ネタバレさすが最終巻！もう丸々リカ全開の1冊！句読点なしのリカ語満載で、しかもご丁寧に字の大きさによってその抑揚にまで想像が及び、終始顔を顰めながらもこれこそリカと思っちゃう。もちろん死体は山積み。メスで刺され、目は抉られ、腸は出され、頭部は切断され、何だよこれ、絶対人間じゃないでしょ。やだやだやだやだやだ絶対会いたくない。まさかの裏切り、受け継がれるユタの能力、大量の犠牲を払って追い詰められたリカ。だけどユタ同様リカも受け継がれるなんて。ラストの銃声はどっちだ？…そうだよね。だって『リボーン』だもんね。こわっ！

ネタバレさすが最終巻！もう丸々リカ全開の1冊！句読点なしのリカ語満載で、しかもご丁寧に字の大きさによってその抑揚にまで想像が及び、終始顔を顰めながらもこれこそリカと思っちゃう。もちろん死体は山積み。メスで刺され、目は抉られ、腸は出され、頭部は切断され、何だよこれ、絶対人間じゃないでしょ。やだやだやだやだやだ絶対会いたくない。まさかの裏切り、受け継がれるユタの能力、大量の犠牲を払って追い詰められたリカ。だけどユタ同様リカも受け継がれるなんて。ラストの銃声はどっちだ？…そうだよね。だって『リボーン』だもんね。こわっ！

ネタバレ雪哉～(泣)…と何度も叫びたくなる。新章はあれから20年後。とにかく雪斎となった雪哉がいちいち悪役然としていて祈るような気持ちに。あの涙から20年。雪哉にいったい何があったの!?ぼやかされ、曖昧に語られる20年が気になって仕方ない！そしてそれが気になりながらのニンゲンはじめと地下街と雪斎の駆け引きは、最後になって怒涛の展開！どんでん返しに次ぐどんでん返しに心が翻弄されっぱなし！いったいこのシリーズ何なの!?山内を思い、茂丸を失った雪哉が、今何を思っているのか。奈月彦や浜木綿達は？次巻を読むしかないじゃん！

ネタバレ難解だ。宗教、性、政治、世界、宇宙、原子、ミクロからマクロまで多岐にわたる哲学的なテーマが随所に現れ語りかける。その哲学の合間を縫って描かれる事件。一体あれは何だったのだろう。カリスマ的な魅力で人を惹きつける沢渡と松尾。だがその芯はある部分で共鳴しているように見え、全く違う。彼らの描く世界は難解だが、これまで考えた事もなかった世界の見方を示してくれたように思う。教祖を崇め、教団に溺れた人達が、一様に愛されない幼少期や過去のトラウマを抱えている事が悲しかった。それでも生を全うする…それが人の責なのだろうか。