読書メーター KADOKAWA Group

2024年6月の読書メーターまとめ

Cinejazz
読んだ本
70
読んだページ
5746ページ
感想・レビュー
70
ナイス
1723ナイス

2024年6月に読んだ本
70

2024年6月のお気に入り登録
2

  • Koji Eguchi
  • Roco

2024年6月のお気に入られ登録
1

  • Koji Eguchi

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Cinejazz
死んだはずの「ぼく」の魂が、天使業界の輪廻サイクル抽選に当選。 天使のお告げにより、3日前に服薬自殺をはかった少年(小林 真)の体にホ-ムステイし、生前の罪を思い出すことができれば、蘇生のチャンスが与えられると・・・。『風に舞いあがるビニ-ルシート』の森 絵都さんが、中学生の悩める心をとおして、友だちや家族との危い触れあいの世界が描かれた感動のホ-ムドラマ。・・・〝おまえはまだ若い、なんとか救ってやりたい、と先生や看護士さんがたが懸命に手を尽くしてくれた。そしておまえも、そんなみんなの熱意に応えるように↓
Cinejazz
2024/06/12 09:14

→奇跡的に生き返ってくれた。 そのとき思ったよ、人間ってのは良くも悪くもたいしたもんだ、って・・・。 あの一瞬の喜びは、それまでのすべてを清算してあまりあるものだったよ〟〝ぼくは瞼の裏に、ぼくを待つ人たちのいる世界を思い描いた。時には目のくらむほどカラフルなあの世界。あの極色彩の渦に戻ろう。あそこでみんなと一緒に色まみれになって生きていこう。例えそれが、なんのためだかわからなくても―〟

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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

Cinejazz

5月のマイベスト:『ザリガニの鳴くところ』(ディ-リア・オーエンズ).『深い疵』(ネレ・ノイハウス).『蜜蜂と遠雷』(恩田 陸).『重力ピエロ』(伊坂幸太郎).『世界で最後の花』(ジェ-ムズ・サーバ-) 2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:73冊 読んだページ数:5245ページ ナイス数:1945ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/52329/summary/monthly/2024/5

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2024年6月の感想・レビュー一覧
70

Cinejazz
〝「悲しい気持ちはね、ふたを しなくても いいんだよ」「上手にできた時も、上手に出来なかった時も、あなたが とっても がんばっていたことは なにも かわらないよ。 お疲れ様。よく、がんばったね」「あなたは、よいこ。なにかを 上手に出来なくても。みんなと 同じように 出来なくても。あなたの とっても優しいところ、たくさん知ってるよ」〟・・・心あたたまる言葉と絵で癒される、大人の絵本。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/10/05 17:41

私もこの本を読んで、自分自身をもっと大切にする気持ちになりました。忙しい毎日の中で、ふと立ち止まって、この本を開きたくなります。優しい言葉に包まれると、心が軽くなるような気がします。

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〝遊びに夢中になっていったら、すっかり・・・遅くなってしまった。早く帰らなくちゃ。「ひた、ひた、ひた・・・」 誰かが、あとをついてくる・・・なあんだ。野良猫か。「かさ、かさ、かさ・・・」「くわ、くわ、くわ・・・ ぴち、ぴち、ぴち・・・ぼう、ぼう、ぼう・・・ ぺと、ぺと、ぺと・・・」 やっぱり、誰かが、 あとをついてくる…〝 薄気味悪さ200%充満の、出るぞ、出るぞの妖怪絵本ですゾ~。 寝苦しい夏の夜に、一緒に後ろを振り返ってみてごらん・・・。
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〝あのさ。もしも、もしもの話だけど、もしも背中に翼があったなら、僕は何処へ飛んでゆくと思う?・・・君は笑うかな。もしも背中に翼があったなら、僕は真っ先に飛んでゆきたいのは・・・それは、君のいる処。君は笑うかな。きっと、呆れて笑うよね・・・〟菊田まりこサンのハートフルな愛の架け橋。🦷
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〝君と僕。なんだか似てるね。スキなものも、キライなものも、いっしょだね。だから、とっても気が合うんだ。でも、いつもいっしょだから、たまに気が合わないと・・・ケンカする。大大大大大キライ!・・・君と僕なのに、ゆるせない!〟・・・『いつでも会える』の<菊田まりこ>さん創作による、大切な人と一緒に読みたいハートフルな大人の絵本。🐸🐸
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Cinejazz
上方落語の爆笑王・二代目桂枝雀に入門し、四代目桂文我を襲名した著者が、直伝「落語Q&A」「落語家名人列伝」を披露した、自分で演じられる「きみにもなれる落語の達人」シリーズの第一弾。物忘れがひどく漢字不読の使用人が手紙の配達を頼まれる 「たいらばやし」、饅頭を死ぬほど嫌う男の 「まんじゅうこわい」、盗まれる物もない男の家に泥棒が入る 「はないろもめん」の小噺しで、たまった疲れも吹き飛ぶ三題。
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〝「このごろ、この町の豆腐屋の釜が盗まれてるわ」それを聞いた豆腐屋の主人は「ほな、釜の中で寝ることにしよう。 盗まれたら、釜が揺れて目が覚める。『泥棒 —っ!』言うて飛び出したら、びっくりするやろ。 釜の中へ、蒲団敷いてくれ!」… さてその晩、何も知らない凸凹コンビの泥棒が、釜を盗みに押し入ることに…〟落語「釜盗人」の絵本版です。おおらかな 笑いに反して、たいそうな「落ち」に驚いてしまう一席であります。
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カラフルな切り絵絵本『みんなの いちにち』に続いては、もうすぐ年が明ける大晦日に始まり、クリスマスまでの、アパ-トで暮らす人々の一年間を眺めた<たけうち ちひろ>サンの眺めてるだけで楽しい絵本。…4月:妹は今日から一年生。お祝いに自転車を買ってもらいました...5月:「お母さんいつもありがとう」 母の日にみんなでプレゼント渡します...11月:絵描きのお姉さんと音楽のお兄さんの結婚式です「おめでとう!」...12月:みんなでツリ-を飾りつけます。プレゼントは何が届くかな?…。
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〝朝6時:今日も、みんなの一日が始まります...7時:パン屋のおじさんは、次々パンを焼き上げます。 お婆さんは、猫といっしょに朝ごはん...8時:お姉ちゃんとお兄ちゃんは、学校に。お父さんは仕事へ行きます。 お母さんと妹は、幼稚園へ行く準備...10時:床屋さんは開店です。 時計職人のお爺さんは、時計の修理に...嬉しくてお散歩行く人、まだ寝ている人…みんなは、それぞれの一日を過ごしています〟七つのお部屋の動きを、美しい切り絵で楽しめる<たけうち ちひろ>サンの絵本。
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〝パパとあたし。ふたりでファンタジ-なお散歩のはじまります。散歩する道は不思議がいっぱい。ワニがいたり、恐竜がいたり、眠り姫のお城があったり…でも、ほんとに、ほんとのお楽しみは、道の先にある「絵本カフェ」! 〟…大好きなパパと女の子の、幸せいっぱい夢いっぱいの絵本です。👨‍👧🌹🦖🏰📚☕
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〝わたしの部屋の天井は、誰かの床だし、わたしの床は、誰かの天井。もし、壁を突き抜けて、手を伸ばせば、本当に誰かに 触れるかも。その誰かは、新しいお隣りさん! …〟集合住宅に引っ越してきた少女が 「お隣さん」 のアレコレについて想像をめぐらせます。…近くにいるのに、微かな声や、足音、パタンと閉まるドアの音が聞こえてきます。…壁の向こうの未知の世界に、 少女の夢想が描かれた素朴で美しい絵本。👧🏢🏠
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〝ある朝、目が覚めたら、腕がなくなっていた。家の中を探してみた。どこにも見つからない。一体、何処にいってしまったのやら・・・〟ゼンマイ仕掛けで動くロボットが、無くなった左腕をあちこち探しまわる。同伴するルンバ型世話焼きロボットが、遊園地や図書館、工場など、あちこち案内しながら、片腕となるものを探し求める旅に出る・・・〟切り絵作家<たけうち ちひろ>サンの想像力をかきたてるモノクロ-ム絵本。白と黒を基調としたロボットの世界が展開する2015年イタリア・ボロ-ニャ国際絵本原画展入選作。🤖🛸
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「ねこのピート」は、今日から学校。ピ-トは、嬉しくてこんな歌を唄うよ~🎶 ポジティブな生き方が魅力の「ねこのピート」シリーズ第3弾。1.初めての学校 ~ かなり最高 ~ 2.図書室 ~ かなり最高 ~ 3.給食 ~ かなり最高 ~ 4.休み時間 ~ かなり最高 ~ 5.音楽 ~ かなり最高 ~ 6.初めての学校 ~ かなり最高 ~(🎸作詞・作曲~エリック・リトウィン)🐈🐈🐈  
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Cinejazz
「ねこのピート」は、シャツが大好き。シャツには、丸くて大きくて、カラフルで、カッコいいボタンが四つ付いている。ピートは、嬉しくてこんな歌を唄うよ~🎶 1.ボタン ボタン 四つのボタンが かなり最高 2.ボタン ボタン 三つのボタンが かなり最高 3.ボタン ボタン 二つのボタンが かなり最高 4.ボタン ボタン 一つのボタンが かなり最高 5.ボタン ボタン ぼくの ~ ボタンが かなり最高 ・・・🎇歌える楽譜付き絵本シリ-ズ第2弾だよニャン。🐈🐈
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Cinejazz
「ねこのピート」は、新しい靴でお出かけ。ピートは、まっ白な靴が大好き。 ピートは、嬉しくて、こんな歌を唄うよ~🎶 1.白い靴 かなり 最高 ×3 2.赤い靴 かなり 最高 ×3 3.青い靴 かなり 最高 ×3 4.茶色い靴 かなり 最高 ×3 5.濡れた靴 かなり 最高 ×3 👟・・・子どもとかけ合いで、すぐに歌える楽譜が付いたニャンコ絵本だよ~ん🐈
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Cinejazz
ひと様の物を盗み取ったその瞬間、「通りすがりの猫」から「泥棒猫」と呼ばれるそうで…〝ある日、町の商店街を縄張りにしている泥棒猫の親分が、風呂屋の屋根に寝っ転がってウトウト昼寝をしておりました。そこへ海猫の一団がやってきて、海の向こうに鰹の群れが泳いでるという、耳より情報を聞かされます・・・「鰹が食べたい気分なんだが、盗んでいってもいいかな」と魚屋に聞くと「すまないねえ、親分さん。このところ、鰹が獲れなくて、漁師のみんなも困ってるんだ」・・・それを聞いた親分さん、海猫や子分の猫たちを連れ鰹漁へ!・・・〟
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Cinejazz
26歳のとき、ユーラシア大陸を旅した『深夜特急』の 沢木耕太郎氏が、人と旅の「贅沢の時間」をめぐって、全地球を駆ける十人と語り尽くした対談集。香港、ホノルル、ラスベガス、ハバナ、マカオ、マラケシュ・・・。〝「僕の旅心を刺激したTV番組は『逃亡者』なんですよ」「あ、デヴィッド・ジャンセン」「妻殺しの罪で、護送の途中、列車事故にあい、からくも脱走したキンブル医師・・・僕は、彼のようにいくつも名前を変え、自分の経歴を偽り、無限の人生を生きることに対して、強い憧れを抱いていました」〟(群ようこ×沢木耕太郎)
洋書好きな読書モンガー
2024/06/19 16:47

TVドラマ「逃亡者」懐かしいな。白黒のを見た記憶があるのでNHKでやったシーズン1の再放送かな。それともTBSの系列局で夕方やった再放送か。

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Cinejazz
結婚式当日に失踪し行方不明となった女性を、20数年後に偶然フェイスブックで見つけたことで始まる、読み始めたら抜け出せない壺にはまり込む! 前代未聞、怒涛の展開、ネタバレ厳禁、開いた口が塞がらぬ、賛否両論必至の衝撃の問題作! さて、そこのあなた、この覆面作家が仕掛けた、騙し絵「ルビンの壺」 の悪の巣窟から抜け出すことができるでしょうか?
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Cinejazz
詩人で翻訳家、「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」の生みの親・田村隆一氏(1923-1998)の自伝的エッセイ70編。 戦前の老翻訳家の逸話〝マンハッタンのバーに刑事が入ってくると「姐さん、熱燗で一本頼むぜ」その刑事は翌朝、昨日の聞き込みに、ハタとヒザを叩き、朝飯をかっこんで、自宅から飛び出して行く。一足違いででホシを取り逃がす「南無三、シマッタ!」〟諸君、笑ってはいけない。昭和30年代になっても、ティシュ・ペ-パ-は「薄葉紙」、ハイウェイ・パトロ-ルは「牛車の通る道」・・・翻訳家の苦労が偲ばれる。
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Cinejazz
〝深い谷と森を抜けたその先に、女の子がお母さんと幸せな毎日を過ごしていました。 ある夜のこと、女の子が 「どうして私にはお母さんしかいないの? 私は、いったい何処からきたの?」と、お母さんに尋ねました。 お母さんは、女の子の手をぎゅっと握りしめて 「コウノトリが、あなたを連れてきてくれたの・・・」 その答に納得がいかない女の子は、自分が何処から来たのかを知るために、森の動物たちの助けを借りながら、自らの出生をめぐる旅に出るのでした〟・・・育ての親の深い愛情につつまれた子の、知恵と勇気の情感豊かな物語。
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Cinejazz
ある朝のこと、エミリアが目を覚ますと、ベッドの脇のテーブルに胡桃がひとつ。お爺ちゃんが胡桃に纏わる物語を聞かせてくれました。 ずっと昔、お爺ちゃんは、小さい鞄とポケットに胡桃だけを持ち、海を渡ってきたのです。「小さな若木を、庭のちゃいろい土に植え替えた」「このお家? このお庭?」「見に行くかい?」季節が廻り、庭の大木となった胡桃の木。その隣には、お母さんがお爺ちゃんから教わって育った胡桃の木が立っています。「素晴らしいことが起きるには、時間がかかる。 たとえ自分が見られなくても、必ず起きるんだよ」・・・。
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Cinejazz
海の向こうに富士山が見える、小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは飛び切り旨いコーヒーと、訪れるお客の心境に合った音楽を流してくれる年配の女性が、一人で店を切り盛りしている。彼女は時折海を眺めては、想い出に浸っている・・・その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々との出逢いをとおして、労わりの心で寄り添い、人生の哀歓を共有する優しさ溢れる彼女・・・疲れた心の癒しの感涙小説。
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Cinejazz
〝1903年、アメリカには、学校に行けず働いている子供がたくさんいました。子供が働いてお金を稼がないと、家族が暮らしていけなかったのです・・・〟過酷な「児童労働」を世の中の人々に知ってもらおうと、当時の大統領であるセオドア・ルーズベルトの別荘があるニュ-ヨ-ク州オイスタ-・ベイまで160キロ以上の道のりをデモ行進を行い、子供たちの権利のために闘ったアメリカの労働運動家マザー・ジョーンズ(1837-1930)を紹介した絵本。(児童労働は、今もアフリカやアジア太平洋地域、南北アメリカが際立って多い)
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Cinejazz
1853年、ニュ-ヨ-ク州サラトガ・スプリングのレストランで本当にあった出来事・・・料理人ジョ-ジ・クラム(1824-1914)の店にやってきた「こだわり屋」のお客の注文は、超極薄の生煮でない塩味の効いたポテトだった・・・。ポテトチップス誕生の発明者とされるクラムの評判は鰻登りとなり、大成功を収めたという。 けれども、1853年以前に出版された料理本には、同じようなレシピが掲載されていたようですが、料理の腕はぴかいちだったとのことです。🥔🍟
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〝「どうしようもないことさ」と、みんなは言う。でも、出来ることって、あるはずだ...「やっても無駄だね」と、みんなは言う。でも、やってみなくちゃ、わからない...「変わりはしないさ」と、みんなは言う。でも、希望はもちつづけよう・・・〟孤独、嘆き、諦め・・・世の中そんなに捨てたもんじゃない。希望を捨てずに夢をもって前に進もう。男の子の信念と友だちの助けが、周囲を少しずつ変える力となっていく・・・。大人にも通じる普遍的なテーマを描いた絵本です。
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Cinejazz
〝教室にいる黒人は私だけ。「奴隷制」について勉強したとき、みんなが、私をじっと見ているように感じた。 奴隷たちが大農園で綿つみをさせられたことや、掘立て小屋に住んでいたことや、子供たちが、ばらばらに売られていったことを先生が話すと、私は消えてしまいたいと思った・・・〟奴隷の子孫であることを恥じることなく、逃げるのではなく、ルーツに向き合い、自分を見つめることの大切さを教え、人にどう見られるかではなく、自分自身がどんな自分でありたいか、ありたい自分になるために生きていくことの大切さを伝える、大人の絵本。
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〝泣きながら帰って来た<はなちゃん>・・・ただいまも言わずに、お母さんの洋服箪笥に飛び込みました。悲しいことがあると、いつもそこで泣くのです。暗くて狭くて、でもお母さんの匂いがする箪笥の中にいると、悲しい気持ちは少しずつ小さくなっていきます。ところが今日は、知らない女の子がいた!・・・〟母のあふれる愛情に見守られながら、人の気持ちを思いやる優しさに包まれて、一歩ずつ成長していく<はなちゃん>の勇気の物語。
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〝広島原爆投下の前夜、中学1年生の<藤野博久くん>は、星空の下でお母さんの<としえさん>に語ります 「お母さん、兄さんはもうじき死ぬのでしょう・・・ぼくは悲しい・・・僕は医者になろうと思うよ。兄さんが方輪者になって帰っても、僕がちゃんと治療してあげるんだ。そして一生幸せにしてあげたいね。ね、お母さん・・・戦争は止めて欲しい、戦争は止めて欲しい、戦争というものはこの地球上から失くして欲しい」・・・〟14歳の我が子を原爆で失った母親の悲しみを伝え、平和への祈りをこめた「紺野美沙子の朗読座」での作品を絵本化。
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〝静かな静かな湖に・・・アヒルの親子がやって来た...スイスイ ススス― 楽しい湖...友だちウサギがやって来た...キラキラ チラチラ 綺麗な湖...子豚の兄弟が...子どものゾウがやって来た・・・静かな静かな湖に、カエルの家族が暮らしていた...なんて愉快、賑やか湖!・・・〟見せて聞かせる、仲良しの動物たちのお話し絵本です。
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Cinejazz
〝るなちゃんは、寝る前にお母さんに本を読んでもらうのが大好き。だけど、今夜はお母さんが、なかなか来てくれません。「お母さん、まだ―?」「お布団に入って待ってて。すぐ行くから」・・・猫のミモが窓をカリカリ引っ掻くので、るなちゃんが窓を開けると、男の子が現れて 「ぼくはナール。 今夜は満月だよ。月の公園に遊びにこない?」・・・ 〟ふわんと空に浮かんで、星空を飛んで行った先は、パジャマ姿の子どもたちが集まって遊ぶ、不思議な公園でした・・・。幻想的な満月の夜のファンタジーです。
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Cinejazz
数字では測れない大切な人との距離、心の扉の強度、心の闇、思い出の重さ、心変わりの速さ、一目ぼれの電圧、本能と理性の温度差、愛を伝えるスピ-ド、憎しみを振り切るエネルギ-・・・。測れないものを "測ろう" という、ユーモラスな絵と文言で綴られた49編の人間賛歌。▷帯寄稿文:お金ははかれます。命ははかれません。はかれないものをはかるには、目盛りがない魂の秤が必要です。(谷川俊太郎)
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Cinejazz
世界の13言語で翻訳されたというポルトガル生まれの 「もしぼくが本だったら・・・」で始まるベンチに置き去りにされた一冊の本が語りかけてくる言葉は、本の無限の力を知らしめ、本の世界に新たな読欲を喚起させられる絵本。・・・「もしぼくが本だったら、誰かと幸せにできるなら何処へでもいこう」「…本棚の飾りにするのは、勘弁してほしい」「…ぼくのことを<友だち>と呼ぶ人に、夜が更けるまで読まれたい」「…戦争したがる心を打ち砕く、優しい武器になる」「…この本が私の人生を変えた、と誰かが言うのを聞いてみたい」・・・。
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死んだはずの「ぼく」の魂が、天使業界の輪廻サイクル抽選に当選。 天使のお告げにより、3日前に服薬自殺をはかった少年(小林 真)の体にホ-ムステイし、生前の罪を思い出すことができれば、蘇生のチャンスが与えられると・・・。『風に舞いあがるビニ-ルシート』の森 絵都さんが、中学生の悩める心をとおして、友だちや家族との危い触れあいの世界が描かれた感動のホ-ムドラマ。・・・〝おまえはまだ若い、なんとか救ってやりたい、と先生や看護士さんがたが懸命に手を尽くしてくれた。そしておまえも、そんなみんなの熱意に応えるように↓
Cinejazz
2024/06/12 09:14

→奇跡的に生き返ってくれた。 そのとき思ったよ、人間ってのは良くも悪くもたいしたもんだ、って・・・。 あの一瞬の喜びは、それまでのすべてを清算してあまりあるものだったよ〟〝ぼくは瞼の裏に、ぼくを待つ人たちのいる世界を思い描いた。時には目のくらむほどカラフルなあの世界。あの極色彩の渦に戻ろう。あそこでみんなと一緒に色まみれになって生きていこう。例えそれが、なんのためだかわからなくても―〟

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気がつけば、高齢者の仲間入りしていた著者が、外出先で目にとまった人生の先輩「じじばば」たちを観察した24編の痛快(?)エッセイ。・・・「ホームドア横入りばば」「短パンじじ&巨乳ノーブラばば」「英語スラング連発じじ」「乃木坂46風ファッションのばば」「レジ前のばば」「歩きスマホ方向音痴ばば」「疲労困憊の配達じじ」「男尊女卑の小言ばば」「ご近所トラブルじじ」・・・身にしみて 片腹痛し おのれかな・・・。
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〝お父さんが運転する車は、いよいよ妖怪道にさしかかりました。 本当は、ちゃんとした名前もあるのだけど、<すみれちゃん>が、名前を付けかえました。 山また山のその先に、妖怪婆ちゃんは棲んでいます。すみれちゃんは、今晩ひとりでお泊りするのです・・・。暗闇からヌッと姿を現した妖怪婆ちゃんが 「待ってだよお!」と言うと、皺だらけの顔がピーンと膨らみました。「アッ、変身した」と思ったら、両手で抱きつかれました・・・〟老婆と孫の、こころ絆される童話絵本です。
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〝<ゆうき>と<だいき>は雪国に住んでいます。今年の冬もたくさんの雪が降って、朝から雪おろしのお手伝いです。「ゆうきのだいきも、落ちるなよ。それにしても、降るなあ。空に穴でもあいたようだ」「穴?」 だいきが、お父さんに聞くと 「うん。空の天井に、でっかい穴があいた。明日は大晦日だっていうのに、こりゃあ、正月に帰ってくる人も大変だ」・・・大晦日の明け方、扉を叩く音に家のお爺さんが出てみると・・・〟雪国の人情味あふれる人助けのお話し絵本です。⛄🚙🚛🚚🚗
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〝1945年8月9日、 あの日のことを、私は決して忘れることはできません。・・・私は14歳で、長崎高等女学校の三年生。父と母、小六の弟と妹、三歳の弟と暮らしていました。長男の兄は、海軍飛行予科練習生に志願し、家にはいませんでした。私は、学徒動員で兵器製作所で働いていました・・・。午前11時2分、海軍港長崎での被爆、直後の機銃掃射、夥しい死体の山…〟92歳(2023年当時)で、今なお「語り部」を続ける女性の経験から、戦争の愚かさ、平和への祈りを伝える1冊。(全文英訳付)
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「お月さま」と「輝く太陽」そして「ぼく」・・・友だちと一緒なら勇気が出る。優しくなれる。新たな出会いから、また新たな物語が始まる・・・〝一人より二人、二人より三人、三人より四人、素敵もう一人の友だち「きら星くん」が仲間になった。素敵な友だちがいると、素敵な友だちが増えるのさ〟🌙🌞🚣🌟
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Cinejazz
あの “お月さま” が、また素敵な出会いを届けてくれる「ぼくのともだちお月さま」の続編。〝「ね、お月さま。本にも書いてあるでしょう?鳥は大人になったら、空を高く飛べるって。お月さまは、形が変わるって・・・安心してお休みなさい、お月さま」〟お休み前のお月さまとの出会った「小鳥」が、奏でる夜のファンタジ-の巻。 🌙🐦
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Cinejazz
〝気がつくと、きみがいた・・・。思いがけない出会い。夜のまんなかで出会った「きみ」と 「ぼく」。「ぼく」が出会ったのは「お月さま」・・・その瞬間から、心にしみる美しい物語が始まった・・・〟夜の海辺に浮かぶボ-トに乗った男の子が、夜空を見上げて声をかけると、お月さまは海面に落ちてきた!「出会って、素敵。一緒にいると100倍輝く、最高に素敵なめぐり逢い」を描いたメルヘンチックな絵本。🌙🚣
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Cinejazz
今から100年ほど前、カメラが珍しかった時代、マサチュ-セッツ州に住む黒人少年ジェ-ムズは、小遣いを貯めて一台のカメラを手に入れる。やがて18歳になったジェ-ムズは、ニュ-ヨ-ク・ハ-レムに移り住み、黒人中産階級の人たちから「ジェ-ムズ、私を撮って!」と大評判をとる写真家として成功、多くの作品を残すことになった。・・・ハ-レムを撮り続け写真は、黒人社会の断面を記録した歴史的価値のあるものとして、語り継がれている。伝説の写真家ジェ-ムズ・ヴァン・ダ-・ジ-の生涯を物語った絵本。
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Cinejazz
〝森の奥の片隅で平和に暮らす野鼠たちがいた。ある日のこと、町からやって来た鼠にマンディ・グラというお祭りの話を聞いて、自分たちも仮面をつけて大いに楽しもう、ということになった。ところが、思わぬ事態が森中に巻き起こることに・・・〟レオ=レオニ作、谷川俊太郎訳のコンビによる“緑の尻尾”の鼠のお話絵本。 🐁🐀
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Cinejazz
〝ある日、鼠のアレクサンダは、誰もいない部屋に忍びこむと、キイキイという音を聞いた。体の形は鼠でも、足の代わりに二つの車がついていて、背中にはネジがあった。「きみ、だれ?」「ぼく、ゼンマイ鼠のウィリ-」・・・家の子どもたちに人気のゼンマイ鼠が羨ましくなったアレクサンダは、願いをかなえてくれるという虹色トカゲと出会い、自分をゼンマイ鼠に変身してもらおうとするが・・・〟レオ=レオニ作、谷川俊太郎訳による友情物語のお話絵本。🐀🐭
るい
2024/06/07 19:07

こんばんは、Cinejazzさん。わたし、虫など大嫌いなのですが、これを読んでからは庭でトカゲを見ても、心を落ち着けることができるようになりました。🤭

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Cinejazz
〝ドアを開けると、ぼそぼそで痩せっぽちの仔猫が泣いていました。猫のお母さんは、ひなちゃんにお辞儀をしながら「この子を、よろしくお願いします」というように泣きました。ひなちゃんのお母さんが、優しく抱き上げると、大きな青い目でひなちゃんをじっと見つめました「わぁ!綺麗な目」・・・〟『ビロードのうさぎ』の酒井駒子さんの微笑ましい仔猫の絵本。
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Cinejazz
〝「きい」と「私」は, 双子の姉妹。ある日のこと, お母さんに叱られたきいが, 家出をすると言い出した「えっ!家出するの?」きいは縫いぐるみや, お気に入りをどんどんリュックサックに詰めていく・・・どうしよう, 本当にいなくなっちゃうの?「ねえ, お菓子食べてからいったら?」「この絵本, まだ読んでなかったね」きいの家出をとめようとする私・・・日常の生活のなかでの, 細やかな姉妹の感情のゆらぎを, やわらかなタッチで描かれた, 講談社絵本新人賞受賞した絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
月の満ち欠けのように、生と死を繰り返す、この世の不可思議・・・前世の記憶を継承して生まれ変わった子どもが、時と処を変え、三人の男たちとの30余年の過ぎし日の関わりを通して語られる数奇な運命の物語。 (第157回直木賞受賞作) ・・・〝神様がね、この世に誕生した最初の男女に、二種類の死に方を選ばせたの。ひとつは樹木のように、死んで種子を残す、自分は死んでも、子孫を残す道。もうひとつは、月のように、死んでも何回も生まれ変わる道。 そういう伝説がある。死の起源をめぐる有名な伝説。知らない?〟
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝ペンギンの一日は、困ったことだらけ。嘴は冷たいし、周りはキーキ-うるさいし、雪なんか大っ嫌いなのに、夜に降って、また積もってるし、太陽が照ると眩しすぎるし、海の下は真っ暗だし、水はすっごく冷たいし、歩くとヨチヨチ歩きみたいに見えちゃうし、羽があっても飛べないし、顔はみんなとそっくりだし・・・ペンギンって、嫌なことばっかり!〟こうして、毎日文句を言っているぼくは、ある日セイウチにお説教されて・・・〝ペンギンにも、いいことあるかも知れない〟って思ったかな?『キリンのなやみごと』の姉妹編です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝この首、嫌なんだ。ほんと、いいことない。長すぎ、細すぎ、曲がりすぎ、間抜けすぎ、目立ちすぎ。だから、ジロジロ見られるんだ。 褒めてくれるのはママだけ、かな? いったい、どうしたらいいの?・・・〟<麒麟のエドワード>のお悩み相談の相手になってくれたのは、木の上のバナナが食べられずに困っているいる<亀のサイラス>でした。 大人の鑑賞にも十分応えてくれる “自慢の首” のお話し絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
学童保育なんてなかった時代、学校の帰りに保育所代わりに預けられた喫茶店。 店の隅にコーヒ-豆の大樽があり、そこが私の特等席だった。 いつも樽に座る私に「タタン」と綽名を付けた常連客の老小説家、歌舞伎役者の卵、謎の生物学者、孤独な学生とのふれ合いをとおして、大人社会の“本当” と“噓”が混じり合った、甘酸っぱくほろ苦い話に刺激を受けた、懐かしき時代の記憶をたどる<中島京子>著の9篇の連作短編集。〝あちらでも、こちらでも人は逝き、残された者は何も知らないままに生きている...残された者に手渡される真実など↓
Cinejazz
2024/06/04 07:33

→ 何ほどのものだろうか。記憶の記憶を手繰り寄せ、合間合間を想像と妄想で繋ぎ合わせて、私たちは私たちの物語を作っていくしかないのだ・・・〟

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝まだ誰もが、民族服を着て暮らしていた頃のこと。町なかの三叉路に、初めての洋服店ができました。 その名も「サンサロ洋服店」。店の主はドックさんです。…お客さんのために、1着1着、丁寧に洋服を仕立てるドックさん。 その姿勢は、時代が変わっても子から孫へと受け継がれていきます・・・〟韓国に実在する洋服店をモデルにしたという、粋な装丁の物語絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝 ピンポ-ン♫ 宅配で―す...きたぞ きたぞ...ワクワクしながら中身を確認、いらなくなったダンボ-ルはポイっ! 部屋の窓から捨てられたダンボ-ル...積もりに積もって、いつの間にかビルよりも高くなっちゃった! ・・・〟世界を飲み込んでいくダンボ-ルたち。食べられてしまった人々と世界の行きつく先とは・・・? 「地球に住む私たち皆が、使い捨てられることなく、幸せでありますように」という、消費社会へのメッセ-ジを込められた韓国発のコミカル絵本。
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「怖くないったら、怖くない!」・・・お化け(暗いだけ)、父ちゃん(威張ってるだけ)、学校の先生(怒るのも仕事のうち)、雷(ただの電気)、誘拐(知らない人と暮らすのもいいかも)・・・「戦争!?---- 大人になれば、怖くなる! 怖くなるったら、怖くなる! くどくど、おどおど、怖くなる! どうしてなんでしょう?」・・・。
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〝ジュ-ルとジムは、同じ日に、同じ町で生まれた幼なじみ。 ジュ-ルより2分早く生まれたジムは、ジュ-ルより速く、強く生きてきた...第一次世界大戦が勃発し、2人は入隊した。しかし戦場は華々しい処ではなく、泥まみれで惨めなものだと思い知らされる...やがて、長く続いた戦争の終結を、11月11日11時と決定されたが、その時間前まで2人は戦場で戦うことを命じられていた。そして戦争が終わるまで、あと2分となった時・・・〟実際の出来事から着想を得て作られたという、悲惨な戦争を伝える心に深く突き刺さる絵本。
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〝バンクシ-は、本当の名前じゃない。正体を隠すために、俺が自分で考えた名前だ・・・俺は、世界中で絵を描いてきた。建物の壁や橋、駐車場、鉄砲を持った兵隊が見張ってる壁にも「」グラフィティ」を描いた。ラッキ-なことに、兵隊も俺の絵を気に入ったみたいだった・・・今まで、いろいろやってきたけど、自分がここまで有名になるなんて、思ってもみなかった。みんな俺の名前を知ってるのに、誰も俺の顔を知らないんだ。何処の誰だろうっと考えて、みんなが楽しんでる・・・冗談みたいに聞こえるかも知れないけど、実は俺も、自分が本当は↓
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2024/06/04 07:15

→ 誰なのか、知りたいと思ってるんだ〟 正体不明のアーティストが自らを語った、と想定した世界初のバンクシ-絵本。

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泥棒は、物を盗む悪い人ですが、ズッコケた人が、泥棒になることもあるようで・・・二人の泥棒が、夜道を歩いています。さて、どこの家に入ろうか。夜でも玄関が開いてる所は? 警察! あほ! 捕まってどうすんねん...金のある家は? 金物屋! ええかげんにしいや!... ようやくたどり着いた「めがね屋」の前で、忍び込む相談をする泥棒。その声を、店の中で聞いていた丁稚さん。 泥棒を欺く仕掛けに、まんまと乗せられた二人の間抜けぶりに笑える落語絵本です。
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五七五の俳句の名人<松尾芭蕉>に化けた河童が、適当な俳句を詠んで、ご馳走にありつこうとした落語の絵本。では<松尾河童>の俳句をご披露したしましょう・・・「春過ぎて夏が過ぎたら 秋になる」「暑い夏 猫ニャア 犬ワン 鼠チュウ」「汗をかく 夏がいちばん お腹すく」「古池や 河童とびこむ 水の音」 ・・・芭蕉さん もうやりません 許してね (かっぱ)。
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「なんで2月だけ、短いの? 月によって日にちが違うのはどうして?」・・・ロ-マの将軍カエサルがカレンダ-から現れ、カレンダ-がいつ頃、誰によって作られたのか、どのような理由で出来たのかを教授。 「ユリウス歴(太陽暦)」や「グレゴリオ歴(西暦)」 の誕生の経緯など、カレンダ-に籠められた悠久の歴史にタイムスリップしながら、カエサルと共に学べる絵本。 「天動説」から「地動説」、地球の自転、公転、無限の宇宙との絡み・・・う~ん、何度聞いても、う~ん、ああ、そうなんだ、と・・・ カエサルは偉大なり!
洋書好きな読書モンガー
2024/06/03 08:38

答えは知らないけど、昔は3月が新年の始まりだった事は知ってる。昔は1年は春夏秋冬の順番だった。だから余りの日を集めた2月が日数が少ない。9月〜12月の英語表記、sept-,oct-,nov-,dec-これって7番目、8番目、9番目、10番目の接頭詞だよね。3月が新年なら7番目は9月。いつ1月1日が新年になったのか本には載っているのかな?

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〝「今の“本の形”を最初に考えたのは、このわしなんじゃ」 本のページから飛び出した<将軍カエサル>が言った。 「“本の形”って?」「紙をたくさん束ねて、ページをめくるこの形のことだ。 “冊子”と呼ぶんじゃ。今から2000年以上も前、戦争の報告をローマに送る巻物のパピルス紙を、山折り谷折りを順番に繰り返す蛇腹折りにして、小さく畳んでみたんじゃ。すると、持ち運びに便利で、内容も確認しやすくなった。これが冊子本の始まりとなった」・・・〟巻物から冊子に本の形が変わっていく歴史を学ぶ教養絵本。
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ある春の日、仲良しの喜六と清八が、大阪から三重の伊勢までのお伊勢参りの旅に出かけます。 この時代のお伊勢参りは、行き帰りに8~10日かけての贅沢な旅で、着物や笠を新調して出かけます。 道中で「七度狐」に化かされたり、「見せ物小屋」で騙されたり、関所の役人に捕まりそうになったりしながら、這う這うの体で「お伊勢さん」に到着します。 ・・・喜六と清八の凸凹コンビが繰り広げるお笑い道中に、「代参犬(おかげ犬)」や20年に一度の「式年遷宮」などのトピックスを盛り込んだ、ユニ-クで愉しい「落語まんが」です。
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歴史学者の磯田道史氏が、学生時代から趣味の古文書を紐解き、格闘し続けて明らかになった、教科書には出てこない「歴史の裏側」の興味尽きない新知見の数々・・・ ▷松永久秀は、東大寺大仏殿を焼失させたのか? ▷明智光秀の出世術と黒幕の存在とは? ▷信長の遺体の行方は? ▷豊臣秀頼の実父とは? ▷赤穂浪士の泉岳寺での「吉良の首切断式」とは? ▷鼠小僧は「義賊」にあらずとは? ・・・。 戦国、江戸、幕末の驚きの真相が満載された歴史エッセイ集。
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疲れたあ。何週間も寝られそう。何ヶ月でも寝られるかも! クマは眠くてたまらない。 のに・・・いっしょに遊びたくてたまらないアヒルがやって来た!...「おおおおい! クマ! となりのアヒルだよ!」...「アヒル! じゃまするな! おやすみ、おやすみだ!」・・・『眠くならない101の方法』の本を読むアヒル...いつの間にやらぐっすり眠ってしまい...目がパッチリの眠れないクマが!・・・。
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〝朝ご飯、よし。お花の水やり、よし。体を洗って、毛並みもよし。ばあばからのプレゼントも確かめた。でも、何か忘れているような・・・あ—、モヤモヤする! どうしてだろう? なんかヘンな気分。すっきりしないなあ・・・」準備バッチリのはずだった熊のジェフ。森のみんなは、ジェフのおかしな姿を眺めて、ひそひそ話しを始めた・・・〟「ジェフが何でパンツ穿いてるのかって? おいおい、冗談言ううなよ。これが今はやりのスタイル! ニュ-・ファッションなんだぜ!」 ~ジェフを救った、兎のアンダースの励ましの言葉。
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〝月曜日、ぼくは、ママに言った「犬を飼いたいんだけど・・・」「だめよ、お部屋が汚くなるもの」って、ママが応えた...火曜日も水曜日も「だめよ、犬なんて。だめったら、だめ!」って、言われた...木曜日、ぼくは、ママに言った「ドラゴンを飼いたいんだけど・・・」「ドラゴンねえ。飼ってるおうち、あるかしら・・・見つかったら、飼ってもいいわよ」〟まさか、ドラゴンをペットにするなんて!?・・・居候のドラゴンをめぐる大騒動の果てに、犬をペットにできた賢い坊やとママを描いたユーモラスでお洒落な絵本。
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ある晴れた日の朝・・・「赤い糸」が落ちていました。手に取ると、ずっと先まで続いています。毛糸玉を巻くように、赤い糸を巻いていくと・・・世界の悲しみや苦しみの声が聞こえてきます。サーカスで曲芸をさせられる動物、大砲や爆弾に晒される人々の助けを呼ぶ声・・・さらに赤い糸を巻いていくと、それぞれの幸せに充ちた光景が見えます・・・戦車や鉄砲が楽器に変わり、子どもたちの明るい声が響いてきます・・・赤い糸は大きな玉になっていきます。みんな同じ空の下で、幸せに暮らせる時がやって来るのでしょうか・・・?
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〝お母さんが見つかってからは、まだ見つからないチョビを捜す毎日でした。瓦礫のなか、避難所の連絡ノート、動物病院や保健所、行方不明の犬の届け出(死亡届!)・・・お母さん、私はあれからたくさんの人に出会い、たくさんの人に助けられ、支えられて生きています。だから安心してね。そして、今日も私たちを見守っていて下さい〟東日本大震災で亡くなった、小さな命と家族の、涙あふれる絵本です。
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〝わたしが小学生だった頃、日本は戦争をしていました。わたしの家には、父と母、そして富士という、5歳になるオスの秋田犬がいました。優しくて賢い犬でした...父は戦地へと向かい、一家の大黒柱がいなくなって、富士の存在は益々大きくなりました...そんななか、国から犬や猫を差し出しなさい、という命令が出ました。戦争で物が不足し、犬や猫の皮を剥いで、兵隊さんの服を作り、肉は食糧とするというです。わたしは頭がおかしくなりそうでした・・・〟戦時下での「犬猫の供出命令」に従わざる得なかった、悲しい体験の絵本です。
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〝今日、戦争が始まると(When the war begins)...友だちと遊べない(I cannot play with my friends anymore)...電気がとまる(Electricity stops)...お父さんが(Daddy)...戦場に行く(goes to the war)...お母さんから(Mommy's)...笑顔が消える(smile fades)・・・〟戦争が始まると、人は、生活は、世の中はどうなるかを、子どもの視線で捉えた、英訳付きの怖い絵本です。
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〝ある日のこと、町に、ひとりの女がやってきました。 名前は<ナンティ・ソロ>。 自分は、子どもたちを鳥に、変えられるのだと言いました。「そんなバカな!」「法律違反だ!」「ふざけてる、たわごとだ!」驚いた大人たちは、子どもたちをナンティに近づけまいと、大騒ぎ。 ところが・・・〟風にのって世界をまわるメリ-・ポピンズが、現代に甦ってきたような、国際アンデルセン賞受賞のディヴィッド・アーモンド作、ブラチスラバ世界絵本原画展グランプリのローラ・カーリン絵による、美しく神秘に満ちた絵本。
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長野県と群馬県にまたがる「浅間山」をモデルに、火山の噴火とは、どういうものかを解説された自然科学の絵本。▷ 浅間山は、昭和時代にブルカノ式爆発(ドンと大砲を撃つように噴煙が火口から立ち昇る噴火)を何度も繰り返した▷江戸時代のプリ-ニ式噴火(軽石と溶岩が降る噴煙柱が長く続く噴火)▷平安時代の火砕流(プリ-ニ式噴火の最終局面)▷2万5000年前の山体崩壊(マグマが山体を突き上げて大きく変形させる)・・・火山の噴火は、大自然の営みのひとつ。火山が埋め立てた土地の上で、私たちは暮らしている・・・。
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前人未踏の「エヴェレスト南西壁無酸素単独登頂」を目指すのは、登攀中にパートナ-を死なせた罪障感に悩む伝説の男・羽生丈二。酸素濃度が地上の1/3という頂上付近では、手足が硬直し、幻覚や錯乱状態に陥る可能性があるという。 そんな過酷な単独登攀に挑む羽生を追って、雪壁を登り、カメラの焦点を合わせるカメラマン深町。 本作は、圧倒的迫力と克明なディテ-ルで、神に許された者だけが登頂を許される「神の領域」が描かれた、魂を揺さぶる圧巻の山岳大冒険ミステリ-大作。〝 「何故、山に登る?」「マロリ-は、そこに山が↓
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2024/06/01 07:53

→あるからだと、そう言ったらしいけどね」...「違うね」「違う?」「ここに、俺がいるからだ。ここに俺がいるから、山に登るんだよ」・・・「あれは、麻薬だな」「麻薬?」 「そうだ。一度、山で岩の壁に張りついたら、そこで、あれを味わったら、日常なんてぬるま湯みたいなもんだ・・・」〟

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世界最高峰エヴェレスト(8848m)の初登頂成否の謎を秘めた、ジョ-ジ・マロリ-のカメラを偶然にも入手したカメラマン(深町)。 そのカメラを発見したとされる伝説の孤高の単独登攀者(羽生)。 この両者が絡み合い、息もつかせぬ展開で読者を虜にする、<夢枕獏サン>渾身の大長編山岳小説の白眉。 〝ヒマラヤの8000メートル峰は、もう、殆どのバリエ-ションが、登り尽くされている。余程の栄誉があるわけではない。あるのは、あくまでも個人の魂に関わる部分のものだけだ・・・〟
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/13(5423日経過)
記録初日
1966/03/01(21478日経過)
読んだ本
8607冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
1715654ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
4200件(投稿率48.8%)
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性別
血液型
O型
自己紹介

風の吹くまま 気の向くまま CinemaとJazzバラ-ドに 酔い痴れながら 思いの丈を綴った読書遍歴・・・

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