読書メーター KADOKAWA Group

2023年10月の読書メーターまとめ

KAKO
読んだ本
10
読んだページ
2731ページ
感想・レビュー
8
ナイス
137ナイス

2023年10月に読んだ本
10

2023年10月のお気に入り登録
2

  • ako
  • 皿倉山

2023年10月のお気に入られ登録
2

  • ako
  • 皿倉山

2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

KAKO
「夏への扉」を再読したら、こちらも是非再読せねば…という気になり、30年ぶりに読んだ。俊夫のタイムトラベルした先に、カシラ一家が居て本当に良かったなあ。オヤブンの描写が可愛らしくて、大のお気に入りだった。この物語は、タイムトラベルそのものの行方を追うストーリー展開と、丹念な調査に基づいた昭和時代の、まるでその中にいたかのような細やかな描写を味わえるという二段重ねの面白さが経験できる。伏線回収などは、今読むと未完成な部分もあるし、啓子の出生の秘密は忘れていてびっくり。流石にこれは…と思う真相も含めてお薦め。
九瀬樹
2023/10/04 18:08

KAKOさん、わたしの感想にコメントありがとうございました。「夏への扉」!なるほどと思いました。また、読み直したいと思います。

が「ナイス!」と言っています。

2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

KAKO

ちょっとしたマイSFブームが楽しかった。9月はコマツシンヤ本を探して購入。相変わらず伊藤理佐も外れなしで面白い。だいぶ貯まっているので、読むのが楽しみ。 2023年9月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:1903ページ ナイス数:108ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/456192/summary/monthly/2023/9

KAKO
2023/10/16 18:59

るいさん、コメントありがとうございます。伊藤理佐さん、おっもしろ~い!下ネタにドッキリすることもありますが、日常の切り取り方、心の複雑さの表し方に、面白さを取り越して感心すらしています。最近読んだのは、「おかあさんの扉」「女のはしょり道」の最新刊、今は「おいピータン!」の9巻を読んでいる最中です。朝日新聞の連載も楽しみに読んでいますよ。

るい
2023/10/16 19:11

図書館でもっと探してみます。💖

が「ナイス!」と言っています。

2023年10月の感想・レビュー一覧
8

KAKO
なんだかんだで群ようこさんの作品はよく読んでいる。今回は、本の読む・書く、特に「書く」に纏わるあれこれで、興味深く読んだ。「書くより読む方が好き」らしいが、やはりネタの拾い方、対象におもねらないズバズバした書きぶりは、面白かった。昔に比べて、やっぱりちょっと過激な書き方は丸くなった。処女作?「びじょの血しぼり」笑った~。ミステリに目覚めた頃、短いトリッククイズみたいなものを書いて、友達に見せたことを思い出した。仕事の仕方、関わる人に迷惑のかからないようにという姿勢を最初から貫いているところはいいな。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
とっても好きなシリーズ。強くん、博士くん、知世ちゃんの3人、可愛い!でもなかなか侮れない3人。何故かショックだったのは、最後の作者へのインタビュー。知世ちゃんは、大人になれなさそう。「あの子はあれで完成形」なのだそうだ。お父さんが愛したお母さんみたいな美女になるのでは…(外見は…性格はだいぶ違いそうだが)と思っていたのに、なんだかプツンと将来が閉ざされたような気がしてしまった。こんなに感性豊かで、かつ子供らしい、子供として完成形の知世ちゃんが、何を考え、感じて、どう成長していくのかも見てみたい気もする。
KAKO
2023/10/29 21:45

2023年7月30日発行です。ココハナ2021年12月号~2022年11月号までに掲載されたお話です。短編とインタビューは2022年5月号掲載と記載されていますよ。

みのにゃー
2023/10/30 20:55

ありがとうございます!探してみます。

が「ナイス!」と言っています。
KAKO
う~ん、クリスティにしては、ストーリーがあちこちとっちらかっている印象が否めない。解説まで間違えている(2004年初版)。ヴィクトリアが一目惚れしてバグダッドまで追いかけていったのは、クロスビー大尉でなくエドワード。そして、このヴィクトリアが、たぶん読者受けしない、自分の都合で嘘をつくいい加減な人物。こんなに経歴詐称して、よくこれまで無事でいられたものだ。ただ、その抜群の行動力と、なんとかなるさという楽観的性格だけはいい。ミステリアスなアンナ・シェーレの方を主人公にしたら、もっと面白かったのではと思う。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
バルサにまた会えた。十六歳の、ジグロとサダン・タラムの護衛をしていた頃、そして、それから20年が経ち、図らずも再度サダン・タラムの護衛をすることになった今…アクションシーンは少ないが、人と人との関わり、誰かを想うこと、守ること、ストーリーの外に作者のメッセージを強く感じる。厳しいの一言では言い表せない人生を送ってきたバルサに、タンダというパートナーのあたたかさがほんとうに嬉しい。サダン・タラムの歌声、流水琴シャタの調べを聴いてみたいなあ。
るい
2024/02/05 16:17

KAKOさん、共読嬉しいです😊。読み友さんの2020年頃のご紹介でやっと今読めました。読んで良かった。色々なことが頭をよぎって言葉にならないです。💕

が「ナイス!」と言っています。
KAKO
初めて読んだ萩原朔太郎の詩集。「月に吠える」という書名はとても有名だが、なんとなく中島敦の「山月記」をイメージしていたところ、出てくるワードが病気、犬、月、くらい、ぼんやり、くさる、虫けら、卵、畸形、春に至っては「なまぐさい」春…不快で不穏な言葉を選択する作者の心情に驚いた。だが、湿っぽさはなく乾いた印象で、惹きつけられてしまう。室生犀星、挿絵の田中恭吉との魂の交流も詳しく書かれていて、一冊の本を出すことにかける詩人の思いを感じた。発禁の理由になり最初削除された二作については、当時はそうなんだという感じ。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
デビュー作「招魂祭一景」実質上の処女作「十六歳の日記」を含む川端康成の短編集。よく知らなかったが、幼い頃に両親を亡くし、優しかった祖母も亡くなった後、寝たきりになった祖父と二人暮らしという生活が「十六歳の日記」にも書かれていて、満たされない心が「孤児根性」になり、「伊豆の踊子」にも出てくる。「伊豆の踊子」は他の作品に比べるとわかりやすく、可愛らしく、さわやかだ。踊り子の無邪気さに癒やされる。湯のシーンはあまりにも無邪気で驚いたが。
みのにゃー
2023/10/09 08:27

軽い言葉に聞こえてしまいますが、ヤングケアラーの元祖ともいえそうですね。

KAKO
2023/10/09 09:59

みのにゃーさん、こんにちは。ほんとうにそうですよね。手伝いに来てくれる人はいたようですが、今のように行政の支援も整わず、大変だったろうなと思います。

が「ナイス!」と言っています。
KAKO
「ミステリと言う勿れ」映画館で観てきました。整くんと野田さんが会話したら、すごく面白いんじゃないかな~と一人で妄想してました。
みのにゃー
2023/10/05 08:10

面白そう~

が「ナイス!」と言っています。
KAKO
「夏への扉」を再読したら、こちらも是非再読せねば…という気になり、30年ぶりに読んだ。俊夫のタイムトラベルした先に、カシラ一家が居て本当に良かったなあ。オヤブンの描写が可愛らしくて、大のお気に入りだった。この物語は、タイムトラベルそのものの行方を追うストーリー展開と、丹念な調査に基づいた昭和時代の、まるでその中にいたかのような細やかな描写を味わえるという二段重ねの面白さが経験できる。伏線回収などは、今読むと未完成な部分もあるし、啓子の出生の秘密は忘れていてびっくり。流石にこれは…と思う真相も含めてお薦め。
九瀬樹
2023/10/04 18:08

KAKOさん、わたしの感想にコメントありがとうございました。「夏への扉」!なるほどと思いました。また、読み直したいと思います。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/04/27(3816日経過)
記録初日
2013/12/28(3936日経過)
読んだ本
632冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
153637ページ(1日平均39ページ)
感想・レビュー
579件(投稿率91.6%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

 子供の頃から本が大好き。幼年童話から始まって、子供用の「世界の名作全集」が読書歴のスタート。その後少女マンガに目覚め、並行して少年探偵団、ホームズ、ルパンとお定まりのミステリーコースに乗って、一番好きなジャンルになっています。今はクリスティー文庫全巻読破中です。全部集めたのですが、80冊ほど読んで失速中。しかも、その間に読んだ内容を忘れて二度手間という状況です。

 小学生のとき、一番嬉しかった誕生日プレゼントはその月の「りぼん」と「なかよし」を両方買ってもらったこと。
 中学時代にNHKの少年ドラマシリーズに心つかまれ、SFジュブナイル、星新一…とSFにも足を伸ばしました。その後エッセイ、ノンフィクションなど、時代小説とハードボイルド以外はいろいろ読んできました。

 本を通して二人のANNEを知り、アン・シャーリー、アンネ・フランクの二人はそれからずっと心の友、読書歴の中でも、特別の椅子にすわっています。  疲れたときはコミックに癒やされ、体力のあるときにはがっつり活字を読んでいます。最近は、知っているだけで読んでいなかった近代文学もぼちぼち…。

 それまでノートに手書きだった「読後感」、便利な記録のつもりでこちらに登録しましたが、読み友さんとの交流の楽しさに目覚めた今日この頃です。読書傾向の似ている方も、全く違う方とも、交流できたらと思います。本好き同士、よろしくお願いします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう