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2024年10月の読書メーターまとめ

Kiyoshi Utsugi
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感想・レビュー
17
ナイス
573ナイス

2024年10月に読んだ本
17

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kiyoshi Utsugi
ネタバレ子母澤寛の「勝海舟(五) 江戸開城」を読了しました。 この五巻では、文字通り薩長の倒幕軍の東征が行われ、江戸の運命は風前の灯となります。 そんな中で、官軍の総参謀である西郷隆盛と渡り合うのは、山岡鉄舟と勝海舟。 最後の最後まで腹の中を見せない勝海舟。日本国のことを考えて行動するというところが、やはり日本人の読者に好かれるんでしょうね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
17

Kiyoshi Utsugi
ネタバレ2015年に出版されたもの。 ・新幹線の政治史 ・東海道新幹線 ・山陽新幹線 ・全国新幹線網 ・東北新幹線盛岡以南と上越新幹線の建設 ・国鉄改革とJRの新幹線 ・北陸・東北・九州新幹線の部分開業 ・東北新幹線と九州新幹線(鹿児島ルート)の全線開業 ・北陸新幹線長野〜金沢間開業 ・今後の新幹線 という構成。 個人的には、新幹線の政治史、東海道新幹線までは面白かったのですが、それ以降は自分の住んでいるところとは直接関係がないため、サッと読み流す程度になりました。😅
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ三浦正幸の「天守 芸術建築の本質と歴史」を読了しました。 著者の三浦正幸氏は、広島大学の名誉教授で日本建築史を専門とされている方。建築の観点から城を深く研究されています。 写真や図面をたくさん取り込んでいるので、分かりやすくなっています。 欲を言うと、その写真や図面の中にコメントを吹き出しでいれてもらうと、さらに分かりやすくなるのにと思いました。これは、初心者の自分のわがままかもしれません。 文字通り天守の本質や歴史がよく分かりました。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレサイモン・ジョンソン氏は、先日ノーベル経済学賞を受賞された方。 金融危機発生の後、一部の銀行は潰れてますが、大きな銀行はますます大きくなって、大きすぎてつぶせないという状況になっています。 こういう状況下でアメリカは何をやればよいのかというのが、最後の「アメリカの金融寡頭制」の章で語られています。 著者は、銀行の規模に現実的な上限を設けることを提案しています。 この提案は今も実現されていないと思いますが、今年ノーベル経済学賞を受賞したので、ひょっとしたらこの意見に勢いがついて採用されるかも?と思いました。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ2012年1月に出版された本です。選奨土木遺産は2000年度より発足したもので、毎年12月に選定しているので、2011年度選定されたものまでが対象になっています。 本書で取り上げているのは40件。 このうち行ったことがあるのは、山形県にある最上橋梁だけでした。 以前に行ったことのある長野県にある戸草隊道は、2013年に選定されたので、この本では対象外でした。 せめて関東・甲信越の9件はコンプしたいところ。 それと香川県高松市にある(といっても瀬戸内海に浮かぶ島の上)男木島灯台は行ってみたいと思いました。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ・あるYの悲劇 ・女彫刻家の首 ・シャイロックの密室 ・スイス時計の謎 の四篇の短編が収録されています。 本書のタイトルにもなっているスイス時計の謎が一番面白かったです。 高校の同窓会(有栖川有栖もその高校の同級生ですが、優秀ではなかったため、そのクラブのメンバーになる資格がなかったみたいです。)の当日に、出席予定だったメンバーの一人が殺害されますが、被害者が腕にはめていたスイス製の時計が消えてなくなります。それを手がかりに火村英生が推理を進めるというもの。 そういうトリックだったかと唸らされました。
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Kiyoshi Utsugi
柴田錬三郎の「眠狂四郎無頼控(三)」を読了しました。 三巻では、左馬右近よりも強敵となる白鳥主膳が登場。また実在の人物で幕末の剣聖として知られる男谷精一郎(信友)や河内山宗俊、鼠小僧次郎吉が登場して盛り上げます。特に鼠小僧次郎吉は眠狂四郎を尊敬しているようで、眠狂四郎のために色々と働きます。 白鳥主膳に無事勝つことが出来るのか?手に汗握る展開でした。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ山岡荘八の「徳川家康(16) 日蝕月蝕の巻」を読了しました。 16巻では、秀吉の死後、朝鮮からの撤兵、秀吉の葬儀、前田利家の死、石田三成の五奉行の職を降りて佐和山引きこもるまでを描いています。 この中で前田利家の死賀印象的でした。いかにも戦国の武将が畳の上で死ぬ時は、こんな覚悟だったんだなと思わせるような描き方でした。 一方で石田三成は、頭は良さそうですが、それに溺れて破滅への道を進むような人といった感じで、こちらはこれまでよく言われていたなので、やっぱりなという感じがしました。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ2011年6月に出版されたものなので、東日本大震災直後ということもあって、震災で沈んだ空気を払拭させようということで、このタイトルになったのかと思います。 ・自己変革を急げ ・経済敗戦からの出発 ・私の修行時代 ・基礎的仕事力の身につけ方 ・自己変革の処方箋 ・希望を持とう の六章から成り立っています。 最後の二章を読むだけでも違うと思いました。非常に良いことを言われており、自分も取りかかれるところから、自己変革しなきゃと思うのですが、どこまで出来ることやら…😅
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ下巻の目玉はなんと言ってもノーベル物理学賞の受賞のところ。今まで全く知らなかったのですが、1921年の受賞なのですが、実は1921年の受賞者はすぐに決まらなくて(アインシュタインとするのに色々と横槍が入ったみたい)、翌年に繰り越されたらしい。 1922年の9月になって、1921年のノーベル物理学賞はアインシュタイン、1922年のノーベル物理学賞はボーアと決まったとのこと。 へぇ~、そうだったんだと、ちょっとビックリでした。 最後は1955年に亡くなるまでを描いています。
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ネタバレ勝海舟の最終巻になります。一番最後に版籍奉還の話が出てくるので、第六巻は江戸城明渡しから明治二年頃までの話になります。 勝海舟が亡くなるのは明治32年とのことなので、ちょっと中途半端な終わり方と思いました。明治の世に変わるところまでを描きたかったのかもしれません。 この作品が書かれたのは、昭和16年から昭和21年とのことなので、まるで敗戦による第二の開国に合わせたかのようです。 人の描き方が生き生きしているので(登場人物が江戸っ子だからかもしれません。)、非常に読みやすかったです。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ柴田錬三郎の「眠狂四郎無頼控(二)」を読了しました。 二巻では、江戸を出て京都・大阪に向かいそれぞれの地で活躍します。 赤痣の武士である左馬右近や柳生流剣法を使う公儀直参の御庭番等という強敵が現れますが、円月殺法で倒していきます。 面白いので、すぐに読み終わります。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ著者の松岡聡氏は、理化学研究所計算科学研究センターのセンター長を務めスパコン富岳の開発のリーダーだった方。 その前は東工大教授として東工大のスパコンTSUBAMEの研究開発を進めてこられた方。 本書の中によく出てくる言葉「デジタルツイン」は、初めて知りました。😅 現実世界である現実空間の一部を、仮想空間であるコンピューター上に再現する(実現する)技術とのことでした。最近は、こんなかっこいい言い方をするんですね。 最後の第六章に書かれているGAFAなき日本の戦い方というのは興味深く読むことが出来ました❗
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ著者のウォルター・アイザックソンは、スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスク、キッシンジャーの伝記を書いている人です。この本はイーロン・マスクは推薦していた本だったので、図書館で借りて読んでみました。 光電効果、特殊相対性理論、一般相対性理論など多くの成果を上げており、二十世紀最高の物理学者と言われる人。 ただ、これまで自分は一部しか知らなかったのですが、この本を読んで人間アインシュタインを知ることが出来ました。成果は素晴らしいのですが、人間としてみると必ずしも素晴らしいことだけではないんですね。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ著者のマルコム・グラッドウェルは「第1感 『最初の2秒』の『なんとなく』が正しい」というベストセラーとなった本の著者として知られている方。 「OUTLIERS」は、統計上の「外れ値」ということ。その外れ値となるような天才ですが、生まれつきの天才はいないというのが、著者の天才論。本人の内部要因ではなく、天才を生むための外部要因があったとします。スポーツ選手、ビジネスの成功者、ノーベル賞受賞者となるような学者などマイケル・ジョーダンやビル・ゲイツ、オッペンハイマーなどの例を出されると、なるほどと思います。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ山岡荘八の「徳川家康(15) 難波の夢の巻」を読了しました。 この巻では秀頼誕生から秀吉が亡くなるまでを描いています。 表表紙は秀頼誕生の絵だそうです。 今後は歴史上においても徳川家康がメインになるので、家康のことが多く描かれるのではないかと期待してます。
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Kiyoshi Utsugi
ネタバレ子母澤寛の「勝海舟(五) 江戸開城」を読了しました。 この五巻では、文字通り薩長の倒幕軍の東征が行われ、江戸の運命は風前の灯となります。 そんな中で、官軍の総参謀である西郷隆盛と渡り合うのは、山岡鉄舟と勝海舟。 最後の最後まで腹の中を見せない勝海舟。日本国のことを考えて行動するというところが、やはり日本人の読者に好かれるんでしょうね。
が「ナイス!」と言っています。
Kiyoshi Utsugi
ネタバレ先日読んだクリス・ミラーの「半導体戦争」に刺激されて、他に半導体に関する本が図書館にないか調べてみたら、この本が出てきました。 三部構成になっています。 第一部は、シャープ(特に佐々木正氏)とセイコー、第二部はソニーとヤマハ、第三部は再度シャープ、日立、スタンレー、富士通(特に三村高志氏)、日亜化学(特に中村修二氏)が取り上げられています。この本を読むと2000年ぐらいまでは、日本人も燃えていたというのがよく分かります。日本人の自分としては嬉しい限りでした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/02(3613日経過)
記録初日
2014/05/11(3849日経過)
読んだ本
1824冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
653435ページ(1日平均169ページ)
感想・レビュー
1824件(投稿率100.0%)
本棚
52棚
性別
血液型
B型
現住所
神奈川県
URL/ブログ
https://www.facebook.com/kiyoshi.utsugi.5
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