いつからかコミュニケーションをツールとして捉えるようになっていて、それ自体に価値があるとは考えなくなっていた。結論の出ない会話は無駄、みたいな。でもそうじゃないかも。当たり前だけど。

あなただったらどうしましたか？という 自己弁護でもなければ、相手に対する批判でもない、ハンナの純粋な問いが、紙面を越えて迫ってくるようだった。濁流のただなかにいるとき、正しくあることが、自分にはできるだろうか？おそらくできないだろう、という確信めいた予感がある。

いつからかコミュニケーションをツールとして捉えるようになっていて、それ自体に価値があるとは考えなくなっていた。結論の出ない会話は無駄、みたいな。でもそうじゃないかも。当たり前だけど。

もしここに書いてあることが本当なのだとすると、人間が幸福否定をする意味ってなんだろう。幸せにならないように最初からプログラミングされてるの？なんのために？

ちょっと怖いところもあり、よくわからないところもある。

本当は、出来事の意味はわからないし、感情の分類はできないものなのかもしれない。ただそこに一回きりのものとしてあるだけ。それを飲み込みやすく解釈するというのは不真面目なのかもしれない。