読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

しゅうこう
読んだ本
8
読んだページ
2258ページ
感想・レビュー
8
ナイス
104ナイス

2025年1月に読んだ本
8

2025年1月のお気に入り登録
1

  • ほんた

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しゅうこう
「多様性は条件付き」という自分の考えを作品を通して言語化してくれているようで非常に良かった。一種の宗教のように、はたまた枕詞のように使われ続ける「多様性」という言葉に違和感を感じている中で本書に出会えて良かった。遍く全てを包含している言葉に見えて、実は主語をとにかく大きくとって脳死でまとめたがる近年の傾向からなんら逸脱していない。「多様性」を使い始めてフラットになるどころか、寧ろ異常者(とみなされる人々)を吊し上げるきっかけを作ってしまったように思える。多様性の次は、どんな言葉が現実を隠してくれるのかな
しゅうこう
2025/01/15 07:07

表紙を飾る鴨は自然との調和の象徴。でもこれは水面に飛び込むでも、水中に深く潜るでもなくて、吊るされている(ように見える)。生きているかどうかもわからないこの鴨は、読む前後で見方が変わる。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

しゅうこう

先週初めて日展に行くことができたが、スケールの大きさに圧倒されっぱなしだった。特に日本画。審美眼がかなり鍛えられた気がする笑

先週初めて日展に行くことができたが、スケールの大きさに圧倒されっぱなしだった。特に日本画。審美眼がかなり鍛えられた気がする笑
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
8

しゅうこう
オムニバス形式だけど、登場人物によっては話が一瞬で完結したり、その逆もある。それが桐島という存在の与える影響度を表しているようで面白かった。一人の人間のアクションが周りに対してこんな形で波紋が広がるなんて、自分が高校生の時は思いもしなかったなぁ。それほどに高校生というのはセンシティブな時期なんだろうか。それにしても実果の話は重すぎる、、、
が「ナイス!」と言っています。
しゅうこう
何故か会社の組合から渡された本書。人生の各ステージで考えるべきお金の内容が記されていてわかりやすい。投資に纏わる内容までは流石に知っていることが多かった。だが遺産とか相続とかの話は自分の人生経験上まったく馴染みのない部分なので、そこは少々新しい発見があった気がする。これだけお金の不安を煽られたらみんな死にもの狂いで貯め込むのは当然だなと思う。最近はDIE WITH ZEROなんて叫ばれているけど、貯め込んだものを切り崩す恐怖も当然出てくるし、資産を使い切れずに死ぬ人が今後続出するのではないかと思う。
が「ナイス!」と言っています。
しゅうこう
半沢直樹を見た時の感じに似ている。みんないつも心のうちに秘めているけど、リアルだとなかなか言えないようなことを主人公が代弁してくれる。「できたら苦労しないよ」ということを主人公があっさりやってくれる。こういうスカッとジャパンのような小説があるのは救いだよなぁ。読者が非常に多いのは小説としての面白さもそうなんだけど、つまりはそういうことだよなって思ってしまう。
が「ナイス!」と言っています。
しゅうこう
「自分の保護色に自信があるのか、人が気づかずにすぐ近くまで近づいても逃げずに頑張っている」とか「警戒声を上げながら飛び立つので、そんなときは早くその場から離れよう」とか、明らかに自身がフィールドワークで手に入れたであろう知識がモリモリで楽しい。ユーモアあふれるメッセージが何気なく織り交ぜられているのは監修者のセンスだなぁ。最近ガッツリカメラを始めたのでこういう情報は助かる。シジュウカラの研究者として有名な鈴木先生も、こういう野鳥の持つ特徴の面白さに惹かれた原体験があってその道に進んだのかな。
が「ナイス!」と言っています。
しゅうこう
年始に下関の乃木神社に参拝したことがきっかけで興味を持ち、この本にたどり着いた。希典は著者にも無能の烙印を押される程の言われよう。でも読み進めると、そもそもあまり深く考えずに乃木に無茶振りした本部だってなかなかの無能じゃないか...?というのが率直な感想。どんなに周りから無能呼ばわりされようと最後まで明治帝に忠誠を誓った本人も凄い。が、ここまで殉死が伝説として残っている要因は、ひとえに希典と共に自死を選んだ静子の覚悟が大きいことが本書で明らかになった。辞世の句はいつまでも心に留めて置きたい程見事だった。
が「ナイス!」と言っています。
しゅうこう
「多様性は条件付き」という自分の考えを作品を通して言語化してくれているようで非常に良かった。一種の宗教のように、はたまた枕詞のように使われ続ける「多様性」という言葉に違和感を感じている中で本書に出会えて良かった。遍く全てを包含している言葉に見えて、実は主語をとにかく大きくとって脳死でまとめたがる近年の傾向からなんら逸脱していない。「多様性」を使い始めてフラットになるどころか、寧ろ異常者(とみなされる人々)を吊し上げるきっかけを作ってしまったように思える。多様性の次は、どんな言葉が現実を隠してくれるのかな
しゅうこう
2025/01/15 07:07

表紙を飾る鴨は自然との調和の象徴。でもこれは水面に飛び込むでも、水中に深く潜るでもなくて、吊るされている(ように見える)。生きているかどうかもわからないこの鴨は、読む前後で見方が変わる。

が「ナイス!」と言っています。
しゅうこう
読み始めてしばらくして「ウパニシャッド哲学ってなんだっけ」となったので、そもそもそこからのインプットが必要だなと思った。ガンディーがなぜヴァイシャのカースト所属にも関わらず短期間で民族運動の最高司令官になれたのかとか、塩の行進は何のために行われたかとか、昔伝記で読んだ知識をアップデートできてよかった。本文もそうだけど、後半のコラムが非常に有意義。あと、嗜欲(味覚)の抑制のパートは個人的にグサリと来た笑
が「ナイス!」と言っています。
しゅうこう
時代小説とミステリーの掛け算は、そういえば自分にとって初めてだなぁ。舞台はもちろんだけど、事件の証拠までも和に徹していて終始ミステリーとの組み合わせの違和感を感じさせなかった。結末も落語で言う人情噺のように思えて、時代小説としての魅力をさらに引き立てていて非常に良い
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/05/27(3920日経過)
記録初日
2014/05/16(3931日経過)
読んだ本
488冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
150096ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
408件(投稿率83.6%)
本棚
16棚
性別
血液型
A型
職業
技術系
現住所
大阪府
URL/ブログ
http://shushu730.hatenablog.com/
自己紹介

ジャンルは問わず雑食です。
音楽や美術が好きです。

読書にあまり関係ないことを呟くかも
知れませんが悪しからず。

感想に書ききれない部分は
別のリンクで綴っております。
ひとつよしなに。

http://shushu730.hatenablog.com/

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう