伊坂幸太郎節って感じの不思議な設定の小説。誕生日に二時間ごとに入れ替わって瞬間移動する双子の話。ずっと積んでいたけどようやく読めました。最後の方はハラハラドキドキしながらページをめくる手が止まらず、少し切なさを残すビターエンドでとても面白かったです。

再読。解説はいらないかなと思った。星新一の小説の面白さを論理的に解説しようとしたら途端にそれはつまらなくなる気がする。

童話・児童文学にあたるのだろうか、戯曲は初めて読んだのですが、教訓の多い物語でした。・「不幸」たちは「幸福」の花園のすぐ隣に住んでいる・青い鳥（幸福）なんてこの世にいないか、もしいたとしても、かごに入れると色が変わってしまうと考える他ない・「ぼくもっと青いものも見たんだよ、でもほんとに青いのはね、どんなにしてもつかまらないんだよ」　結局長い旅を経て青い鳥はチルチルとミチルのすぐ傍にいたけど「幸福」について考えさせられるいい物語でした。

タイトル見ただけだともうちょっと普遍的なアイデンティティについての内容だと思ってたのですが宗教や人種に突っ込んだちょっととっつきにくい内容だったので途中でリタイア。もうちょっと読めば何か違ったのかもしれないのですが、宗教に興味がなさすぎるのであまり合わなかった。

最初から最後まで、解説までちゃんと読んだけどこの小説の何が優れているのかちっともわからなかった。だらだらと無駄に長くて、表現力の高さは認めるけど、物語としては非常に退屈。ただのロリコンの変態の独白をだらだら読まされたという感想しか出てこない。つまらなかった。

伊坂幸太郎節って感じの不思議な設定の小説。誕生日に二時間ごとに入れ替わって瞬間移動する双子の話。ずっと積んでいたけどようやく読めました。最後の方はハラハラドキドキしながらページをめくる手が止まらず、少し切なさを残すビターエンドでとても面白かったです。

明治の時代に書かれた本とはいえ、現代でも通じるところが多く学びの多い一冊でした。解説で斎藤孝さんが言ってるように無駄に難解な言いまわしをせずに誰にでもわかりやすく書いていることから、本当に頭のいい人が書いたものだとわかり、現代の池上彰さんを思い出しました。

設定が骨太のＳＦなので忘れてるところが多く、1巻から読み返してようやく最終巻を読み終えました。全体通した感想としては「本当に女の最終的な幸せって出産なんだろうか…？」と個人的な価値観としては疑問に思いました。女同士で子を成そうというSFならではの発想だとしてもそこまでどうしても子供を作りたい理由があまり理解できず感情移入ができませんでした。二人で幸せに暮らすという選択肢はなかったのだろうか？