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2024年10月の読書メーターまとめ

信兵衛
読んだ本
30
読んだページ
9139ページ
感想・レビュー
30
ナイス
808ナイス

2024年10月に読んだ本
30

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • るる

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

信兵衛
壮大なスケール感が何と言っても本書の魅力。今この時が、貴重なものに思えてきます。 宇宙や、地球の歴史といった事柄に興味がある方には、是非お薦め!
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
30

信兵衛
小説の内容はルシア・ベルリンが実際に経験したこと、でも事実どおりではなく脚色や改変もされている、その結果として煌めきを含んだ小説として世に残った、改めてそう感じます。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
どんな処にも、困った子、問題児と言われる人はいるものです。 (本来的には子どもたちだけでなく、大人についても言えることですけれど、本作は児童向け書) 実は、当の子どもたち本人もそれは分かっていること、それでもどうしていいか分からないでいる。 「困った子」ではなく、「困っている子ども」なのではないか。 そうしたメッセージ、思いが籠められた作品です。お薦め。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
そこは山本幸久作品ですから、本作もハズレなく面白い! 主人公である日元みなほのキャラクターも魅力的ですし、登場する人物皆が皆、個性的(特に、社員食堂の料理長である赤星三十郎の幼い娘=瀬里奈が抜群)で楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
9篇中の7篇は、老人が主人公。 これまで長く生きてきたからこその開き直りというか、毒っ気があって楽しめます。 そう、聖人君子などそう居るわけがない。欠点もあればクセもある、それでも生き抜いてきた強さが、各主人公たちに感じられて面白い。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
う~ん、あり得たかもしれない自由の地を描くという趣旨は分かるのですが、時代小説とファンタジーを掛け合わせたという印象が拭えません。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
感動的な部分はもちろんあるのですが、それ以外に噴飯ものといったコメディ場面もふんだんにある処が愉快、たっぷり楽しめます。 特に第一章、さらに第三章が格別にコミカル、爆笑。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
本書は、主要登場人物のその後、といった内容。 相変わらずそれぞれに楽しめますが、男性陣より女性陣の方が活躍しているという印象が強い。 予想を超えて愉快だったのは、桂木佐保。時々思い切ったことをしますからね~、彼女は。 個性的な女性たちの中でも傑物ぶりを発揮したのが、カンナと幸麿の娘である今出川希(のぞみ)、小四生。さすがはカンナの娘、母親に似て武闘派のようです。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
日本もまた、多様性を受け入れられる社会になって欲しい、心からそう思います。そのうえで、本書はいろいろ考えさせてくれる作品になっています。畑野さんには、その点で感謝です。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
本作、ひとりの若者が自立する前、自立するための一歩を踏み出す迄を描いたストーリーなのだろうかと感じます。 斬新な趣向とも言えますが、主人公のキャラクターに物足りなさを感じてしまうのも事実。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
壮大なスケール感が何と言っても本書の魅力。今この時が、貴重なものに思えてきます。 宇宙や、地球の歴史といった事柄に興味がある方には、是非お薦め!
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
最後の結末はひどく哀しいものですが、だからこそミス・アミーリアが皆にもたらしていた賑わいが心に残ります、永遠にというくらいに。 またそれは、本物語の余韻が読者の心にも残る、ということ。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
年をとってもこんな楽しい時間が得られるのなら、満足して死んでいける筈、と思ってしまうのですが、如何でしょう?
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
本作に描かれたような恋愛を思うと、なんか、面倒くさいような気がしてしまう。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
私もマンション住まいですから、解決方法に興味津々。 なお、各篇ともミステリ要素があり、そこが楽しめる処。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
介護の実情を知ることは、我々が真剣に考えていくうえで大切なことです。その意味で、この問題を考えるうえで貴重な機会を本作は提供してくれています。お薦め。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
ADHDとはと、柴崎さんが自らのことをつぶさに語っていて、ファンとして柴崎さんに一歩近づけた気がします。 なお、各篇の末尾に付された「余談」、気さくに書かれている部分なので、ちょっと楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
デビュー作を含む、如何にも辻堂さんらしいストーリー。 ただ、そうした中では、本作は割と分かりやすい。 中盤で仕掛けの中身については気づきましたが、その後にどういう展開へ持っていくのだろうか、と興味を感じました。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
田沼意次、どちらかというと時代小説では悪く描かれるケースが多いのですが、元々はアンチ田沼派であった松平定信によってことさらに悪評判を広められた所為だろうと思っています。 そもそも政策も、祖父の吉宗を倣って倹約、米を主とした重農主義の経済策をとった定信と、商業・流通に視点を当てた重商主義の経済策をとった意次という点で、相容れないものがあったのでしょうから。
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信兵衛
何ともはや、複雑怪奇な舞台設定に、乙一さんらしい快作にして怪作、と思う一方で、困惑することもしきりです。 読む途中、複雑さに理解がついていかなくなった時は、構わず読み飛ばして前に進みましょう。
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信兵衛
狂信することの恐ろしさ、女たちの悲哀という物語要素はあるものの、それがあってのストーリーであり、それ以上のインパクトは余り感じなかったという思いです。 なお、多門と子どもたちの交流には楽しいものがありました。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
深い悲哀、枷に嵌められた生活、重荷を背負った人生、その果てに姉妹が築き上げたのが今の暮らしなのだと知ると、感動を覚えざる得ません。 そしてもう一つの感動と感銘は、逆境を跳ね除けて二人の幸せを勝ち取っただけの閉ざされた人生ではなく、その過程で多くの人を世話し、助けてきたという、他者への広がりを持った人生だった、ということにあります。 是非、お薦め。
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信兵衛
何より特筆すべきは、本名は語られず、「遠野茉莉子」という芸名をもってしか語られない女優の、まるで狂気としか思えないような演技への打ち込みぶり。 同時にそれを描き出す岩井さんの筆遣いが凄い、ただただ圧倒されるばかりです。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
地下鉄構内の事件、トラブル解決+的場要一殺害事件の探索、という構図ですが、私としては私服車内警備員のお仕事小説として読んだ、という気持ちです。 また、そうした観点で読んだ方が、本作は面白いと思います。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
僅か2ヵ月余りの、柿郎と明夜の関わり。 明夜は新しい挑戦に向かってスタートを切りますが、さて柿郎はどうなのか。果たして柿郎にも目標が生まれたのでしょうか。 柿郎にスタートを促す、僅か2ヵ月余りの青春譚。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
ファンタジー要素と、えらく現代的な問題とを取り合わせたストーリィ。 要は、コミュニケーション問題がテーマのようです。 人とのコミュニケーションが苦手、コミュ障といった話は、子どもたち世代から学生、社会人世代まで、今や広く存在する問題だと思います。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
前作でも感じたことですが、医師が一方的に説明して終わってしまうというのも診療時間の問題からやむを得ないものだと思いますが、その一方でこうした相談にじっくり対応してくれる窓口というのも必要であると、つくづく感じます。
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信兵衛
里美と汐里、30年間に亘る母娘の姿を描いたストーリー。 ともかく切ない。 汐里をきちんと育てたいと思うのに、自分の犯した前科が足枷となり、母親らしいことをしてやれていないという自責。 そして再び犯してしまった過ちに、汐里を巻き込むまいとする強い気持ち。 母娘二人のすれ違いは、根底に互いへの愛があるから。だからこそ切なくて堪らない気持ちにさせられます。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
「母親」像に隠された、女性たち本来の姿を描き出した連作短編集。 母親とは別に、一人の女性の姿がある、というのは当然のことですが、昔は世界が狭かった(家庭が中心)なァと思います。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
過去の事件+その結果としての現在、というストーリー。 名探偵といっても神様ではないのだから、その後の結果まで責任を追及されるのはどんなものか。 警察だってその後のことにまで責任を負わないのですから。 ただ、それは五狐焚風と鳴宮夕暮の、あれから後の生き方にも通じる問題。そこが本作のミソでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
信兵衛
表題作「まぼろしの女」は、W・アイリッシュの名作「幻の女」を彷彿させる一篇。 本格ミステリを目指した織守さんの意欲を感じさせられます。 時代小説ですが、謎に現代的な問題も織り込まれています。 私としては「まぼろしの女」「消えた花婿」の2篇がお薦め。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/11/23(3652日経過)
記録初日
2014/11/01(3674日経過)
読んだ本
3177冊(1日平均0.86冊)
読んだページ
923568ページ(1日平均251ページ)
感想・レビュー
3177件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
URL/ブログ
http://www.asahi-net.or.jp/~wf3r-sg/
自己紹介

子供の頃からの本好きです。未だにいつも本からは手が離せません。自分のサイトが他にあるので、こちらへの感想アップは簡単にしています。

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