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2025年2月の読書メーターまとめ

Cinejazz
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88
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5696ページ
感想・レビュー
88
ナイス
2762ナイス

2025年2月に読んだ本
88

2025年2月のお気に入り登録
5

  • ぴいちゃん
  • これ
  • 田中瞳
  • めだかくん
  • アポトキシン

2025年2月のお気に入られ登録
7

  • chaps_k
  • ぴいちゃん
  • これ
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  • めだかくん
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2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Cinejazz
舞台は、田園風景が広がる南仏のどこかの村。作家や音楽家、陶芸家など創作活動に励む芸術家が集う「創作家の家」の管理人を託された青年と、迷い込んできた仔犬のような、謎の生物<ブラフマン>との触れ合いを通し描かれた、幻想的で優しさと切なさに包まれた<小川洋子>さんの泉鏡花賞受賞作。〝「謎さ」と、碑文彫刻師は答えた 「どこの言葉?」 「・・・サンスクリット語だって言ってた気もする」「どう読むの?」「ブラフマン」「うん、いいね。これにするよ」〟・・・黒いボタンのような鼻、指と指の間の水かき、吠えないブラフマンとは?
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2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

Cinejazz

1月のマイ・ベスト:『合理的な疑い』(F.フリ-ドマン).『蠅の帝国』(帚木蓬生).『向田理髪店』(奥田英朗).『アンネの木』(イレ-ヌ・コーエン).『おばあさんのしんぶん』(松本春野) 2025年1月の読書メーター 読んだ本の数:88冊 読んだページ数:5143ページ ナイス数:2268ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/52329/summary/monthly/2025/1

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2025年2月の感想・レビュー一覧
88

Cinejazz
〝木彫りの小人<ウィミックス>たちが住む村では、箱集めがブームになって「おれの新しい箱、見たかい⁈」自慢話に花が咲いていた。「負けたくない」と、たちまち、村中がもっとたくさん、誰よりも多く手にしたい‼と考えるようになった。 そして、前作『たいせつなきみ』のパンチネロまでもが、自分を見失ってしまい・・・〟「ほんとうに大切なものとは?」・・・すっかり忘れてしまったパンチネロに、生みの親のエリは、再びやさしく話しかけるのだった。
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Cinejazz
彫刻家エリが彫った「ウィミクス」という木のこびとたちの村。この村では、見た目が綺麗で才能のありそうな者には<金の星>シールを、なにをやっても下手くそで風采のあがらない者には<灰色のダメ印>シールを貼り付けられる。そんなシールのくっつけ合いをする毎日が、朝から晩まで続いている。・・・偏見や差別にみちた社会にあって、星印もダメ印もない、自分自身の生き方を諭すした大人の絵本。 (再読)
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Cinejazz
2022年2月24日に始まったロシア軍とのウクライナ戦争。このお話しは、ウクライナ東部ドネツクからポーランドに避難し、難民となった一家の実話をもとに、戦争の現実と、難民となった子どもたちの学校生活を、子どもの目線で描かれたたポーランド人作家の絵本。〝ついこの間まで、ぼくたちは、ウクライナのドネツクという街に住んでいた。「戦争」が始まって、隣国ポーランドに逃げてきた「やあ、野蛮人‼」「おれのママが言ってたけどさ、あんたら、ポーランド人ではないでしょ。難民なんでしょ。 ポーランド語で話しできるのか?」〟↓
Cinejazz
2025/02/23 16:10

→・・・学校や社会は、難民や外国人をどう受け入れるのか? 日本人社会の課題でもある。

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Cinejazz
〝「ウサギちゃん、ごめんよ、ごめんよ―。ぼ、ぼ、ぼくが、ウサギちゃんに、あんなこと言ったから・・・ごめんさい、ウサギちゃーん」「シニガミさん、ぼく、もう死んでしまいたいんだ。どうか、ウサギちゃんの処へ連れて行って下さい。あの世のウサギちゃんに会って、謝りたいんです・・・」ブタくんが訴えを聞いたシニガミは『なぜ、そうしたいのか、話をきかせて』・・・〟生と死の世界観、命の尊さを伝える、<宮西達也>さんの至高の感動作。
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Cinejazz
〝『誰でも、自分が生まれた日、誕生日は知ってます。でも、自分が死ぬ日を知っている人はいません。それが分かるのは、その日を決めるのは、わたくし<シニガミ>でございます』・・・。森のなかで、腹ペコのオオカミが食べ物を探している。『あと何日かで死んでしまうコブタ』を見つける。旨そうなコブタだけど、こいつ、病気じゃないか...こいつが元気を元気にしてやってから、喰ってやろう❢・・・『あのオオカミも、あと何日かで死ぬ運命なのに ホホホホ・・・』このシニガミの囁きの先に待っていたものとは・・・〟血も涙もあふれる↓
Cinejazz
2025/02/19 07:29

→<死神さま>さまの、生きることへの感動を呼び覚ましてくれる絵本です。

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Cinejazz
〝ぼくは、洋菓子喫茶のハテ゚シェ<マルタ>さんが、チョコレ-トでつくった雪だるの<チョコだるま>。身体は雪のように白く、ミルクのように甘いホワイトチョコレ-ト。目と鼻と口と手は、ほんのり苦味のブラックチョコレ-ト。マーブルチョコのボタンも付いてるんだよ。ぼくは、マルタさん特製のホットチョコレ-トを目当てに、お店にやって来るお客さんの会話を聞くのが楽しみな毎日を過ごしている。ある日、街のお金持ちがやって来ると、子どもの誕生日プレゼントにしたいと言って、ぼくを箱詰めにして車で運ばれることに・・・〟↓
Cinejazz
2025/02/10 14:27

お店の人気者がいなくなり、お客さんたちはひどく残念がり、<チョコだるま>を売ってしまったマルタさんの後悔もひとしお。さて<チョコだるま>の運命は⁈・・・。

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Cinejazz
ニューヨーク・セントラル・パーク動物園で本当にあった話をもとに絵本化された、動物の生態と人との関わりを描いた感動の物語。・・・〝ロイとシロの雄ペンギンは、お互いの意気投合し、カップルになりました。他のカップルと同じように、いつも一緒で巣づくりをしていました。赤ちゃんペンギンのが誕生するようにと、近くにあった卵の形をした石を拾ってきて、毎日交替で温めましたが、石の卵はちっとも孵りません。そんな様子を眺めていた飼育員が、他のペンギンカップルが育てられなかった卵をそっとふたりの巣に置いてやりました。やがて、↓
Cinejazz
2025/02/10 06:49

→二人のパパに温められた卵から<タンゴ>が生まれたのでした!〟

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Cinejazz
お祭りとご馳走は、切っても切り離せません。世界の国から国へ、12か国のお祭りとご馳走が紹介されたカラフル絵本。 中国の春節(旧正月)のご馳走は、お魚の餃子。アイルランドのセント・パトリックス・デ-のご馳走は、三つ葉のクロ-バ-添えのアイリッシュ・シチュ-。アメリカのサンクス・ギビングデ-のご馳走は、七面鳥の丸焼きにパンプキンパイ。・・・ところ変われば、ご馳走にも、それぞれの風習と伝統が味付けに生かされているようです。
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Cinejazz
〝何処にいても、朝はやって来る。近い国、遠い国から「お早う❢ ご飯の時間だよ❢」・・・朝ごはんは、生活に欠かせない食事です。世界の国から国へ、12か国の朝ごはんが紹介された、味のバラエティ絵本。日本の朝ごはんの代表は、ご飯とみそ汁、焼き魚、生卵、納豆と、栄養たっぷりメニュ-。中国の朝ごはんは、お肉がみっちり詰まったもち米ロール(ファントゥアン)。オールトラリアの朝ごはんは、こんがりトーストに、真っ黒なクリ-ム(ベジマイト)。オランダの朝ごはんは、バタ-をたっぷり塗ったパンに、チョコレ-トスプレ-を↓
Cinejazz
2025/02/10 06:44

→ぱらりの、あま―い朝ごはん。まだまだ、あるある、聞いたことのない朝ご飯です❢

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Cinejazz
ニュ-ヨ-ク・ブルックリンで、ユダヤ人移民の子として生まれた女性が、苦学のうえ初めて最高裁判所判事に任命され、性差別、人種差別と闘う権利を支持し、アメリカの正義の象徴となった。ルース・ベーダ-・ギンズバ-グ(1933-2020)の生涯を描いた伝記絵本。
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Cinejazz
〝あさ、目を覚ました動物たちは驚いた。森のまんなかに 「はこ」 がある。ふたつ穴があいている、へんな「はこ」。何のため?不思議だな。 誰がおいていったのか、中に何が入っているのか、わかりません・・・。動物たちは近寄って観察します。なかに、誰か(何か)が入っているみたい「でておいでよ。怖くないよ」クマも、キツネも、ウサギも、フクロウも、リスも、一生懸命呼びかけます。すると 「いやああああ❢」という声がして・・・〟森の動物たちのやさしさに、心なぐさめられるイタリアからの美しい絵本。
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Cinejazz
かくれんぼが始まりました...ミミちゃんがクローゼットに隠れていると、キイイイと扉があいて、やって来たのは…大きなクマの縫いぐるみと、たくさんの動物のおもちゃ。みんなが、上手な隠れ方を教えてくれます・・・。絵本作家<種村有希子>さんが、暗がり世界を不思議な色彩で描いた、おやすみ前の異次元の世界に誘ってくれる絵本。
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Cinejazz
「きみたちー、そろそろ寝る時間ですよー」さあ、今夜はどんな夢をみる? そうだなあ、こういうのはどう?・・・。サンクチュアリの世界へ行って、思いっきり羽根をのばすってのは?食べ放題、遊び放題の世界で、楽天を満悦するってのは?・・・。絵本作家<工藤ノリコ>さんの、夢いっぱいの、おやすみ前の夢の絵本。。
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Cinejazz
「アイスクリームは、暑いのが嫌い。すぐに溶けちゃうから。アイスクリームは、寒いのも嫌い。誰も食べたがらないから」「石鹸は、綺麗な手が嫌い。あまり役にたてないから。石鹸は汚い手も嫌い。自分も汚れてしまいそうで」「あかりが嫌いだけど、あかりを消されるのも寂みしくなっちゃうので嫌い」…。こんな、あまのじゃく気持ちは、どうみても、あまのじゃく・・・「嫌いも嫌い⁈」・・・立場変われば、嫌いも好きになるのかな?
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Cinejazz
〝夕暮れどき、大きな鳥は、まちの時間のなかから現れて、ぼくたちを、ちょっとした「たび」に誘い出す。月の出る少し前に、大きな鳥に導かれ、東京から地球をまっすぐ西へと飛び立つ。北緯36度線上に暮らす人々に会う旅・・・トウキョウ、キョンジュ、シーアン、パミール、パグマン、ヘラート、アナトリア・・・〟絵本作家<小林 豊>さんの、詩情あふれる幻想の旅絵本。
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Cinejazz
“ヌプキナ” は、アイヌ語で「スズラン」を意味する。そのヌプキナの咲く湖の畔で暮らすアイヌ兄妹の悲しい物語。・・・北海道アイヌの人々が、日本の中で理不尽な苦しみに耐えて暮らしてきた歴史を、現代の子どもたちに伝えようと、絵本作家で児童文学者の<かこさとし>さんが語り継ぎたかったアイヌの歴史伝説絵本。
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Cinejazz
いずみが森は、カラスの街です。 ここには、大きな木、中くらいの木、小さな木が、それぞれ100本ありました。その木の上にはカラスのうちがありました。いずみが森くろもじ三丁目の、中くらいの木に、カラスのパン屋さんがありました。…そのカラスのパン屋には、身の色が黒くない、四羽の赤ちゃんがいました。子育てに追われて、パン屋の商売がうまくいかなかずにいたカラスのパン屋さんは、子どもたちが大きくなると、みんなの意見をきいて、面白くてかわった形のパンをどっさり焼くと、お店は大繁盛して街で評判の立派なお店に生まれ↓
Cinejazz
2025/02/09 07:39

→変わっていきました・・・。

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Cinejazz
〝あさ目が覚めると、ペンギンの縫いぐるみは、何処かにいったままだった。うちじゅう探しても見つからない。 「ねえ、お爺ちゃん、ボクのペンギン、どこへ行っちゃんだろう」「まだ探してないところが、あるじゃないか」って言われて、地下室へ・・・。古いバスタブや、物干し、衣装箱の中も見たけれど、ない。…「そうだ❢ まだ探していないところがあった❢ 海だよ❢」…お爺ちゃんとボクは、古いバスタブと物干し、布巾で帆船を作って、ボクのペンギンを探しに航海に出た・・・〟絵本作家<サム・アッシャー>の、お爺ちゃんと少年の夢を↓
Cinejazz
2025/02/09 07:37

→育む冒険絵本。

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Cinejazz
〝ヨ-ロッパ風の街並みのなかで暮らすぼくの猫は、予告なしに出ていった 「ぼくの猫はどこ?」… 少年は、必死で捜しても見つからない。<まよいネコ>のチラシを、街中に貼ってまわる…猫は、いったい何処に?〟少年が猫探しをする物語と人々の生活の風景が混然となった、想像を巡らしながら愉しめる文字のない絵本。
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Cinejazz
秘密を知りたいかい?…太陽って、普通の星なんだよ。そして…宇宙には(たぶん)、1千ガイ(100,000,000,000,000,000,000,000)個の星がある。地球が3兆(3,000,000,000,000)本もの木で覆われているって、知ってた? 地球上にいる75億(7,500,000,000)人の人間と、1京(10,000,000,000,000,000)匹の蟻の重さが、ほとんど同じ重さくらいだっていうことは?…でも、きみという人間は、たった1人だけなんだ。きみという大切な人はね❢・・・。
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Cinejazz
〝むかし昔、ある処に橋がありました。橋の下には、お腹を空かせた恐ろしいトロールが棲んでいました…。三匹の山羊の<どんけろり>は、その橋を渡ろうとしていました。「誰だ、俺さまの橋を渡ろうなんてやつは?」 貪欲なトロールは、山羊をどう料理するかと舌なめずりしていると「橋を渡らしてくれるんなら、いいこと教えます...ぼくなんかより、はるかに太った兄さんが山羊が来ますよ」… 欲張りなトロ-ルは「もっと大きい山羊が食えるなら」と、一番目、二番目のどんけろりを見逃します。そして、待ちわびた三番目のどんけろりが姿を↓
Cinejazz
2025/02/08 16:22

→現すと…⁈〟マック・バ-ネット作、ジョン・クラッセン絵による訓話の絵本。

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〝ヤングさんは、有名なオーケストラの指揮者です。ヤングさんが指揮する音楽会は、いつもお客さんでいっぱいです。今日のコンサートも大盛況でした。 コンサートの後の記者会見の場で「先生は、どうして指揮者になられたのですか?」と尋ねられると 「ええと…」ヤングさんが、記憶を頼りにたどり着いた先には、少年時代に、公園で出会ったひとりのお婆さんの存在がありました…〟 ひとは、自分一人の力だけで生きているのでなない。周りの人々との出会い、自然の恵みに守られて生かされていること。生きる上で大切な想像力と感謝の思いを↓
Cinejazz
2025/02/08 16:18

→伝える<なかえよしを>さん癒しの絵本。

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〝大切に育てられてきた白猫シェリ-が、のんびりと窓際で日向ぼっこをしている。そこへ、どこからか一匹の野良猫がやって来て「おーい、にんげんの家なんかで、よくそんなにノンビリ寝てられるね」...驚いて目を覚ましたシェリ-は 「なんて失礼なの❢ あなたの名前は?」「ぼくは、独りっきりの野良猫だから、名前なんかいらないんだ」「ひとりっきりで、名前もないなんて、可哀そうね」「ぜんぜん。ちっとも可哀そうじゃないよ。野良猫のほうが、気楽だよ。食べるものには困らないし、外には楽しいことがいっぱいあるからね」...↓
Cinejazz
2025/02/08 16:15

→「あのね、わたし、ほんとうは、あまり表にでたことないんだ…」〟飼い猫と野良猫のロマンスのホノボノ絵本。

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大久保清事件(昭和46年、車から声をかけて誘った女性8人を殺害し逮捕された連続殺人鬼)をモチーフにして書き下ろされた<曽野綾子>原作による、朝顔の花がきっかけで出会った、どこかに救いを求める男(宇野富士男)と、その心に咲く “天上の青(ヘヴンリ-・ブル-)" のような聖女(波多雪子)との、生と死を問いかける究極の愛の物語。〝…人間が死ぬことは自明の理なのである。死ぬこと自体は異常なことでも何でもない。ただその生涯が、生きるに値するものだったかどうかだけが問題なのだ。生きるに値したというのは、その人が↓
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2025/02/08 12:15

→誰でもいいから愛された、という確固たる保証を持つことにあった…〟

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ある夏の朝、朝顔 “天上の青 (ヘヴンリ-・ブル-)” が美しく咲き乱れる家庭菜園で、自らを詩人と称する男 ― 行きずりの女たちを車に誘い、殺害して埋める殺人鬼 ― と出会った清廉な女性の魂の逡巡と救いを求めた<曾野綾子>さん著作による『罪と罰』。〝 俺は、世間に恨みを持ってるからな…人を裁く気でいやがる警察、出鱈目ばかり書くマスコミ、俺が学校ろくにでなかったからって馬鹿にした野郎共、俺が死ねばいいと思っている義兄貴夫婦、動物の牝と同じ程度なのに威張ってやがる女たち、そいつらが世間で、俺の敵なのさ…〟
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Cinejazz
降り積もった雪が解け始める頃、<ヤマネくん>がめを覚ましました。「春だ❢ 春の匂いがする」 ヤマネくんは、嬉しくて雪解けの森へ駆け出していくと、ミツバチさんが羽根を震わせて「助けて下さい❢ 崖の老木が崩れかけてるんです。巣の中には卵や赤ちゃんがいるんです❢」・・・ヤマネくんは、この森一番の力持ちのクマさんの処に駆けつけました。「クマさん起きて❢ もう春だよ❢」 でも、クマさんは、ぐっすり眠ったままで、一向に起きる気配がありません・・・〟仲間の救援のため、森の動物たちの健気な光景に癒される、ホノボノ絵本。
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Cinejazz
〝森の奥に、フクロウさんの杉の木の家があります。本好きのフクロウさんは、たくさんの本に囲まれて、読書三昧の暮らしを愉しんでいました。そんなある日、森に迷い込んだウサギとキツネの小さなお客さまがやってきました。 「わあ―、本がいっぱいだ❢」「本が好きなら、わしの仲間じゃな。静かに本が読めるんなら、入ってもいいよ」・・・。やがて、本を借りようと森の動物たちが、次々と集まるようになって…〟森の図書館ができるまでを描いた、<ふくざわ ゆみこ>さんの心温まる絵本。
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〝繫みの中に、灰色のネコが一匹います。ネコは、ぶるっと体を震わせて、子どもたちの声を聞いています。「雪だ、雪だ❢ 冬がくるぞ❢」ネコは、白いものをじっと見ます。そして、冬ってなんだろう?と、考えます。このネコは、夏の野原で生まれたのです…〟雪の野原にいる一匹のネコ。子どもたちとネコとの心の交流を、モノクロの線画で描いたほのぼの絵本。
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オオカミは、もういないと、みんな思っていますが、本当は一匹だけ生き残っていたのです…。独りぼっちの子どものオオカミが「け」と呟きながら、仲間を探して町をさまよっています。「俺に似た子はいないかな…」いろいろ歩き回っても、仲間が見つからないでいます。とうとう、オバケがたくさんいる墓場までやってきたオオカミが、見つけたものとは・・・⁈
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「こちらは、おおば町警察です。本日午後2時ごろ、にらやま餃子店の餃子がいなくなりました。特徴は、襞が5つある、一口サイズの焼き餃子を捜してます~」…。町の放送を聞いた<としお>くんは、びっくりしました。「餃子が消えた!? なにがあったの? 餃子がどうしたっての?」…としおくんは、逃亡した餃子の潜伏先に思いをめぐらしはじめます…。<玉田美知子>さんのデビュー作で、第43回「講談社絵本新人賞」を受賞した作品。
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「これ、なんのサンドイッチ?」…「車のサンドイッチ❢」...「兎のサンドイッチ❢」...「ヘリコプターのサンドイッチ❢」...「怪獣とヒーロ-のサンドイッチ❢」…。サンドイッチの中に挟まれてるのは、誰も想像できない、在り得ないものばかりのオンパレ-ド❢ 『おばけのかわをむいたら』、『すしん』の芸人絵本作家<たなかひかる>さんの仰天絵本。
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〝小さい鼠が、繁みの中を通り抜けようとして、眠っているライオンの上に、うっかり駆け上がってしまいました。「失礼な奴め❢ おまえなんか、ペロリと食べてやる❢」...「ごめんなさい、ライオンさん。どうか許して。ボク、いつかきっと、あなたを助けるから」・・・〟小さな鼠が、ライオンの命の恩人となって、固い友情の絆を結ぶことになる・・・。そんなお話を聞いた子ネズミたちが大喜びする、<イソップねずみ>が語る「イソップ寓話を物語るシリーズ」の一冊。
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〝秋の森は、美味しいご馳走でいっぱい。「お腹が空いちゃったな」タヌキの<ポコタ>は食いしん坊です。 リスやネズミが冬に備えて、木の実をたくさん蓄えていることを知って、真似しようとしますが、うまくいきません。落ち込むポコタに、森の仲間たちがやさしく声をかけてやります・・・〟動物たちの生き抜くための冬じたくも、みんなそれぞれ得意なことがある。個を認め合う優しさを<しもかわらゆみ>さんが美しい細密画で描いた冬支度の物語絵本。
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〝もうすぐ、おやつの時間です。ハリネズミが、薬缶に水を入れて、お湯を沸かしています...甘い美味しそうな匂い...アナグマのケーキが焼けました...お湯の湯気が窓から逃げていきます。森の動物たちが、けむりを追いかけ始めると・・・〟スイスの絵本作家と、精密な動物画の<しもかわらゆみ>さんとの優しさにつつまれた美しいコラボ作品。
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舞台は、田園風景が広がる南仏のどこかの村。作家や音楽家、陶芸家など創作活動に励む芸術家が集う「創作家の家」の管理人を託された青年と、迷い込んできた仔犬のような、謎の生物<ブラフマン>との触れ合いを通し描かれた、幻想的で優しさと切なさに包まれた<小川洋子>さんの泉鏡花賞受賞作。〝「謎さ」と、碑文彫刻師は答えた 「どこの言葉?」 「・・・サンスクリット語だって言ってた気もする」「どう読むの?」「ブラフマン」「うん、いいね。これにするよ」〟・・・黒いボタンのような鼻、指と指の間の水かき、吠えないブラフマンとは?
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〝ある日のこと、腹ペコのキツネが、頭のうえに葡萄がぶらさがっていることに気づきました。「うわア!おいしそう!」 キツネは大喜びで、ピョンと飛び上がって葡萄の房をとろうとしました。何度も何度も飛び上りましたが、どうしてもとどかない...とうとうキツネはへたりこんでしまい「ちぇっ、あんな葡萄、きっと酸っぱいに決まってる。 ちっとも食べたくないや!」・・・〟 <ねずみのイソップ>は、葡萄の木に駆け登ると、仲間のねずみにポーンとほって寄こして「手に入らないと決めてしまうのは、早すぎたかもね」・・・。
が「ナイス!」と言っています。
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「えーっ、お風呂にこんな歴史があったの⁈」・・・日本のお風呂の始まりは、お湯につかるお風呂ではなく、蒸気を使ったお風呂でした。小さな岩山に穴をあけて、青葉や枯葉を焚いて蒸気で汗を流す「洞窟風呂」や「釜風呂」、「秀吉のお風呂」に「湯屋」「銭湯」まで、生活に欠かせない奈良時代から現代までのお風呂の歴史を、やまと絵と平易な解説で紹介された、ポット温かさが伝わる大人の絵本。
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〝ユニコーンの子ども<ガストン>は、学校でサッカーをしている。シュートが決まらなくて、笑われてイライラするガストン。ゴ-ルしようと、何度も挑戦したのに、全部失敗するガストン。「もう、いやだ❢」・・・学校が終わって、ママが迎えに来た。ママはガストンに、いつもゲームに勝てるとは限らない。いちばん大事なのはゲームを楽しむこと、と言い聞かせる・・・〟うまくいかなくても拗ねない、諦めない、やり直すことなど、フランスの乳幼児セラピストが考案した「ソーシャルスキルえほん」シリーズの第1弾。
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「ぼくの鼻は、とっても、とっても、なが―い―」どれだけ長いかって?・・・。 “世界一長い” って言うくらいだから、そうゾウを超えるくらいに長いんだよ❢ ・・・この絵本のゾウさんの鼻は、蟻の巣を通り、森を抜け、野原も街も海だって、越えていき…線路になったり、ジェットコースターにもなって、長い夜を超えて・・・そして行きついた先には・・・⁈〟ゾウさんの大切な “あの娘”への思いを運ぶ、なが-い旅路の仕掛け絵本。
が「ナイス!」と言っています。
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〝ぼく、ゴリラ。父ちゃんは、森の奥の靴屋。 父ちゃんのくくる靴は、人気が高く、毎日お客さんがやって来る・・・。チーターには、もっと早く走れる靴を、シロクマには氷の上でも冷たくない靴を、キリンには足が長く見える靴を作って、みんな大喜び。「父ちゃん、ぼく、空を飛べる靴が欲しいんだけど・・・」「う―ん、ちょっとまっときな」ゴリラの父ちゃんが、息子のために考案した、空飛ぶ靴とは・・・〟仕事を通して、父と子のつながりを描いた<谷口智則>さんの絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
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〝春になると、沼に飛来する渡り鳥のグース。そのなかに、仲間から外れ、餌を探すことも、泳ぐこともできない片足のちぎれたグースがいました。近くに住む少女は「一本足で、どうやって生きていくんだろう?」と思いました。うちで飼って、友だちになりたいと両親に告げると「野生のグースはね、弱くても自分で生きていくことを覚えないと、死んでしまうの」とママ。「人間だって同じだよ。自分の弱さを乗り越えて生きていく力がいるんだ。あのグースにも、強くなってもらおうね」とパパ。「いっしょに強くなろうね」と、少女は一本足のグースに、↓
Cinejazz
2025/02/06 07:24

→優しく囁きました…〟障害を持つ渡り鳥と触れ合った自らの実体験をもとに描かれた感動の絵本。

が「ナイス!」と言っています。
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〝ある朝早く、ヤミ-ナはお爺ちゃんと一緒に蜂蜜採りに出かけた...「あたし、象がみたいの。 ねえ、お爺ちゃん、見られると思う?」「運がよければな。 狩人がやって来てから、数が減ったからな」「狩人ですって?」ヤミ-ナの瞳が輝いた。「あたし、大きくなったら、狩人になる」…。やがて、狩人に母親を殺された迷子の赤ちゃん象と出会ったヤミーナ。彼女は、仔象を仲間のもとに戻そうと、ひとり草原を歩きはじめるのだった…〟自然と人間との関わり、狩るものと狩られるもの、いのちの尊さを見つめた、美しい色彩で描かれた絵本。
が「ナイス!」と言っています。
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〝うちのネコ、ごろすけ。いつみても、のらくら、寝てばかり。だから、ごろすけって、呼ばれるのよ。ごろすけは、鼠を獲ったりしないし、蚤の一匹も追っ払えないの。 眠っている間に、泥棒がやって来ても、うちには犬のブル-タスがいるから安心なの。・・・どんな猫だって、秘密があるんですって。だけど、うちのごろすけには、秘密なんてないと思うわ...ほんとに、ほんとの「なまくら」さんなんだもの…〟それでも、猫可愛がりしてる、女の子のお話し絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝ちっちゃなライオンがいました。おっきなライオンと違って、初めてのことが怖くて、出来ないことがたくさんあります。だから、おっきなライオンとは遊ぶことができなくて、ちっちゃな鳥が唯一のお友だちなのです…。あるとき、ちっちゃな鳥に事件が❢ 「たすけて❢こわいよ❢」…空を飛ぶことが出来ないでいる、ちっちゃな鳥を助けようと、ちっちゃなライオンは、勇気をだして高い木に登りはじめました…〟体が大きい小さいじゃなくて、大切なのは心の持ち方。ちっちゃいからこそできることがある。やろうとすることが大事、と諭す学びの絵本。
が「ナイス!」と言っています。
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〝大きなハリネズミ&小さなハリネズミがいます。 二人が朝起きると、庭に落ち葉がいっぱい落ちてました。…「さあ、庭掃除をしよう。落ち葉あつめ、できるかい?」「できるよできるよ、落ち葉あつめ!」…落ち葉あつめ、木登り、かくれんぼ、テントウムシみたいに高いところから飛んで遊ぶぶことも「できるよ」という気持ちを受け止めて優しく見守る、大きなハリネズミです…〟コラージュで彩られた<ブリッタ・テッケントラップ>の「大きなハリネズミと小さなハリネズミ」 シリーズの『かえりみち』に続く第2弾。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
「桜が咲くと、なんだかウキウキしてくる」 お姉さんが顔をあげる・・・桜が咲き始めると、道行く人々は足をとめ、花に心を寄せる…。満開になっていく桜を、人々が心待ちにするのはどうしてなのか?…。きびしい冬をのり越えて、桜並木で繰り広げられる自然と人間とのふれあい、花の香りとともにやって来る、うららかな春の日が待ちどおしい。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝「ねーねーみてみて❢」とママに声をかけても、ママは赤ちゃんのお世話で忙しく「お姉ちゃんだから、ちょっと待ってて」と断られてしまいます。お姉ちゃんなんてつまらない、思った<みーちゃん>は、自分も赤ちゃんになることに。ゴローンと寝転がり、おしゃぶりを咥えて、赤ちゃんに…。ところが、赤ちゃんになるとお菓子が食べられないことに気づき、赤ちゃんタイムは終了に。…すると、へとへとに疲れたママが「よし❢ 決めた❢ ママもしばらく赤ちゃんになる❢」…。会社務めで忙しいパパは、街の「赤ちゃんルーム」に立ち寄り「あの、↓
Cinejazz
2025/02/05 09:10

→暫く赤ちゃんになりたいんですが」...「どうぞ、ひまわりの部屋が空いてます」…。

が「ナイス!」と言っています。
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〝「わたしは、いま怒っている。何故ならなぜ、大人はいろいろとズルいからだ」…。「どうして大人は、夜おそくまでおきているのに、子どもだけは早く寝なくちゃいけないの?」 パパいわく「実は、つぎのクリスマスのために、サンタさんから頼まれた調査員が “夜はやく寝る子かどうか” を何回も調べに来るんだよ」ホントかな?…。「どうしてお風呂に入る時間を、大人が勝手に決めちゃうの?」パパ言う「お風呂あらしより先にお風呂に入らないと、お湯がなくなっちゃうからなんだよ」・・・。<ヨシタケシンスケ>さんの親子で笑える絵本。
が「ナイス!」と言っています。
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何を根拠に⁇...なんて堅苦しくこと言わないで❢ 気持ちが少しでも軽くなればいいと思えば効果あるかもの、ヨシタケ流おまじない絵本です。…「こまめにストレッチすると、ほとぼりがさめやすくなるそうです」「たった一つの真実は、この世で見つけなくてもいいそうです」 「可愛いものをたくさん見ると、可愛い顔になるそうです」「好きな本の間に一晩はさんでおいたハンカチは、心配事を吸い取ってくれるそうです」「500年前に小鳥が落としたドングリが、木のウロにすっぽりはまった瞬間に、あなたが生まれることが決まったそうです」…。
が「ナイス!」と言っています。
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「なにができる?」というワードと共に、「木」がおいhi一つの木から、何ができる⁈…木彫りアーティスト<キボリノ コンノ>さんによる、あっと驚く作品を紹介された、美味しそうな食べ物たち❢ …じゅく熟、とろとろ、ふわふわと、どれも木から出来たとは思えぬ質感の、プリン、ゼリ-、ハンバ-グ、ウインナーなど、本物と見間違えるクオリティの高いものばかり❢
が「ナイス!」と言っています。
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〝わたしは、アフリカのサバンナで、仲間といっしょに暮らしている若い雌のゾウ。 ここで、わたしたちが、どうやって生きてきたのか...わたしのお婆ちゃんから教わったお話しを聞いてね 〟…気候変動や環境破壊、象牙の密猟が繰り返され、絶滅の危機にあるゾウ。 地球環境の変動と人間の破壊行為が、動物たちにどんな影響を与えてきたのかを知るノンフィクション絵本。
が「ナイス!」と言っています。
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〝私は、年老いた<ナラの木>だ。はじめは、ちっちゃなドングリだった…枝からポロリと落っこちて、土の中にもぐりこんだ。やがて芽を出し、木になって、何百年もたった❢…その間に、私は、何を見てきたのだろう?…〟よい環境の中では1000年以上も生きるという<ナラの木>が見てきた歴史の移り変わりを、静かに語られていく美しいノンフィクション絵本。
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紺碧の空の下、輝くタスマニアの海。 小さなボートに乗って、魚を獲りに出た少年ベンは、海の底で何かに引っかかった罠の籠を引き上げようとして、海に投げ出されてしまう・・・。煌びやかな海の底の神秘 “ひみつの森” を、目にも鮮やかな配色で見るものを引き寄せてやまない<ジーニ-・ベイカ->のオーストラリア原生自然保護協会賞を受賞した作品。
が「ナイス!」と言っています。
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夕暮れの公園。赤ちゃんが空を見ています...空には、まるい月。 バレエの練習が終わって、女の子がバスで帰ります...空には丸い月。 新しい運動靴を買って、男の子がバスで帰ります...空には丸い月。 仕事が終わった洋裁店の親子、ギターの練習をしている人、夕食のかたづけをするお爺さんとお婆さん。町に暮らす人たちも、ふと見あげた、空にまるい月・・・。 公園の猫たち、山にいる熊の親子、海でジャンプするクジラの上にも、やさしい光がふりそそぐ夜。もうすぐ、賑やかなお祭りがはじまります・・・。
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〝「したに~、したに~」の声が、街道沿いに響きわたる、絵にも鮮やかな大名行列。江戸時代の権力と身分格差を象徴する厳めしい大名家臣たちの大行列が続く・・・。と、思いきや、馬が巨大になってるぞ⁈ 妖怪変化?マンモスの登場?恐竜に宇宙人だ!?・・・。 いったい、ぜんたい、この行列はどうなってるんだ・・・。 びっくり行列の行きついた先には、驚きの結末が待っていた・・・❢ 〟色鮮やかな描画でリアルさが引き立つ、何とも不思議で怪奇な絵本。
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むかし昔、土佐の岩井という山の中で、<おかね>という たいへんな力持ちの女の子が暮らしていました。ある日のこと、大きな相撲取りが、おかねの家に力比べにやって来ました。たった三歳のおかねは、相撲取りを何なく打ち負かし、大きくなると、殿様にも認められるほどになりました。やがて、腕利きの猟師になると、天狗や化け物を相手に大活躍し、天下に名を轟かしたという、高知で愛されてきた力持ちの女の子の昔話絵本です。
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〝<プッチェット>は、素敵な帽子を被っていました。ところが、プッチェットは、その帽子を失くしてしまいました...<チョッケット>は、プッチェットの帽子を見つけました...「チョッケット、僕の帽子を返してよ」 「パンをくれなきゃ、帽子を返してあげない」...プッチェットは、帽子を取り戻すため、パン屋、牝牛、豚、鍛冶屋、樫の木、風の所をめぐるたびに、交換条件が積みあがっていって…〟イタリアで語り継がれてきた、繰返し言葉で綴られた絵本。
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シャム猫のヘンリ-は、二本足で歩くのが得意です。ある冬にヘンリーは、家族のみんなと山小屋へ出かけ、クロスカントリースキーをやりに行きました。「ヘンリ-、お前もスキ-をやってみろよ」と男の子が言い、小さなスキ-に皮ひもを付け、松の枝をストックにして、滑らせようとしましたが、 ヘンリ-は嫌がって、雪の中に倒れこんでしまいました。「まあね、お前にはスキ-は無理だとは思ってたけどさ」…。 帰りの日のこと、ヘンリ-は間違って置いてきぼりに。 そこでヘン リーは雪の中、スキーを履いて帰る決心をするのでした…。
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シャム猫のヘンリーは、ヨットに乗りたくてたまりません。「猫ってのは、水が嫌いだからな。それにヘンリ-がヨットに乗って、邪魔されても困るしな…」 と、船長のお父さんが言ううと、不満そうに尻尾を振るヘンリ-は 「水なんか平気なのに」・・・。 隙を見てヨットに潜り込んだヘンリ-は、海に出ると、マストの頂上に登り、ちょっとしたホエールウォッチングを楽しませてもらうのでした…。すると、足を滑らせて船外に落ちたお父さん❢ それに気づいたヘンリ-の行動とは…〟懐かしい絵柄で語られる、シャム猫ヘンリ-の活躍の物語。
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〝森のそばの小さな家で、お爺さんと10匹の小さなオバケが棲んでいた。ある日森の外れで、ブランコで遊ぶ女の子から「オバケのお誕生は、いつなの? お誕生日のケーキは、いつ食べられる?」って言われた。気になった10匹のオバケたちは、色々な人に聞いてまわることに…〟果たして、オバケたちの誕生日は判明したのかな? 健気で愛らしい10匹のオバケのたちの、心あたたまるお話絵本。
が「ナイス!」と言っています。
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〝森のそばの古い家に、お爺さんが独りぼっちで住んでいた。お爺さんは、毎日居眠りばっかりして、掃除する元気もなく、家じゅう蜘蛛の巣だらけだった。そんなある日、お爺さんのふるい友達からプレゼントが届いた。何と❢プレゼントの中身は、10匹の可愛いオバケだった❢・・・。この小さなオバケ達のおかげで、すっかり元気になったお爺さん。ところが、次から次へと、思わぬ出来事が舞い込んできて・・・〟<にしかわ おさむ>さん作・絵による「10ぴきのおばけシリ-ズ」の開幕編。
が「ナイス!」と言っています。
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ここは、知る人もいない「妖怪村」の不思議図書館。「ねえ、ねえ、みんな、村はずれの図書館にいかにゃい?」猫又の<たまにゃ>が、ひとつ目小僧<じろ吉>と雨女の<しとしと>を迎えたのは、夢を喰うという<妖怪ばく>の図書館長でした。「どんな本が、読みたいのかな?なんでも言ってみそ❢」・・・たくさんの本を通して、子どもたちに、どんな素敵な夢を見せてくれるのでしょうか? <座敷わらし>といっしょに楽しめる迷路パズルで、お宝をゲットしょう❢
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝君の夢はなに? 大人になったら、なにになりたい⁉...いろいろな仕事があるんだよね。 夢があるって、素敵だよね...夢が叶ったら、もっと素敵だよね...まだ、夢が見つからないってことだって、あるんだよね。・・・でも、大丈夫❢ 夢がある子には、それを叶える方法を、夢を見つける方法があるんだ❢・・・・・〟ゲームを愉しみながら、夢をあきらめない気力を奮起させてくれる絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝きょうは、楽しい遠足です。みんなでバスに乗って出かけます。子どもたちは、ハムスタ-やモルモット、みんなネズミ園の仲間たちです。そして先生は<カピバラ先生>です❢ みんなは、カピバラ先生が大好き。 ところが、呑気なカピバラ先生は、行き先を忘れてしまiい・・・。「大丈夫、何とかなるさ」カピバラ先生の持ち前の明るさと、大らかさで先へと進んで行くと、大の苦手の巨大ヘビに出くわしてしまい、一目散に逃げ出した❣・・・〟遠足の目的地は、何処だったのかな? ・・・親子で楽しむホノボノ遠足の巻。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝夏休み、ぼくはひとりで、お婆ちゃんの家に行くことになり、見送りにきたお母さんが「ユウタ、いい?ちゃんと富士見町で降りるのよ」「うん、うん、わかったてば」・・・。実は、ユウタはお婆ちゃんの家が苦手で 「お婆ちゃんと何を話せばいいんだろう。仏壇のお爺ちゃんの写真も怖いんだよな…」と思いながらバスに揺られていくと、気付いた時には、終点まで乗り過ごしてしまっていました❢・・・「どうしよう」辺りを見回していると、昔風のバスが止まっています。 近づいてみると「ご乗車ありがとうございます❢」と、ユウタよりも小さな↓
Cinejazz
2025/02/03 16:31

男の子が挨拶してきて・・・〟怪しげなバスと、怪しげな運転手、そして怪しげな乗客たちとバスの行き先は地獄の一丁目一番地・・・。 「表紙」は、和やかな雰囲気の子どもの絵本、「裏表紙」は、妖怪の世界をひた走るバスの後ろ姿・・・思いもしなかった、絵も鮮やかな夏の怪談絵本です。

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
埼玉県にある製本所「松岳社」で働く<笠井瑠美子>さんの一日は、朝7時30分、人通りの少ない産業道路を自転車での出勤で始まります。紙を折る人、切る人、あわせる人、綴る人、 運ぶ人・・・製本工場は、まるで大きな生き物みたいです。・・・『広辞苑』から『はてしない物語』まで、たくさんの本をつくってきた製本所のドラマチックな光景が記録された「写真絵本 はたらく」シリ-ズの一冊です。
Midori Matsuoka
2025/02/20 10:45

『広辞苑』『はてしない物語』は松岳社で作られたんですね!どちらも重厚な本!

が「ナイス!」と言っています。
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〝きょうは、大阪の水無瀬にある、小さな本屋「長谷川書店」で働く<みのる>さんの一日にお供します。朝9時、店には叔父さんが待っていました...もうすぐ10時、急げ急げ、開店の時間だ...お昼ご飯は、いつもレジの前で食べます...子どもからお年寄りまで、地域の人たちに愛される町の本屋さん...会社帰りのお姉さん、熟が終わった中学生、ほろ酔いサラリ-マン、夜の本屋は賑やかです・・・〟働く人のがんばる姿をドキュメントした「写真絵本 はたらく」シリ-ズの開幕です。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝ぼくは、中学2年生。「先天性ミオパチ-」という生まれつきの筋肉の病気で、人工呼吸器と車椅子の生活を送っている…。ハンディキャップがあっても、いつか仕事につき、家族の負担を減らしたいと願い、いつか「気象予報士」になる夢を抱いている。 それを知った父親は、ある日、ぼくが寝ている居間の天井に天窓をつくってくれた。そこから見える四角い空の表情を眺めながら、夢を大きく膨らませた…〟実話にもとづいた “難病でも自立したい13歳の決意” の物語絵本。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝うっかり屋で忘れん坊の<モグ>が、トーマス家の庭で開かれることになった 「とびきり素敵な猫コンテスト」に出ることになりました。その朝、寝坊したモグは、トイレの場所を思い出せず、我慢できなくなってパパの椅子をトイレ代わりににしてしまいました・・・。ドキドキしながら椅子の下で丸くなっているうちに、モグは眠ってしまいました。近所のみんなが連れてきた猫コンテストが始まろうとしているのに「モグ❢ どこにいるの?」と、トーマスさん一家はイライラ、イライラ…〟『ヒトラ-に盗まれた桃色うさぎ』のジュディス・カ-↓
Cinejazz
2025/02/03 07:06

→による、微笑ましくも心優しい「モグ」シリ-ズの一冊。

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝<モグ>は、トーマス家の家族と暮らしている飼い猫です。気だてのいい猫ですが、あまり利口とは言えません。モグは、たいへんな忘れん坊なのです・・・。ご飯を食べたのに、食べたことを忘れて、またおねだりしたり・・・飛べないのを忘れて、また空を飛んでみたり・・・庭に出たり、うちの中に戻ったできる、便利な猫ドアのことを忘れて、花壇を踏み散らかしたり・・・。「みんなが、わたしを怒って、さっさと寝てしまい、家に入れ…くれない。夕ご飯だってまだ貰ってないし…」モグは、台所の窓から家の中を覗いてみると、知らない誰かが↓
Cinejazz
2025/02/03 07:03

→・・・「ドロボウ⁈」〟…ジュディス・カ-の「モグ」シリ-ズ開幕編。

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝レ二—のお爺ちゃんは、やさしくて賢い森の王様です。いつもぼくと遊んでくれるお爺ちゃんは、ある日、双六のやり方をすっかり忘れてしまいました。おまけに、ぼくの名前も思い出せなくなってしまったのです・・・。「王さまライオンは、すっかり年を取って、身体のあちこちがくたびれて来たんだよ。頭の中も同じさ。だから、忘れん坊になったんだ」と、カバ叔父さんが話してくれました。「じゃあ、助けてあげなきゃね」とレニ―は言って、お爺ちゃんの古くからの友だちと一緒に、どうしたらいいのか考えます・・・〟↓
Cinejazz
2025/02/03 07:00

→高齢化と認知症のことを、親子で考え、学べる絵本。

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝大きい怪物が “かいぶつ風邪” をこじらせて寝ている。そこへ小さい怪物がお見舞いにやって来た。“かいぶつ風邪” の症状は、我儘、ダダこね、「おやつ食べたい」「もっと遊びたい~!」と、文句ばっかり❢ ・・・。小さい怪物は、だんだん気分が悪くなってきて・・・ “かいぶつ風邪” をひいて、寝込んでしまい・・・〟「同類相哀れむ」の友情を育む怪物たち編。
が「ナイス!」と言っています。
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〝外は、もうまっくら。...小さい怪物のぼくは、お家の中でひとりっきり...「あれ?屋根の上から、がさごそ音がする。なにかいる⁈」・・・「なんだ、大きい怪物じゃないか❢」・・・「強くて、勇敢な友だちがいてよかったあ~」・・・。その時、窓の外で、ごそごそごそと音が聞こえてきた「オバケだ❢」大きい怪物が悲鳴をあげた・・・〟怪物にだって、怖いものがある。大きい怪物と小さい怪物が「オバケ」の謎を探る、真っ暗闇の怪物編。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝<小さい怪物>は、物知り博士。でも、ぼく(大きい怪物)は、何にも知らない・・・。パパのことまで笑われて、涙がこらえきれなくなったとき、小さい怪物が言った...「ぼくにも出来ないことがあるよ...じつは、ぼく、泳げないんだ...泳ぎ方教えてくれるかい?」・・・〟アイスランドと北欧で読み継がれてきた人気の絵本シリーズの開幕編。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
難攻不落のアリバイを盾に、マスメディアの寵児として脚光を浴びる殺人事件の容疑者たち。捜査を担当する刑事たちの苦悩。その重大事件の一部始終を、読者に語り聞かせるのは、何と!十の財布だった‼・・・ 「刑事の財布」に始まり、「強請屋の財布」、「目撃者の財布」、「死者の財布」など、前代未聞のスト-リー展開で、事件解決まで読者を釘付けにする<宮部みゆき>さんの連作短編で構成された傑作長編作品。〝 「ヒーロ-気取りでマスコミにちやほやされている彼らを見ていると、その正体がわかる気がする。彼らは、ただの目立ちたがり屋↓
Cinejazz
2025/02/02 13:06

→なんだ...だが、日本中が騒然となるような事件の関係者となれば、話は別だ」「そんなバカな!じゃ、あなたは、今度の事件の目的は金じゃないって言うんですか?」「そうだよ」・・・ 〟

が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
2017年8月25日、ミャンマ-軍事政権の大規模な迫害によって、ラカイン州に暮らしていた少数民族の<ロヒンギャ>たちは、隣国バングラデシュで、今も約100万人が難民生活を強いられている。この絵本は、ミャンマ-で平和に暮らしていた男の子<ハールン>という少年が、家族とはぐれ、悲しみにくれる日々の中、日本で暮らすロヒンギャの男性が私財で建て学校で、しだいに笑顔を取り戻していく物語として、紛争や人権侵害で虐げられている子どもたちの現状を伝えている。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
〝仔ネズミ<ミック>が、みんなに声を掛けられないのは…「みんなより、小っちゃくて...弱虫で...走るのが遅くて...声が小さくて...尻尾が短くて、かっこ悪い」というのが理由。空からミックを見ていた<太陽>が「きみは、どうしたいの⁈」「ボクは、みんなから強いね、凄いねって言われたいんだよ」...「どうしたら、いいのかな?」…〟に向けて、「これからどうなりたいのか? どうしたいのか?」と投げかけて、自身で考え、決めていくことの大切さを諭した、頑張っているのに、うまくいかない君(未来を生きる子どもたち)↓
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2025/02/02 08:09

→に贈られた絵本。

が「ナイス!」と言っています。
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〝 <もったいない婆さん>が来た、見た 「なんで、川に捨てるんじゃ⁈」 ...「だって、みんな捨ててるよ。どうしてダメなの?」・・・〟川へゴミをポイ捨てする男の子、そこへ現れたもったいないばあさん。どうして川へのポイ捨てが「もったいない」のか・・・川の上流で出会った川の赤ちゃんといっしょに下流までの水の流れを見ていくと・・・。 「水のつながりは、命のつながり」を、分かりやすく諭してくれる絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
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〝「大事なことは、 みんなお婆ちゃんから教わった...伝えないのは、もったいない、もったいない・・・」子どもの頃のもったいない婆さんと、もったいない婆さんのお婆ちゃんのお話しです。・・・もったいない婆さんは、田んぼでお米作りをしていたお婆ちゃんから「感謝」をすること、生きものたちへの思いやり、命のつながり、敬うこと、大事なことは何かを学んできました。・・・大切にされてきた「日本の心」を伝えるため親子で読みたい人気シリ-ズ絵本です。
が「ナイス!」と言っています。
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〝ある日、学校から帰ってくると...テーブルのうえに、林檎がおいてあった...でも...もしかしたら、これは、林檎じゃないのかもしれない。もしかしたら、大きなサクランボの一部かもしれない。それか、中身は葡萄ゼリ-なのかもしれない。ぼくからは見えない反対側は、ミカンかもしれない。じつは、何かのタマゴかもしれない。生まれてきた何かの赤ちゃんは、ボクのこと、お母さんだと思うかもしれない・・・〟一個の林檎をめぐって、奇想天外な発想が展開する<ヨシタケシンスケ>さんの超絶・絶頂の世界。
が「ナイス!」と言っています。
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〝「謎の生き物って、不思議だな~。謎の生き物になったら、正体がわかるかな? よし、一日、謎の生き物になってみよう❢」・・・。<一日ネッシ-❢>ザッパ-ン❢ スコットランドのネス湖にいる、未確認生物だよ。<一日ビッグフット❢>バーン❢❢ 雪山で目撃されている巨人のような雪男だ。<一日人魚❢>反対だったら<魚人❢>・・・〟謎の生き物って、本当にいるのかな? でも、あまり探しすぎると、自分が謎の生き物になってしまうかも。気をつけて❢
が「ナイス!」と言っています。
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〝「オバケって、怖いな。ぼくもオバケになったら、オバケが怖くなくなるのかな? ・・・よし、一日オバケになってみよう❢」...<一日カラ傘オバケ❢> ザザザザ―ッ、 雨が降ってもへっちゃらだ。<一日くち裂け女❢> バクバクバク、 ケーキもピザも何でもひと口。<一日河童❢> バシャバシャバシャ― 、泳ぎが得意だから、またまた一等賞。<一日雪女❢> ヒュ―、かき氷、召し上がれ・・・〟他にも、メデゥーサやミイラ男、狼男、ろくろ首など、いろいろなオバケになってみた。・・・もう、オバケなんて怖くなくなったかもね⁈
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Cinejazz
女の子が学校の帰り道で見つけた 「えっ❢・・・ねこホテル❓」の看板・・・。そこへ現れた男の人が「こちらは、世にも珍しい、ねこに泊まれるホテルでございます」と、声をかけられました。 「ねこに泊まれる⁇・・・」 この男の人は、ねこホテルの執事で、いろいろな部屋に案内してくれました。トランポリンでジャンプして入る「ねこ臍てんの部屋」、 風が気持ちいい「ねこ鼻息きの部屋」などがあります。肉球ベッドで休んだり、ねこ滑り台で遊ぶこともできるんです。さて、ねこホテル一番のお勧め「最上階のスイートルーム」とは・・・❓
が「ナイス!」と言っています。
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〝木で できているの どっち?〟本物そっくりに作られた木彫りの偽物を、どれだけ見抜けるか? ・・・ア―ト彫刻師<キボリノコンノ>さんが読者に仕掛けた、子どもも大人も楽しめるクイズ絵本。・・・本物のなかに、ひとつだけ、木でできた偽物が混じっています。 カットされたカステラ、たくさん並んだニボシ、美味しそうなチーズ、カップに注がれる途中のコーヒーなど、など・・・。 木の質感をイメ-ジしながら、じっと睨んでると、偽物を見破りやすいかもね。
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〝朝、目が覚めると、雨が降っていて、とても寒かった。「あーあ、いやなお天気だなあ。 お爺ちゃん、今日は、今日なんにもしたくないや」…でも、お爺ちゃんは、特別なことを考えてるみたいだ。「まずは準備だ」と、お爺ちゃん。 …眼鏡屋さんで眼鏡をあつらえて、図書館で本を借りて、ホームセンタ-で木の板やねじを買いそろえて…出来上がったのは…雪の上を滑る橇だった❢ お爺ちゃんが、ぼくを橇に乗せて引っ張っていくと、迷い犬を探す張り紙に気づいて…〟孫を可愛がるお爺ちゃんとぼくの、微笑ましい光景の絵本。↓
Cinejazz
2025/02/01 07:41

→ 「明日も、橇で遊べるといいな」・・・。

が「ナイス!」と言っています。
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〝朝、目が覚めると、風が吹いていた。窓がガタガタ言っている 「外に遊びにいきたいなあ―」…お爺ちゃんは、凧あげをしようって言うけど、凧がなかなか見つからない。ぼくたちは、物置を探してみた「おお、あった、あった❢ でかしたぞ❢」…凧は高く高く舞い上がり、お爺ちゃんとぼくも、空高く舞い上がった❢…〟仲の良い二人のコンビが、風に吹かれて跳びまわる爽やかな光景が微笑ましい、『あめのひ』の姉妹編。
が「ナイス!」と言っています。
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〝朝、目が覚めると、雨が降っていた「ああ、外にいきたいなあ。お爺ちゃんは、うちにいなさいって言うけれど、ぼくは雨の中で遊びたいんだ」…ようやく雨がやんだ。さあ、お爺ちゃんが書いた手紙を、ポストに出しに行こうと、ドアをあけると⁉・・・お爺ちゃんとぼくは、ボ-トに乗って出かけたんだ❢…〟ぼくとお爺ちゃんが、 雨の日を楽しむ様子を、綺麗なイラストで描かれた、こころ和む絵本です。「あしたも、雨が降るといいなぁ」…。
が「ナイス!」と言っています。
Cinejazz
アメリカ中西部の小さな町。8月の朝の熱気のなか、赤毛の刑事(フェリシティ)が、ホンダ・アコ-ドに仕掛けられた爆弾の運転席で、轟音と共に命を落とした・・・。仲のよかった妹の死を知らされたベンジャミン・ディル (ワシントンで上院分科委員会顧問)は、妹殺害の究明とハノイ陥落後に兵器密売に関わったブロ-カ-との政治的駆引きの調査を兼ねて、10年ぶりに帰郷するが・・・。 一瞬の気も抜けない、込み入ったプロットとスト-リ-展開、洗練された人物描写でで、1984年のMWA最優秀長編賞を受賞した↓
Cinejazz
2025/02/01 07:33

→<ロス・トーマス>の上質のハードボイルド作品。〝誰も彼もが、寄ってたかって彼女を殺したようなものなのだ、と彼は思った。そのことで、誰も彼もなにがしかの代償を払うことになるのだ。そうでなければ、牧師は誤っていたわけだし、妹は虚しく死んだことになる。とはいうものの、虚しく死ぬことだって、そう酷いことことでもないのだ。だって、おおかた誰も虚しく死ぬのだから。虚しく生きることこそ、本当は警戒しなければならないんだが、妹は一日たりとも、虚しく生きることで浪費したことはなかった・・・〟

が「ナイス!」と言っています。

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読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/13(5502日経過)
記録初日
1966/03/01(21557日経過)
読んだ本
8840冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
1729427ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
4435件(投稿率50.2%)
本棚
21棚
性別
血液型
O型
自己紹介

風の吹くまま 気の向くまま CinemaとJazzバラ-ドに 酔い痴れながら 思いの丈を綴った読書遍歴・・・

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