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あかいのさんの感想・レビュー

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あかいの
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待望の新刊。正直前半は少々読むのが億劫になるぐらいの内容だったけど、後半からの考察と解決パートに入って、長門と小泉があれやこれやと話し合い、間でキョンが首を捻ってる構図を見れて、懐かしさとわくわくとした気持ちが彷彿として楽しめた。子供の頃から唯一読むライトノベルである涼宮ハルヒシリーズだけど、今度はそう待たずに全編書き下ろしの過去の伏線に触れるような新刊が出てくれるよう祈るばかり。この命尽きるまではシリーズ完結するそのときを待ち続けたい。
0255文字
あかいの
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火花が存外面白く、それをきっかけに又吉に興味が出てYouTubeなどを何度か視聴し、彼の独特な考え方や少々偏屈な視座が愉快で、遂には本作を手に取った。エッセイなんて初めて読むなと思い、エッセイとは何かということを調べてから読み始めた。他の方のエッセイを読んだことがないので比較はできないが、又吉の物事や事象に関してここまで深読みして考え込むのか、想像の世界に浸れるのか、と感嘆した。普通の人間が気にもしないようなことに対して思い悩み自己の世界を深掘りできるような人が作家になれるのかなとも思った。
あかいの

終盤になると、最後はどんなことを書くのだろうと期待しながら読み進めた。しかし蓋を開けると、何も飾らず、終わりを締めくくるような雰囲気すら出さず、まるでまだまだ続きますよと言わんばかりの終わり方で、拍子抜けと共にこれこそ散文だなと妙に納得のいく気持ちになった。

07/02 06:34
0255文字
あかいの
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子供の頃に買って、読みきれずに埋まっていた積本のひとつ。デビュー17歳、当時19歳の芥川賞受賞作品。当時最年少というワードが世間で取り沙汰されていた気がするし、子供のころの僕に夢や希望を振りまいて、同時に妬みみたいなものを芽吹かせていた記憶がある。しかし今更ながら読むと、これは最年少で賞をとってすごいーーではなく、あの歳だからこそ書ける唯一無二の世界だから輝いたのだなと感じる。子供の頃に抱えて、大人になってからようやく読み切った本作。とても矮小で簡単に割れてしまいそうな、年頃の女の子の世界を感じた。
0255文字
あかいの
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再読。なんとなく目について読み始めてたら止まらなくなってしまった。劇的に物語が動くような作品でもないのに、ついスラスラと読み進めてしまう作者の軽妙でユーモラスな文章力に脱帽してしまう。先日地球星人というコンビニ人間のあとに書かれた作品を読んだのもあってか、村田沙耶香は芥川賞をとってからも尚ぶっ飛び加減が成長しているんだなと感じた。彼女の他の作品も読みたくなった。
0255文字
あかいの
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軽快な文章で紡がれる物語を読み進めながら、事件はどんな風に広がるかと期待していたら、広がるどころかどんどんと収束し、内輪にすっぽり収まり、しかし中を覗くと深い時と心情が重なった家族の物語だった。主人公含めてキャラクターがみんなユーモアに溢れて魅力的だった。
0255文字
あかいの
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昔好きだったな、と手に取り再読。どれも脇役含めキャラクターがたっていて、軽快なやり取りが心まで軽やかにさせてくれるほど読みやすい。表題作である「百瀬、こっちを向いて。」が昔はいちばんのお気に入りだったけれど、今回の再読で「なみうちぎわ」も素晴らしい作品だ、と再認識した。小太郎の告白シーンでは号泣した。散りばめた伏線を回収する謎要素も散りばめられていて、解説にもある通り、まさにソーダ水のようなさっぱりと心地よい読後感を与えてくれる作品。
0255文字
あかいの
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ずいぶん昔に読んだ再読。自分が読書をするようになって間もない頃に読んだ小説で、所々記憶に残っている部分があって懐かしい気持ちで読めた。
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あかいの
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やってることや考えは常軌を逸しているのに、文体が軽やかで読み進めやすかった。純文学的な作品ではあるけども、エンタメとしても先が気になり一気読みしたくなる面白さがあった。世間の常識に疑念を持ち逃げ続ける者たちの過剰解釈のいうか、とことん世間から忌避される存在になっていくわけだけど、彼女らはいたって当然という顔で慎ましく生きている。分かり合えないのなら、それぞれの世界で生きるか、巻き込むしかないのだと悟りのようなテーマかなと推察した。特に後半からラストにかけて、ストーリーテリング含め面白かった。
0255文字
あかいの
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辻村作品にほとんど触れていないこともあってか、ラストの展開は予想の斜め上でそうきたかーと思いつつも無事に感無量となった。河野と築き始めていた交友関係なんかを思うと少々拍子抜けというか、寂しい気持ちもなくはないけど、ラストの展開はまさに読者が坂崎と同じ驚きを体験しているのだと考えると、率直に作者の技量に感嘆しかない。上巻は時間がかかったけど、下巻はスラスラとあっという間に読み終えてしまうぐらい面白かったし、しっかりとみんなのことが愛おしくなっていた。メジャースプーンが好きだからそういう意味でも読んでよかった
0255文字
あかいの
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三人称視点の描写があちこちの人物に寄ったり離れたらするから少将読みにくさは感じるものの、シンプルにこのあとどうなるんだろうと気になってすぐに下巻を手に取ることにした。下巻からいろいろと畳み掛けてきそうで期待。
0255文字

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読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/21(3642日経過)
記録初日
2015/01/23(3640日経過)
読んだ本
86冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
25525ページ(1日平均7ページ)
感想・レビュー
73件(投稿率84.9%)
本棚
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性別
現住所
埼玉県
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