なんだこれ、ラブストーリーだったのか！よく見ずに読んでいたけど、各章のタイトルに花の名前が入っている。連作短編のつくりで、だんだんといろいろなつながりが見えてくるのもおもしろかった。みなさん穏やかなようで激しくて、いい。生きてるってかんじ。

こんなに正面からイチ国民の疑問に答えてくれる政治家はどれだけいるのだろう。きれいごとだけじゃ政治はできないのも事実だろうけど、経済至上主義は限界に来ていると思うし、人を大事にしない政治はもうたくさん。和田さんがわからないことをわからないと言い、ものすごく勉強して面会に向かうところがとてもいい！生徒に勧められる本かはわからないが、私は大変楽しくどんどこ読めました。

歌集の読み方はよくわからないけど、この本は「手紙魔まみ」って響きだけでもう勝ちだと思う。挿画の危うくてかわいくてエロチックな雰囲気もとってもすてき。同僚が貸してくれた一冊。

疲れた…生徒に推されて押しきられて読了。わかっていたけど、西尾維新は私には合わない。家族がたくさんいる設定も活きているように思えないし、独白で進むストーリーにもわくわくすることもできず、独特の喋り方をする姉が苦手でひたすら飛ばし読みしてしまいました。

入試に頻出ということで、読んどかないかんかなと手にとった。整った読みやすい文章がまとまっているので、出題しやすいのかな。三章でやや失速したが、全体におもしろく読みました。特に終盤の政府の言論批判とマスメディア批判は楽しかった。

なんだこれ、ラブストーリーだったのか！よく見ずに読んでいたけど、各章のタイトルに花の名前が入っている。連作短編のつくりで、だんだんといろいろなつながりが見えてくるのもおもしろかった。みなさん穏やかなようで激しくて、いい。生きてるってかんじ。

楽しく読めて、役に立つ！が、息子がつかまえてくるカマキリとかカエルとか、エサどうしたら！？系のやつらの対処法をもっと知りたかったです。

上白石萌音の解説まで含めてとてもよかった。そう、終わらない小説だった。三人が亡くなっても、遺された親族のそれぞれの人生は続いていくし、結局はみんなひとりで生きていくしかない。ということかなぁ。人がいっぱい出てきて、覚えられないまま読みすすめてしまった

あーおもしろかった！文章もおもしろく、内容もおもしろい。笑って読めて、考えさせられるとは。なんてコスパがいいのか笑。著者と同い年の私にも、確実に「不快」を遠ざけようとする傾向がある。自覚している。けど私がZ世代的価値観に傾倒せずにいられるのは、本を読んで、人と話して、積み重ねてきたものがあるからだと思う。…というのは、根拠のない自信です！笑

それほど残るものはなかったけど、すいすい読めて、まあ悪くはない。片親で、子どもたちの相手をしつつ家事をする平日夕方、よく知りもしない家事代行さんへの割り振りを考えるその余裕すらない状況…！とってもよくわかる！

なんとなく読まずに来たが、生徒のすすめで読む。なるほど脚本家さんの作品。展開が映画ぽい！登場人物がみな個性的で魅力的だった。私のアーモンドは、普通かどうかは自信ないけど、それなりに発達してた模様。

たくさん書きたいことがあって、取捨選択できずどれも薄くなってしまったという印象。長いような短いような6年という月日は、すごく濃かったのだろうと思う。この本でなにが残ったのか…うーん、やはり薄味だった

「体験」に格差があることの何が問題なのかの主張が弱くないかなぁ。かわいそう！では、政府も自治体も動かないと思う。調査数もこれで足りているのだろうか。その「体験」をさせるために、学校では遠足、社会科見学、クラブ活動、修学旅行等やっているのでは？個別のインタビュー部分は、親も子も日々いかに支出を抑えるかに専念して生活する姿を想像して悲しくなった。