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2025年1月の読書メーターまとめ

橘
読んだ本
10
読んだページ
3448ページ
感想・レビュー
10
ナイス
400ナイス

2025年1月に読んだ本
10

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • 鬼無茶

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

橘
ネタバレ未曾有の大地震が起こり、再び大地震が来ることが予知されている世界でも、綿矢りささんの描く女子は拗らせている。学生運動みたいな描写には面食らいました。学生自治だけになるとこうなるのか…?「私」「私の男」「リーダー」「マリ」がほとんど。タイトル、「大地に賭けてる」か。よく、地震だけでなく豪雪や水害のある地域からなんで離れないのか…とかいう人いるけど、これが答えの一つかもしれません。離れても人生は続いていくし、大地の上にいる限り逃げ場ありません
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

橘

選択的夫婦別姓で子どもが親どっちの苗字にするか選べたならわたしは母の旧姓です…全国に500人くらいなのでレア度が段違い。でも実家は家父長制強い地方だから選択できなかっただろうけども。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
10

橘
久々に食エッセイアンソロジーを読みました。もう、昭和100年。御一新どころか先の大戦まで遠くなってしまったので、あのころの日本は…としみじみ読みました。雨野貞祐さんの一編が心に染み入りました。「生は悩みだと言えます。」から終わりまでの文、書き写しておきたいな。 昭和の食エッセイなのでおにぎりやお漬物など素朴な馴染みのある味について書かれているものもあれば、ご、豪勢…というのもあって面白かった。時代と共に変わっていくもの、変わらない味覚と、食べられなくなったあの頃の味……ちょっと、切なくもなりました。
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橘
れいんさんのお友だちエッセイ。老若男女、仲良い人が幅広くて素敵。愛が詰まっていました。前作のように身を切るような別れを経験されても、また好きな人と全力で関わっていこうというれいんさんの強さが好きです。時間薬と人と日常生活はすごい。仲良い大事な人たちへの視線も優しくてすてき。そして類友なのかエピソードも笑ってしまった。悲しいお別れの話もいくつかあるけど、悲しいだけじゃ終わらないのでにこにこしてしまいました。しばらく連絡とってない友人に連絡してみよう、と思える本でした。れいんさん好きだなぁ。
橘
2025/01/30 00:46

川上弘美ワールドを地で生きてる方なのかもしれないなぁ。似ている気がします

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橘
ネタバレミカヅチの面々、特に広目さんと土門さんが揺れているのに驚きました。いつも冷静沈着とばかり…でも、それほど切羽詰まっているこの世と極意さん。ミカヅチ班が協力して事にあたっていくのを、変わりましたね、と土門さんしみじみしてる。自分の運命を呪い神を棄てた人を、魔は仲間にいれていく。終盤ちらっと、今後重要になってくるかも?な天使の笑顔で凄まじい悪意の幼女がでました。中ボスくらいなのか…?続きも楽しみです。伝説の拷問器具のレプリカ作って、実際に使ったものを企画展にシレッと送り込むとは、敵はなかなかやります。
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橘
三池炭鉱ですよ~とおすすめしていただきました。 じわじわと怖かったです。曰くのない土地・業を背負っていない場所などない、というのが印象的でした。共存していくしかない、という「迷い鬼」「でんしゃ」「会議室の声」が特に気になります。人格者のお坊さんや、先に共存している先輩や地元の方がいなくなれば、対応間違って噴出するかもしれない…というぞわぞわも含めて。背筋が凍ります。
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橘
ネタバレ本にも書かれていたけど、「あの英国がどうしてこんなことになっているのか…」とわたしも思うので、ブレイディみかこさんの本はリアルな英国が描かれているのが好きです。時代の記録というスタンスで読んだら丁度いいのかなと思いました。ブレイディさんの視線と精神性が、地べたやアナキーからブレないところも良いです。わたしは年収ワープア層なので、この本を読んで「日本はどうかな…」がやりやすい。もう日本もブロークンしてるなぁという日々ですが憂国しすぎずいこう。
が「ナイス!」と言っています。
橘
ネタバレ未曾有の大地震が起こり、再び大地震が来ることが予知されている世界でも、綿矢りささんの描く女子は拗らせている。学生運動みたいな描写には面食らいました。学生自治だけになるとこうなるのか…?「私」「私の男」「リーダー」「マリ」がほとんど。タイトル、「大地に賭けてる」か。よく、地震だけでなく豪雪や水害のある地域からなんで離れないのか…とかいう人いるけど、これが答えの一つかもしれません。離れても人生は続いていくし、大地の上にいる限り逃げ場ありません
が「ナイス!」と言っています。
橘
廃墟もあれば、今も営まれているアーケードもあって面白かったです。特にアーケード街は、今では訪れることのできなくなった場所が載っているのがいい。端島は以前から好きだけど、池島の方は行けるのか…曽木発電所も見てみたいです。近代建築産業遺構、北九エリアはつくづくいい…若松区、好きなのでまた行こうと思いました。ダイナマイトどんどん。昔からのアーケード街に、そのままの空気感で新しいお店がやっているというのが嬉しいです。維持大変だろうなと思いますが…
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橘
オススメしていただいて読んだ、静かな終末のお話。北半球の国々が核爆弾を各地に落とし、濃い放射能が漂う世界になってしまった。そんな北半球と連絡が取れないまま、南半球にあるオーストラリアは懸命に情報収集していく。そして、確実に世界が終わるとわかってしまう…それでも、だいたいの人はやれる事をやったり、庭を作ったりスキルを身に着けたりと、少しの希望と自棄っぱち、たくさんの諦念で静かに終わっていくのが壮絶でした。モイラとタワーズ、世界が終わりかけているのに人の道は外れないという慎み…素敵です。
が「ナイス!」と言っています。
橘
先が気になってほぼ一気読みでした。篠田節子作品は割とこうなる…そばにいてくれた白猫を葬った日に、豪農の跡取り・輝和はネパール人のカルバナとお見合いしそのまま結婚した。そのカルバナが救いを…というよりは穏やかそうで苛烈な破壊と創造を行っていき、結木家は全てを失っていく。輝和は彼女を止めることも彼女に委ねることもできず、愛することも畏れることもできない。本当に全てを棄ててたどり着いたラストにはどこか神々しささえ覚えました。壮大な断捨離、とおっしゃってるレビュー拝読しました。言い得て妙です。
が「ナイス!」と言っています。
橘
2024‐2025の年越し読書本です。どちらも面白かったです。「ランゴリアーズ」は飛行機の機内と空港しか場面がありませんでしたが、ハラハラドキドキでした。ラストも好きでした。キング作品には珍しく、映画も面白いようで気になりました。「秘密の窓、秘密の庭」は心理的な怖さでした。猫の件から真相には気づきましたが、罪の意識と孤独はこれほどすさまじく心を破壊するんだなと思います。作家と作品の小説はこれで最後だそうだけど、書く方もきついだろうなと、勝手な想像をします。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/09(5487日経過)
記録初日
2010/02/09(5487日経過)
読んだ本
4076冊(1日平均0.74冊)
読んだページ
1040043ページ(1日平均189ページ)
感想・レビュー
3855件(投稿率94.6%)
本棚
546棚
年齢
42歳
現住所
福岡県
自己紹介


何も無いボクはどこへ行けばいいのかな?

一言感想は書こうと思いました。
メインの感想は別サイトで綴ってます。

今年は新しいことばかりでまだ落ち着いてないのですが、
ビブリオセラピーで乗り切ります。






☆☆☆☆☆
2010年 169冊
2011年 210冊
2012年 213冊
2013年 313冊
2014年 353冊
2015年 414冊
2016年 385冊
2017年 406冊
2018年 272冊
2019年 320冊
2020年 245冊

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