読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

Cinejazz
読んだ本
70
読んだページ
5185ページ
感想・レビュー
70
ナイス
1948ナイス

2024年4月に読んだ本
70

2024年4月のお気に入り登録
2

  • せっちゃん
  • 上空弘育(ひろじー)

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • せっちゃん

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Cinejazz
第一次大戦中のドイツ軍占領下のフランス北部。 連合軍の為に敵の念機密情報を探索し、統括したスパイ網(アリス・ネットワーク)で働いた女性たちを、史実に基づいて描かれた壮絶な長編小説の傑作。二つの世界大戦を挟んで、カイゼル皇帝の前線視察列車情報、ヴェルダン攻撃情報、ベルゼン強制収容所の解放、オラドゥ-ル=シュル=グラヌの虐殺など、1915年と1947年に交錯する登場人物の意表を突いた行動とスト-リ-展開! 650ページ大部の一気読みを厭ぬ、群を抜いた面白さ! 堪能の溜息があふれ出た!↓
Cinejazz
2024/04/01 12:23

→〝 「・・・これは危険な仕事というだけではない。汚い仕事、嫌な仕事だ。盗み聞きしたり、人の手紙—敵の手紙をこっそり開封したり。いかに戦時であろうと、紳士がやるべきことだとは誰も思わない。淑女は言うに及ばず・・・」 〟〝 「頑固な女は始末に負えない」よく思ったものだ・・・彼女の魂にはロマンチシズムや高潔さのかけらもなかった...死ねなかったのは頑固さのせいでなく、運命だったのではないかと思えてきた...敵は今も生きている...彼を始末しない限り、口に咥えた拳銃の引き金は引けない!・・・〟

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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

Cinejazz

3月のマイベスト:『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子).『身分帳』(佐木隆三).『和菓子のアン』(坂木 司).『テスカトリポカ』(佐藤 究) 2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:70冊 読んだページ数:4714ページ ナイス数:2721ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/52329/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
70

Cinejazz
〝「おやすみって?・・・いやいや、全然眠くない!」 今日が終わっちゃうのに、眠りたくない仔猫の<こねんこ>さん。 窓から入って来たのは、まあるいアヒル「わたしを枕にどうでしょう?」・・・ふわふわ柔らかい。 こねんこは、いつの間にか夢の中へ・・・。キノコ、パン、入道雲、クラゲ、羊さんらが 「わたしを枕にどうでしょう?」 と・・・〟眠れない夜の、お休み前の夢みる絵本です。
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Cinejazz
〝学校は退屈な処だと思っていたザックは、スミス先生が受け持ちになってから、毎日学校に行くのが楽しみになりました。 スミス先生が<不思議な本>を読みだすと、お話しの中の登場人物たちが、目の前に現れ、読み終わると同時に、ヒュルルンと本の中に戻っていくのです!・・・今日スミス先生が、コナン・ドイルの『ロストワ-ルド』を読んでいると、突然、教室に恐竜たちが現れてきて!・・・〟サマリ-教授、チャレンジャ-教授、ティラノサウルス、イグアノドン、ステゴザウルス・・・大興奮の恐竜ランド教室へようこそ!
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Cinejazz
〝「みなさん、おはよう! 今日は図書館へ行きます。 みなさんに、絶対に会わせたい人がいるの」 スミス先生は、教室を出る時、あの<不思議な本>を手に、なにやら不気味な図書館へみんなを連れて行きました。・・・髪は青色、肌は青白く、目の周りがどす黒い、恐ろしい雰囲気の図書館司書のクリ-パ-先生が、スミス先生の不思議な本を読み始めると・・・〟ドラキュラ伯爵、フランケンシュタイン、バスカビル家の犬、首のない騎士、ノートルダムの鐘つき男・・・魔物たちが入り乱れて登場するワンダ-ランドへ、ようこそ!
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Cinejazz
〝ザックが2年生になって、最初の登校日「ああ、退屈だ。何か面白い事ないかなあー」とその時、教室のドアがぐわっと開き「こんにちわ、みなさん。今度このクラスを受けもつことになったスミスです!」...へんてこりんな容貌のスミス先生が、持ってきた本を<お話しの時間>に読み始めると・・・ 本の登場人物たちが、突然、目の前に現れたのでした!・・・〟スミス先生の不思議な本から飛び出したのは、<黒ひげの船長><赤ずきん&狼><不思議の国のアリス><ロビン・フッド>・・・バーチャルリアリティ読書の時間をお愉しみあれ!
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Cinejazz
〝王さまとお妃さまが、日曜日のお茶に、ぼくを招待して下さいました! ぼくは、お妃さまに聞きました「友だち連れて よろしいですか?」お妃さまは、王さまに聞きました 「いいとも、いいとも、私たちの友だちの友だちなら、大歓迎じゃ!」 そこで、ぼくは、Bigな友だちを連れて…〟「いらっしゃい」と、王さま、「まあ、お目にかかれて幸せよ!」と、お妃さま。 びっくりする友だちがたくさん登場する、和気あいあいの楽しい絵本です。☕🦒🐒🐘🦁
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Cinejazz
〝独りになりたいと、思うとき・・・仲間と一緒に、でもなく。 大人のひとと一緒にでもなく。 誰とも、関わりたくなくて・・・。そんな時 「あなただけの小さないえ」をもっていれば、どんなにか、よいでしょう・・・〟テーブルの下、木の上、大きな帽子、おめん…人は誰でも、自分だけの家を持つことができる。 あなたも、あなただけの家を持つことができる。 幼い頃に、誰もが持っていた「心の隠れ家」を詩的に描かれた、安らぎの絵本。
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Cinejazz
〝むかし、花を愛してやまない皇帝がいました。 ある日、花の世話をしながら「余も年をとってしまった。そろそろ世継を選ばねばなるまいな」・・・次の日、皇帝のおふれが国中に伝えられました。 <この国の子どもたちよ! 宮殿にて皇帝陛下より花の種を受け取り、その種を大切に育て、一年後に陛下にお見せするように。その子どもたちの中から、皇帝の世継が選ばれる!>・・・「皇帝から貰った種なのに、どうして花が咲かないの?」と、いつも美しい花を咲かせる<ピン>という男の子が、恥じながら宮殿へ・・・〟正直さと勇気を讃える訓話。
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Cinejazz
〝眠る時間になって、ルビ-は暗い階段を上がって、寝室に向かったとき、気味の悪い歌が、頭の中で グルグル 回りだした・・・それは、今日街角で、手回しオルガンのオジサンが歌っていた唄・・・♪きっと 今夜 くる くる 「キミワリ-ナ」が やって来る♪ きみの家に くる くる きみの うしろを ついてくる♪・・・〟街中の人が恐れる「キミワリ-ナ」とは? それは、いったい何者? 何故、いろんな物が街から消えていってしまうの?・・・ 薄気味悪い? ポ-のモルグ街かも? ・・・大人も愉しめる絵本です。
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Cinejazz
〝大好きなお爺ちゃんの家に行ったら、何処にもいない。帰ろうとしたら「来てたんだね!」と、上の方から声がした。 シドは、恐る恐る梯子を昇っていくと、出かける用意をしたお爺ちゃんが屋根裏部屋で待っていた。お爺ちゃんが、隅の壁を覆っていたシーツを引っ張ると、大きなドアが現れた「先においき、シド」・・・ドアを押し開けたシドは、とてつもなく背の高い船のデッキに立っていた! まわりじゅう、屋根の海だった!〟・・・素晴らしい島で、夢のような時間を過ごした、シドとお爺ちゃん。 今はもういない、大切な人とのあたたかい物語。
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Cinejazz
江戸千駄木町・心町(うらまち)に流れる「心淋し川(うらさびしがわ)」。その川沿いの鄙びた六兵衛長屋に集う、寄る辺ない人々の悲哀と人情が交錯する6篇の連作時代小説は、心に沁みわたる静かな余韻に酔う直木賞受賞作品。〝 心淋し川・・・趣があるのは名ばかりで、汚い溜まりだと知って、がっかりしたでしょ?〟〝いや、そんなことはないよ。 誰の心にも淀みはある。 事々を流しちまった方がよほど楽なのに、こんなふうに物寂しく溜め込んじまう。 でも、それが、人ってもんでね・・・〟
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Cinejazz
パブロ・ピカソ(1881-1973)は、どうしてあんな「出鱈目にみえる絵」を描いたの? 本当は、下手なんじゃない?・・・ピカソは画家の父から明暗法という手法で「本物そっくりに見える上手い絵」を教わって描いていた。目に見えるものを、一生懸命描くだけでは満足できなくなったピカソは、ある時、アフリカの人が造ったお面と出会う。お面は、目も鼻も口も、好きな形に彫ってあって、上手い絵を描くときの約束事なんか、おかまいなし。だけど生命力に溢れ、元気がいいと思ったピカソであった・・・。
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Cinejazz
〝ボクの幼稚園バスの運転手の「おおやまさん」は、いつもこわーい顔をしています。 怖い顔だから、友だちの間で、いろいろな噂が飛び交います。 いつも、ボスゴリラのように怒ってると云うけれど、本当はどんな人なのかな? でも、ボクはある日・・・見てしまったのです。幼稚園の花壇に咲いたチュ-リップを見て、ニッコリしてる「おおやまさん」を・・・〟こわおもての「おおやまさん」と子どもたちとの交流を描いた、ホノボノ絵本です。🚌🦍🌷
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Cinejazz
〝親父の遺言なんだ。嫁さんを選ぶ時は、この店の味がわかる相手にしろよって」「面白い遺言ね」「全くだよ。でも、僕もそう思うんだ。一緒に美味しい食事ができる相手が一番いいってね・・・お袋がよく言うんだ。パートナ-を決める時は、一緒に食事しろって。それで残さないで、きちんと食べる相手だったら、財布を任せても大丈夫だって」「まぁ」・・・〟幸福な食卓、運命の料理との出会い、 ときにはほろ苦く、ときには甘酸っぱい食をめぐって、人の世の哀切と心の機微が交錯する、七つの味わい深い物語。
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Cinejazz
〝ある処に、熱心な画家がいました。画家には三人の子ども(サラとサイモンと赤ん坊のリチャ-ド)がいました。画家は、うっとりする美しい絵を描くのですが、なかなか売れず、家族は苦しい暮らしをしていました。 ある日とうとう、お金がなくなってしまい、傑作を仕上げるために必要な「赤い絵具」も買うことができなくなってしまいます。サラとサイモンは、どうにかしてお父さんを助けようとするのですが・・・〟 家族を救おうとする子ども達。その健気な奮闘ぶりにほだされる<E.アーディゾ-ニ (1900-1976)>の名作絵本。
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Cinejazz
〝ここは、リッチモンドのクイ-ンズ通り43番地。 ある日の夕方、風邪をひいた<大きなサイ>がジョ-ンズ家にやって来ました!・・・ 一人懸命に看病をする<少女ダイアナ>。動物園から逃げ出したサイは、動物園に戻ることを拒否。 その日から、ジヨ-ンズ家の裏庭の物置で暮らし始めました・・・〟生涯を通じて変わらぬ絆で結ばれた 「ダイアナとサイ」のホノボノとした絵と語りの物語絵本です。🦏👧
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Cinejazz
元CIA局員であった “グレイマン(人目につかない男)”の異名をもつ雇われガンマン<ジェントリ->は、ナイジェリア大統領の弟の暗殺を実行後、様々な国の暗殺チームから追撃され、過酷なバトルが連続する破目に・・・。 ヨ-ロ-ッパを縦断し、絶対絶命の危機が切れ目なく炸裂する、理屈抜きで愉しめる、スリルとサスペンス満載の大冒険アクション小説! + ジェイソン・ボーンも顔負けの超A級娯楽エンタテイメント!
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Cinejazz
「これから先のことって “みらい” って言うよね。 “みらい” って、どうなるか分からないから、心配になっちゃうよね」「未来って、よく分からないから心配になるんだよ。だから心配するのは、悪い事じゃないんだよ」「じゃあ、未来って、どんなもの?」・・・赤ちゃんのときは、何も心配してなかった。大きくなって、いろんな経験をするうちに「心のひきだし」ができていき 「こうすれば、うまくいく」ということを自動的に選べるようになる。・・・未来への不安と心配、体験の引き出しからの選択など、心の学びの絵本です。💛
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Cinejazz
「こころって、どんなもの?」「こころは、いつ生まれたの?」「きもちって、どんなのがあるの?」・・・何も分からない赤ちゃんから、コトバを覚えて子どもになり、「わたし」の心が、どんなふうに生まれ、どんなことで変化するか、どう気持ちを伝えるかなど、心との付き合い方について、絵と文字でやさしく教えてくれる、ハ-トウォ-ミングな世界。 ♡
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Cinejazz
〝アンナの古いオーバ-は、擦り切れてしまい、小さくなっていた。 「戦争が終わったら、新しいオーバ-を買ってあげようね」と、お母さんが言った。でも、戦争が終わっても、お店は空っぽ。オ-バ-もなければ、食べ物だってない。それに、お金を持っている人もいなかった。お母さんは、どうすればいいか考えた。うちにはお金がない。でも、お爺さんの金時計とか、素敵な物が色々あるし、きっとそれでオーバ-の材料が手に入る・・・〟実話をもとに、愛情、忍耐、不屈の精神、相互扶助の形が描かれた、人の心の温かさに救われる絵本です。
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Cinejazz
ママが帰って来て言った。お婆ちゃんが、いってしまったって。もう、帰ってこないって。ママのいう事なんか、信じない。お婆ちゃんを探しに行った。ふたりしか知らない場所にも行ったのに。どこにも見つからない・・・。川のそばに行って、しばらく眺めていた。川はずっと流れていて、とめようとしても、とめられない。時間が過ぎていくように、すぎていく。・・・朝、手紙を書こうとしたんだ。もう、読んでもらえないのは分かってる。それでも。言いたいことがあるから。お婆ちゃん、大好きだよ・・・〟大切な人との別れの切なさに、涙する絵本。
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Cinejazz
〝「あたしの好きなもの、なぁんだ?」と、女の子がきくと 「何が好きなの?」と、パパが何度でも応えてくれます・・・「あたしの誕生日、知ってるでしょ」「忘れっこないさ。100万年たったって、きみの誕生日は忘れない」「1億年たったら?」 「1億年たっても忘れない」 「あたしが、風船やゲームや『誕生日おめでとう』って、言われるのが好きなのも、パパは忘れないよね」 「忘れないとも」・・・〟<ス-ジ-・リ->の簡素で美しい絵を背景に、父と愛娘のやりとりに、こころ癒され、あたたかさの伝わってくる絵本。👨‍👦
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Cinejazz
絵本の中に仕込まれた絵本が、だんだんと小さくなっていく仕掛けが愉しめる、親と子の読書への誘いです。・・・ 赤色の絵本▷緑色の絵本▷橙色の絵本▷黄色の絵本▷青色の絵本▷虹色の絵本・・・。『WAVE(なみ)』の<スージ-・リ->が、このカラフルな創作絵本の絵を担当しています。📖
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Cinejazz
〝ある朝、リスはびっくりして目を覚しました。お月さまが、リスの家に、落っこちて来たからです...いつも見ている、大きくて丸くて、黄色いお月さま。そのお月さまが、いったいどうして、リスの家に落ちて来たのでしょう?...「誰かが、お月さまを獲ろうとして、落としちゃったのかな? ぼくの処にあるのが、見つかったら泥棒だと思われて、捕まって牢屋に入れられちゃうよ!」〟ヨーロッパのある森に棲むリスが見た、空から落ちて来た月? 夢か幻か? この謎解きは、見開きページに描かれてある、と言っては野暮なのです。🌕🌙
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Cinejazz
〝どうだ、ジュ-ゼフ、わしの手は・・・お前にも教えてやろう、ピアノやトランプ、野球を・・・。そして、むかし、わしが、出来なかったことを・・・。 ジョ-ゼフ、わかるか? わしが働いていた大きなパン工場で、わしの手は、パンの生地に触ることさえ、許されなかった。この手に許された仕事は、モップで床を拭くこと、荷物をトラックに積み込むこと。 何故かって? 工場長は、こう言った「お前の黒い手が触れたパンなど、白人が食べるものか!」と・・・〟肌の色で職業の選択が制限されていた時代の、悲しい記憶の絵本です。
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Cinejazz
パパの娘は、茶目っ気たっぷり。 パパは、文句のひとつを言わずに娘にされるがまま。「うちのパパが、世界でいちばん!」と言わしめた、愛情あふれる<33とおりのパパの使い方>読本。・・・例えば▷パパのお腹がトランポリンに▷固くて開けられない蓋開け機として▷持ちきれない買い物かごに▷料金無料の専任タクシ-運転手に▷失敗した時に慰めてくれる野球のコーチとして▷「パパって、最高!」と言える、とびっきりの親友として・・・。 (原題:33USES FOR A DAD) 👪
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Cinejazz
〝 ドンガラ ドンガラ ねこ電車~ 何処から来るのか ねこ電車~♪ 〟今日も、ねこ電車はやって来ます。 ねこの、ねこによる、ねこのための、ねこ電車。運転手も車掌も、乗客も駅弁売りも、み―んな、ねこ、ネコ、猫づくし。 ねこ吉の家族を乗せて、さあ、しゅぱ―つ、しんこ―う! 車内で魚釣りをしたり、コタツで丸くなったり、自由気ままなねこたちとの電車の旅の絵本。 旅のお供に、鰹節お握り、ネズミクッキ-は、いかがですか?🚋😾
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Cinejazz
ここは、昔むかしの「ひらがなの国」・・・ この国の深い森に住む「ぜつぼう」という名の主に長年仕えてきた濁点(〝)が、主が嘆き悲しむのは「絶望という名につく濁点」、つまりは自分のせいであると、不憫さのあまり、主さがしの旅に出た「平仮名の濁点」が語った、レイ・ブラッドベリ張り超絶世界のお話し絵本。 「絶望の濁点」が、どのようにして「希望の濁点」となったのか・・・それは読んでのお楽しみ!
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Cinejazz
〝ある日、散歩の途中、わたしは1羽のペンギンにひょっこり出くわした。「空から落っこちたんだよ」とやつは言った。 でも、ペンギンが・・・やつは、どうみてもペンギンだった・・・飛べないことぐらい、わたしだって知っていた。 そんなことは、やつも知っていた。でも、やつは大まじめに1羽の鳥になりきってやれば、きっと飛べる、と思い込んだんだ・・・〟飛べないペンギンの夢を叶えてやろうとする男と、その厚意に甘んじ涙ぐましい努力を続けるペンギン・・・心ゆさぶる静かな余韻が残る大人の絵本。🐧
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
ブックエンド、本箱以上の収容能力を誇る「本棚」(床に山積みされた本の山脈を含む)をテーマにした、各界著名人による23篇のエッセイ集。▷児玉清〝僕にとって最高ともいえる幸せなひと時は、書斎で本棚にぎっしりと詰まった本を眺めながら読書をする時だ〟▷荒井良二〝読みたい本を買ったのに、まだ読んでいない本もそこに存在するということは、近い将来の自分の楽しみでもあり、近い未来もそこにあることを考えると、本棚は過去から未来に通じている大事な自分のキーワ-ドなのかも知れない〟・・・本好きの心理をくすぐる愉しいこぼれ話。
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Cinejazz
本作の著者・米原万理(1950-2006)さんが、9才から12才の多感な少女時代に「プラハのロシア語学校」で巡り合った三人の親友たち。 音信不通のままだった30年の時と国境を超えて、再会の喜びを噛みしめ、語り合った彼女たち。その動乱の時代を生き抜き、波乱に満ちた人生の愛と哀しみを切々と語り紡いだ大宅壮一ノンフィクション賞受賞の感動の名編。・・・ソ連のプラハ侵攻(プラハの春)から逃れた<リッツア>、チャウチュスク政権下を生きた<アーニャ>、ボスニア・ヘルツエゴビナ紛争下の<ヤスミンカ>、そして↓
Cinejazz
2024/04/11 15:37

→ロシア語通訳者として中・東欧を駆け巡る<マリ>。・・・激動の時代に生きるそれぞれの波乱の人生において、互いの多様な文化を認め合い、相互理解を深め合うことの大切さをメーッセ-ジとして託された、時を経た現代社会に痛烈な警鐘を鳴り響かせる貴重な書籍。

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Cinejazz
〝僕の部屋の隅っこで、電話がリンリン鳴り出した「モシモシどなた?」「象ですが」「どうしたんだい、なにか用?」 「うちの坊やのチョコレ-トが欲しくって。80キロか100キロか、ほんのチョットでいいんです」...次の電話は、鰐さんから「お願い、私と妻に革靴を贈っておくれよ!」...鷺さんから「先生、胃薬いただける? 蛙を食べ過ぎて、お腹がいたくって!」...〟そんなこんなで、動物たちからの電話相談にのるロシア版ドリトル先生は、愉快なリズム感溢れる<K.チュコフスキ->の世界。☏📞
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Cinejazz
〝ある日、フェードラ婆さんちの鍋が、鉄製のアイロンと競争しながら怒鳴っている「ぼくは、この家から逃げると。逃げるとも。やってられない、もう嫌だ!」・・・ポットも、ナイフもスプ-ンも、お皿も、椅子や机まで、みんながフェードラ婆さんの小屋から逃げ出した!...毎日ひどい扱いを受けていたみんなは、戻るなんてとんでもない、と森の道を逃げていく。 「ああ、なんてこと、なんてこと! 戻っておいで、お前たち!」・・・〟ロシア児童文学作家<K.チャコフスキ->の「ハチャメチャ世界」!みんなリズムよく、ハイ!
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Cinejazz
〝仔猫たちが言うことにゃ「ニャ-ニャ-なくのは、飽きちゃった! 子豚みたいに、なきたいよ!」...アヒルの子どもたち「ガアガア鳴くのは、もう嫌だ! 蛙みたいに、鳴いちゃおう!」...豚が「ニャ-ニャ-」唸り出し、仔猫たちは「ブーブ-ブ-!」...ケロケロ鳴くのはアヒルの子、牝鶏たちは「ガアガアガア!」・・・〟ロシアの児童文学作家K.チャコフスキ-(1882-1969)の「動物たちのハチャメチャ、メチャクチャな世界」。この絵本で愉しめる感性を養おう!
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Cinejazz
〝フランスの小さな動物園に<ご機嫌なライオン君>が、毎日楽しく暮らしていました。ある夏の朝、飼育係の息子のフランソワ少年は、仲の良いライオン君と海に遊びに出かけました...「ライオンと電車に乗るってかい? そりゃありえない! いけないと云う決まりはないんだが、いいよ云う決まりもないんだよ、坊や。決まりがなきゃ、しちゃいけないのさ」...「ライオンを連れて道を歩いていいなんて、誰が言ったんだね?」と、白バイのお巡りさんに追われることに!〟ひょんなことから気球に乗った三人(表紙絵)の運命や如何に・・・。🎈
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Cinejazz
〝ある夜こと、客寄せを企んだサーカス団の団長が、みんなから愛されて動物園で暮らしている<ご機嫌なライオン君>を連れ去ってしまいました。「いったい全体、何処へ行っちゃたんだろ?」と、仲良しのフランソワ少年。「いったい全体、何処へ連れて行くつもりかなあ」と、ライオン君 。連れ去られた先は、アフリカの大草原。 隙を見て、こっそり逃げ出せたのですが・・・野生の地に友だちはなく、狩猟のやり方も知らないライオン君の運命や如何な事に・・・!〟ハッピ-エンドで終わる「ごきげんなライオン」シリ-ズの奮闘編。🦁
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Cinejazz
〝ここは江戸の魚河岸・芝浜に、「魚勝」という魚売りがおりました。 「ちょいと、お前さん。起きておくれよ。」「分かった、分かった・・・明日いくよ」「そうやってもう、二十日も仕事休んでるじゃないか・・・」 酒ばかり飲んでいたこの男、嫁さんに尻を叩かれ仕事に出た朝、 浜で見つけたのは、金すがずっしり入った革の財布でありました! 急ぎ家に戻って、嫁さんに拾ってきた財布のことを伝えますと・・・〟 この亭主にして、すぎたる嫁さんの有難味が心にしみわたる、江戸人情噺の一席です。
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Cinejazz
〝大店の若旦那を診た、江戸一番と評判の名医が「あの病人は、山ほど薬を飲ませたところで治らない。なにか胸につかえているものがあって、それを落としてやれば、すっかり元の体に戻る」・・・大旦那に頼まれた番頭が、若旦那から聞き出したのは「蜜柑。蜜柑が食べたい―!」・・・大旦那いわく「番頭さん、いま、何月だと思ってる? この夏のいちばん暑い盛りに、いったい蜜柑が何処にあるんだい」・・・みかん問屋で見つかった蜜柑一つが、千両(約1億円)だった!?・・・ 〟いくら、なんでも高すぎる…長年こつこつ働いてきた番頭さんが↓
Cinejazz
2024/04/08 09:10

→落ちとなり・・・お後がよろしいようで。

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Cinejazz
〝 女の子と犬が、いつものように森へ遊びに行くと、ただの原っぱだったはずの場所に、「水族館」が建っていた。 そっと中に入ってみると、そこには水槽が並んでいて、ヘンテコな魚たちが泳いでいた! よく見ると象みたいに長い鼻が付いていたり、豚みたいな顔をしていたり! どうやら普通の水族館ではなさそう。するとどこからか、「タスケテクレエ!」という声が聞こえてきた!...実はそれ、悪い「魔女」によって、魚に姿を変えられた動物たちだった・・・〟<佐々木マキ>さんの『まじょの かんづめ』続編で、缶詰が水族館に・・・!🐙
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Cinejazz
〝 女の子と犬が、いつものように森へ遊びに行くと、小さな家が建っていた「ねえ、この前きたとき、こんな家あったっけ?」「いいや、こんな家なかった。ワン!」...中に入ってみると、台所に積んであった缶詰から「タスケテ!」という声が聞こえてきた。缶切りでギッシギッシと開けてみると、最初に像が、次に熊が、豚さんが、次々が飛び出してきた!...と、その時、魔女が帰ってきた!...ふたりの運命や如何に・・・⁈ 〟漫画家・イラストレ-タ-の<佐々木マキ>さんによる、大人も愉しめる読み聞かせ絵本です。 🥫
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝自分には、友だちがいないって、思っていない? でも、友だちのカタチって、いろいろあってね・・・傘がきっかけで友だちができた子、たった一度だけニコッとした友だちもいれば、長い長いつき合いの友だちもいる。今は遠くにいる友だち、言葉がなくても友だちになれるし、言葉があるから喧嘩しゃうこともある。でも、なんて言ったって、一緒に笑えるのが、友だちのいいところ〟・・・ 友だちがいないと悩んでいるあなたへ。 👨‍👧‍👦
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Cinejazz
〝東京渋谷駅・・・雨の日も、風の日も、雪の日も、毎日、毎日「ハチ」は、大好きな先生を待っていた・・・10年間も待っていた。約束もしないのに・・・〟知る人ぞ知る「忠犬ハチ公」の実話を<いもとようこ>さんの、優しい眼差しで描かれた、世代をこえて心に沁みわたる絵本です。▷愛称ハチ:雄の秋田犬.1923(大正12)年-1935(昭和10)年 ▷飼い主:東京帝国大学農学部教授・上野英三郎博士1872(明治5)年-1925(大正14年) 講義中に脳出血で急逝。 青山霊園で「忠犬ハチ公の碑」の傍に共に眠る。
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Cinejazz
〝わし、生まれた時は「いぬ」やった。それがなんか嫌でなぁ。ずっと「ねこになりたい」と思って、努力してきた。爪を研ぎ、牙を尖らせ、忍び足。ねこみたいないぬ。で、「ねぬ」ちゅうわけや...犬と猫は仲が悪いちゅうけど、そんなん誰が決めたんや。犬が好きな猫も、猫が好きな犬も、いてええと思うけどな・・・。人情深い「ねぬ」は、捨てられた仔猫や、ケガをして弱った野良犬を保護しようと、逃げ込んだ森で出会ったのは、「いこ」と名乗る犬?猫?だった・・・!〟ジェンダ-新時代を先取(?)したハッピ-エンド絵本。🐶×😻
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝「こんなサンタって、いるのかいな?」・・・乗り物酔いするサンタ、トナカイにこき使われるサンタ、橇から落ちるサンタ、酒場に立ち寄るサンタ、壁を壊して入ってくるサンタ、同じ家に何度も行ってしまうサンタ、 サンタクロ-スを信じていないサンタ・・・! 〟 漫画家・イラストレ-タ-<佐々木マキ>さんの「こまったサンタ実例集」・・・Xmasのプレゼント本にいかが?🎅🎁
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝おじさんは、遠くの町に住んでいる友だちに手紙を書きました。それをポストに入れるために、部屋を出ました...ところが、階段の途中にあったボールを踏んで、おじさんは、ダダダンッと、階段を転げ落ちました。道を歩けば、二階の窓からマットが降ってくるし、道の向こうから「豚追い祭り」のブタの群れにぶつかって、踏んだり蹴ったり・・・! おじさんの体はよろよろ、手紙はしわくちゃ、身も心もすっかりへろへろに・・・〟あまりにも不運な目にあったおじさんが、ひとりの女の子に慰められ、深々と頭をさげる愛すべきおじさんです。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
スペインを代表する建築家・アントニ・ガウディ(1852-1926)の後半生を、バルセロナ出身の絵本作家が緻密で美麗な絵で描いた、大人も愉しめる絵本。ガウディが建築家を志したバルセロナ大学の学長が「我々の前にいるのは、天才か、それとも変人か、それはわからない」と語ったと言われるほどの〝奇抜で風変りな人物〟であったことを裏付ける異様な建築の数々、それが現代社会に溶け込みながら、毅然と存立していることに驚きと称賛を浴びている。 さて、サクラダ・ファミリア大聖堂の完成も間近とか・・・。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
火曜日の朝早く「斜め猫」が、町にやって来た。ちょっとだけ、体を斜めに傾けて・・・町の人々は、斜め猫と触れ合うことで、恩恵を授かった。 もう二度と見つからないだろうと諦めていた宝物を見つけることができた。もう二度と会えないだろうと諦めていた、昔の友だちにも会うことができた。みんな、皆、幸せになった。斜め猫みたいに、体を傾けたままで、すべてが変わり始めた・・・この素晴らしい斜め猫の業績を讃えて、毎年新しい年の最初の火曜日を「斜め猫記念日」にしようと決まり、「斜め人間」となった市民のお祝いが始まった!?・・・。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
独ソ不可侵条約(1939)で国を分断されたポーランドにおいて、スタ-リン麾下のソ連軍捕虜となった2万を超えるポーランド将校らが集団虐殺され隠蔽された「カティンの森事件」。 1940年春、ポ-ランド将校らをNKVD(内務人民委員部)が、スモレンスク近郊の森に連行し、二人の兵士が両脇を抱えて、三人目がその後頭部を撃つというやり方で惨殺し、土中深くに埋めた。 その犠牲者のなかに、たったひとり女性の飛行士がいた!・・・ 本作は、旧ソ連時代に所縁のある作家<木村文乃>さんが、国家間の思惑に翻弄された↓
Cinejazz
2024/04/06 19:07

→ポーランドと云う国家に身を捧げた女性飛行士(ヤニナ・レヴァンドフスカ)、そしてその一族がたどった宿命の記録を探し求めた、底知れぬ闇の世界の歴史ドキュメントである。

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〝一匹の黒猫が登場する・・・突然、目の前に大きな壁が現れた! 高くて、とても登れない「どうしよう」 さあ、どうする、どうする?・・・梯子をかけて超えたとさ。 ずんずん進んでいくと、またまた大きな壁にぶつかった。またまた高くて登れない「またまた、どうしよう」 さあ、どうする、どうする・・・〟次々と高くなっていく壁の障害を、知恵と勇気で乗り越えていく、快傑黒ニャンコの挑戦! ・・・人生壁あり、河あり、落とし穴ありですぞ、大統領閣下?! 👓
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〝森は海に囲まれ、後ろは険しい山だった。だから像たちは、安心して暮らせた、長い間・・・。人間が来た。銃を構え、鈍い音が響くたびに、仲間が倒れていった・・・。 岬に像が立っていた。老いた牝の象が。最後の象だった。最後の象は、沖に向かって、友だちを呼んだ・・・〟象牙のために乱獲された結果、群れ中の最後の一頭になったアフリカ象が、人には聞こえない超低周波を使って、遥か沖にいる友だちの鯨に向かって、愛する仲間たちを次々と見送っていったことの悲しみを静かに語り出す、切なさの漲る大人の絵本。
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〝抱っこを、知らない、子どもでした。それどころか、ぶたれて外へ追い出されました。冷たい雨は、降り続けました。いつ も、女の子の心のなかに・・・。女の子は、お母さんいりました。生まれたのは、赤い頬っぺの、女の子でした。でも、お母さんは、赤ちゃんが抱けませんでした。抱っこされたことが、ありませんでしたから。ただ黙って、子どもの傍にいました。自分が子どもだった頃のように。黙って・・・〟子どもを、しっかり抱きしめることの大切さをとおして、母子の愛情の在り方を諭してくれる、心ゆさぶる絵本。👩‍👧
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〝本当は、犬を飼いたいんだけどさ、「うちは狭いってのに、飼えるわけが、ないだろ」って、いつも、父さんに言われるんだ。ああ、でも、犬をさ、飼ってみたいんだよなあ。 そんなことを思いながら、外を歩いていたら・・・〟犬が欲しいなと思っている僕は、出会った人から「ぼくの○〇と交換しない」とか「私の△△と交換してくれない」と頼まれていき、色んな動物たちと交換していくうちに、欲しかった犬に近づいたはず(?)だったですが・・・最後に交換した巨大恐竜に騒然!・・・タ・ス・ケ・テ~!🐸🦎😿🐘🐴🦕
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〝1855年1月15日:私の名前はバーサ・ホランド。皆からは、バーディと呼ばれている。私は10年前の今日、海辺のこの家で生まれた。この素敵な日記帳は、父さんが海に出ていく前にくれた、お誕生日のプレゼント。猫のブル-ベリ-も、私と同じくらいこの日記帳が大好き。使うのは、この上に坐るときだけど・・・〟この物語は、船の航路の安全を守る灯台で生活していた女性たちの話をもとに、『だいすきな先生へ』や『リンゴのたび』の<デボラ・ホプキンソン>による〝命の灯〟が描かれた愛と絆の絵本。
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〝父さんは、林檎を育てるのが、大好きだったの。住み慣れたアイオワを離れて、オレゴンに行くことが決まった時、林檎の木を置き去りにしていくなんて、出来なかった...私たち一家10人は、林檎に桃、葡萄に梨にサクランボの苗木を幌馬車にのせて、オレゴン・トレイル(the Oregon Trail)という開拓路を通って、3000キロを超える遥かな旅路に挑んだ!・・・〟アメリカ西部開拓時代に、本当にあったことをもとにした、家族の絆が描かれた愛と勇気の物語。🍎
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〝親愛なる先生へ・・・先生にお話があるとき、私はいつも、先生の服の裾を引っ張って、内緒でお話しましたね。今日は、お話したいことを、手紙に書こうと思います・・・覚えていらっしゃいますか? 私は落ち着きがなくて、困ったことばかりする生徒でしたね。でも、あなたは決して叱らないで、すばらしい一年間の思い出をくださいました・・・〟大人になった女の子が、自らも教師の職につく前日、お世話になった先生への思いを綴った美しい絵本。〝私の先生でいてくださって、ありがとう。 ・・・あなたの生徒より〟✉️
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〝目が覚めて、むっくり歩きだし、ふと立ち上がり、はいポーズ!どこからともなく、ぞろぞろと、猫たち集まり踊りだす。あたりかまわず踊りだす。 ~♪エライヤッチャ エライヤッチャ ニャンニャン ニャン♪~〟高いところ大好き、布団大好き、暗がり大好き、猫大好きさん、みんなご一緒に、踊りましょう!はい、はい、はい!
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〝ぼくのネコが、釣りに出かけたまま、もう何日も帰ってこない。いったい、どうしたんだろう。・・・ネコが釣りに行ったのは、魚がたくさんいる土星の川に違いない。 ぼくはロケット「サターン号」を呼び、ネコを探しに行くことにした!・・・〟猫が土星に行ってまで釣る魚って、どれほどの珍味なのかしらねえ?!・・・。🚀🎣😹
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1939年、独ソ不可侵条約締結。ポーランドの西側を独逸、ソ連は東側を分割占領。 1941年、ソ連占領下のポーランド(現在のウクライナ)に暮らしていた5歳のエリュ-シャと家族は、独ソ戦勃発により故郷を追われ、母や姉弟とともに辿り着いたのは、カザフスタンの小さな村だった。 ・・・本作は、ポーランド系ユダヤ人少年の視点で、見知らぬ土地での飢えを凌ぎ、生活の知恵と工夫で逞しく生きぬく姿を、終戦後イスラエルに渡るまでの苦難の歳月を、実話をもとに描かれた、避難民家族の長い旅の物語。
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〝遠い国の小さなお城に、<恥ずかしがり屋の王様>と<あわてんぼうのお供たち>がおりました。王様は照れくさがり屋で、うまくお供たちに命令できません。 そんな王様に仕えているのは、六人の気のいいお供。 けれど、いつも勘違いばかり。 王様が「庭に水を・・・」と言うと、庭に池を造ってしまうお供たち。 泥で汚れた驢馬をみて「綺麗にして・・・」と言うと、ペンキで、綺麗に色を塗ってしまったり!・・・〟頓珍漢だらけのすれ違いの果ての奇想天外な大騒動も、何故か愛さずにはいられない、行き違いの世の中を揶揄した愉快な絵本。
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〝昔、アディ・ニハァスという村の12人の男たちが、粉を曳ひいてもらうために、マイ・エデガという町へ行った。その帰り道、一人が仲間を数えてみると、自分を数えるのを忘れたので、11人しかいなかった「大へんだ! 誰かがいないぞ!」「きっと、豹に殺られたに違いない!」・・・さて、それから?!・・・ 〟豹と勇敢に闘って死んでいった “村の英雄” を讃え、伝説となったと云う、エチオピアの愉快な昔話絵本です。
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〝「さあ、お前たち、そろそろ広い世界に出ておいき。母さんの家を出て、自分たちの家を造りなさい。でも、悪い<おおブタ>には気をつけるのよ」・・・<3匹のかわいいオオカミ>VS.<おおブタ>との対決は、煉瓦のお家✕ハンマ-、コンクリ-トのお家✕ドリル、鉄骨と鉄条網のお家✕ダイナマイト!・・・せっかく造ったお家は、ことごとく壊されてしまうのですが・・・〟まさに『三匹の子豚』の逆転パロディ版で、全国学校図書館協議会と日本図書館協会の選定図書となった、愉快なハッピ-エンド絵本です。
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〝 J.F.ケネディの狙撃犯と目されたオズワルドが発射した弾丸は2発のみで、大統領の致命傷となった第三の銃弾は、別の建物(ダル・テックス・ビル)から別の射手による発砲だった! 〟・・・逮捕されたオズワルドは、護送の途中で射殺されており、真相は闇の中に埋没した・・・。 66才の老体に鞭打ち、身を挺して真相に迫る伝説のスナイパ-<ボブ・リ->は、暗殺事件の背後で操る謎の人物を突きとめ、決戦の場に挑むことに。〝 ・・・あの若い大統領がキュ-バか何処に派兵して、侵略を行うという事態は回避↓
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2024/04/02 19:18

→したい。彼はすでに、精神が不安定で、判断力が乏しく、知能指数が標準以下であることを如実に示している。外部の影響を受ける傾向が強く、無謀なまでに野心的だ。倫理観は全く持ち合わせていない。核戦争を引き起こす発火装置になりかねない男だ。信頼できる人物に君の国の指導者の地位を引き継がせねばならない。理解せよ・・・君は引き金を引くことによって、破壊ではなく創造をもたらすのだ〟

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11/22/63 PM0:30.テキサス州ダラス。 J.F.ケネディ暗殺 事件の真相の暴露本を出版予定でいた作家が、轢き逃げされ即死した。その妻が、元海兵隊の伝説のスナイパ-<ボブ・リ-・スワガ->に、事件の調査依頼をしたことで幕が開く本作は、単独犯行説から陰謀説までの凡百とある仮説からは想像しえなかった、〝大統領の頭部に命中した3発目の弾丸は、オズワルドがいた教科書倉庫ビルとは別のビルから発射されていた!〟という、驚愕の新説に挑んだ『極大射程』のステ-ィヴン・ハンタ-の意欲作。
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〝使い込んだ絵の道具とキャンバスを抱えた画家がひとり。 画家は、森をぬけ、丘にのぼり、町並みや通り、店や家のようすを見て歩き、先々で町の人と話し、そして、ここに住むことを決めました。 画家は、いつも笑顔で、誰にでも親切で、悠々としていました。 町の人の相談事に耳を傾け、頼まれれば汗を流す、幸せな日々を過ごしました・・・〟イエス・キリストのような慈しみを感じさせる画家の姿をとおして、人生の喜び、幸せとは何かを問いかけられる、児童文学作家・くすのぎ しげのりサンの短編集『海の見える丘』の絵本版です。
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〝「お母ちゃんは、どうしてサンタさんにプレゼント、お願いせえへんの? サンタさんに遠慮してんの?」「そんなこと ないって」・・・私は知ってる。 いつもそうや。 お母ちゃんは、何でも自分のことは後回しなんや・・・ 〟大好きな母への、クリスマス・プレゼントを買いに出かける幼い姉と弟の健気な姿、正直であろうとするお姉ちゃんと母を慕う優しい弟、二人のために、福引の補助券を出し合う大人たち・・・正直な思いとやさしい気持ちを、最高のクリスマス・プレゼントとして受け取った母・・・人の世のぬくもりに涙する。
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第一次大戦中のドイツ軍占領下のフランス北部。 連合軍の為に敵の念機密情報を探索し、統括したスパイ網(アリス・ネットワーク)で働いた女性たちを、史実に基づいて描かれた壮絶な長編小説の傑作。二つの世界大戦を挟んで、カイゼル皇帝の前線視察列車情報、ヴェルダン攻撃情報、ベルゼン強制収容所の解放、オラドゥ-ル=シュル=グラヌの虐殺など、1915年と1947年に交錯する登場人物の意表を突いた行動とスト-リ-展開! 650ページ大部の一気読みを厭ぬ、群を抜いた面白さ! 堪能の溜息があふれ出た!↓
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2024/04/01 12:23

→〝 「・・・これは危険な仕事というだけではない。汚い仕事、嫌な仕事だ。盗み聞きしたり、人の手紙—敵の手紙をこっそり開封したり。いかに戦時であろうと、紳士がやるべきことだとは誰も思わない。淑女は言うに及ばず・・・」 〟〝 「頑固な女は始末に負えない」よく思ったものだ・・・彼女の魂にはロマンチシズムや高潔さのかけらもなかった...死ねなかったのは頑固さのせいでなく、運命だったのではないかと思えてきた...敵は今も生きている...彼を始末しない限り、口に咥えた拳銃の引き金は引けない!・・・〟

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〝森の中に、一本の小さいモミの木が生えていました。周りには、背の高いマツや太いモミの木がそびえています。小さいモミの木は、早く大きくなりたくて仕方ありません「ああ、ぼくも大きくなって海を渡ってみたいなあ」すると、お日様が言いました「ここにいることを、喜びなさい」モミの木には、どういうことかよく分かりませんでした。クリスマスが近づくと、たくさんのモミの木が切り倒されて運ばれていきます「あったかい部屋で、綺麗に飾りつけられて、羨ましいなあ」すると、風が言いました「ここにいることを、喜びなさい」と・・・〟↓
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2024/04/01 11:23

→ モミの木の成育をとおして語られる、アンデルセン原作、バーナデッド絵による奥深い人生訓話の絵本です。

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〝昔、新しい服が何よりも好きな王様がいました。王様は、綺麗な服のことを考えることが好きで、いつも衣装室でおめし変えをする毎日でした。ある日、機織り職人と名乗る、二人の男が現れました。「この上なく美しい、素晴らしい模様の布を織ってさしあげます。その布で織った服は、役目に相応しくない者や、愚か者には、けっして目にするは叶いません。煌びやかな服が見えるのは、賢くて、お役目に相応しいものだけでございます」と、王様に売り込みました。「それは素晴らしい! そんな魔法の布で新しい服をつくらせれば、わたしの家来のうちで↓
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2024/04/01 11:15

→ 誰がその役目に相応しいか、誰が愚かなのか、たちまち分かるというものだ。すぐさま織るように!」〟・・・ 主従関係での忖度を見事に物語った、アンデルセン童話の名作絵本です。

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〝寒い冬が、キツネの親子の棲んでいる森にもやってきました。 まっ白な雪がどっさり降った朝、雪と遊んだ子狐は、洞穴に帰って母さん狐に甘えながら「おててが冷たい、おててがちんちんする」 ・・・母さんは、坊やの手に合うような毛糸の手ぶくろを買ってやろうと思い、人間たちが住む町に向かいます・・・〟狐の親子の愛情、子狐と人間との初めてのふれ合い、暖かい手袋のぬくもりが伝わってくる<新美南吉>の名作絵本。
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〝夏休み―お父さんもお母さんも、お仕事だって。そんなある日、叔父さんからハガキがきた。「ケイもユイも元気か。遊びにこんのか。遊びに来たら、また海に連れて行ってやるけん。さようなら」ヤッタ—!・・・ぼくたちのおねだりが効いて、ぼくと弟は、すぐにお母さんの田舎に行くことになった。さらば東京だ!・・・〟食物は美味しい、虫取りも海釣りも面白い。友だちもできた・・・僕たちをまっ黒にした夏休みは、魔法の夏だった・・・郷愁を呼び覚ます、幼い頃の思い出絵本。
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〝朝、雨が少し降ってたけど、ぼくもお兄ちゃんも、運動靴で、傘も持たずに飛び出した...3時間目の終わりごろ、ふわっふわぅと、雪が降ってきた。 「大雪になりそうね。みんな早く家にかえりましょう」と先生が言いました...よそのお母さんが傘や長靴をもって学校にお迎えにきましたが、ぼくのお母さんは仕事でこれません。あとからあとから降る雪の中で、なかなかこないバスを待っていると、だんだん心細くなってきて・・・〟幼かった頃の冬の日の思い出を、郷愁たっぷりに物語った、大人ごころを揺さぶる絵本。
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読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/13(5192日経過)
記録初日
1966/03/01(21247日経過)
読んだ本
7984冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
1676427ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
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自己紹介

風の吹くまま 気の向くまま CinemaとJazzバラ-ドに 酔い痴れながら 思いの丈を綴った読書遍歴・・・

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