淡々と進んでふわふわと不思議なまま、いきなり終わる〜。武田さんデビューまで読みたかった気持ちはある。

淡々と進んでふわふわと不思議なまま、いきなり終わる〜。武田さんデビューまで読みたかった気持ちはある。

画材屋さんに行く回が好きです。

「お前を庇うのは簡単だが――　そこで一瞬浮上してもすぐに沈むぞ　自力で泳げ　（略）　手を離せば溺れるぞ」

イギリスのおばあちゃんが、バターの包み紙を袋に入れて冷蔵庫に取っておいて、焼き型に塗りつける話になるほど～。たしかに紙にもわりとバターついてるもんなあ。

シリーズが電子化されたのがうれしくて久しぶりに読んでいる。師弟愛！　無知シチュ！　執着攻めマジシャンと純粋無垢な美少年のセクハラチックハラハラマジカルショタコンBL（あらすじより）、というかJUNEだよ。

握手のシーンが4コマほどあるんだけど、お互い差し出してる手が、1コマ目と4コマ目は右手で、2コマ目と3コマ目では左手になってて、どういうことなの。作画ミスなんだろうけど、そのまま想像するとちょっとおもしろい。

「家族って生活は共にするけど人生を共にするわけじゃないもんね」

「血のつながりのしがらみごとをきちんとするのはとても大切ですよ　（略）　冠婚葬祭も一つこなせば点数がつく感じね　貯めた点数は社会の中で生きている自信と実感ってところかしら」

「あたしは一人一人とは友達になったけど集団と友達になった覚えないもんね　歩み寄りポイントは各自で見つけるもんでしょ」

14年ぶり？に再読したら、すっかり保護者目線の読者になってしまったので、ところどころハラハラする。

セーラー服の女子中学生（美少女）に跪かせてマイクを差し出させるのはいかん、それはいかんよ。

結果がすべてだというなら、ならば魂はどこへ行くんだ。

単話で買ってしまったけど、3巻に収録されてるのを後から知った〜。お布施だと思えばヨシ！

「僕は探偵には向かない」シリーズ3。1と2は別々の単行本に短編として収録されてるややこしさ（「月の砂漠」と「不滅の花」）。しょっちゅうボコられてるのは心配だけど、史生ちゃんといい感じのバディになってて安心しました。

「僕は探偵には向かない」シリーズ2収録。

「善意ってのはそれが向けられた相手に理解されてはじめて成立するもので　気持ちが伝わらなかったときには自分も相手もヘコむじゃない　要領が悪くて何度もしくじっているうちにだんだん用心深くなって　しまいにはストレートに行動する事が出来なくなるんだわ」

カラーグラビアやイラストエッセイの人選がバッチリ〜。スポーツのユニフォームとか、縁が遠い分野の制服の細部って知らないものだなあと思った。本文中のイラストはモノクロなのがもったいない。

手袋したまま手コキしたあと、その手袋どうするんだろうか。素朴な疑問。手袋でぬぐっちゃうのかなあ。

酔っぱらって部屋で潰れてる大介さんの可愛らしさがヤバい。英語タイトルが前作はパーフェクト・ボーイフレンドで、今作はパーフェクト・ダーリンなんですねえ。

「陽の末裔」のスピンオフということを知らず、こっちを先に読んでしまったので、本編読了後に再読。唯子ちゃんと玲くんが大きくなった後日談もあってうれしい。美男美女～！

「陽の末裔」のスピンオフということを知らず、こっちを先に読んでしまったので、本編読了後に再読。あの、お愛さんがお見合い結婚！？　という驚きがあった。

「総一郎さんはお仕事を無くしても総一郎さんでいられるのかしら　ひとは誰も生まれや育ちや仕事や立場やいろいろなものをまとめこんで『そのひと』なのでしょう　もちろんいつでも変化してゆくのだし　その過程でもそのひとはそのひとなのだけど　でもわたしがお近づきになったのは　伊東家の総領である総一郎さんのはずだわ」

ホモヶ池のストレートすぎるネーミングに笑う。税関くん、垢抜ける前のほうがメガネで好みだったなあ。大人組カップルがたいへん気になるんですが、別作品に登場するんでしょうか。

SATシリーズの番外編集。再録部分も初めて読んだので、飯田さんのムッツリ具合に笑ったｗ　初版は段組がおかしいページがあって、かわい先生のブログに訂正したpdfファイルがあります。 https://kawaiyumiko.com/2024/09/%ef%bd%8a%e3%82%ac%e3%83%bc%e3%83%87%e3%83%b3%e3%80%81%e3%81%8a%e7%96%b2%e3%82%8c%e6%a7%98%e3%81%a7%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/

モノクロページの料理の出来上がりの描写にメリハリがなくて、なんだかぼんやりしたものが皿に乗ってる感じで美味しそうに見えないのがちょっと残念。卵黄を使うレシピは、残った白身はどうすればいいの〜？　ついでに白身を使った一品も教えてほしかった。

主人公が揺れてたので、これは3P展開アリか！？　と思ったけど、当て馬くんアッサリしてた。表紙が二人の時点でお察しだったのかあ。石田先生の黒髪インテリ眼鏡はたまらん。