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2025年1月の読書メーターまとめ

私的読書メモ3328
読んだ本
16
読んだページ
4288ページ
感想・レビュー
16
ナイス
77ナイス

2025年1月に読んだ本
16

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

私的読書メモ3328
ネタバレいささか無理矢理に感じてしまいました。ストーリーとミステリの調和が不十分に思えます。というか、作家アリスシリーズは短編の粒揃いっぷりと反比例して、長編は強引に分量を増やしている感が否めず、本作は特にそれが強く出ています。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
16

私的読書メモ3328
まず、120ページほどの中編二本で構成されています。表題作に相当する『淫獄道場 美人空手家の陥穽』と、『奴隷襲名 女侠客が墜ちた肉罠』です。一話二話とされていますが、全く関係ありません。一冊丸ごとガッツリだと期待すると肩透かしで、またさせるような装丁はいかがなものかと思います。作品自体は、短いためにほぼ無駄なくまとまっており、最低限の下準備だけで即エロが始まります。内容も、強い女が無様に陵辱され、尊厳を剥奪されきって性奴隷に墜ちる王道を往きつつ、非常に珍しい要素もあってかなり良かったです。
私的読書メモ3328
2025/01/26 21:18

そのため肝心のヒロインの精神性は意味不明なばかりで魅力を感じられず。最初は麻薬で崩し、後は定番の偽薬という味付けからの、バナナ切りで膣を鍛えさせられるとか、放尿を条件付け躾されるとか、エロは極めて良かっただけに、その瑕疵が致命的でした。組自体と、その任侠道が徹底的に踏み躙られ、それをエロとして昇華しているのは素晴らしかったです。さらに、最後はけじめとして尼になる、という名目で本当に剃髪され、寄って集って下の毛を剃髪される手打ち式は極上の珍味でした。

私的読書メモ3328
2025/01/26 21:19

総合すると、どちらも一冊かそれ以上の大分量で読みたくなる良作、秀作といえます。

が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
やはり極めて忠実な、忠実過ぎるノベライズ。番外編や追加エピソードなどはないので、どうしても原作漫画でいいやとなってしまいます。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
非常に忠実なノベライズ。よくもここまで、原作漫画を文章で再現できるものだと感心するのですが、やはり漫画ならではの描写に力がある作品だけに、いくら達者でもわざわざ小説で読むことはなかったです。
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私的読書メモ3328
ネタバレ冒頭で提示された謎は魅力的で、真相を探っていく中盤までは面白く読めましたが、どうにも尻すぼみで肩透かしでした。残りページ数で「え? ここから畳めるの?」と不安になっていたら、まるで飽きたかのように突然登場した探偵役が一気に処理して終わり。また、流石に粗すぎるだろう、という箇所が多くて白けてしまいました。というか、冒頭はミステリ的に完全に反則では? その導入部ではラスボス枠のようだった京子が本編では主人公という構造などは新鮮ではありました。
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私的読書メモ3328
苦労しつつも爽やかなセカンドキャリアの実録、かと思いきや、かなり陰鬱。独立してからの順調な部分が最も面白く読めるはずですが、どうにもぼんやりした書き方です。
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私的読書メモ3328
本邦における喫緊の難題である地方創生。成功例である集落の経緯を引きつつ、手法や注意点を論じているのですが……内容は妥当なようで、肝心のその「奇跡の集落」にいささか疑問符がつきます。世帯数・人口が約二倍、高齢化率が半分になった、と言えば聞こえはいいのですが、元が十数人という超少人数なのはいかがなものか。
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私的読書メモ3328
「こんな短歌を」という注文を受けて作った短歌集。あまりに具体的な依頼だと、やはりつきすぎというか、窮屈そうです。短歌はともすれば単なるキャッチコピーになるという警句がありますが、こういうことか、と。自由度の高い依頼だと、やはり唸らされる出来のものが多いです。
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私的読書メモ3328
小説の魅力を語る本、ということでいいと思います。簡潔に本質を抽出しているようでもあり、ふわっとしすぎているようでもあり。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
ネタバレいささか無理矢理に感じてしまいました。ストーリーとミステリの調和が不十分に思えます。というか、作家アリスシリーズは短編の粒揃いっぷりと反比例して、長編は強引に分量を増やしている感が否めず、本作は特にそれが強く出ています。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
あまりにも実務的な内容で、実際に公務員をしている方向けだと思います。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
あまりにも錚々たる面々による、ついに現人神ではなくなってしまった漫画の神への追悼文集。大きな、本当に大きすぎる存在で今でもあり続けていることを改めて実感する一冊でした。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
表題含む六編の短編を収録。いずれも時代小説。いずれも陰鬱、寂寞な雰囲気が充満しており、わかりやすいエンタメやカタルシスには欠けています。善悪や是非を簡単にわりきれない、極めて現実的な、苦い味わいを楽しむものでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
子供は堪らないだろうなあ、と思いつつ、大人になってもやはりわくわくさせられるものがあります。ロマンとファンタジーに溢れつつも、現実的な、言ってしまえばしょぼく感じられもする実像についても言及されているところに好感が持てます。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
芥川が「筋らしい筋のない小説」を標榜したのもわかるというか、逆説的に文芸の面白さが浮かび上がる一冊でした。極めて短くまとめているので致し方ないのですが、それでも原作小説の味わいがほとんど全く欠落してしまっています。入門編、という意図には、はたして適っているのか……名作を読んだ気にだけなってしまうのではと危惧してしまいます。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
まずタイトルが秀逸。内容も、死亡に至る事項とその具体的な実例、そして「死なないためには」というこれまた秀逸な題名の対策講座と、読み易くわかりやすかったです。
が「ナイス!」と言っています。
私的読書メモ3328
犬からの質問に著者が答え、そのあとに読者に向けて解説する、という形式。このために読み物としての面白さがあり、堅苦しいハウツー本になっておらず、読み易いです。ますます犬が愛おしくなる一冊でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/09/15(3810日経過)
記録初日
2014/09/11(3814日経過)
読んだ本
1874冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
524935ページ(1日平均137ページ)
感想・レビュー
1874件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
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