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2024年7月の読書メーターまとめ

Cinejazz
読んだ本
73
読んだページ
5334ページ
感想・レビュー
73
ナイス
1458ナイス

2024年7月に読んだ本
73

2024年7月のお気に入り登録
2

  • yutaka
  • 今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

2024年7月のお気に入られ登録
2

  • yutaka
  • 今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Cinejazz
信長、秀吉、家康らが天下の覇者を目論んだ戦国の世にあって、信州信濃の昌幸、信之、幸村の真田父子が、「真田」の家名を絶やさんがための空前絶後の企みは、関ヶ原合戦を経て大坂城の冬から夏の陣に完全燃焼する戦国武将の意地と誇りを高らかに描いた、直木賞作家・今村翔吾著になる歴史エンタテイメント大作。〝「俺は入城に際し、幸村を名乗る」「止めても無駄か」 「ああ、兄上のお知恵を借りねば何処までやれるかは判らないが・・・どうあっても大いに暴れてやる。機があれば大御所の首を挙げるつもりだ」「大御所を討つより名を揚げられる↓
Cinejazz
2024/07/07 08:25

→道がある」「えっ」 ・・・源三郎(信之)はぽつんと言うと、顔をゆっくりもたげる。源次郎(信繁=幸村)は吃驚して首を傾げている「大御所を討たぬという道よ」「意味が解らん。討ったほうが名は揚がるだろう?」「天下を統べた者を除いて、名を残した人のことを考えてみればよい。 織田信長、上杉謙信・・・そして御屋形様(武田信玄)もそうだ・・・もし今少し生きていれば。もしあの時に討ち取っていれば・・・後の世に生きる者はそこに大きな夢を見る。天下を獲れぬ真田が目指すのはこの道よ。この地位を無理やり創り上げる」・・・。

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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

Cinejazz

6月のマイベスト:『神々のイ山嶺』(夢枕獏).『樽とタタン』(中島京子).『月の満ち欠け』(佐藤正午).『カラフル』(森絵都).『虹の岬の喫茶店』(森沢明夫) 2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:70冊 読んだページ数:5746ページ ナイス数:1723ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/52329/summary/monthly/2024/6

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2024年7月の感想・レビュー一覧
73

Cinejazz
〝歩こう、歩こう、歩こうよ。 ちょんちょん、ちょんちょん、歩こうよ…ちょんちょん歩くの、誰かしら?・・・ちょんちょん歩くの、小鳥さん。 ゆらゆら小枝が揺れている・・・〟赤ちゃんから幼児期に向かって『歩く』ことは、成長の大きな節目であり、 親にとっても、歩けるようになることは大きな喜び。その『歩く』ことの楽しさを、彩り豊かに描かれた絵本。
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Cinejazz
動物園の行列に始まる様々な行列の風景を、韻を踏んだ回文調で描かれたカラフル絵本。・・・蟻の行列、車の行列(渋滞)、魚の行列(魚群)、ラーメン屋の行列(順番待ち)・・・炎天下の行列風景・・・どちら様も、熱中症にはくれぐれもご用心を!
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Cinejazz
〝捨て子です。昭和26年のクリスマス・イブに捨てられました。12月15日いう戸籍上の誕生日は推定です。誰が、何処に捨てたのかも知りません。知る必要もないでしょう。...最も憎むべき父と母の、顔も名前も知らない。それは同時に、最も愛すべき人々の顔も名前も知らないということだった...〟孤独の中で育ち、温かな家庭を築きあげ、65歳の定年まで勤め上げた男(竹脇正一)は、送別会の帰りに地下鉄で倒れ意識を失う。家族や友が次々に見舞いに訪れる中、竹脇の心は外へと彷徨い出し、過去の記憶が呼び起こされてゆく哀哭の物語。
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Cinejazz
〝 ぼく<ダサいぬ>って、呼ばれてるパグです。いつも仲間はずれ。隣の家に引っ越してきた<いぬのレックス>とは、塀越しで挨拶を交わして、まだ顔を見ていない・・・。何時間もお喋りするうちに、友だちになりたくて、つい嘘をついてしまった 「ぼ、ぼくの名前はアルフレッド。ゴ-ルデン・レトリ-バ- で―す」・・・〟可愛くなくても、友だちになってくれるかな・・・? 🐶🖼🐕
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Cinejazz
〝「金曜日は、いつもパパと一緒に家を早く出るんだ!」雨の日でも、寒い日でも、雪の日でも…みんなは急ぎ足、ぼくらは急がない・・・「ついた! いつものこの店で、朝ごはんを食べるんだ!」・・・「当ててみましょうか」とウェイトレスのローザ 「ホットケーキでしょう?!」・・・ぼくらは、ゆっくり食べながらお喋りする。いろんなことを・・・。「また、金曜日ね!」とローザ。ああ、次の金曜日が待ち遠しいな!〟パパと息子の “金曜の朝のちいさな行事” は、二人の掛買いのない大事な時間です。👨‍👦🏠
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Cinejazz
土の中で暮らすモグラの8人兄弟。モリスはいちばん下のチビッ子。 ある日のこと「もう、食べるものがない! 地面をもっと深く掘るぞ!」・・・モグラの兄さんたちの頑張りをよそ目に、モリスが思いついたことは「もっと上に掘るんだ!」でも、兄さんたちの誰も耳を貸してくれない・・・。やがて地上に 出たモリスが見たのは、甘い匂い、楽しい歌声でした・・・。「でかしたぞ、モリス!」お兄さんたちは言いました。「ぼくは小さいかも知れない。でも、でっかいことが出来るんだ」とモリスは言いました・・・。
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Cinejazz
「可愛がってあげる」って、女の子が約束して連れ帰った<タコの坊や>。「飼ってもいい? ねえ、いいでしょ?」・・・父さんは言った「ペットはたくさんいるだろうが!」アザラシにはプールを、ペンギンには冷蔵庫を、二頭のゾウには車庫を…と、家中を占領されてしまった父さんは猛反対するが・・・。大型ペットが大集合する、てんやわんやの鮮やかな色彩絵本。🐙🐧🦈🐘
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Cinejazz
〝「えっ、雪? 雪ってなあに?」「知らないの? そうか、きみは冬眠しているから、見たことないんだね」・・・子熊のテディは、雪を見たことないし、サンタさんにも会ったことない・・・。どうしてもサンタさんに会いたくなったテディは、冬眠するように見せかけて、初めての雪の冷たさに震えながら、サンタさん探しに出かけていくと・・・⁉〟森の動物たちとの会話から生まれた、やさしさに包まれたクリスマス・ストーリー。 🐻🎅🎁
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〝<ウサギくん>と<クマくん>は、大の仲良しです。二人は「うさくまハウス」で一緒に暮らしています。・・・ある日のこと、二人がキラキラと光る不思議な物を見つけると、夢中になって、取り合いの大喧嘩をする羽目に・・・。 さて二人は、どのようにして仲直りをするのでしょうか・・・? 〟鏡のようなキラキラ光る不思議な物体を絵本に取り込んで、友情と思いやりについて考える、学びの絵本です。🐰🐻
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〝森に棲む「真っ黒狼」、ずっと独りで暮らしていました。狼に話しかけるものは、いませんでした。狼からも、誰にも話しかけませんでした。…ある夜のこと狼は、兎座のしっぽで輝くお星さまに出会います。「狼さん、狼さん、こんばんわ! 狼さんは駆けるの速いのね。とっても楽しそう・・・」 いつも同じ場所で輝いていることに疲れたお星さまは、自由な一匹狼に憧れていると語りかけます。一方狼は、時々寂しい気持ちになることを打ち明けるのでした・・・〟静寂な夜空の下で、お互いを思いやる気持ちと友情の芽生えを描いた、癒やしの絵本。🌠
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〝カモメたちが、かん高い声で「早く起きろ、ピ-タ-!」 母さんは「今朝は、カモメが、やけに騒いでいるわ」ピ-タ-は窓を開けて、カモメたちが空いっぱい集まっている浜辺に目を凝らした「潮を吹いてる⁉・・クジラがいるんだ!」・・・動けずにいるクジラが小さな声で「来てくれないかと思ってた。海に戻りたいんだ。このまま此処にいたら、死んでしまう」・・・ピ-タ-は思い悩んで「でも、いったい、どうすればいいんだ? ぼくは、こんなちっぽけなのに」・・・〟漁師の家で育った少年が、クジラ救出に知恵を絞る勇敢な物語絵本。
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Cinejazz
〝ぼくたちは大きくなった。もう立派に飛べるようになった。父は言った「さあ、ゆくぞ」 母は言った「頑張るのよ」 その日、ぼくたちは飛び立った。遥か遠くにあるという、新しい世界へ、約束の地を目指して・・・〟北極圏の島から3000キロ以上も離れた北海沿岸や英国に越冬の旅に飛び立つ<カオジロガン>の家族を、旭山動物園に25年間勤務した作者<あべ弘士>さんが、生命(いのち)あふれる自然の雄大さを描いた渾身の絵本。
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Cinejazz
ここは、世界で3番目に大きい島ボルネオ島。この熱帯雨林の島は、様々な生き物が暮らす大自然の宝庫と言われてきたが、近年の大規模開発によって、自然破壊と野生動物の生息に深刻な影響を及ぼしている。棲む場所を追われるゾウの群れが、プランテーション農園を荒らし、民家を壊す。森の動物たちの生活の場が失われてしまったなかで、油やしの果実から採れるパーム油が世界中に輸出され、ポテトチップスやカップ麺、マーガンリンなどの食品油として使われているという現実が紹介された報道写真絵本。 (平成25年課題図書)
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Cinejazz
南アフリカの乾燥地帯に生息する「ミーアキャット」 (猫の仲間ではなくマング-スの仲間) の家族の生態を追った、写真家<内山 晟>さん撮影、<江口絵里>さん語りによる写真絵本。・・・カラハリ砂漠でのひと家族の縄張りは1~2キロメ-トル四方。背筋をぴんと伸ばして立つと、背の高さは30センチほど。大人たちは、巣穴を離れて餌探し。赤ちゃんの子守り役は、家族が交代で天敵から身を守る。空からはゴマバラワシ、地上ではジャッカル、地面には蛇、隣の縄張り家族の脅威・・・厳しい掟と絆のなかで生きている家族の物語。
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Cinejazz
〝「ラポラポラ」とは 「森を自由に跳びまわる妖精」の意味だという。森の中に入ると、ふと感じる、研ぎ澄まされた不思議な感覚があたりに充満している。それは、何だろうと、ずっと思ってきた・・・森には、本当に「妖精」が棲んでいるのかも知れない。森の動物たちを見ていると、ちゃんと「ラプラプラ」に気づいているようだ・・・〟北海道の動物たちに憧れ、写真家となった福田幸弘さんによる詩情あふれる写真集。
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Cinejazz
天下の趨勢を睨みつつ、仕える主を次々と代える「表裏比興の者」と侮蔑されながらも、徳川の軍勢を二度まで退けた真田昌幸、徳川方への忠義を貫く真田信幸(信之)、上杉家の直江兼続から教示された「義」の思想に目覚め、豊臣方につく真田信繁(幸村)・・・戦国の世の終末期に、知恵と情報戦で大勢力と対峙した小さき者たちの意地と誇りの歴史絵巻。〝天下を取るだけが道ではない。他者の幸せを踏みにじり、利を追い求めるだけでは、野に生きる獣と変わらぬであろう・・・人が人として本来あるべき姿を追い求め、天に恥じぬ生き方を貫きたい〟
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Cinejazz
戦国時代、信濃の弱小勢力であった真田一族の三代(初代幸隆、昌幸、信幸と信繁兄弟)の系譜をたどりながら、信長、秀吉のように華々しい天下制覇の表舞台の陰で、知力の限りを尽くし、一族の存亡と誇りをかけた男の生き方が描かれた、壮大な戦国絵巻。〝確かに信義の二文字は、上辺だけの綺麗ごとに過ぎぬ。人は信義ではなく、利欲によって動くというのがこの世の中だ。しかし、目先の小さな利に踊らされ、右往左往していては、我らは心根の卑しい弱小勢力と侮られるだけだ。ときに小利を捨て、真田ここに在りと気骨を示さねばならぬ時もある〟
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Cinejazz
〝木が たくさん あるのは いいなあ。木が たくさん生えると 森になる。森はいつも いきいき している。たった一本でも、木があるのは いいなあ。木には 葉っぱが ついている。木は 木陰を つくってくれろ。家のそばに、大きな木があると いい。木を植えると いいよ。苗木は 毎年 少しずつ 大きくなっていく。そうしたら、みんなに言うんだ「この木、ぼくが植えたんだよ」って…〟自然への回帰を、子どもの気持ちで描かれた、爽やかさな風景の絵本です。
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Cinejazz
〝「ぼく、大きな木がほしいなあ。ねえ、お母さん」「おや、まあ、どうしてなの?」「どうしてって、お母さん。大きくて高い高い木に登ってみたいと思わない?」「でも、危なくないかしら?」「ぼく、危なくないように、いろいろ考えたんだ」…〟登りやすく梯子を付けて、枝の上に小屋を作って、小鳥やリスが住めて、てっぺんに見晴台のついた大きな木が欲しいと思う、子どもの夢が描かれた懐かしい風景の絵本です。🌲🌳
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Cinejazz
〝ドアの横には…傘がひとつ。大きいやさしい傘。 みんなを守る傘・・・ 雨が降ってきたら、大きな傘は、手をめいっぱい広げて、困った人を受け入れます。背が高くても、毛むくじゃらでも、足が何本でも、どんな姿をしていてもだいじょうぶ…入れないかも、なんて心配しなくていい「どんなときも、みんなのがあるんだよ」〟…それぞれの違いを受け止めて、寄りそい、助け合う・・・。そうしたらもっと平和なのに、もっと雨の日も楽しい…ウクライナ民話「手袋のような傘」からのお話し絵本。☔
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Cinejazz
笑って読ませて、こんな発想もあるのかと、思わず感心させられる、大人気絵本作家<ヨシタケシンスケ>さんの人間観察エッセイ集。・・・〝人間って、欲が出るから成功もするし、失敗するわけなんですけど、こういう自分の中で欲が出た瞬間って、どんな顔をしてるのかな? 人間って、あれ、いけるんじゃない? みたいなとき、何とも言えない顔をする。そんな欲が出た瞬間の顔ばっかり集めた写真集があったら、ぜひ買いたいなあ―〟
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Cinejazz
〝え?「もしもの世界」って何かって? それは、君が暮らしている「いつもの世界」ではなくて、君の心の中にある「もうひとつの世界」だよ。 「もしも、あのとき・・・」って、思い出すもの。 手で触ることは出来ないけれど、君の中に「もうひとつの未来」として、いつまでも君と一緒にいるもの。...もしもの世界が、大きい人であればあるほど、いつもの世界も大きく膨らませることが出来るはずなんだ。何故なら、もしもの世界は、君だけの、君のためのエネルギ-の塊だから〟<ヨシタケシンスケ>版 “いつも心に太陽を” 夢と希望編。
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Cinejazz
〝遥か遠い北の国で暮らす<ルナ>。彼女が抱きしめたくなるほど大切な友だちの<シロクマ>さん。二人は、トーストと苺ジャムのように、ぴったり気が合います。何をするにも一緒でした。ある晴れた日のこと、シロクマさんは、新しい雪の中から一輪の黄色い花が顔を出し、風に揺れているを見て「綺麗な花だな。ルナにプレゼントしよう」… ルナは大喜び 「まあ! 素敵。ずっと、ずっと大切にするね」…でも、その花は、間もなく枯れてしまい、ルナの笑顔も消えてしまい…〟お互いを支え合う思いやりの心、絆の大切さを思い出させてくれる絵本。
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Cinejazz
〝小さいサイのアーチ-には、不思議なことがいっぱい。「なんでかなあ」って思っているうちに、ますます分からなくなって・・・。「なんでジャムはべとべとなの?」「なんで泡はぶくぶくするの?」「なんで水は冷たいの?」「なんで? なんで?」…〟好奇心がいっぱいの子ども、応えに四苦八苦するパパとママ…博物館へGo!!…「なんで?」が、ますます増えるばかりのアーチ-の家族です。
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〝「アーチーは可愛いね」みんなが、そう言います。ところがある日、アーチーは新しい言葉を覚えました。それは・・・「いやっ!」・・・。アーチ-は、新しい言葉をすっかり気に入ってしまい、ご飯の時も、お風呂の時も「いやっ! いやーっっ!!」・・・。アーチーは、いつでも何処でも「いやっ!」としか言わなくなってしまい・・・〟言葉の使い方を、愉しく教えてくれる 「いいよ~!!」の絵本。
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〝12月 ―。ひとりの女の子が、プレゼントを探していました。どうしても贈り物をしたい相手がいたのです・・・寂しい「12月通り25番地」で見つけた店 ―。ここには、見たこともないほど沢山の玩具がありました。探している贈り物も見つかるはず。でも、そこにはもう一人のお客、古めかしい灰色のコートを着て、擦り切れた帽子を被った人が、店じゅうの玩具を、どんどん大きな袋に詰め込んでいたのです・・・〟雪が舞い落ちる12月25日の夜、少女の夢が叶う不思議なクリスマスの物語絵本。
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〝ある雨の木曜日、ジョージは窓の向こうに、本物のドラゴンが飛ぶのを見ました・・・それが始まりです。それからというもの、目を凝らしさえすれば、どこにでも、ドラゴンが見つかるようになりました。誰もドラゴンに気づいていません。きちんと見ていないから見えないのです。気にかけていないと、目にもとまらないのです・・・それって、誰もジョ-ジのことを、きちんと見てくれないし、気にもかけてくれないのに似ているかも・・・〟孤独な心をもつ少年が、周りの気をひこうと “ドラゴンマシ-ン” で旅の夢を見る大人のファンタジ-。
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〝手品師のレイと助手の兎のバニ-は、寂れたアパ-トの一室で暮らしている、息のぴったり合った相棒でね。なんだって一緒、いつだって一緒さ。土曜日には、二人で街の広場にくりだし、手品をして見せてるんだ。ところがある土曜日、いつものようにレイがキラキラ星をふりかけて、呪文を唱える。そこでバニ-が帽子から飛び出すはずなのに・・・忽然と姿が消えた!〟・・・街をさまよい歩くレイとバニ-。やがて、お互いを探し歩く夜空の星の下、二人の友情の灯が光り輝く!
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Cinejazz
〝気が付けば、ヤマダさんは独りぼっちでした。なにもすることが、ありませんでした。そんなある日、自分のうちに庭があるのを発見しました。「そうだった、そうだった。こんな庭があったんだ」・・・あくる日、ヤマダさんは庭の池で人魚が眠っているのを発見しました。むかし、ヤマダさんが怪獣と戦って助けたことのある人魚でした「そうだった、あれってお話しじゃなかったんだ。ずうっと忘れていて、ごめんなさい」・・・〟生きる気力を失くしたヤマダさんが、夢と現実の記憶の狭間を漂いながら活力を取り戻す、大人の癒しの絵本。
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Cinejazz
あの子も、この子も、きっと心のなかでお喋りしているんです・・・「発見! 夏の落ち葉って、柔らかい!」「あ! ない! ない! 歯が抜けた!」「こっそりお風呂で、水のむって、最高においし―!」・・・小さな発見や不安なこと、周りから見たらどうってことないような出来事・・・でもその子にとっては、特別な瞬間の思いが駆けめぐる・・・そんな子どもの気持ちに、そっと寄り添うカラフルな絵本。
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Cinejazz
ここは、小さな時計台のお城のある幼稚園の園庭です。朝9時になると、お城から楽しい音楽が流れて、可愛いお姫様と王子様が出てきてくれます。「お姫様、王子様、おはよう!」と、挨拶するのが、子どもたちの楽しみです。・・・ところが、ある日のこと、大きな嵐がやってきて、時計が動かなくなってしまいました。針が9時にならないと、お姫さまは扉から出てこられないのです。・・・そこで子どもたちは、大好きなお姫さまに、また会えるよう、大作戦を思いつくのでした・・・。
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〝ぼくには、秘密がある・・・。村の仲良しの猫たちから「一緒に魚を食べよう」と誘われたぼくだけど、断って帰った。「猫なのに魚が食べたくないなんて、へんなやつ・・・!」と噂されている。ぼくは、魚が嫌いじゃなくて、可愛くて仕方なくて、水槽で飼ってるほど大好きなの・・・〟この「好き」の気持ちを話せない魚好きの猫が、小鳥の大好きな猫と出会い、意気投合することに…。世の中、そう捨てたもんじゃないニャ-!
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〝ぼくは、この町で小学校の先生をしている。クラスには、いろんな子がいて、毎日いろんなことが起きる。あたりまえだけど「今日」という日は、人生で今日だけ。 どんな一日になるかな・・・〟この絵本は、ある町の先生と子どもたちの、いつかの「朝」の風景が描かれています。<先生>の目線、<先生>が大切に想うこと、子どもたちも知らない<先生>の気持・・・〝いっぱい我儘を言って、いっぱい甘えて、いっぱい叱られて、いっぱい失敗もして、いっぱい笑って、いっぱい泣いて・・・いっぱい愛されたらいい・・・!〟
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白猫のツグと相棒のハリ-(針鼠?)は、家を抜け出して探検に出かけた。綺麗な月が見えた。「お月さまって、食べると夢が叶うんだって」とハリ-が言った。「おいしいって、どれくらい? ところで、ぼくの夢ってなんだっけ?」とツグが聞いた。食べてみたい月を獲ろうと、大きな網を持って梯子に登ったりしたけれど、どうやっても取れなくてしょんぼり。そこへ現れたのは、今は亡き天国の先住猫(雪男)でした・・・! さて、ツグとハリ-は、如何にして「星の金平糖ハンタ-」になったのでしょうか?・・・夏の夜の魅惑のファンタジ-です。
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今夜は、河向こうの花火大会です。ドーン!、パラパラパラ、向こう岸の夜空に、ま-るく、ま-るく、花火が開いて、パラパラパラ、光の雫が落ちてきます。河のこっち側にある動物園からも、よく見えてます。・・・悠然と寝っ転がって見るゴリラ、花火の美しさと張り合うクジャク、驚いて背中の子どもを落としそうになるコアラたち・・・。うっとり見つめる動物たちの姿が描かれた、夏の夜の風物詩です。🎆
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『幸村を討て』(今村翔吾)の熱血に感化されて手に取る。大坂の陣に、豊臣か徳川か、どちらが負けても、真田の血が消え絶えぬように、親子兄弟が敵味方に分かれた真田家。その後の盛衰を描いた、池波正太郎(1923-1990)の直木賞受賞作『錯乱』を含む中短編集5編。・・・初代松代藩主・信之(幸村の兄)〝武将としてのわしは、もう消えた。だが国を治め領民に幸せをもたらすべき重荷を背負った領主として、これからのわしは生きていくのだ〟
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お気に入りの窓辺で、日向ぼっこ中の「猫のニキ」は、とっても心配しています 「みんな、何処かに出かけるみたい。わたしは、おいてきぼり?!」・・・。やがて「さあ、この中に入ってお出かけするよ」と言って、ジッパーの付いた黒い鞄にニキを押し込みました。ニキは、暗い鞄の中で次第に眠くなってきて・・・気球で空らを飛び、海を渡り、像の背中や木馬の上でユラ-リ、ユラユラ、夢の旅・・・。「さあ、着いたわよ。出てらっしゃい、ニコ」・・・置いてきぼりにされなかったニコの、長閑な絵本です。
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〝むかし昔、二つの国がありました。東と西の二つの国の真ん中の谷で、二人の息子とジャガイモ畑を大切に育てる女の人が暮らしていました。 ところが、東と西との戦争で、兄は東の国の兵士になり、弟は西の国の兵士となって、家を出て行ってしまいました・・・〟ナチス強制収容所から生還した作者<アニタ・ロ-ベル>が、戦争の悲劇をみつめ、平和への願いを込めて描かれた名作絵本。
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町外れの青い屋根のお店「床屋のバルバルさん」第2弾は “今日は子どもデ-” の巻です。バルバルさんのお客さんは、人間と動物たちです。さっそく動物の子どもたちがやって来てくれました。人間の男の子とロバの子を、おそろいの髪型にしたり、5匹の子羊たちそれぞれに、ピッタリのカットをしたり、バルバルさんは、いつでも誰がきても、丁寧な仕事をしてくれます。正体不明の動物が、綺麗にさっぱりカットしてもらうと、その正体がわかり、みんな大喜びの一幕です。
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Cinejazz
町の外れに、青い屋根の小さな店があります。バルバルさんの床屋です。毎日を楽しく働いています。ある日の朝のこと、ライオンが(!)、たて髪を綺麗にして欲しいと入って来ました。チョキチョキチョキ・・・「グワ-オ とてもスッキリした ありがとう」と言って、ライオンは満足そうに帰っていきました。次に、ワニが毛を生やして欲しい、羊がプードルみたいにして欲しいと、次々に動物のお客さんがやって来ました。驚いていたバルバルさんも、だんだん楽しくなって、注文に応えていくのでした。店の看板には「動物の床屋」の悪戯書きが・・・。
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信長、秀吉、家康らが天下の覇者を目論んだ戦国の世にあって、信州信濃の昌幸、信之、幸村の真田父子が、「真田」の家名を絶やさんがための空前絶後の企みは、関ヶ原合戦を経て大坂城の冬から夏の陣に完全燃焼する戦国武将の意地と誇りを高らかに描いた、直木賞作家・今村翔吾著になる歴史エンタテイメント大作。〝「俺は入城に際し、幸村を名乗る」「止めても無駄か」 「ああ、兄上のお知恵を借りねば何処までやれるかは判らないが・・・どうあっても大いに暴れてやる。機があれば大御所の首を挙げるつもりだ」「大御所を討つより名を揚げられる↓
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2024/07/07 08:25

→道がある」「えっ」 ・・・源三郎(信之)はぽつんと言うと、顔をゆっくりもたげる。源次郎(信繁=幸村)は吃驚して首を傾げている「大御所を討たぬという道よ」「意味が解らん。討ったほうが名は揚がるだろう?」「天下を統べた者を除いて、名を残した人のことを考えてみればよい。 織田信長、上杉謙信・・・そして御屋形様(武田信玄)もそうだ・・・もし今少し生きていれば。もしあの時に討ち取っていれば・・・後の世に生きる者はそこに大きな夢を見る。天下を獲れぬ真田が目指すのはこの道よ。この地位を無理やり創り上げる」・・・。

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〝きょう、ぼくは、此処へ引っ越してきた。誰も、ぼくのことを知らない。母さんは、心配いらないって言うけれど・・・「さて、皆さん、これが噂の転校生です。南極から来たんですって! みんなで思いっきり、からかっちゃいましょう!」 先生がそう言って、紹介するところを想像した。そこには友だちなんか、いない。友だちが一人もいないなんて、サイテ-だ!・・・〟明日への不安が、楽しみの毎日に変わってゆく、こころ慰められる絵本です。
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〝マグリ-リさんの夢は、庭に野菜を育てて、新鮮でい美味しい野菜をおもいっきり食べることでした。ところが夜になると、「腹ペコ兎」がやって来て、ムシャ!ムシャ! 芽をかじってしまうのでした。その度に、マグリ-リさんは、畑の囲いを頑丈なものにしていきます。さて、軍配は?…〟腹ペコ兎との、賑やかな知恵比べが愉しい絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
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パパ:「お昼ご飯、食べにいくよ!乗った乗った!ドア閉めて、ベルト締めたら、さあ出発!」・・・突然、大きな水たまりにバシャ、バシャ-ン!・・・ご飯の前に洗車場に行くことに・・・子どもたち:「大きな波が襲ってきた! パパの車が潜水艦になったみたい! 泡だらけになって、深い海の底に潜っていくぞ!」・・・カーウオッシュで未体験ゾーンを楽しむ、子どもたちの冒険絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
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〝「地球」この大きな乗り物にのって、ぼくたちは宇宙を旅している・・・地球はコマのように回転しながら、太陽の周りを大きく回っている。昼間、太陽の光は眩しくて暖かい。夜がちかづくにつれて、影がながく延びる。夜が始まる。地球が回転して、ぼくたちは太陽の光が届かないほうに来たんだ。星の輝く宇宙が見える・・・そしてぼくたちは、明日のことを夢みる・・・〟絵本作家<G.ブライアン・カラス>の優しさの溢れる、のどかな絵本。 (ON EARTH)
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/10/05 17:41

私も読みました!太陽の光が眩しい昼と、星が輝く夜。地球の動きを通して、時間の流れを感じますね。カラスさんの絵は、どこか懐かしいような、あたたかい気持ちになります。この本を読むと、忙しい毎日の中で、ふと立ち止まって、自然に目を向けたくなります。

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「ぼくは海だよ」浜辺に寄せる青い水、見渡す限り煌めく波、そこから生まれる霧や嵐、そしてしょっぱい匂いまで、みんなみんな、ぼくなんだ ・・・ 絵を描く人たちが、海の姿をいろんな “いろ” を使って見せてくれると、ぼくは愉しい。詩を書く人たちが、海の心をいろんな “ことば” で伝えてくれると、ぼくは嬉しい・・・カモメは海に歌いかけ、浜辺の砂や石ころたちも、寄せては返す波にあわせて “カラコロ・コロン” と歌ってる。貝殻の中から僕の声、サラサラこぼれ、きみの耳に囁きかける「ぼくは海だよ」・・・。
が「ナイス!」と言っています。
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とっても働き者の「あひるどん」がいた。なんせ、ご主人がたいへんな「のらくらどん」だったもんで、働かなくちゃ、しょうがなかったんだ。こき使われどいしの可哀そうな「あひるどん」は、もうくたくた…。いつも「あひるどん」に面倒を見てもらっている農場の羊や牝牛、豚や雌鶏たちは、見るに見かねて作戦会議を開いて相談をはじめる。そして、ついに一日中ベッドの中にいる「のらくらどん」を懲らしめて、農場から追い出すことに・・・!(第40回青少年読書感想文全国コンク-ル課題図書)
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〝凍える冬の夜、宿屋の近くの牛小屋に、疲れ切った動物たち(年老いた犬、迷い猫、小さな鼠)が、安らぎを求めてやって来た。牡牛がやさしく声をかける 「お入りなさい。ここは、小さなものに用意された場所ですから」・・・疲れた驢馬の背にマリアを乗せて、ヨセフがやって来た。「何処で子どもを産んだらいいのかしら?」マリアが呟いた。「お入りなさい。ここは、小さなものに用意された場所ですから」・・・その夜、一人の男の子が、この世に誕生した〟熱い信仰心がうかがえる、厳粛で壮麗な絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
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“これは水平線の向こうから流れてきた家"から始まり、ページを繰るたびに、前の文の後に説明がくっついていく“つみあげうた"の言葉あそび絵本。谷川俊太郎さんのリズム感あふれる言葉の連打に、tupera tuperaさんのユーモラスな絵が奏でる、遊びゴコロいっぱいの、読み切るまでに暑さがぶり返す仕掛け絵本です。
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12星座とギリシャ神話にまつわる物語を<tupera tupera>のコンビが、神秘に輝く星々をカラフルな絵で描いた、神話世界への招待状。牡羊座.蟹座.牡牛座.獅子座.双子座.乙女座.天秤座.山羊座.蠍座.水瓶座.射手座.魚座・・・神々が宿る神話の世界。
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「おばけだじょ!」 まっ黒なからだ、ぎょろ目、ギザギザの歯。「たべちゃうじょ!」と襲ってくる怖いお化け。このお化けには、秘密が隠されていた⁉・・・ 予想外の展開に、びっくり、ドッキリ! <tupera tupera(ツペラツペラ)>が描く、影絵のような不思議な絵の世界は、大人も楽しめるワンダ-ランド!
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〝この絵本には、とっても変てこで、珍しい鳥たちが、たくさんでてきます。世界中のどこの動物園にもいませんし、どの図鑑にも載っていません。どこのペットショップに行っても、見つけることは出来ないでしょう・・・〟では、世にも稀な「変てこな鳥たち」の一部を紹介しましょう。手芸好きなひとなら一度は飼ってみたい「針刺し鳥」、「蛇口トリ」が通りを走ると、水溜まりができる、「ゴミバケツカナリア」は、ごみ捨て場で暮らしている・・・このほかにも、たくさんの「変てこ鳥」が目白押し・・・ユーモアと想像力にあふれた奇想天外な鳥絵本。
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〝ある日、母さんと父さんが、船に乗って旅に出た。ぼくは風邪をひいて、一緒に行けなかった…嵐に襲われて、船は帰ってこない。母さんも、父さんも、いなくなっちゃた…独りぼっちだ、ぼく…すると、ドアが開いて、声がした 「やあ、こんにちは。 わしは、きみの叔父さんだよ。さあ、そんな暗い処からでておいで」「ぼく、何処へいくの?」「わしの処へ来るんだよ」と、ぼくの叔父さんは言った・・・〟両親が行方不明になった象の男の子を慰めるために、年老いた叔父さんが訪ねてきた。 両親が帰ってくることを信じて、老人と子どもの楽しい↓
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2024/07/04 07:14

→ 日々が描かれた、こころ穏やかになる物語絵本。

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〝今日はXmas。魔女は、朝からとても機嫌が悪い。「くだらない日が、またやって来たよ!」魔女は一度も、誰からもXmasプレゼントを貰ったり、Xmasパーティに呼ばれたりしたことがなかった。「ふん、つまらない」魔女は、いらいらしながら、箒に乗って散歩に出かけていった…その頃、森のサンタクロ-スが、たくさんのプレゼントを持って、町へでかけようとしていたその時・・・強い風が吹いてきて、サンタの帽子が飛んで、飛んで・・・なんと! 魔女の帽子にすっぽりと被さってしまった!・・・〟サンタの帽子に気づかない↓
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2024/07/04 07:10

→ 機嫌の悪い魔女は、鬱憤晴らしに森の動物たちに魔法をかけまくっていった・・・すると?!

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〝森にキノコ採りにやって来た「魔女」が、地面に降りるのを失敗して、マントを茨の繁みに引っ掛けてしまった。ビリビリビリ・・・慌てた魔女が、無理やりマントを引っ張ったので、マントは穴だらけに。「あ―、なんて見っとも無いこと!」魔女はがっかりしながらも、そのままキノコ採りに森の中へ入っていった…〟切れ端のマントを見つけたのは、小さい鼠の<チーネズ>。「真っ黒で、まるでコウモリの羽根みたいだな-」そう呟くと、チーネズは空飛ぶコウモリに変身! 友だちの<フックラ>と<ノッポー>を誘って三匹は夕暮れの空の散歩↓
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2024/07/04 07:05

→に出かけたその先で?!・・・今夜の蝙蝠スープにしようと、魔女が網を張って待っていた!・・・。

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〝空を散歩中の「魔女」の帽子が、強い風に吹かれて飛んでいく「待っておくれ―!」帽子は、小川にポチャン「やれやれ、やっかいなことになったよ」魔女は、慌てて箒をおき、靴を脱ぎ捨てると、小川に入っていった…そこへ一頭の子牛が、魔女の靴を見つけて頭にのせてみると・・・紫の煙がモワッとあがり、強い牛の角に変身!・・・次に狸がパンダに、たれ耳の犬が狼にと、次々に変身するのだが⁈・・・〟「魔女シリ-ズ」の第2弾では、前作の<箒>が<靴>に代わって、今回のハッピ-エンドにで幕引きとなる安心の絵本。
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〝ヒューッ ドシ-ン!! 大きな音がしたかと思うと、空から「魔女」が落ちてきた! 魔女は、腰を摩りながら、起き上がりると「あれっ?箒の柄が折れてしまったよ…仕方がない、柄になるような棒を探しにいくか」 魔女は、壊れた箒を、詩情切り株の上において、森の中へ出かけていくと…〟魔女の箒を見つけたトラが頭にのせると、箒はたて髪となって、ライオンに変身。トラが置いていった縞模様を見つけたロバは、シマウマに変身…魔法の力で動物達が、次々に変身する「魔女シリ-ズ」の開幕編。
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佐野洋子さん(1938-2010) の絵本『100万回生きたねこ』に敬意を表して、13人の作家や挿絵画家が描き上げたトリビュート短篇集。かつて夫だった<谷川俊太郎>さんの作品も上梓されている ・・・・・〝『100万回生きたねこ』は、佐野洋子の見果てぬ夢であった。それはこれからも、誰の見果てぬ夢であり続ける〟と。
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洋食用の一本のナイフ・・・このナイフが「曲がる」「捻れる」「折れる」「割れる」「溶ける」「切れ切れになる」・・・ 現実にはあり得ない、ユリ・ゲラ-をはるかに凌ぐ、超不可思議なナイフが変形する姿を、スーパーリアリズムで描かれた、今までに見たことのない、不思議な絵本の世界。
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〝僕は、森の入り口に立っていた。森の奥には何があるんだろう・・・森は、深く僕を包んだ。遥か向こうに、碧い木があるように見えた。今までに見たこともない、綺麗な碧だ。どんどん進んでいくと、碧い木は大きく広がった・・・それは、木ではなく、空だったのだ。何羽もの鳥が飛んでいる・・・近づいていくと、それは木ではなく、海だったのだ。何匹もの魚が泳いでいる・・・碧い世界は何処までも広がっていく・・・〟万華鏡を覗き見て、夢想の世界に遊離幽体したような、煌びやかな絵本。
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ペーパークラフトで創作された、繊細で表情豊かな「手」の絵本です。〝手を見てごらん。きみの手と友だちの手。握手すれば、 もう仲良しだ。赤ちゃんの手は、いつも甘えてる。きみが怒ってるとき、手も怒っている・・・〟言葉で言わなくても、手の動きや形で、喜怒哀楽や優しさ、拒絶など、人の気持ちを細やかに表現している「手」が、さまざまな思いや感情を伝える役割があることを教えてくれます。
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<ご機嫌ブータ> 今日は特別ご機嫌で、カスタネット鳴らし、森を跳ね回る。タカタン タカタン♪…それを見ていた<トラさん>は「なんて楽しそうなんだろう!」自慢の小太鼓を叩きながら、ブ-タのあとに続きます…それを見ていた<キリンさん>「あら、なんだかいい感じ!」…それを見ていた<オサルさん>「ウキキ、おいらも入れてくれ!」…それを見ていた<ワニさん>も「お日さま」も「お月さま」も、みんな揃って、大はしゃぎ!…幼馴染の<ブーコちゃん>との再会したブ-タは「ずっと、いっしょにいてくれる?」最高にご機のブ-タです!
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〝むかし昔、とても仲の良い爺さまと婆さまが住んでいました「婆さま、わしらも歳をとったのう」「ほんに、幾つになったんじゃろう」縁側でお茶を吞みながら、とろ~り とろ~り、と毎日が過ぎていました...ある日のこと、爺さまが、山奥で見つけた滝の水を飲んで、泉をのぞいてみると、そこには若者の顔が映っていました。 「若返ったー!」...おお喜びで帰った爺さまの話を聞いた婆さまは…⁈〟<いもとようこ>サンの絵本むかし話シリーズの第20弾は、“若返りの水”を飲みすぎて赤ん坊になってしまった婆さまのお話し。〝それからの↓
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2024/07/03 06:51

→爺さまは、赤ん坊になった婆さまのオシメを換えたり洗ったり、おんぶしたり、抱っこしたり、毎日毎日、大忙しだったそうな〟 … お終い。

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〝遠い昔のこと。 夏の終わりのある日、男の子が、ドングリを土の中に埋めた... やがて、ドングリから芽が出て、オークの木が地上に顔をのぞかせた。 そして、地球の空気と光にふれた...男の子は大きくなり、家族そろって遠くへ引っ越していった。 そのあと、ここに住み始めた農夫たちは、次々にあたりを切り拓いていった。切り倒された木は、家を建てたり、暖炉で燃やしたりするためにつかわれた。 けれどもオークの木だけは、そこに残った・・・〟 数百年も生きのびるオークの木の生涯を、人々の暮らしの風景や環境の移り変わりを、↓
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2024/07/02 18:55

→ 詩情豊かに表現された、一本の木の繊細で壮大な物語。

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〝ヴィンセントさんは、毎朝7時に目を覚まします。決まった時間に起きて、決まった時間に寝る規則正しい暮らしをしています。ヴィンセントの仕事は、世界中の子どもたちからの手紙を読み、ひとつひとつ問題を解決することです。今日は南の島の子どもから「雪が見たい」という願いに応えたいと思いました。果たして、ヴィンセントさんは、この問題をどのように解決するのでしょうか?・・・〟絵本作家<乾栄里子>サン作、<西村敏雄>サン絵による、レトロな雰囲気のホノボノ絵本です。
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〝庭に棲む動物や鳥たちは、手紙を出したり、貰ったりしたいと思うことがありました。そこで「郵便屋さん」を選ぶことになりました。木に登るのが上手な仔猫、枝から枝へ飛び移るのが得意なリス、口に咥えて早く走れる仔犬が、郵便屋なりたいと手を上げました・・・さて、誰が一番上手に郵便を配達することが出来るのか?「代わりばんこでやってみたら」と知恵者の亀さんがアドバイスし、みんなが賛成したのですが・・・〟イギリスの児童文学作家ルース・エインズワース作、河本祥子サンの訳と絵による、ほのぼのアットホーム絵本です。
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〝チワワの「チワオ」は、僕が生まれたときは、もう3才のお兄ちゃんだった。僕が泣くと、まっ先に飛んできて、僕の鼻のあたまを舐めて、あやしてくれたんだって。僕たちは、いつもいっしょだった。チワオはお兄ちゃんで、ときどき弟で、そして大親友だ… でも、僕が4年生になった頃から、チワオは、まるで元気がなくなった「もう13才だもの。そろそろお爺ちゃんになったのよ」と母さんが言った・・・〟何時間も、何時間も泣いたら、頬っぺたが温かくなった。チワオが僕を温めてくれた気がした。僕が10歳のとき、チワオとサヨナラをした。
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〝生まれたときから、いつも一緒だったの。お婆ちゃんと私。お婆ちゃんが、私のために作ってくれた「ちびうさぎ」。この先もずっといっしょだと思っていた。ある日突然、お婆ちゃんがいなくなってしまうまで・・・〟大好きなお婆ちゃんがくれたもの。どんなことがあっても変わらない、大事な、大事なもの。形が変わっても、変わらないもの。目で見えなくなっても、変わらないもの・・・ほんとうにだいじなものは、きっと心の中にある・・・それが、いつまでも、ずっと変わらない、わたしへの贈り物。大好きよ、お婆ちゃん。大好きよ「ちびうさぎ」。
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欲しいと思ったものを描くと、たちどころに現れる赤いマーカ-をもつ冒険心旺盛な少女。 彼女と意気投合した紫のマーカ-をもつ少年。 魔法のマ-カ-を奪おうとする古城の兵士たち・・・『ジャ-二-』『クエスト』に続く本作では、娘の危機を知った父親が加わり、洞窟と壁画、奇妙な生物、魅惑的な景観に目を奪われながら、息をつかせぬ展開に想像の世界を煽ってやまぬ、夢と冒険の大パノラマ絵本。
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『ジャ―ニ- 女の子とまほうのマーカ-』の続編となる今回の不思議な旅は、お城に幽閉された奇妙な王様と “虹色の地図” をめぐって、赤と紫のマーカ-をもつ少女と少年のコンビが、幾多の危機に遭遇しながら知恵と勇気で立ち向かう、文字のない冒険物語。 鮮やかな七色の虹が、カラフルな彩りとなって、より奥ゆきのある創造の世界へと誘われる絵本。
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ニュ-ヨ-クタイムズ紙が「デビュ-作にして巨匠の仕事」と大絶賛し、2014年コルデコットオナ-賞を受賞したイラストレ-タ-<アーロン・ベッカ->の展覧会場のような文字のない絵本。・・・赤い扉、赤いボート、赤い気球・・・少女が手にする赤いマーカ-(マジックペン)で描く絵は、魔法の世界への旅の入り口だった! 胸ときめく大冒険には、紫のマーカ-をもつ少年との運命の出会いが待っていた!・・・ 目の覚めるような繊細でしなやかな配色、緻密な背景画は、一篇の言葉も必要としない、めくるめく物語への招待状!
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宇津木明生(ウツギアキオ)は、戦前の財閥の血を引く名門の生まれだった。けれども、小学校時代から成績が振るわず、二人の兄のような超難関校への進学など望むべくもなかった「俺はきっと生まれそこなったんだ」… 明生には幼少期から、事実上の婚約者がいたが、スポ-ツ用品メ-カ-に就職して三年目の春<芝本なずな>と知り合い結婚する。が、妻の裏切にあい、失意に暮れ自暴自棄に陥る明生。 そんな彼を支えたのは、会社の女性上司だった… 「宇津木、生きていたらいろいろあるよ。でもね、何年か経ったらどんなことでも大したこと↓
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2024/07/01 07:27

→じゃなかったって分かるから。人間はさ、そうやって毎回自分に裏切られながら生きていくしかないんだよ」…史上初の親子二代の直木賞受賞となった、哀惜の涙も枯渇する表題作『ほかならぬ人』、茫漠たる愛の砂漠『かけがえのない人へ』の二編に嘆息する。

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「関心領域 (The Zoon of Interest)」とは、ポーランド、オシフィエンチム(アウシュヴィッツ)の一地区と付近の村の住民を追放して設けられた、40平方キロ㍍以上に及ぶ親衛隊の重要管理区域を意味する。その強制収容所の壁を隔てた敷地内に、収容所所長パウル・ドル(ルドルフ・ヘス)とその妻子が、被収容者たちに傅かれて優雅な生活を送っていた。・・・1940年から45年のナチス崩壊までの、血と狂気にまみれた悍ましき世界が描かれた、絶句し息の根をとめる戦争犯罪の告発書。 〝不愉快な真似はもう許↓
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2024/07/01 07:12

→さない。夫婦とも上機嫌で、我が家でのささやかな集まりに臨むのだ...私は正常な欲求を持った正常な人間なのだから。私はあらゆる点で正常だ。誰もこのことを分かっていないようだが...パウル・ドルはあらゆる点で正常だ…〟〝信じられる? 史上屈指の大量殺人者と結婚していたなんて。 わたしが。 ドルはすごく野暮だった、すごく口やかましくて、いやらしくて、卑怯で、愚かだった…〟

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読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/13(5423日経過)
記録初日
1966/03/01(21478日経過)
読んだ本
8607冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
1715654ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
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性別
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自己紹介

風の吹くまま 気の向くまま CinemaとJazzバラ-ドに 酔い痴れながら 思いの丈を綴った読書遍歴・・・

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