数学に明るくないわたしでもお名前を聞いたことがある「渋滞学」の西成先生の講演を書籍化した本。数学をどう実社会に役立てていくのか、今まで確かにわからなかったので面白かった。

同じように模写するというのはやっていないけれど、アイデアが色々あったので吸収できた。

数学に明るくないわたしでもお名前を聞いたことがある「渋滞学」の西成先生の講演を書籍化した本。数学をどう実社会に役立てていくのか、今まで確かにわからなかったので面白かった。

イラレって奥深いよなぁと思いながら勉強した。わからないところはメモりつつ、仕事に活かしていきたい。

教える仕事をしているなかで役立ちそうなことがたくさんあった。ワーキングメモリを無駄遣いさせないというのは意識していることではあるけど、鍛える方法をお家でも実行してもらったらいいのかなとも思った。

前の著作のほうが個人的には役立ちそうなものが多かった。

「スパークリング・バルーンの島」〜「卓上遊戯の応接間」まで。

別にふせんじゃなくていいかな…と思うものもあったけど、「隠す」というやり方はいいなと思った。あと、タイムカプセルもいいかも。

すごく良かった。韓国社会と日本社会は似ているんだなと思ったし、作中でもそのような章があった。作品に「自分の人生を生きるんだ」というメッセージが通底していた。ある意味アドラー心理学的な、自分と他人の境界をしっかり引こうという思い、今の韓国社会(日本も)ではそれができていないときが多い、という警鐘みたいなものを感じた。自分として生きるということだけでなく、そのためには社会を変えなければならない、社会を変えるためには私たち自身が動かなければならない、というメッセージも受け取った。