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2024年3月の読書メーターまとめ

きいたん
読んだ本
8
読んだページ
2696ページ
感想・レビュー
8
ナイス
1017ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月のお気に入られ登録
5

  • 煉獄 杏寿郎
  • 芋猫
  • マサキチ黒
  • 白ねこ師匠
  • せっちゃん

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

きいたん
ネタバレ重く深い命題だ。人間はAIにどこまで頼るべきか。今現在議論され続けているが、それが人の人生を左右する法曹界なら尚更難しい問題だ。判事補となった高円寺円を始め、様々な裁判官達が各々の立場と信念と良心でその問いに答えを出そうと思考を巡らす過程が印象的だ。迷い、考え、また迷う。1つの事件と裁判の過程で大いに揺れた裁判官達の迷いが、事件の解決により、悩み続ける覚悟へと向かっていく…そんな覚悟を示すある裁判官の心の吐露が心に染みた。人が人を裁く事の重さ、人とAIとの関係、様々な事を考えさせられた有意義な読書だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

きいたん

私にしてはとてもよく読めた2月♡何と言っても天童荒太『家族狩り』五部作には圧倒され、ページをめくる手がとまらず、5冊を10日くらいで読了!その他の本ももちろん良し︎👍🏻 ̖́-写真は清水までお出かけしたヨシタケシンスケ展😊ヨシタケさんの小さなスケッチが壁になってました!2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4263ページ ナイス数:1054ナイス → https://bookmeter.com/users/535678/summary/monthly/2024/2

私にしてはとてもよく読めた2月♡何と言っても天童荒太『家族狩り』五部作には圧倒され、ページをめくる手がとまらず、5冊を10日くらいで読了!その他の本ももちろん良し︎👍🏻 ̖́-写真は清水までお出かけしたヨシタケシンスケ展😊ヨシタケさんの小さなスケッチが壁になってました!2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4263ページ ナイス数:1054ナイス  → https://bookmeter.com/users/535678/summary/monthly/2024/2
Nyah
2024/03/03 09:32

ヨシタケシンスケ展良いなぁ。またよろしくお願いします。

きいたん
2024/03/03 09:42

Nyahさん、ヨシタケシンスケ展、とても良かったです😊グッズもいろいろ買っちゃいました😅全国をまわっているみたいなので、Nyahさんの都道府県にもそのうち行くかもですよ~😁今月もよろしくお願いします!

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2024年3月の感想・レビュー一覧
8

きいたん
ネタバレ『妖の掟』を読む為に再読。内容をほとんど覚えていなかったが、こんなにも哀しい物語だったとは。残酷だけど情が深い。恐ろしいのにチャーミング。そしてめっぽう強い。そんな誉田作品の魅力的なキャラの原点とも言える紅鈴。400年を生きる彼女の諦めと孤独と切望と哀しみと…そんな闇神の感情がまるまる詰まった1冊。このラストはつらい。続編は前日譚だということだが、このラストにつながるということはめちゃめちゃつらい。それでも紅鈴の物語を読んでみたいと思う。思ってしまう。そんな強烈に魅力的な彼女。覚悟を決めてシリーズを追う。
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きいたん
ネタバレ『火星に住むつもりかい?』がそんな意味だったなんて。すごいなこのディストピア。絶対に嫌だこんな世の中。正義ってきっと正しい事だとみんな認識しているだろうけどその正義が歪められベクトルが変わってしまったら?いや、正義とは元々曖昧なもので時代や場所、主義によって変わるものなのだ。だからこそ故意に作られた正義ほど恐ろしいものはない。登場人物が多く相関図を書きながら読んだ。それでもやはりしっかり騙されたな。嫌な奴がたくさん出てきたけど私の信じる正義が勝利したラストに胸を撫で下ろす。とりあえず地球で暮らしていこう。
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きいたん
ネタバレ第3弾は短編5編。どうやら今作は前作を挟んだ前後の時間軸の模様。1作目の後、何事もなく長編につながったと思いきや、やはり夏目にも刑事を続けていく大きな葛藤があったんだな。短編5編は、前作までの物語と更に今回の何作かとが微妙に繋がっていて、それが後々の事件の鍵となることもあり、全く気が抜けない。そしてまさか夏目の優しさと温かさが裏目に出る結果を招くこともあるなんて…綺麗事で終わらない現実の厳しさ、やり切れなさに愕然とした。それでも夏目は前を向く。きっと更なる様々な問題を抱えていくだろう夏目から目が離せない。
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きいたん
ネタバレ重く深い命題だ。人間はAIにどこまで頼るべきか。今現在議論され続けているが、それが人の人生を左右する法曹界なら尚更難しい問題だ。判事補となった高円寺円を始め、様々な裁判官達が各々の立場と信念と良心でその問いに答えを出そうと思考を巡らす過程が印象的だ。迷い、考え、また迷う。1つの事件と裁判の過程で大いに揺れた裁判官達の迷いが、事件の解決により、悩み続ける覚悟へと向かっていく…そんな覚悟を示すある裁判官の心の吐露が心に染みた。人が人を裁く事の重さ、人とAIとの関係、様々な事を考えさせられた有意義な読書だった。
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きいたん
ネタバレあああーっ!またしても謎が解けなかった(泣)!第2弾も最初からしっかり伏線がはられていて、今回は理科の知識や暗号的な要素も使って謎を解く!登場人物の何気ない会話も推理のヒントとなっていて全く侮れない。児童書故に文章量が少ないことから書かれている言葉はほぼ伏線だと思って読んでいたのに、読者への挑戦時点で犯人は予想がついたものの(登場人物が少ないので)、その方法や動機までは解き明かせなかった。悔しい!第3弾も発売されたので、次こそは挑戦に勝利したい!そして紹介ミステリに『十角館の殺人』があったのが嬉しかった♡
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きいたん
「奴隷」とは、囚われ、搾取されること。実際に囚われられた者、心が囚われている者…様々な「奴隷」をテーマとした短編7編。現代、過去、異世界、その舞台は様々だが、どの物語もその続きが気になる!それほどに物語の中に引き込まれた。7編に描かれる奴隷は全て状況が違う。しかし現実の過酷さから思考停止に陥る中、生への執着を内に秘め、どこか視野狭窄になりながらも心が絶望と諦念と僅かな希望に占められている心理状態は共通しているように感じた。これは桐野夏生だからこその鬱屈とした空気感だ。気が滅入るが妙に心に残る短編集だった。
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きいたん
夏目信人シリーズ2作目は読み応えバッチリの長編!なのに、まるで短編のようにスルスルと読んでしまった。なんと読みやすく、先が気になる展開なんだろう!主人公・夏目と同様、魅力的な検事・志藤。いくつかの事件と不可解な謎を各々の推理力、洞察力で結びつけ、1つの殺人事件の真実に迫るが、やはり一歩先に真相を手繰り寄せたのは夏目の人を信じる力と優しさだった。誰がどのように殺したかという表面上の真実を明らかにするだけでなく、その罪を冒した人間の心にまで迫る事。それが新たな悲劇を生み出さない源となるのだな。次作も楽しみだ。
大阪魂
2024/03/06 08:35

わっ!きいちゃシリーズ2つめもー読んだんやねー!やっぱ夏目さんあったかくておもしろそー!ゲットできるん楽しみー!

きいたん
2024/03/07 06:14

大坂魂さん、2作目も良かったですよー✨短編の良さをそのままに事件の複雑さが増して、さすが薬丸さん!って感じです😊手に入ったら楽しんでくださいねー🎶

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きいたん
宮城県警三部作最終話の本作。震災から7年後、仮設住宅での殺人事件の捜査に当たるのはお馴染みの笘篠と蓮田だが、今回の主は蓮田だ。仮設住宅の立ち退き、家族や仕事…平穏な日々を失った絶望、そこから変わった者、変わらざるを得なかった者、捜査の中で出会うやり切れない想い。震災を語る時、前作の主題となった『境界線』がどうしても人と人を分かつ。そして分かたれた人々は横たわる悲しみを抱え、目の前の現実に相対し、失った日々を追い求めて彷徨う。彷徨った結果辿り着く場所に幸がありますように。あの震災からもうすぐ13年。祈ろう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/01(3405日経過)
記録初日
2014/01/02(3769日経過)
読んだ本
1081冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
404152ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
848件(投稿率78.4%)
本棚
10棚
性別
現住所
静岡県
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