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2024年9月の読書メーターまとめ

謙信公
読んだ本
7
読んだページ
1341ページ
感想・レビュー
7
ナイス
149ナイス

2024年9月に読んだ本
7

2024年9月のお気に入り登録
1

  • こあら

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • こあら

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

謙信公
千年の都という中華意識がとにかく強い洛中人の毒や、「祇園も先斗町もわしらでもっているようなもんや」と豪語する坊さんとマハラジャのステージで白塗りと日本髪の恰好で体をくねらせる舞子さんとのコラボ、写真掲載に最もコストのかかる人気四大寺「金銀苔石」、お寺さんの強さを思い知らされた古都税をめぐる争いなど、独特の京文化を斬る。そんな京都を、京都(嵯峨)育ちで、京都(宇治)に住む著者は「きらい」と明言するが、洛中を中心とする地理上の序列意識をすりこまれ、ついに自ら亀岡や城陽を見下す愚かな人間になってしまったようだ。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

謙信公

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:1247ページ ナイス数:71ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/501900/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
7

謙信公
大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公・明智光秀の前半生から本能寺の変に至るまでの生涯をたどる。光秀と縁のある美濃、越前、近江、京都、丹波での足跡や、戦国時代前期の時代背景、光秀の城の先進性や本能寺の変の真相など、最新研究をふまえて詳細に解説。明智光秀、石田三成ほど歴史的評価が変化した人物はいないだろう。私が学生の頃は、大悪人のように扱われていた。信長に仕えるまでの前半生は史料も少なく、謎に包まれていたが、研究の進展によって徐々にその実像の一端が垣間見え、評価が見直されてきている。勝者の歴史とは恐ろしいものだ。
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謙信公
ウクライナ研究の第一人者が「陽気で、明るく、美味しい国」ウクライナの姿を解説。ロシアの侵攻は、NATO加盟など国際政治の背景よりも、プーチンがロシアの起源とされるキーウ・ルーシを取り戻す〈妄想の歴史観〉で自分のものにしたかっただけ、とする。クリミア侵攻から続く戦争に世界が無関心だったことが、侵攻を決断させた背景の一つかもしれない。多くの人がウクライナに関心を持ち、プーチンやロシアに対して抗議の声を上げ続けることが、戦争を終わらせる近道だと著者は信じる。最近、ウクライナ報道が格段に減っているのが気にかかる。
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謙信公
入国禁止リスト63番目の著者が、日本人なら誰でも「?」と思うロシア人の行動、心理を解説。交渉は嘘から始まり、嘘の約束を重ねていく。期待は裏切られ、悲惨な結末に落胆することになる。いつまでロシアを信じて領土交渉をするのか?「ロシアを愛さないと犯罪になるのです」「ロシアは、将来に何が起こるかを推測できない国です」「結局、わたしたち(ロシア人)のいないところが、いい場所なのです」「神様!わたしがロシアに生まれたのは、なにかの罪の代償なのでしょうか。前世でなにか悪いことをしたからでしょうか」いやはや「おそロシア」
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謙信公
千年の都という中華意識がとにかく強い洛中人の毒や、「祇園も先斗町もわしらでもっているようなもんや」と豪語する坊さんとマハラジャのステージで白塗りと日本髪の恰好で体をくねらせる舞子さんとのコラボ、写真掲載に最もコストのかかる人気四大寺「金銀苔石」、お寺さんの強さを思い知らされた古都税をめぐる争いなど、独特の京文化を斬る。そんな京都を、京都(嵯峨)育ちで、京都(宇治)に住む著者は「きらい」と明言するが、洛中を中心とする地理上の序列意識をすりこまれ、ついに自ら亀岡や城陽を見下す愚かな人間になってしまったようだ。
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謙信公
1999年発行だから、25年前ですか……。富良野、グアム、東京とものすごいスピードで駆け抜けた高校2年生のあみーゴがはじける。笑顔が最高!
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謙信公
何とも絶望的なタイトル、表紙である。社会や価値観が変化する中、所有からシェア志向へと移行が進んだ第四の消費社会、今後のバーチャルな志向としての第五の消費社会を分析。現代は未婚・離婚・死別、病気、失職、介護など、いつ孤独になるだろうかというリスクを抱える「永続孤独社会」である。メタバースの中で暮らす人たちは、リアルな人間関係の煩わしさを避けてヴァーチャル空間の中でのみ快適に生きようとする。社会との「つながりを絶たれた」人たちが増え、「つながりを恐れる社会へ」と変化するのか。「ケアをシェアする」ことも重要だ。
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謙信公
著者が政界に入るきっかけから、大阪府市政の立て直し、万博・IR誘致、WTC購入、堺屋御大の後押し、大阪都構想、住民投票、ダブル・クロス選挙など、府知事・市長時代の経験や苦労話をわかりやすくまとめたもの。メンツや縄張り争いなど不毛な競争に固執し、無駄に税金を使うなら、いっそ一緒にしてしまえ!は正論。私自身、府民が大阪都構想に反対する理由がわからない。ただ、怒りにまかせて政策を批判する学者やコメンテーターを呼び捨てにするのは如何にも品がない。せっかく良い内容に仕上がっているのに、本の価値を下げている。残念だ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/09/10(3815日経過)
記録初日
2014/01/31(4037日経過)
読んだ本
1349冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
312396ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
502件(投稿率37.2%)
本棚
7棚
性別
年齢
60歳
血液型
B型
現住所
奈良県
自己紹介

本はどんどん買いあさっています。当然、読むほうが追いつきません。買えば読んだ気になるのが不思議・・・。

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