめくる時間を楽しんでいます。
小説を読む時間が何よりの幸せです。知的好奇心に任せ、興味のある分野の新書も読みます。「鉄道員」から浅田次郎さんの人物の描き方に奥深さを感じ、続いて読んだ長編「シェエラザード上・下」ですっかりお気に入りの作家さんになりました^^また、江國香織さんや小川糸さんの作品も好きです。

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