予想だと今ごろはソメイヨシノが開花しているはずですが、今日も朝から曇り空で寒さが身体にこたえます。近所の桜もまだつぼみのままですが、根元にはいろんな草花が開花し始めました。鮮やかな色合いでやはり気持ちも浮き立ってきます。
新書にかかわらずこの本には多数の史料が引用・紹介されていて、それがたいへん参考になりました。意訳の場合もありますが、多くは訓読文を掲載しているので、この時代の言葉遣いがそのまま伝わります。たいへん助かりました。
昭和50年代の歴史学の特徴がよく伝わりますが、この時期の歴史学はこのような唯物史観と階級闘争が主流だったのですね。これだと大学生の初心者が理解するのは先ず無理で、独特の理論や用語が頻出していることに驚きます。そういう時代相を知ることができたことも収獲でした。
読書記録のために読書メーターを利用させてもらっています。おかげで同じ本を購入するようなダメ習慣が減りました。手当たり次第に本を手に取っていますが、気づいてみると、三島由紀夫、藤沢周平、逢坂剛の三人の文庫本はほぼクリアーしました。気晴らしにミステリを楽しみ、娯楽として日本史の本に手を出すことが多いようです。
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