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2025年1月の読書メーターまとめ

朝乃湿原
読んだ本
2
読んだページ
848ページ
感想・レビュー
2
ナイス
177ナイス

2025年1月に読んだ本
2

2025年1月のお気に入り登録
2

  • 新田新一
  • 戸部アンソン

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • 新田新一
  • 戸部アンソン

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

朝乃湿原
思った以上に読みやすい書籍であった。「禅」とは何かという題名であるが、まずは仏教とは何であるかの内容が記される。色々な記載の中で、特に印象深かったのは、P29「如来の人格の力というものが、すなわち宗教の背景をなすものである。仏教というものを信ずる上においては釈迦の人格を離れておったならば駄目である。これをいかにしてもその中心に置かなければならぬ」という一文であり、各経文の内容に矛盾があるものの、どうしても信じなければならない威厳のようなものが如来の人格に表れているという。この背景を知れただけでも今回の読書
イプシロン
2025/01/20 16:05

誰にでも通用するような中小観念的な説き方になるゆえ、両者とも注意が必要ということかと。何でもかんでも相対性理論で説明できるわけじゃないのに、それしか見ないで「これが正しい」というような態度に落ち込まないようにしたいものですよね。

朝乃湿原
2025/01/20 21:12

イプシロンさん、コメントありがとうございます。大乗仏教の書籍を今後読もうと思っていますので、重要なコメントありがとうございます。「矛盾する部分を無理やり普遍化したり単純化する傾向がある」とのことを意識していきたいと思います。また仏教通史も現在読んでいますが、全体から見る視点も忘れないようにしていきます。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

朝乃湿原

『実理』の序論でまず躓いている。「理性の実践的な使用において理性がかかわるのは、意志を規定とする根拠だけである」という説明は理解できる。しかし「意欲が問われるかぎり、理性は客観的な実在性を備えているから」との説明はいまいちよくわからない。意志は目的を持ち、目的は経験的なものであるから、客観的な実在性をもたないのではないかと思うのだが、この突然表れた「意欲」とは何なのだろう?この後に続く純粋実践理性の原理論を読んでから漸くわかるのだろうか。

イプシロン
2025/01/24 15:58

ということですね。ところが悲しいかな、現代は短文文化が加速し、またSNSによる爆発的な情報量により、どんどん言葉の通じない人、ちゃんと説明しても理解できない人が増えてるんです。コロナ禍の影響もあって、小学生中学生もそういう子が増えてるそうです。でもってそういう人が増えた社会がどうなるかは、もはやここで言うまでもないですよね。ともあれ「とりあえず通読することを第一目標」はいいことだと思います😊 でも湿原さん、欲張りさんだからなぁ〜(笑)

朝乃湿原
2025/01/24 16:00

イプシロンさん、どうやらパンドラの箱を開けてしまったみたいですね💦未だ解決していない問題だとは思いませんでした。ただ文意については理解が深まったので、これ以上深追いしないようにしておきます。欲張りを抑えて、通読いたします笑

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
2

朝乃湿原
思った以上に読みやすい書籍であった。「禅」とは何かという題名であるが、まずは仏教とは何であるかの内容が記される。色々な記載の中で、特に印象深かったのは、P29「如来の人格の力というものが、すなわち宗教の背景をなすものである。仏教というものを信ずる上においては釈迦の人格を離れておったならば駄目である。これをいかにしてもその中心に置かなければならぬ」という一文であり、各経文の内容に矛盾があるものの、どうしても信じなければならない威厳のようなものが如来の人格に表れているという。この背景を知れただけでも今回の読書
イプシロン
2025/01/20 16:05

誰にでも通用するような中小観念的な説き方になるゆえ、両者とも注意が必要ということかと。何でもかんでも相対性理論で説明できるわけじゃないのに、それしか見ないで「これが正しい」というような態度に落ち込まないようにしたいものですよね。

朝乃湿原
2025/01/20 21:12

イプシロンさん、コメントありがとうございます。大乗仏教の書籍を今後読もうと思っていますので、重要なコメントありがとうございます。「矛盾する部分を無理やり普遍化したり単純化する傾向がある」とのことを意識していきたいと思います。また仏教通史も現在読んでいますが、全体から見る視点も忘れないようにしていきます。

が「ナイス!」と言っています。
朝乃湿原
『純粋理性批判』は2度目の通読である。石川訳本書下巻は題名の通り、理性批判が主な内容である。人間の理性は思っているほど優れた能力ではない。「最初は理性は、認識を経験のあらゆる限界のかなたへ拡張することを約束するかに見えた。が、われわれが理性を正しく理解すれば、それは統制的原理しか含んでいない。この原理はたしかに、経験的な知性使用が達しうるよりも大きな統一を要求する。しかしこの原理はまさに、知性使用が接近しようとする目標を遠くへずらすことによって、知性使用が体系的統一によって自己自身と脈絡をなすことを、最高
朝乃湿原
2025/01/18 16:11

イプシロンさん、コメントありがとうございます。「純粋理性の誤謬推理」から仏教の「諸法無我」の概念へ、そしてカントの仮言命法と定言命法からルソーの「社会契約論」への繋がりがとてもわかりやすく理解できました。どうしてもカントの「我思う故に我あり」に対する論駁が複雑でしたので、なかなかイメージできなかったのですが、我の無限後退はこちらもわかりやすくイメージできました。なるほど瞑想はこのような見ている自分と見られている自分の入れ替わりがわかるようになるのですね。体験して実際に感じてみたいと思います。

朝乃湿原
2025/01/18 16:13

まだ定言命法と仮言命法が曖昧なので、『実践理性批判』にて、また勉強したいと思ってます。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/05/21(3927日経過)
記録初日
2014/05/05(3943日経過)
読んだ本
366冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
117490ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
349件(投稿率95.4%)
本棚
18棚
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