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2025年1月の読書メーターまとめ

naname
読んだ本
6
読んだページ
1542ページ
感想・レビュー
5
ナイス
15ナイス

2025年1月に読んだ本
6

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

naname
コミュニケーションは、認知の力に支えられている。認知機能により、人の限られたリソースを効率良く扱える反面、却って「言っても伝わらない」にもつながってしまう。誰もが知識や思考の枠組みスキーマ(思い込みやバイアス)から逃れられないし、合理的に判断したと思っても、実際には感情で物事を判断し、その後論理的な理由を後付けしているに過ぎない。人は分かり合えないものという前提のもと、それでも伝え合えるよう努力する。相手がどういう視点、スキーマ、感情をもっているのか推論する「心の読み方」を地道に磨くことが大切なのだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
5

naname
識学シリーズ新章。パーフェクトな意思決定とは、100%正しい意思決定ではなく、固い氷、柔らかい水の両方を併せ持つしなやかな意思決定のこと。責任の回避、結論の先送り、可能性を持ち続けることは気楽であるが、デメリットが多い。限られた情報の中で自分なりに最善と思える結論を仮でも出し、早く実行、間違っていれば柔軟に修正する。意思決定は人の顔色を見て行うものではないし、決めたことは全力でやるという固さも必要。リスクや責任を引き受けて自分で決めることは、成長につながり、結果として自分の人生を生きることができる。
が「ナイス!」と言っています。
naname
40~60代の80%が陥るとされる中年期の心理的危機。人は誰でも歳を取り、肉体は衰えてくる。自分の限界を痛感してしまった瞬間が最も危ない。しかし、それは自らの人生を軌道修正する最後の啓示かもしれない。いつまでも同じ生き方や価値観を押し通そうとするには無理がある。変化に対応するための成長痛と思えば見方も変わってくる。自分の限界が見えたときから本当の仕事は始まる。逃げか挑戦かなんて実はどちらでもいいこと。人生の後半戦こそ、肩肘を張らず「がんばらない精神」でもっと自分らしく自由に生きるべきだと著者は激励する。
naname
由佐氏が開発した人の無意識下にある内面世界を紐解くための技術HMT。この理論では、すべての課題の原因は自らの内面にあり、自分が変わらぬ限り外の世界は変わらないという立場をとる。メンタルモデルとは、人生における行動の起点になっている信念や思い込み。OSのようなもの。人は誰しも幼少期に何らかの欠損の痛みを体験する。社会に適合するための全ての行動は、無自覚にその痛みを回避するための対処行動にすぎない。メンタルモデルへの気付きは、自己を見つめ直し、自分が本当に望んでいるものにエネルギーを向けていくきっかけとなる。
naname
ヴィオニッチ写本は有名な未解読文献の一つ。ヴォイニッチは発見者であって作者は不明。挿絵も多く、一見読めそうだが、全く解読できない点が多くの人を惹きつけてやまない。本書では最新のデータサイエンスの技法を駆使して、写本が理論上解読可能なのかを判定する。具体的には、近いページほど内容が類似しているか、意味のある文書やデタラメな文書と比べてどちらに構造が近いのかといった検証。結果、一貫した構造をもつ、何らかの意味のある文書とのこと。内容は医学や錬金術とされているが…、驚愕の事実が書いてあると期待したい。
naname
コミュニケーションは、認知の力に支えられている。認知機能により、人の限られたリソースを効率良く扱える反面、却って「言っても伝わらない」にもつながってしまう。誰もが知識や思考の枠組みスキーマ(思い込みやバイアス)から逃れられないし、合理的に判断したと思っても、実際には感情で物事を判断し、その後論理的な理由を後付けしているに過ぎない。人は分かり合えないものという前提のもと、それでも伝え合えるよう努力する。相手がどういう視点、スキーマ、感情をもっているのか推論する「心の読み方」を地道に磨くことが大切なのだろう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/07/13(3873日経過)
記録初日
2014/07/18(3868日経過)
読んだ本
723冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
222868ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
249件(投稿率34.4%)
本棚
0棚
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