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2024年10月の読書メーターまとめ

MT
読んだ本
9
読んだページ
3099ページ
感想・レビュー
9
ナイス
14ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

MT
ネタバレ資産家で本の虫の稔を取り巻くお話。ドイツに住む写真家の雀、税理士で同級生の大竹、店子で同性愛夫婦のチカとさやか、元恋人の渚と娘の波十、元従業員の由麻と認知した息子の雷留…。登場人物は多いものの流れる空気感は緩やかなもので、現実の世界と彼らが読む本の世界が入れ替わり綴られるのが良かった。本読みながら本を読めるかんじでなんだかお得?な気がした笑 読書を中断する描写(といっていいのか?)が妙にリアルに感じられました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

MT
最初になかなか壮大な家系図が出てきて、それをおさらいしながら読み進みました。イギリスのある一族のお話。時代背景もそれぞれでイギリスらしい皮肉な口調が特徴的。主人公が受精した瞬間から物語スタートという斬新な出だし。比較的不幸せな一族だなという印象だったけど、どんな家族も物事を書き出したときに暗い面を中心に描くとこんな感じになるのかも。「清潔そのもの、包み紙から取り出したばかりの石鹸みたい」と「それでもとにかく将来はやってきて」という表現がとても好きでした。
が「ナイス!」と言っています。
MT
読んでて美味しい本でした。読みながらチキンスープを作りたくなり、季節的な兼ね合いもあり結局出来上がったのは白菜鍋でしたがおいしく平らげました笑 朝スープに火をかければ日持ちする、というのが結構目からウロコで今まで同じことをしながらも「だ、大丈夫だよな…」と思っていたのですが、あれだけきっぱりと言い切られると自信もっていいんだと感じ、大量のスープを朝しっかり火にかける→冷蔵庫で保管を堂々とやっていこうと思いました。
MT
疎遠になった妹と頭の中で一緒に生活をする一人暮らしの女性のお話。捨てた子供たち、その連れ合い、隣人やマンションの住人たちの目線から綴られる物語。なんかつかみどころがなく細々と語られる一冊だなと思っていたら、そうやら連載モノだったらしくなんか納得。でも実際の人生だってカラフルな出来事や絶対的に軸になる何かがある人の方が少ないのかも。案外このお話みたいなかんじなのかもね。
が「ナイス!」と言っています。
MT
三部作の最終話。イースターバニーがワンピースのラパーンで再生されました笑 安定のハッピーエンドでした。
MT
ネタバレ資産家で本の虫の稔を取り巻くお話。ドイツに住む写真家の雀、税理士で同級生の大竹、店子で同性愛夫婦のチカとさやか、元恋人の渚と娘の波十、元従業員の由麻と認知した息子の雷留…。登場人物は多いものの流れる空気感は緩やかなもので、現実の世界と彼らが読む本の世界が入れ替わり綴られるのが良かった。本読みながら本を読めるかんじでなんだかお得?な気がした笑 読書を中断する描写(といっていいのか?)が妙にリアルに感じられました。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ落ちぶれたオッサンになった小学校の恩師と朝まで飲むお話と底辺のイキリ男が居酒屋で会った男の子どもと暮らすお話。東京の街並み描写がたくさん出てきて、あぁなるほどこれが借景、というかんじなんだけどなぜかまったく目に浮かばなかった。文字がつづられているだけで目に浮かばないというか。その町に住んだことが無いからなのかもしれないけど、描写が上手い作家と不得意な作家がいるんだなと思いました。
MT
ネタバレ多摩川に住むホームレスの望太と娘の絵里のお話。ホームレスの他人との距離の取り方やルール、人々の過去と心に秘めたものが不思議で刹那的だった。人にはそれぞれ心に沈めたものがあって、それは決して誰にも理解できないんだけどその人の中で核になるような何かを作ることがある。ホームレス仲間からいろいろなことを学びながら、人生を紡いでいく途中で娘の人生と交錯し始める。 最終的に再会はできなかったけど、望太の想いは無事絵里に届いたようで安心。
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ネタバレNYからサンフランシスコまでのリンカーンハイウェイを横断したい若者たちのお話。堅実で意志の強いエメットと博識なビリーと若き日のブライアンセッツァーが思い浮かんだダチェスとハウル的な美少年(だと思う)で若干危なげなウーリー。各々が自分の中の正義を持っていて友人を傷付けようとはしていないのに、上手く伝わらずに空回りしているのがリアルだった。「冒険の途中なのは間違いないが、冒険の中心がどこなのかわからない」「聖書は男によって書かれた証拠がここにある」が好き。ウーリーが語る教授と出会えたシーンが美しかった。
が「ナイス!」と言っています。
MT
ネタバレ美味しく美しいたべものたちのエッセイ。タヒチの地中海クラブの料理、東京の食堂やレストランのオムレツレビュー、自宅や別荘で作る外国料理。手順までしっかり載せてくれてるのでレシピ本にもなりそう(作れないけど)。昭和時代のお話なのでスパニッシュオムレツという名称ではなかったり、卵が玉子になっていたり、バターがバタになっていたりとハイカラな感じも良かった。本当は巴里が読みたかったのでそちらも近日中に手に取りたいです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/01(3832日経過)
記録初日
2013/07/04(4164日経過)
読んだ本
384冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
108173ページ(1日平均25ページ)
感想・レビュー
363件(投稿率94.5%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

児童書とYAが好き。図書館近くに引っ越し図書館通いをしまくってます。
こちらのサイトは基本的に自分の備忘録として利用中。

No books,No life

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