やはりカントの言い回しというか表現内容は難解。要点は理解できるが、細部の文章まで理解するのは非常に困難である。結局、御子柴先生の解説本と並読する形になった。少しでも彼の理論を解釈していきたいのだが、その道は長く遠い。
人類文明が発祥してから、常に分業化・専門家は細かくなるばかりです。特に近代以降はそれが顕著で現代人はどうしても物をミクロで見る傾向が強い気がします。例えば、車のプロがいたとして、車についてはネジ一本まで何でも知ってる人がいる。でも、オイルやガソリンや道交法は何も知らないとしたら、危なっかしいことこの上ないですし、実用実践という意味は薄いということです(笑) 博物館を経営するならいいですがね😊 けど、オイルもガソリンも知らなきゃ動態保存さえ出来ないわけで。
イプシロンさん、丁寧なコメントありがとうございます。「1:1:1の関係を人間の意識思考は処理することが出来ないので、1:1の関係を作らざるを得ない」との説明は今まで考えてこなかったので、なるほどと思いました。確かにミクロに突き進むと全体が見えなくなることは納得しました。バランス(中庸?)が大事なのですね。集合論についても勉強してみたいと思います。色々貴重なご意見、ありがとうございます!
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