ネタバレ甲子園を目指して本気で野球に打ち込む息子の母を中心にした物語。筆者は高校野球経験者で、亡きお母様や球児の母たちから取材をしたという記事を読みました。大変と噂には聞きますが父母会の描写はリアルに近いものかもしれません。普通に付き合えば良い人でも子供が絡むと難しいこともある、というのも母アルアルですね。母と息子の関係性もリアルで、共感する部分が沢山ありました。ときおり亡き夫（亡き父）を思う描写がでてくるのもジーンとします。私自身も死別母をやっていたので、とーってもわかります。良い物語でした。

ネタバレ東京六大学野球をテーマにし各大学の学生を主人公にした短編6作品。早稲田の投手銀縁くんと対戦するために東大に入学した『赤門のおちこぼれ』では父と息子の関係に胸が熱くなります。選手からマネージャーに変わった法政大生、就活中の明大生、銀縁くんの彼女の立教大生のミスコン挑戦。慶應出身の母の慶應息子への思い『陸の王者、私の王者』の少年野球の母のエピソードでは先日読んだ『アルプス席の母』を思い出します。そして早稲田の銀縁くんが何故早稲田に進んだのか、子供時代の事故のエピソードに胸が苦しくなります。良い物語でした。

ネタバレとても有名なこの本を未読でした。実は重い焚書テーマを軽やかな文体で綴る魅力的な物語でした。ただ字が小さくて印刷の色が薄いので少し難儀しました。映画も観てみたいです。

ネタバレソビエト連邦崩壊にともなって独立したエストニア。コンピューター黎明期に才能を開花させつつあったラウリクースクと学友たちの国家に翻弄される半生の物語。表紙の絵の素敵さに胸が締めつけられます。国家ってなんなのでしょう。『国とは領土ではなくデータである。』（192ページ）『データさえあれば、いつでも、どこからでも国は再興できる。』（193ページ）という言葉が印象的です。

ネタバレ子供向けの自己啓発本？でしょうか。漢字にフリガナつき。海の生き物の中学3年生が学校でのイジメで打ちひしがれている時に出会った師から思いを文章にする（日記を書く）ことを指南される物語。私自身も思春期には書くことで癒やされたものだなぁと思い出します。今でも辛い時に文章を書くことで気持ちの整理ができるのは確か。テクニック的なことも沢山書かれていて文章を書くことが苦手な子の指針にもなりそうな本です。

ネタバレ元タカラジェンヌである筆者の宝塚受験から退団までを振り返るエッセイというか一代記というか自伝です。文章が面白くて、アニメのセリフが時折登場したりして、とにかく読んでいて楽しいし笑いが止まりません。そして、短時間であのクオリティの舞台を完成させるためにジェンヌさんやスタッフさんたちがどんなに力を注いでいるのかが伝わってきてジーンとします。また宝塚観劇に行きたいです！（なかなかチケット取れない、、）

ネタバレ甲子園を目指して本気で野球に打ち込む息子の母を中心にした物語。筆者は高校野球経験者で、亡きお母様や球児の母たちから取材をしたという記事を読みました。大変と噂には聞きますが父母会の描写はリアルに近いものかもしれません。普通に付き合えば良い人でも子供が絡むと難しいこともある、というのも母アルアルですね。母と息子の関係性もリアルで、共感する部分が沢山ありました。ときおり亡き夫（亡き父）を思う描写がでてくるのもジーンとします。私自身も死別母をやっていたので、とーってもわかります。良い物語でした。