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2024年9月の読書メーターまとめ

桜絵
読んだ本
14
読んだページ
3721ページ
感想・レビュー
14
ナイス
123ナイス

2024年9月に読んだ本
14

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

桜絵
『汝、星のごとく』の続編。北原先生の過去と、あれから10年後の編集者二人の話、未来の暁海とその周りの話の三本。 命を燃やして生きたのは青埜櫂だけではなく。それぞれがそれぞれ、不完全な形のままで誰かをはたまた何かを愛し、懸命に生きている。群像劇だが、それぞれに心を寄せてしまう。 なんとも言葉にしづらいけど、読んでよかったと思える本だった。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

桜絵

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:772ページ ナイス数:53ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/461958/summary/monthly/2024/8 8月とても忙しかったのです 9月はもっと読めるといいですなあ

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2024年9月の感想・レビュー一覧
14

桜絵
9月の締めに。月あかりだけではないアトリーの童話集。 アトリーはたくさん童話を書いているけど、とりわけ自然の描写が美しい。晩夏の日本で、クリスマスのイギリスにも行けるし、月世界にも行けるし、春を逃がしにも行ける。本当に子どもたちと自然の中や人々、家族の間を歩いているような短編集だった。 続から読んでいる。これの前作も読みたい。
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桜絵
スイーツミステリー短編集5篇!和菓子のアン以外は初読でした。 和菓子にチョコレート、西洋菓子にアフタヌーンティー、プリン。どれもこれも味わいが違うミステリーで、すべてシリーズ化してるのかな?どれも他の話も読みたくなるものばかりだった。小さくてもお菓子を口にしながら読みたくなるものばかり。β-エンドルフィン出ました。
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桜絵
タイトルに惹かれて読んでみたけど、書いてあることの半分もよく分からなかった。まだアディクトの経験がほとんどないからだろう。と思って本を閉じる直前のあとがきで、突然作者から話しかけられたかと思った。そうか、私だってエネルギーを体内に溜めすぎてどうしていいか分からなくなり暴力性を自他に向けてしまう可能性はあるのか、と。 ところどころ分かるなと思う時もあるけど、もう少し歳を重ねて、いろんな人と話して経験した後にまた読むと、少し感想が変わるのだろうか。どうだろう?
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桜絵
この季節は雨月物語読みたいよねということで、現代語訳されているこちらを。 図鑑くらい大きい本で、ところどころ写真や絵が入っているので、ビジュアル的にも楽しい。現代語訳も読みやすくて、するする入った。怖さの奥にえろさや切なさがひたひたと漂っているような物語集である。 春雨物語も2話入っている。こちらも怪談だが、雨月物語とは少し趣が違うような気がする。
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桜絵
六人のホラー作家によるアンソロジー。珠玉〜! 宮部さん:夏休みのノスタルジーが味わえる。そういうこともあるかも。新名さん:一発でエピローグまでいった!その後すべて読んで絶句。芦花さん:カルト的ホラー。知らずに人から外れているような。内藤さん:こちらもだんだん人間でなくなる。忌まわしき家ホラー。三津田さん:近代文学的。前半いったかな?小池さん:ファンタジーっぽい。結末の割に後味が悪くないのは文体の美しさからだろうか。 どれも味わいが違って楽しかった!怖かった!
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桜絵
室町時代の禅僧・一休宗純の一代記。 アニメなどでお馴染み一休さんのモデルだが、その生涯は波乱に満ちている。破戒や風狂なのはうっすら知っていたが、このような人生だったとは(もちろんフィクションである)。戦や飢饉、流行病に喘ぐ衆生がいる中で、禅とは常に疑団を向けられるべき。禅に傾倒することは、常に己と世界と向き合うこと。一休は世間の乱れを糺すことはできない一介の僧だったかもしれないが、すべての人の人生や狂気に意味はある、のかも。
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桜絵
私にとっては絵本作家のイメージが大きい佐々木マキさん。かつては漫画家もされていたのか。絵本にもところどころ見えるナンセンスの片鱗が、漫画ではよく分かる。かなり実験的な人だと思った。 絵を自在に操り、ポップにも見えるがなんでも描けるな、という印象。絵本はかわいいのが多いが、本当になんでもいけるんだろうな。
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桜絵
毎年楽しみにしている新作短篇アンソロジー。2023年に書かれた作品。 確かに何が善で何が悪か混在する世の中、実際に会って話せる人こそ信用できるのかもしれない。ファンタジーあり、ミステリーあり、群像劇や純文学ありで、11作すべて違う味わいで楽しめた。今回は特にどれが好き!というわけではなくどれもよかった。 ところで結局、猪田って誰?
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桜絵
初読み作家さん。小さい……手のひらサイズ本。 五人の大学生の独白で物語は進む。途中で文字の色が変わってるなと思ったけど、なるほどそういうことか……。 いやはや怖かったです。昼間に読んでよかった。
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桜絵
『汝、星のごとく』の続編。北原先生の過去と、あれから10年後の編集者二人の話、未来の暁海とその周りの話の三本。 命を燃やして生きたのは青埜櫂だけではなく。それぞれがそれぞれ、不完全な形のままで誰かをはたまた何かを愛し、懸命に生きている。群像劇だが、それぞれに心を寄せてしまう。 なんとも言葉にしづらいけど、読んでよかったと思える本だった。
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桜絵
暮しの手帖で連載されているコーナーを1冊にまとめた本。雑誌や書籍、テレビやラジオ、ツイッターやブログなどから取った一言から、武田さん本人が思考を広げていく。 武田さんの本は初めて読んだが、なんだか随分ひねくれている人だと思った。添えられるコメントの半分以上がなんだか否定的で、筆者自体がどの立ち位置からその言葉を聞いているのだと思う。ただ、言葉を諾々と受け取るだけというのも、なんの問題解決にもならないし、筆者はそうありたくはないのだろうことも分かる。要はそれぞれで考えるべきなのだ。それが分かる機会だった。
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桜絵
西播というのは、兵庫県南西部にある旧播磨国の西部を指す。作者の春名忠成氏は現在の佐用町の商人で、様々な噂などを蒐集していた。西播怪談実記は8巻にも及ぶ怪談集で、本書はその現代語訳と解説からなる。 西播は姫路以外全体的に田舎なので、やはり動物霊や自然現象の話が多い。思わず怖いと思うものから、それって怪談?と思うものまで幅広い。地名や人名が具体的に出てくるのは、解説通り春名氏が研究者だったという面が大きいと思う。
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桜絵
ロシア文学翻訳家の姉:奈倉有里さんと小説家:逢坂冬馬さんは三歳違いの実の姉弟だった!それぞれの視点から、家族のことや小説のこと、ロシアや戦争のことを語りつくす。 私が共感できる部分もあれば耳が痛い部分もある。小説の面白さや、今の報道のやりかたや市民の政治関心についてのありかたなどなど。読んでいてドキリとすることを二人から次々提唱されていく。 この本を読んで、逢坂さんが言うように少しは何かが残った、と思う。
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桜絵
六人の作家による新作ホラー短篇オムニバス! 澤村さん:ルポ風で面白い。どうなるのかドキドキ。阿泉さん:主人公が男だと思ってた。ぐ、グロ…。鈴木さん:最近リングを読んだので臨場感が!本当なのか嘘なのか見たいな話。原さん:潜在意識とホラーの相性っていいと思うんです。ありそう。。一穂さん:初のホラー作品だそう!怖かったです。小野さん:あのシリーズか!嬉しい!怖いけど少し人々の関わりが優しかったり。 良質アンソロジーだった!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/05/15(3847日経過)
記録初日
2014/05/11(3851日経過)
読んだ本
777冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
239238ページ(1日平均62ページ)
感想・レビュー
774件(投稿率99.6%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

桜絵です。小さい頃から本は好きです。
ミステリーが好きですが、最近ホラーやファンタジーにもよく走るようになりました。文学作品にもどんどん挑戦したい。
最近ペースが遅くなってきているのがひそかな悩み。




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