日常に極力波風を立てないように、ルーティンを大切にしていた浜野文乃が｢私、昔から規格がでかくて｣というイレギュラー女の平木と関わったことから、物語が始まる。面白かったー。そして更に、チキンシンクのVo.かさましまさかというイレギュラー男に出会うw 文乃の過去を知ると、楽しいだけではなくなるけど、それでも、彼女が楽しいを取り戻せて本当によかった。読み終わっても、またすぐ読みたくなる物語だった。

川上弘美さんの第1句集。文庫で再読。17文字の中に、川上さんの個性を感じることができて面白い。文庫化にあたり、巻末に長嶋有さんとの対談が収録されていた。12月に発売される第2句集も楽しみ。

毎日欠かさず書かなくてもいいし、ある日急にすごい長文を書いてもいい。そう思うと、日記を書くことに気負わなくなると思った。

樹齢数千年の巨大な針葉樹を中心にして建てられた螺旋状の洋館｢大樹館｣を舞台にした、乙一初の館ものの本格ミステリ。建物の構造も特殊なら、主人公の腹の中から胎児が語りかけてくる設定も特殊。面白かった。

結婚にまつわる短編集。6編の中では｢仮装｣が特に印象に残った。目の前にあった宝物を大事にしなかったことへの手痛い罰だと思った。全て遅すぎた。

日常に極力波風を立てないように、ルーティンを大切にしていた浜野文乃が｢私、昔から規格がでかくて｣というイレギュラー女の平木と関わったことから、物語が始まる。面白かったー。そして更に、チキンシンクのVo.かさましまさかというイレギュラー男に出会うw 文乃の過去を知ると、楽しいだけではなくなるけど、それでも、彼女が楽しいを取り戻せて本当によかった。読み終わっても、またすぐ読みたくなる物語だった。

中学校に通いだしたミギとダリ。クスッと笑えたりキュンとしたりしつつ、ラストはまた一段と不穏な流れに。続きが気になる。

IWGPシリーズ第20弾。4話中、マコトが恩師の頼みを引き受ける話と表題作がよかった。今回も安定の面白さだったけど、ちょっと安定しすぎな気もした。マコトとタカシが二人三脚すぎて、危なっかしい場面がほぼない。昔はもう少し、マコトが単独で危ない目に遭ってた気がする。