ネタバレ5巻目。医学部は他の学部と違って6年制で特殊授業。今回は入学から始まって、国家試験までの長い道のりの内部を垣間見ることに。親がお医者様でなければ、かなりハードルはきつそう。医大の授業がこんなにも大変とは、でも人の命を預かるのだから覚悟も必要なのかな。雨ちゃんが国家試験に受かりご両親が喜ぶシーンは胸が詰まりました。さぁ～これからインターン、シリーズ1巻目に繋がります。

ネタバレ現代はコロナ第2波、江戸でホームスティのおゆうはある内偵を依頼された。前長崎奉行の配下だった男の死に不審があり調査を始めると、他にも同じ状況で急死していた者がおり、さらに新たな死者が。おゆうは毒を疑うが江戸ではどうにもならない。杉田玄白の弟子の協力を得て日本史上初めての司法解剖を試みる。薩摩示現流vsケルヒャー高圧洗浄機も面白かった。

ネタバレコロナで緊急事態宣言が発令された現代から江戸に避難したおゆう。江戸にコロナをうつさないように注意しながら。そうそうあの頃を思い出す。江戸では子供が攫われ数日後には帰ってくるという事件が発生、源七の息子も攫われ右往左往。材木商の信濃屋では主人が病で倒れ跡目争いからついに殺人事件まで。おゆうが知らない伝三郎の秘密もわかる、そういえばおゆうのご先祖様もどこかにいるのよね。

ネタバレ様々な香りから謎を解き明かす。人気作家のサイン本の1冊だけに付いた甘いチョコレートの死香。慰安旅行先の旅館でのセロリの香りと消えた死体。バナナの香りの密室殺人。連続自殺。死香を「食べ物」の匂いに変換する潤平はどんどん食べれるものが減っていきます。分析学のエキスパートの風間准教授、早く何とかしないと潤平が。匂いという目に見えないもので犯人を特定していく面白いストーリー。

ネタバレ幕府の小栗上野介の隠し金を巡って事件が勃発。日本鉄道の貨車が開業間もない大宮駅で、作為によって脱線、積み荷の中からあるはずの無い千両箱が発見された事件について、元八丁堀同心の草壁は又井上鉄道局長に呼び出され、コンビの小野寺と共に調査を頼まれる。小野寺の妻、綾子が夫よりもいいキャラ（笑）千両箱を狙う警察や自由民権運動の過激派、困窮した没落士族達が絡んで殺人事件まで起こる。江戸末期から明治の初めの雰囲気が漂う作を楽しめた。

ネタバレ警察小説のアンソロジー。大門さんの警察犬の話「手綱を引く」と長岡さんの「裏庭のある交番」今野さんの「ニンジャ」が良かった。短編だけどシリーズ物もあり読んでみたくなる。

ネタバレ貧乏長屋に小判が投げ込まれるという奇妙な事件が、おゆうがつい鼠小僧と口走るが。現代で調べると鼠小僧の騒動は一年後？！旗本から金２０両と村正の脇差を盗まれたと依頼がある。村正の妖刀伝説や宇田川の活躍も良かった。宇田川と伝三郎のバチバチ！思わず笑っちゃう。宇田川もおゆうが好きで伝三郎もおゆうを大好きで。鼠小僧の顛末も角太郎と春江が幸せになり、１年後に出てくる鼠小僧次郎吉の予感も。

ネタバレ明治時代の鐡道ミステリー。新たな鉄道の開設の鉄道建設現場で事件が起こり、工部省鉄道局長の井上勝により、元八丁堀同心の草壁が捜査を依頼される。新しい国を作り上げようとする時代の気概とその時代ならではの様々な人達の思惑が絡み合う。その当時の工事現場はこんな感じの雰囲気だったのだろうかと思うようなストーリー。続編も読んでみたい。

ネタバレ今回は、ロシア人が鎖国している日本へ漂着、捕まって江戸へ護送中襲われて脱走。ステパノフがロシアじゃなくてアメリカ人、その上、日本語も話せるなんて騙された。最後にぺリーまで出てきて、鎖国していた日本が変化していく時代だったのね。おゆうさんも伝三郎も現代の言葉の失言してばかりなのに以外に気づかないものね。

ネタバレ宇田川がついに江戸へ、江戸と現代を行き来している通路はおゆうだけが通れるのかと思っていたけど誰でも通れるのかな。宇田川が知的欲求を満たすため現代の機器を持って捜査に協力。江戸の夜空をドローンが飛ぶのは面白かったけど、現代の夜に比べて静かな江戸の夜、音が響かないのかしら。お多津さんも又どこかで出てきそうな。宇田川と伝三郎もこれからライバルになっていくのやら楽しみ。

ネタバレ5巻目。医学部は他の学部と違って6年制で特殊授業。今回は入学から始まって、国家試験までの長い道のりの内部を垣間見ることに。親がお医者様でなければ、かなりハードルはきつそう。医大の授業がこんなにも大変とは、でも人の命を預かるのだから覚悟も必要なのかな。雨ちゃんが国家試験に受かりご両親が喜ぶシーンは胸が詰まりました。さぁ～これからインターン、シリーズ1巻目に繋がります。

ネタバレシリーズ4作目。現代で新規オープンする美術館の目玉、北斎の肉筆画の偽作疑惑を宇田川に調べて欲しいと頼まれる。北斎の娘、阿栄と共に調査を始めるが、疑いのかかる商人が殺される。伝三郎に北斎の贋作について誰に頼まれたのかとかなり突っ込まれオタオタするおゆう。そりゃ現代とは言えませんよね。阿栄さんに助けて貰って良かったけどね。お礼に貰った北斎の絵はどうするのだろう。

ネタバレ伝説の大泥棒「疾風の文蔵」が7年ぶりに現れた？似た手口で蔵破り、千両箱が盗まれた。怖い頑固親父の岡っ引きに睨まれたり、悪そのものと思うような岡っ引きが出てきて惑わされる。十手持ちとして少し慣れてきたおゆうさんと伝三郎、源七、千太らが頼もしく頑張っていきます。おゆうの祖母が江戸での生活ぶりが少し明かされて、穏やかに過ごしていたのにほっこり。

ネタバレ今回は親子鑑定のお話。江戸時代と現代を行き来しながら、指紋鑑定やDNA検査をどう証明するか？また現代に戻って岡山まで新幹線移動をして過去の文書を取り出すが、どのように時間と文書を誤魔化すか？面白かった。江戸では成功報酬があるけれど、現代では無職、宇田川さんに公私ともに助けられる。いい人ですね。