『鏡の国のアリス』でハッタとヘイヤが常にとっている「アングロサクソン風姿勢」というのは、当時イギリスで流行していた「アングロサクソン学」なるものに対するキャロルの風刺だという。「江戸しぐさ」みたいな眉唾ってどこにでもあるんだな。
成功者本にありがちなポジショントークが目立ち、突っ込みどころが多い。これから会食の技法を学ぼうとする人には、本書はおすすめしない。メソッドの完成度や充実度、必要なマインドの両面で見ても、先に読んだ『ビジネス会食 完全攻略マニュアル』が自分的な決定版だったので、余計そう感じたかもしれない。
本書はまるで、やさしい先生であるように感じられた。私はまだ本格的に勉強を始める前だが、リバタリアン的な考え方に惹かれている。いつか再びこの本を参照することになると思う。
人をもてなす場面は、その人の人間性が問われる場であり、上司もその点をよく見ている。自分が人を指導する立場になってから、その重要性が一層はっきりわかる。この本が有り難いのは、ビジネスにおける会食の意義や、相手を大切に思うということが具体的にどういうことかを言語化してくれている点だ。自分が若手の頃に教われなかったことを、本書を通じて後輩に伝えられるのは大きなメリットだと思う。相手のレベルに応じてどう伝えるべきかまで触れられており、あらゆるフェーズをカバーした、非常に実践的な本だと思う。
30代
-今の興味の対象-
海外ボクシング、料理
心の平穏、
美術鑑賞、貯金、資産運用
時間の概念、身銭を切る
<2010年>出会えてよかった本
・『裁判官の書斎』倉田卓次
・『ファウスト』ゲーテ
・『破戒』島崎藤村
・『反哲学史』木田元
★『ブラック・スワン』タレブ
・『努力しない生き方』桜井章一
★『法学―この非能率的なるもの』シーグル
・『立証責任』トゥロー
★『友情論』ボナール
<2011年>
★「できる人」の段取り力
★ハーバード流交渉術
・モンテ・クリスト伯
・記憶力を強くする
<2012年>
・80対20の法則を覆す ロングテールの法則
・小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略
<2013年>
★人を動かす
<2014年>
・オイディプス王
<2015年>
あまり本を読んでないため該当なし
<2016年>
あまり本を読んでないため該当なし
<2017年>
・ねこ背は治る! ──知るだけで体が改善する「4つの意識」
<2018年>
・禁煙セラピー
<2019年>
★堕落論
★営業は断られた時から始まる
★1984年
・銃・病原菌・鉄
<2020年>74冊
・いい人財が集まる会社の採用の思考法
・採用・面接で「採ってはいけない人」の見きわめ方
★5日間で「自分の考え」をつくる本
★人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則
・チームマネジメント
★レバレッジ・リーディング
・星の王子さま
★仕事は楽しいかね?
・小さな会社・社長のルール
・仕事は楽しいかね?2
★風と共に去りぬ
★仕事は楽しいかね?《最終講義》
・空腹はなぜいいか?
・ファクトフルネス
★今ここに集中すれば、人生はうまくいく!
★「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
・難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
★海馬 脳は疲れない
★1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀
<2021年>52冊
★人生がときめく片づけの魔法
★ビジネス・インサイト
★「しつこい怒り」が消えてなくなる本
・コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法
・ロビンソン・クルーソー
・ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル
★空気の研究
★反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
★20歳の自分に受けさせたい文章講義
・ロジカル・シンキング
<2022年>
★10分あれば書店に行きなさい
・幸福な監視国家・中国
・13歳からのアート思考
★人はなぜ「美しい」がわかるのか
・独ソ戦
★自由なき世界 上・下
★風姿花伝
・バカの壁
・「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない
・モモ
・生命とは何か: 物理的にみた生細胞
★「メンタル弱い」が一瞬で変わる本 何をしてもダメだった心が強くなる習慣
・ルワンダ中央銀行総裁日記
・エゴを抑える技術
<2023年>
★夜と霧
★身銭を切れ
★ソラリス
・NHK「100分de名著」ブックス 道元 正法眼蔵 わからないことがわかるということが悟り
・夜間飛行
・院内カフェ
・社長になる人の条件
★華僑の起業ノート
・マーケターのように生きろ
★ノルウェイの森 上・下
★歴史とは何か
<2024年>
★コンビニ人間
・絶望の精神史
★一汁一菜でよいという提案
★禁酒セラピー
★愛するということ
★コンプレックス
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