読書メーター KADOKAWA Group

2023年11月の読書メーターまとめ

KAKO
読んだ本
10
読んだページ
2056ページ
感想・レビュー
9
ナイス
137ナイス

2023年11月に読んだ本
10

2023年11月のお気に入られ登録
1

  • ジェンダー

2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

KAKO
最後のどんでん返し、なるほど!途中で起こった疑惑にまんまと乗せられていたので、それも一気に解決して、最後は良かった。でも、そこに至るまでは、終始、現場を見ているカメラのこちら側にいたので、はらはらどきどきはあまり感じず。タイムリミット迫る中の現場の緊迫感は味わえなかった。時間ないのに、休憩の描写とか入っていて、サスペンスは途切れがちに感じた。かといって、危機迫る中川博美側からは、物語の構成上描けない…暴露系ユーチューバーへの腹立たしさが一番テンションが上がった。ドローンの可能性については勉強になった。
が「ナイス!」と言っています。

2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

KAKO

「野田ともうします。」とても好みで、紙の本で続きを探しているが、定価よりもかなり高いのが何か気にくわない…でもやっぱり電子書籍より紙派です。 2023年10月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2731ページ ナイス数:137ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/456192/summary/monthly/2023/10

が「ナイス!」と言っています。

2023年11月の感想・レビュー一覧
9

KAKO
ツユクサナツコの一生でも思ったことだが、ミリさんの作品は、ますます深くなっている気がする。何気なくかかれている日常から、読み手は自然に深く考えさせられてしまう。絵はとてもシンプルなんだけど、内容が深い。設定の何気なさにもう一枚加わってきたのが、最近の作品かな。たった五つの言葉だけで会話ができるのが、まず凄い。そして、押しつけでなく、自然に自省させられてしまうところがミリさんならでは。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
「シャルトル家 家族の肖像」とともに、全巻再読。「マダム・ジョーカー」の海外版と言ったらいいか。家族一人一人に城を持ち、あまりにお金持ち過ぎて、ぶっ飛んだセレブの日々。しかもシャルトル家には、天才、エスパー、怪盗といろいろ常人ではない超美形のゴージャスな人々が集っている。それだけで十分楽しめる。その中で「普通の家庭に生まれていたら、郵便局かなんかで定年まで実直に勤め上げそう」なラウールが一番常人に近いかも。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
持っている表紙はクリスティー文庫創刊時のもの。「完全攻略」で★5つの評価、クリスティー本人の選ぶベスト10にも入っている。全体の4分の3は事件も起こらず、そんなに評価高い?と思うほどにどちらかと言えば退屈。マイクの一人称の文に時々違和感を覚え、訳が悪いのか、それとも…やっぱりこれは名訳だった。あの有名作品に似ているが、もう一段階ありで、もっと闇が深い。こんな結末だったとは。母親やサントニックスの言葉、エリーの「あなたは、まるで愛しているみたいに見てる」という言葉、見事な伏線。前半我慢で最後は衝撃。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
日本文学史に出てくる「すみだ川」、タイトルだけでは内容は想像つかなかったが、明治のすみだ川界隈の人々の暮らし、自然、風景描写の美しさと、長吉の成就しない恋、将来に対する母との食い違いへの悲観が読める。長吉の思い、育てた母お豊の思い、説得を任された伯父蘿月の立場は、自分の思うままに生きたい息子と、行く末を案じ気をもむ母親の、現代にも通じる人間模様だと思った。自暴自棄の心境になり出水の中を歩き回った挙げ句、腸チフスに罹患した長吉だが、その思いを知って、なんとしても味方になると決意した伯父蘿月が力強かった。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
最後のどんでん返し、なるほど!途中で起こった疑惑にまんまと乗せられていたので、それも一気に解決して、最後は良かった。でも、そこに至るまでは、終始、現場を見ているカメラのこちら側にいたので、はらはらどきどきはあまり感じず。タイムリミット迫る中の現場の緊迫感は味わえなかった。時間ないのに、休憩の描写とか入っていて、サスペンスは途切れがちに感じた。かといって、危機迫る中川博美側からは、物語の構成上描けない…暴露系ユーチューバーへの腹立たしさが一番テンションが上がった。ドローンの可能性については勉強になった。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
ああ、いい最終巻だった。まさに大団円。清々しい。何度も壊れそうになった伯の成長に拍手だ。壬生、心のコンビともお別れだなあ、楽しかったのに~。それにしても、心ちゃん、いい娘だなあ。嫌みでないまっすぐさを持つ、爽やかな主人公。出版業界全般のあれこれも詳しく取り上げてくれて面白く、登場人物みんなに、ガンバレと応援したくなる物語だった。松田先生、実在しているようなキャラクター達、素晴らしかったです。長い間お疲れ様でした。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
何かが足りない漫画に何を加えたらいいのか、人気漫画の世界配信、読者のため、世界中の人に喜んでもらえるために、また出版社のために、どうしたらいいのか、一生懸命考える心ちゃんの仕事に対する真摯な姿勢に胸打たれる。そして、心ちゃん、どんどん「できる編集者」になっていく。アユちゃんのストーカー?どう解決するのかな。伯、いい編集者、心配してくれる仕事仲間に恵まれて、良かったな。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
群さんがこれまで書いてきた歴史のエッセイを読んで、処女作を再読。若いなあ。バリバリに熱く、筆が突っ走っている。言葉遣いが荒くてパワフルなところも多く、若さゆえ。文庫版あとがきで「恥ずかし~い!恥ずかし~い!」と叫ばれているのもわかる。でも、そこが面白かったんだよね。読んだ自分も若かったってこと。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
ミリ作品で「衝撃」を受けるなんて思ってなかった。いつも自分の身近なところから、いろいろな感情を掬い上げて、淡々と言葉にしてくれる感じがしていたので、とにかく驚いた、そして、泣けた。あ~だから、このタイトルだったんだ…読み流していた。最初の写真は青い空と胡桃の家なのかな。「生きる」ということを淡々と考えさせてくれるミリさんの物凄さを感じた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/04/27(3726日経過)
記録初日
2013/12/28(3846日経過)
読んだ本
591冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
142216ページ(1日平均36ページ)
感想・レビュー
538件(投稿率91.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

 子供の頃から本が大好き。幼年童話から始まって、子供用の「世界の名作全集」が読書歴のスタート。その後少女マンガに目覚め、並行して少年探偵団、ホームズ、ルパンとお定まりのミステリーコースに乗って、一番好きなジャンルになっています。今はクリスティー文庫全巻読破中です。全部集めたのですが、80冊ほど読んで失速中。しかも、その間に読んだ内容を忘れて二度手間という状況です。

 小学生のとき、一番嬉しかった誕生日プレゼントはその月の「りぼん」と「なかよし」を両方買ってもらったこと。
 中学時代にNHKの少年ドラマシリーズに心つかまれ、SFジュブナイル、星新一…とSFにも足を伸ばしました。その後エッセイ、ノンフィクションなど、時代小説とハードボイルド以外はいろいろ読んできました。

 本を通して二人のANNEを知り、アン・シャーリー、アンネ・フランクの二人はそれからずっと心の友、読書歴の中でも、特別の椅子にすわっています。  疲れたときはコミックに癒やされ、体力のあるときにはがっつり活字を読んでいます。最近は、知っているだけで読んでいなかった近代文学もぼちぼち…。

 それまでノートに手書きだった「読後感」、便利な記録のつもりでこちらに登録しましたが、読み友さんとの交流の楽しさに目覚めた今日この頃です。読書傾向の似ている方も、全く違う方とも、交流できたらと思います。本好き同士、よろしくお願いします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう