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2024年10月の読書メーターまとめ

ぺったらぺたら子 
読んだ本
1
読んだページ
304ページ
感想・レビュー
1
ナイス
49ナイス

2024年10月に読んだ本
1

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 読書家さん

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぺったらぺたら子 
著者の自伝的な思考の変遷を通して、西洋の「分ける=解る」の感覚と、日本の統合的なあいまいさの中から全体を受け取る感覚との違いや、避けていてもあらかじめ備わっていた仏教の感覚が語られる。そして日本から抜け出したこと、ユングとの出会いなどを通して自分の中の日本を再発見していくところなどが描かれている。講演なので非常に読みやすく楽しい。とくに十牛図が面白く、タロットの「愚者の旅」にも似ていると感じた。これまで読んだ中でもベストの一冊。読んでみて!
ぺったらぺたら子 
2024/10/27 01:51

「人間関係を個人的な水準のみでなく、非個人的な水準にまでひろげて持つようになると、その底に流れている感情は、感情とさえ呼べないものではありますが、『かなしみ』というのが適切と感じられます、もっとも、日本語の古語では『かなし』に『いとしい』という意味があり、そのような感情も混じったものと言うべきでしょう」こういうところがね、好きなところ。「かなし」....生きることの底にある感情はblusなんです。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
1

ぺったらぺたら子 
著者の自伝的な思考の変遷を通して、西洋の「分ける=解る」の感覚と、日本の統合的なあいまいさの中から全体を受け取る感覚との違いや、避けていてもあらかじめ備わっていた仏教の感覚が語られる。そして日本から抜け出したこと、ユングとの出会いなどを通して自分の中の日本を再発見していくところなどが描かれている。講演なので非常に読みやすく楽しい。とくに十牛図が面白く、タロットの「愚者の旅」にも似ていると感じた。これまで読んだ中でもベストの一冊。読んでみて!
ぺったらぺたら子 
2024/10/27 01:51

「人間関係を個人的な水準のみでなく、非個人的な水準にまでひろげて持つようになると、その底に流れている感情は、感情とさえ呼べないものではありますが、『かなしみ』というのが適切と感じられます、もっとも、日本語の古語では『かなし』に『いとしい』という意味があり、そのような感情も混じったものと言うべきでしょう」こういうところがね、好きなところ。「かなし」....生きることの底にある感情はblusなんです。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/30(3591日経過)
記録初日
2015/01/30(3591日経過)
読んだ本
441冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
113447ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
349件(投稿率79.1%)
本棚
14棚
性別
自己紹介

無為こそ我が掟 ───プーシキン

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