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2024年3月の読書メーターまとめ

ごじ
読んだ本
1
読んだページ
239ページ
感想・レビュー
1
ナイス
21ナイス

2024年3月に読んだ本
1

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ごじ
今まで縁遠く感じていたエラスムスさんだったが、本書のタイトルを見て、「そうなの?」、「なかま」とばかりに飛びついてしまった次第。折しも『ゴリオ爺さん』で、「天鵞絨(びろうど)の手袋に包まれた鋼鉄の拳」(光文社、二一六頁辺り)という表現を見つけた時には、あまりにときめいてしまい、もうただ静かにワインを飲んで過ごしていたい、などと思ってしまったものなので…(これはラスティニャック青年から見たボーセアン子爵夫人の、どこか近寄りがたい高貴なお人柄を表わした言葉なのですが、いつしか
ごじ
2024/03/13 14:22

シャンボール=ミュジニーのテクスチュアをうまく言い表したものとして、葡萄酒好きの間では非常に有名な言葉として定着したのです・・・)。さて、ご本の方ですが、筆者の訳したバルザックにも、解説にも、文学講義にもこれまで大変お世話になっていたのでしたが、エッセーの方は澁澤龍彦を思わせる名文調、どこか陽気な雰囲気のただよう知性が滲み出ていて、私も適度に嗜みたいと思いました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
1

ごじ
今まで縁遠く感じていたエラスムスさんだったが、本書のタイトルを見て、「そうなの?」、「なかま」とばかりに飛びついてしまった次第。折しも『ゴリオ爺さん』で、「天鵞絨(びろうど)の手袋に包まれた鋼鉄の拳」(光文社、二一六頁辺り)という表現を見つけた時には、あまりにときめいてしまい、もうただ静かにワインを飲んで過ごしていたい、などと思ってしまったものなので…(これはラスティニャック青年から見たボーセアン子爵夫人の、どこか近寄りがたい高貴なお人柄を表わした言葉なのですが、いつしか
ごじ
2024/03/13 14:22

シャンボール=ミュジニーのテクスチュアをうまく言い表したものとして、葡萄酒好きの間では非常に有名な言葉として定着したのです・・・)。さて、ご本の方ですが、筆者の訳したバルザックにも、解説にも、文学講義にもこれまで大変お世話になっていたのでしたが、エッセーの方は澁澤龍彦を思わせる名文調、どこか陽気な雰囲気のただよう知性が滲み出ていて、私も適度に嗜みたいと思いました。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/02(3403日経過)
記録初日
2003/10/01(7514日経過)
読んだ本
187冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
57703ページ(1日平均7ページ)
感想・レビュー
187件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

これからも嵐のように生活が変わっていくのでしょうが、なるべく本を読んですごしてたいと思ってます。

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