住んでいたホームレス・シェルターを、強制退去させられることになり、立ち上がったシングルマザー達の物語。実際に、2014年にロンドンで起きた出来事をモデルにした作品とのこと。ジェイド達が、自分達の要求が認められた後も、活動を止めなかったことに感動した。単発で終わるのではなく、続けること。

住んでいたホームレス・シェルターを、強制退去させられることになり、立ち上がったシングルマザー達の物語。実際に、2014年にロンドンで起きた出来事をモデルにした作品とのこと。ジェイド達が、自分達の要求が認められた後も、活動を止めなかったことに感動した。単発で終わるのではなく、続けること。

三島屋シリーズ9作め。表題作は、長い割りにあまりピンと来なかった。おちかの出産に無理に絡めたような気がした。最後の｢針雨の里｣は、とてもよかった。不思議で切ない物語。

シリーズ二作目。芝居小屋で見つかった変死体の真相解明に乗り出す魚之助と藤九郞。もっと芝居を学び、もっと魚之助を理解したいと思う藤九郞の気持ちもわかるし、藤九郞が芝居の世界に染まらないことを願う魚之助の気持ちもわかる。この二人のお互いを思いやる関係性が好き。シリーズ続きますように。

先が気になって一気に読んだ。読み終えると映画も観たくなった。小さな秘密を守る為に、あちこちで行き違いが起こってしまった印象。校長の視点で語られるパートが、もう少しあればいいのにと思った。

シリーズ2作めも面白かった。どの話もよかったけど、｢クイーンの失脚｣が特によかった。エピローグで気になる展開になったので、今月出る3作めが待ち遠しい。

滅茶苦茶久しぶりに再読。やっぱり面白い。大好きなシリーズ。｢飛縁魔｣では、まだ噂話の域だった七人みさきの祟りが徐々に輪郭をあらわにしてくる。それぞれ独立した物語のようで、全てが繋がっている。引き続き、シリーズの残りも再読する予定。