動物行動学者の日高敏隆先生の3冊目。子供向けなのかかなり文字がデカい。内容的には子供というより子供をこれから育てる人向けに感じたけど。動物の話はそこまで多くなくて、他の本に比べたら自身の話が多め。なんで？なんで？っていうのを追求してたら学者になったという感じで、この先生自身がそれが大好きなのが伝わるし、だから話が魅力的で面白い。

動物行動学者の日高敏隆先生の3冊目。子供向けなのかかなり文字がデカい。内容的には子供というより子供をこれから育てる人向けに感じたけど。動物の話はそこまで多くなくて、他の本に比べたら自身の話が多め。なんで？なんで？っていうのを追求してたら学者になったという感じで、この先生自身がそれが大好きなのが伝わるし、だから話が魅力的で面白い。

約100年も前に書かれたことが驚きで、そんなに違和感も無かった。特に最初の話とかは名作だと思った。とても凶々しい世界観だけど現代と比べて場所に縛られてるから、土地や民族に対する差別や偏見が強いのかな。日本にもそういう時代はあったので。ただ身の周りの物は昔と変わったけど、怖さや不安を感じるポイントは変わってないなって思う。