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2023年11月の読書メーターまとめ

とよぽん
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感想・レビュー
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ナイス
1573ナイス

2023年11月に読んだ本
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2023年11月のお気に入り登録
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  • ぽんつく(まんじゅう)
  • mincharos

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2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

とよぽん
堤さんがなぜ9.11のことから書き始めたのか、分かった時点から本書の警鐘が鳴り止まない読書となった。ショック・ドクトリンの怖ろしさは世界中に広がり、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の強欲な人々は世界中で略奪の限りを尽くす。悲惨な事故、テロ、自然災害などによる被害につけこみ、そこで巨額の事業を展開する。マイナンバー、コロナワクチン、太陽光発電、FV自動車、脱炭素・・・。エストニアの「制度は性悪説、人間には性善説」、悪さをする前提でそれができない仕組みを作る、になるほどと思った。
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2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

とよぽん

2023年10月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:3631ページ ナイス数:1299ナイス 10月は今年一番の忙しい月でした。イベントのボランティア、音訳、木村伊兵衛写真展、絵本に関する研修会などなど。読書も充実していましたが、月末に観た2本の映画がとても衝撃的でした。「ミャンマー・ダイアリーズ」と「福田村事件」です。★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/523871/summary/monthly/2023/10

2023年10月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:3631ページ ナイス数:1299ナイス  10月は今年一番の忙しい月でした。イベントのボランティア、音訳、木村伊兵衛写真展、絵本に関する研修会などなど。読書も充実していましたが、月末に観た2本の映画がとても衝撃的でした。「ミャンマー・ダイアリーズ」と「福田村事件」です。★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/523871/summary/monthly/2023/10
まる子
2023/11/06 03:31

さらに充実した月だったんですね!11月もよろしくお願いします😊

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2023年11月の感想・レビュー一覧
25

とよぽん
堤さんがなぜ9.11のことから書き始めたのか、分かった時点から本書の警鐘が鳴り止まない読書となった。ショック・ドクトリンの怖ろしさは世界中に広がり、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の強欲な人々は世界中で略奪の限りを尽くす。悲惨な事故、テロ、自然災害などによる被害につけこみ、そこで巨額の事業を展開する。マイナンバー、コロナワクチン、太陽光発電、FV自動車、脱炭素・・・。エストニアの「制度は性悪説、人間には性善説」、悪さをする前提でそれができない仕組みを作る、になるほどと思った。
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とよぽん
ドリアン助川さんの作品は久しぶりだった。読友さんの感想に導かれて。「方法」とあるけれど、小説なのだろうと思って読み始める。「寂しさ」「290円」にもどんな意味が隠されているのだろうと思いつつ・・・。絶望的な状況から、かすかな希望の光明を見いだす過程が面白い。人の気持ちの機微を描くのが何て上手いんだろうと、改めて感じる作品だった。食に関する知識の広さ深さも、改めて感じた。290円って、あぁそういうことだったの! これは伏線回収と言えるのかな?
まる子
2023/11/29 18:21

図書館に予約中です!290円の意味、楽しみ〜😊

とよぽん
2023/11/29 18:34

まる子さん、面白かったですよ。290円は、最後の最後まで私には予想もできませんでした。

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とよぽん
読友さんの感想に誘われ、降矢さんの新作ということで手元に来るのを楽しみにしていた。ちいさなクロ、あのページのクロが何とも愛らしい。一目で心をつかまれた。クリスマスマーケットのお店の人たちに可愛がられ、そして、なーちゃんとおかあさんに出会って・・・。心温まる物語だった。降矢ななさん、スロヴァキア共和国から素敵な作品をありがとう。
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とよぽん
私は滅多にマンガを読まないので、この本についていけるのだろうかと心配しながら読み始めた。作品例としてたくさんのマンガが挙げられ、登場人物(特にヒロイン)の生き方や感性、他の登場人物との関わりなど、著者の縦横無尽の分析が歯切れよく述べられて面白かった。こんなにも奥が深い作りなのかと驚いた。巻末に山本美希さん(マンガ家、筑波大准教授)との対談が載っていて、それも豪華付録のような気がした。「答えがある」って、何の答えなんだろうと思ったのがきっかけだったが、この出会いは思いの外 Big だった。
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とよぽん
海が人の身体に溶けていく・・・図書館に展示してあり、絵本のタイトルとしては地味?だなと、気になって読んでみた。なるほど、海水から塩をとる作業を、海の視点で描いたユニークな絵本だった。牧野伊三夫さんの作品を初めて読んだ。画風も独特の味わいがあって面白い。
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とよぽん
ラダックって、どこの国? と最初に思った。インド北部の、厳しい自然環境に暮らす人々・・・かつては王国だったと。カシミール地方独特の文化や風習を受け継いでいる。観光地としても大きな魅力をもつようだ。これまで一妻多夫制だったのが、一夫一婦制になってきたとのことに驚いた。本文中の写真がモノクロばかりだったのが少し残念。でも、ラダックに関する A to Z というべき大著だ。長年にわたり調査された、2人の人類学者に敬意を感じた。
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とよぽん
これも、「子どもの権利」を考える大人の学習会で。54条の条約のうち42条までの条文を載せ、かみ砕いて説明してある。スウェーデンの子どもたちに配布されているブックレットを翻訳したもの。
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とよぽん
「子どもの権利」についての、大人の学習会で参考にした。1995年発行。類書の多くがこの年に発行されているのは、日本が世界で158番目に「子どもの権利条約」に加入した年だからだと思う。それから30年になろうとしているが、子どもの人権は、まだまだ大人たちに軽く見られ、扱われているのでは? 日本では、30歳未満の人の死亡原因の一位は自殺。さらに、虐待、ネグレクト、DV被害、性犯罪被害など・・・。もっと、子どもの声を聴こう。
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とよぽん
久しぶりにたかどのさんの絵本を読んだ。新着図書の棚から。ピースケって、どんな子? ああ、そうか。最後のオチがたかどのさんらしくてよかった。みどちゃん、そういうことって、結構あるのよ。フフフ。
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とよぽん
この絵本の底本が「子どもの権利と新型コロナ」という自主制作の絵本だったそうで、2020年からの世界や日本のコロナ禍を踏まえた内容。ワークブック絵本ということで、後ろ扉には「ワークの手引き」を発行所のウェブサイトに掲載しているという案内がある。内容は、「きかせて あなたのきもちQ1~Q10」まで質問が見開き2ページずつ。関連する子どもの権利が補足説明で載せてあり、さらにコロナの時、どんな状況だったか、具体例を紹介。とても充実した絵本だ。momo(もも)さんの絵と活動が素敵。
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とよぽん
再読。著者の河野貴代美さんと上野千鶴子さんとの対談は、緊張感がありながら互いにリスペクトを抱く者同士のやり取りが建設的な内容だったと思う。河野さんはこれまでのフェミニストカウンセリングを振り返るスタンスだったのに対して、上野さんはフェミニストカウンセリングの歩みと日本社会への関わりを取り上げて、そのちょと内向きの体質を惜しいとして、これからの改革を期待していらっしゃった。フェミニストのパイオニアが、臨床と社会学の異なる立ち位置で対談した貴重な記録を読んだと、私は受け取った。
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とよぽん
難民や移民、さまざまな事情によって、住んでいた家を離れて異なる地域や国へ行かなければならない人々。ようこそ!という思いでそんな人々を受け入れることができるようになろう。外国の人が作ったこの絵本のメッセージを、日本の子どもたちはまっすぐ受け取ってくれるだろうか。受け取ってほしい。相手の身になる、他者の靴を履く、想像力と行動力が人と人との連帯を生むと思う。絵が素晴らしかった。
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とよぽん
子どもの権利を考える、という大人対象の学習会を計画しているので参考に。2005年発行で年月がたっているが、内容はとてもよいし、見やすくわかりやすくまとめられている。54条の中に基本的な4つの柱があり、「絵事典」とある通り子どもが見て読んで理解しやすい。
がらくたどん
2023/11/20 12:00

11月20日は「子どもの権利条約」の採択日ですね♪毎年この時期になると関係の展示をしましたが、子どもと大人で一緒に読める本がもっとあればいいのにな~とも。「子どもの権利を考える、という大人対象の学習会」なんて素敵な企画!お世話役は大変でしょうけれど、盛会となります事、遠くから祈っております(*^。^*)

とよぽん
2023/11/20 20:28

がらくたどんさん、ありがとうございます。そうですね、1989年11月20日、国連総会で全会一致で採択された条約ですから今日がまさに誕生日。34年もの年月を経てなお世界のあちらこちらで戦争・紛争のために多くの子どもたちの権利が奪われていることは、大人の責任で・・・。学習会がささやかな一歩となればうれしいです。

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とよぽん
子どもの権利を広く公に表明したのが1924年(大正13年)の国際連盟の宣言採択だったから、わずか100年ほどの歴史である。が、現在世界の子どもたちが置かれている状況は、1989年に国際連合が採択した条約内容とはほど遠い。日本国内でも、子どもへの虐待やネグレクト、性犯罪などが頻繁に起きていて、大人が子どもの人権を軽く見ている。1995年初版の本書は、中2の女子生徒2人が条文を日本語訳した、子どもの視点からとらえて表現した素晴らしい「子どもの権利条約」だ。今の子どもも大人も改めて読んでみてほしい。
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とよぽん
前作「いいたいことがあります!」を昨日読んで、今日は続編の本作を借りてきた。中2の颯太の視点で書かれた、男女の役割分担の不公平に気づき、家庭や社会での在り方を考え直す物語。前作は小6の陽菜子の視点だったが、どちらも子どもの視点は純粋で素直で、これまで大人たちが慣習や惰性で見ないふりをしてきたジェンダーの問題や社会のしくみに率直に迫っている。読みやすくて面白かった。小学校高学年ぐらいから・・・かな。大人世代も読んでほしい。
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とよぽん
新美南吉の未発表作品(1931年、手帳に記載された詩)に出会えた。南吉の幼時は母を亡くして寂しい時代だった。そして日本は次第に戦争への道を進み始める。おかあさんがいつも子どもたちの安心な基地であってほしい・・・そんな南吉の願いを、長野ヒデ子さんが現代版に描いてくれた。世界中の全ての子どもが信頼でき安心できる大人に見守られて成長できることを願う。
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とよぽん
これも読友さんのレビューを読んで知った本。小学校高学年ぐらいから読める児童書だが、親世代の人にもぜひ読んでほしいと思う。子どもは1人の独立した人格をもっているから、決して親の思うとおりには育たない。自分もかつては子どもだったでしょう? そして、ジェンダーの問題も絡んでくる展開ゆえ、ぜひ大人に読んでほしい本としておすすめしたい。面白かったし、考えさせられた。良書。
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とよぽん
読友さんのご感想に誘われて。田中兆子さん、今度はどんな意外性を与えてくれるのかと期待しつつ読んだ。そして、読み終えた今は、期待以上の広く深く遙かな世界を見せてもらって大満足の力作だと思った。個性あふれる登場人物、出版社勤務という日常と芸術文化の茶事を、そして中年から老年へと歳を重ねていく心身の変化に絡めて描く、魅力あふれる物語だ。後半の社内セクハラ事件も、スリリングで読み応えがあった。
アルピニア
2023/11/17 09:45

いただきます!ポチっとm(_ _)m

とよぽん
2023/11/17 17:17

ミカママさん、アルピニアさん、ぜひ!(*^_^*)

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とよぽん
文は、北極冒険家の荻田泰永(おぎた やすなが) さん。絵は井上奈奈さん。何かの受賞で話題になったと記憶していたが、井上さんの絵が見たいと思って読んでみた。荻田さんの素晴らしい文章に引き込まれ、自然と生き物のとらえ方がとても魅力的だと感じた。そして、イヌイットの友人に付けてもらったイヌイットネームが「ピヒュッティ」(この絵本の題名) であったと、あとがきで知る。さらにさらに、井上奈奈さんの絵も、荻田さんの表現世界を見事に描出していて素敵な絵本に仕上がっていた。みんな風になって北極の空を飛んでいる・・・。
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とよぽん
草花や木の実などを、こんなにも素敵なリースにまとめて、美しい写真で紹介してくれる見事な本。ウェブサイト「植物生活」に寄せられた四季折々の、大きさも形もバラエティーな見本帖。眺めているだけでうっとり、美しさに溜息が出る。これぞ眼福! クリスマスに向けて1つ挑戦してみようかな? 生活が潤うこと間違いない。
まる子
2023/11/15 02:27

生活が潤う、ステキです😍

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とよぽん
幸福追求権、自己決定権、だれの権利も尊重され保障されるべきだが実際は・・・。読んでいるうちに、著者の藤木和子さんは、私が数年前に参加したある講演会(学習会)で講師の1人だったことに気がついて驚いた。あのときの弁護士さん!障がい児当事者と家族の中で、「きょうだい」のことは心ならずも見過ごされがちだった。しかし、「きょうだい」は置かれた境遇に苦しみや不満、時には絶望感ももちながら成長する。「助ける、助けられる」関係をすべての人に築いていけるようにと思った。80ページほどの紙幅に濃い内容が収められている。
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とよぽん
社会の問題や仕事、プロジェクトなど、さまざまな課題を分析したり解決の方策を考えたりするためのグループワークをいかに実のあるものにするか。本書は[新版]とある通り、とても斬新なアプローチや技をいくつも提示している。参考になることがありすぎて、再読が必要。
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とよぽん
ちょうど2年前に発行された絵本。そこに表されていたのは東日本大震災の頃の、人も自然も不安定で心細い日々。だが、突然現れたタヌキ一家の観察を通して作者が感じたことは、生きることの厳しさ、悦び、不安、哀しさ、そして無常。出会いと別れを繰り返すいのち。絵が、やはり素晴らしい。
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とよぽん
学術的な内容ですごい力作だと思った。伝承を中心に「語る」ということの実態・実相をいろいろな角度から調査し、ろう者、被災者、語りの会、様々な人に取材する。著者の誠実な人柄や研究に対する真摯な姿勢がじわじわと伝わってくる。広く深い内容に対して、自分の読み方が浅いと感じるが、だからこそまた時を経て読みたい。副題の「いのちのバトン」も考えたい。
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とよぽん
読書の秋にふさわしい1冊だった。本に関するエッセイと思いながら読み始めたが、いや、これは違う! と感じた。なかなか深くて真剣で、かなり本格書評路線を行っている。そして酒井さんの読書の幅と層に驚いた。週刊文春に連載されていたとは、それも驚きの1つ。酒井順子さんのライトなイメージが私の中で今回は打ち消されて、かなり重厚な印象に。本当、繰り返しになるが読書の秋にふさわしい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/11/16(3643日経過)
記録初日
2014/11/16(3643日経過)
読んだ本
3377冊(1日平均0.93冊)
読んだページ
482255ページ(1日平均132ページ)
感想・レビュー
3353件(投稿率99.3%)
本棚
19棚
性別
現住所
富山県
自己紹介

定年退職して6年目です。学童保育、音訳ボランティア、ミャンマーの子どもの支援活動、生協の活動で毎日忙しくしています。その上、民生委員・児童委員を頼まれて、読書の時間が減るばかりです。隙あらば読書!、今年度はこれを実践したいです。

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