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2025年1月の読書メーターまとめ

Riel
読んだ本
10
読んだページ
2258ページ
感想・レビュー
6
ナイス
133ナイス

2025年1月に読んだ本
10

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Riel
2025年1冊目!恵子から見た世界の描写が面白い。少しアーモンドを思い出した。恵子ほど"変わり者"ではないけれど私も世の中の普通に共感できないこともあり、白羽の言葉にはズキズキ来たけど彼もまたそれに晒されて自分の人生を"強姦されている"被害者で。恵子や白羽ほどじゃないけど、きっと皆"普通"から少しずれているポイントはあって、うまく周りと同じようなフリをしながらも最後の恵子のように自分はこれだ、と言えるような生き方ができるといいよなあと思った。白羽の義理姉と恵子が電話するシーンとか笑ったなあ。面白かった!
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
6

Riel
犬と千早さん。好き。文藝での小川さんとの対談を読んでから読んだ。読後に対談をまた2回読んだ。千早さんの葛藤やそれでも生じてしまう動物への愛が感じられた。対談である登場人物を例に出して一貫性がないのが人間で全てを書かなくて良いと思えるようになったというようなことを話されていたのが印象的。そのつじつまを無理に合わせないところがラストにも通じると思った。明るく希望が持てる終わり方!と手放しで言える感じでもなく、かと言っていやいや、そうくる?と雑に嗤うものでもない。はっきりしてくれないことで余韻が残って嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
Riel
筆者の提案に自分は疑問が多々あるけどここに至るまでの流れや他の同様の試みとの違い等わかりやすくて読みやすくて勉強になった。ハートランド、自分は使わないだろうけど実験を見たいと思う。他人の目を気にする自分は何らかの贈与をしたくてもハート稼ぎだと思われたくなくてしないことを選んでしまいそう。贈与にはしがらみも負債感もあるけれど曖昧ななままでいてほしい気がする。お金ではないとしてもハートで多種多様な贈与を表してしまうのが"換金"しているようで違和感を感じてしまう私は資本主義に毒されてると言われるかな?
Riel
2025/01/22 20:45

あと、対象になる贈与には例でよく出てきたようにご飯を奢ること等金銭が絡むことも多いと思うので結局お金を持っていて時間にも余裕がある人がどうしてもハートを多く得られるよなあ。でも実験を見てみるのは楽しみ!参加者の思想が偏っていないところが良いなあと思ったし最後のほうの個々人の持つ思想の中での「正しさ」を前提とせずに対話していく、というところとかはとても参考になった。

Riel
2025/01/23 12:17

結局富める人がハートを得やすいよなあ、と思ったことについて、まあ資本主義をやめようという話ではないしその価値観から完全には抜け出せないだろうことは皆わかっていて完璧な"平等"はないけど(人が死んだ時子孫にハートは引き継げないというのは平等な感じがするけどそもそもの金銭や心の余裕、人間関係を構築できる能力等は人によって大きく違う)それでも少し違う原理で動くところができるわけで何でもかんでも心配して批判していたら新しいことはできないからね。見ていこう〜。

が「ナイス!」と言っています。
Riel
話題になってて読みたかったのでやっと読めて嬉しい!phaさんの本読むのは初めてでした。10歳ちょっと違うし境遇とかもほとんど違うけれど、私も感じたことのあることが多々あった。ミッドライフクライシスだ、ゆるい繋がりを保って乗り切ろう!!みたいな本ではなくて淡々と良し悪しつけずに少し離れたところから自分を観察している感じが好きだった。全て嘘偽りなく書いているわけではないだろうがとても素直な人だ。phaさんの文章が好きだと思ったから他も読んでみよう。
が「ナイス!」と言っています。
Riel
本は1人で静かに読むのが楽しいし、わざわざ知らない人と本の話なんてしなくても良いと思っていたけれど2023年の9月にふと思いつきで読書会に参加して、それからその楽しさに魅了されて、今では自分でも開いてみたりするようになった。著者の方の長く続けられている読書会の話や翻訳家としての話等興味深かったしまたすぐに読書会に行きたくなった。「本を語ることは人生を語ること」、まさに。
が「ナイス!」と言っています。
Riel
それぞれの人に定義があると思いますが"丁寧に暮らす"ってきっとこういうことなんだろうなあと思った。力を抜いて続けていきたい。家庭が、母が、父が、というのがよく出てくるけど嫌な気がしないし古い価値観の押し付けと思わないのは簡単にできることだし必要以上に美化したりしていないからかな。家族に料理を作って共に(別々にでも)食べることは決してキラキラと映えるものでも女子力(笑)みたいなんでも、なんでもない。いろんなことに感謝して地に足つけて生きていくためのことだから、続けていけるように力を抜いていきたいよな。
が「ナイス!」と言っています。
Riel
2025年1冊目!恵子から見た世界の描写が面白い。少しアーモンドを思い出した。恵子ほど"変わり者"ではないけれど私も世の中の普通に共感できないこともあり、白羽の言葉にはズキズキ来たけど彼もまたそれに晒されて自分の人生を"強姦されている"被害者で。恵子や白羽ほどじゃないけど、きっと皆"普通"から少しずれているポイントはあって、うまく周りと同じようなフリをしながらも最後の恵子のように自分はこれだ、と言えるような生き方ができるといいよなあと思った。白羽の義理姉と恵子が電話するシーンとか笑ったなあ。面白かった!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/05(5493日経過)
記録初日
2010/02/05(5493日経過)
読んだ本
537冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
132458ページ(1日平均24ページ)
感想・レビュー
81件(投稿率15.1%)
本棚
0棚
性別
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