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2024年10月の読書メーターまとめ

おぎぎ
読んだ本
3
読んだページ
1521ページ
感想・レビュー
3
ナイス
51ナイス

2024年10月に読んだ本
3

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • Myrte

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

おぎぎ
確か20年以上前に挫折した本書。前半はやはり京極堂のうんちくがそれはそれは長く、うんちくの内容はなるほど面白いが若い時なら挫折するなーと納得。後半は怒濤の面白さで一気に読了。しかもうんちくが効いている。民俗社会にはルールがあり呪術は相互の契約上で成り立つコミュニケーションであり救済処置もある。それが都会に持ち込まれた瞬間にただの誹謗中書という機能しかもたないというのが面白かった。呪いに限らず伝統的に形成されたもの全てに言えることなのかと思い至った。ただ主人公?の関口が最後まで好きになれなかった(笑)
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

おぎぎ
先史時代に引き裂かれた男女が子孫の果てしない旅の先に現代のアメリカで結ばれるロマンチックな話。女はアメリカ大陸に渡り後のインディアンの祖先に。男は女を追い想い半ばで太平洋の島に漂着した後のポリネシア人の祖先。(になるのかな?)野性的で荒々しい筆至。デビュー作とは知らなかった。つっこみ処があったのかどうかも分からないほど一気に読まされてしまった。こういう話も大好き。ファンタジー要素はフローラの肩に出現した鹿の痣くらいかしら?主役よりもタイラーがとにかく一番かっこいい。
が「ナイス!」と言っています。
おぎぎ
確か20年以上前に挫折した本書。前半はやはり京極堂のうんちくがそれはそれは長く、うんちくの内容はなるほど面白いが若い時なら挫折するなーと納得。後半は怒濤の面白さで一気に読了。しかもうんちくが効いている。民俗社会にはルールがあり呪術は相互の契約上で成り立つコミュニケーションであり救済処置もある。それが都会に持ち込まれた瞬間にただの誹謗中書という機能しかもたないというのが面白かった。呪いに限らず伝統的に形成されたもの全てに言えることなのかと思い至った。ただ主人公?の関口が最後まで好きになれなかった(笑)
が「ナイス!」と言っています。
おぎぎ
ネタバレ硬派な時代小説。石見銀山で働く人々のお話。銀山で堀子と呼ばれる仕事に就く者達は40歳までは生きられない。皆、気絶えと呼ばれる病を患い亡くなってしまう。その中で大いに飲んで食べ笑い人を想い日々を謳歌する人々の姿が美しい。江戸からある密命を受けてやってきた金吾の視点で物語は進むが主役はあくまで銀山をとりまく市井の人々が主役といった印象。今まで死んでいった者達も皆山で今も元気に働いていると思ってくれよ、死期が迫った与平次の言葉が印象的。良書。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/03/27(3897日経過)
記録初日
2014/03/20(3904日経過)
読んだ本
269冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
97373ページ(1日平均24ページ)
感想・レビュー
203件(投稿率75.5%)
本棚
0棚
性別
年齢
40歳
血液型
A型
現住所
岐阜県
自己紹介

時間があるときにゆっくりペースで読んでいますが、気持ちはもっと読書量を増やしたい。

自分が絵を書くという事と仕事柄で本の装丁は中身と合わせてしっかり見てしまうので装丁も読書の楽しみの一つです。
最近娘と児童書のコーナーへ訪れる機会が増えて、この子にはまだ見ぬ無限の読書の楽しみがあるのか…とうらやましく思う一方で子供心で児童書を読めなくなって久しい自分を恨めしく思う日々です。

良いなあと思ったレビューに勝手にナイスしたり、お気に入り登録したりしています。ご容赦くださいませ。

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