読書メーター KADOKAWA Group

2023年の読書メーターまとめ

aki
読んだ本
35
読んだページ
10163ページ
感想・レビュー
26
ナイス
242ナイス
月間平均冊数
2.9
月間平均ページ数
847ページ

年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

aki
こういう、何についての物語なのか終盤まで分からない小説が一番怖い。特に最後の「娘について」。女同士って、確かに相手をどれだけ認めていてどれだけ見下しているか、隠していても腹の底まで見通していて、お互いそれを分かっていたりする。見砂サイドの物語を想像したら語り手の悲惨な未来が見えそうになった。
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aki
カトリックとそれ以外、公営団地と高級住宅地、白人と有色人種・移民、EU残留派と離脱派、ヘテロとLGBTQ。イギリスの、「中学生」と大きくくくられた集団の中に引かれた限りない数の線が、子どもたちを「あちら」と「こちら」に分断し、対立が顕在化していく。日本においてここまでの分断が教室で生じないのは、移民の比率(イギリスは13%、日本は2%)の違いなのか、だとしたら分断は「ない」のではなく「大多数が感じない」だけで、そこから外れた人にとっては桁違いの断崖に思えるはず。
aki
2023/12/24 14:02

あとはこういう随筆の常で、筆者とその家族はごくごく常識的で良心的に描かれるけれど、筆者のプロフィールを見る限りなかなか破天荒な人のはずで、それが完全にそぎおとされてしまっているのが不思議だった。

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aki
ニューギニアの先住民と欧米の白人の間に横たわる不均衡は何によってもたらされたのかを複数の要因から読み解く。初期サピエンスであるネアンデルタール人が移住した時期、農地としての環境適否、栽培化に適した作物の分布、家畜化に適した大型哺乳類の分布、感染症を要因として挙げ、それらが各地域間の差違にどう影響したかを考察している。
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aki
なんだろう…サクサク読めて確かに面白いんだけど、特に何か心に訴える小説だったかというとそうでもない。期待値が高すぎたのか?
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年間でナイスが多かったつぶやき

aki

村田沙耶香さんの講演会行ってきました。一見すると小柄で声の可愛らしい普通の(?)女性でしたが、幼少期の「センシティブな」エピソードやコンビニ人間が始め野生のおじさんをコンビニで飼う話だった等、期待を裏切らないクレイジーさでした。早速「しろいろの街のその骨の体温の」を予約。

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aki

たまに思う、読書は孤独。 周囲に本を読んでいる人がおらず、同じ本を読んだ人に直接巡り会える確率はほとんど皆無。2018年の文化庁調査では47.3%が1ヶ月に1冊も本を読まない、とあったけれど、肌感覚としては90%くらいに感じる。

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aki

最近ずっと「人間には真に反省するという機能は備わっていない(自己正当化の方がはるかに強い)」という仮説を立てて、脳科学的なエビデンスがないか本を探してみましたが未だに出会えず…。 心理学の認知的不協和や防衛規制が近いと思うんですが、科学的には裏付けられてないんでしょうか? 心当たりの本があれば教えていただけると嬉しいです❗

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aki

2022年おすすめランキングベスト6(半端)を選びました❗夏物語は衝撃だった… https://bookmeter.com/users/53313/bookcases/11889174

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年間で読んだ本35elkイメージ

1月2

2月4

3月3

4月2

5月2

6月3

7月4

8月5

9月2

10月1

11月4

12月3