宇宙飛行士になって地球を外から見たとしても、自分の価値観が変わるものがあるわけではない。結局、すべての答えは自分の心の中にある。本としては言葉の繰り返しが多いが、それだけ筆者が伝えたいキーワードであり、できるだけ平易な言葉で書かれていてわかりやすい。日本社会の特徴もとらえつつ、その中でどう生きていくかの指南も書かれていた。承認欲求を捨て、自己を肯定すること、ありのままの自分を受け入れることが、よりより幸せな人生につながっていく、大切なキーワードをたくさん教えてくれた本でした。

他人と生きていくうえで心が軽くなる方法が色々書かれていました。赤の他人は猫のように言葉が通じない人、飼い猫ではなく野良猫のように言うことを聞かない人、だと思うこと。野良猫のように危険を察知したらすぐに逃げること、といったようなことが書かれていました。確かにあいつは猫だわぁ、と思えば話通じないよねぇ、と思えて気も楽になる気がします。

ポッドキャストをやっていると、「だれからも反応がないけど、このままやっていていいのかな」と思うことがあると聴きます。でもこの本にあるように、「よくも悪くも評価がないなら現状で問題なし」という考えもあるようです。もし誰かから何かを言われたら改善すればいいし、いいと言われたことは継続すればいい、と、この本を読んで感じました。もりろん何か言われたことが自分にスッと落ちてこなかったら、別に採用する必要もないと思います。肯定してくれる人と付き合えばいいと思います。

自分を甘やかすというタイトルだけど、どのようにうまく、自分を大切にしながら生きていくにはどういうマインドセットでいればいいか、どういうことをしたほうがいいか、などが書かれていました。細かいことは本書を読んでいただきたいですが、総じて、無理をしない、気にしない、心で感じたことを素直に表現する、といったことがキーワードのように感じました。

宇宙飛行士になって地球を外から見たとしても、自分の価値観が変わるものがあるわけではない。結局、すべての答えは自分の心の中にある。本としては言葉の繰り返しが多いが、それだけ筆者が伝えたいキーワードであり、できるだけ平易な言葉で書かれていてわかりやすい。日本社会の特徴もとらえつつ、その中でどう生きていくかの指南も書かれていた。承認欲求を捨て、自己を肯定すること、ありのままの自分を受け入れることが、よりより幸せな人生につながっていく、大切なキーワードをたくさん教えてくれた本でした。