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2024年4月の読書メーターまとめ

植田 和昭
読んだ本
9
読んだページ
1437ページ
感想・レビュー
9
ナイス
134ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

植田 和昭
再再読なのですが、何度読んでも面白いなあ。パノラマ島奇談。小さいころ百貨店の屋上で観たパノラマ映画みたいなものかなあ。いやスケールが違う。土曜ワイド劇場の天国と地獄の美女は、原作がかなり改変されているけどラストは、土曜ワイド劇場の方がいいなあ。衝撃的なラストシーン。エロスの園いってみたいなあ。硫酸の池。江戸川乱歩は凄い人だ。少年探偵団シリーズも面白いけど、大人向けの作品も素晴らしいなあ。天地茂の美女シリーズもよかったのに、早世して残念だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
9

植田 和昭
4回目の通読ですがますます面白くなります。SNSによる大量の情報収集は、テレスクリーンによる監視社会。ビックブラザーズは、架空の独裁者。101号室での拷問は、自己との対話。ニュース-ピークは若者たちの略語です。オーウェルは人間の本質をえぐり取るものです。母親と妹との生活も胸を打ちます。ジュリアとの逢瀬は、この物語の主題ですがあっさりと裏切ってしまいます。栗の木カフェでのジンを飲むシーンは、物語の最後を締めくくります。映画も良かったが原作が一番です。
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植田 和昭
ボルツアーノはイタリアの重巡です戦艦ではありません。またイタリアの人間魚雷が航空母艦を撃破した例はありません。訳者は、これらの点を検証したのでしょうか。イタリア・イギリス・ドイツ・日本の人間魚雷を記述していますが、日本の人間魚雷だけ生還をきせない片道攻撃の兵器のようで異質です。著者は、独りよがりな記述が目立ち、各国に公平な態度では接していないように感じます。著者が英国人だからでしょうか。ここは訳者が補足しなければならないところだと思います。第二次大戦ブックスもここらまでくると不備が目立ちます。
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植田 和昭
バトルオブブリテン。英空軍がドイツ空軍を打ち負かした戦いだと思っていましたが、話はそう単純ではなく、ドイツ空軍が当初のレーダー基地と飛行場への攻撃を続けていれば制空権を握れたかもしれない戦いでした。偶発的なロンドンへの空襲が全面的なロンドン空襲へと変わり、ドイツ軍は制空権が握れないまま、アシカ作戦は中止されるのです。アイカ作戦の事は幻の英本土上陸作戦でシュミレーションされていますが第一波は上陸できても、後が続かず敗北しています。制空権が握れた後ならアシカ作戦もあるいは成功したかもしれません。
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植田 和昭
感想では一番乗りです。各国の大砲について詳しく書かれています。僕が興味を持ったのは、ドイツの280mm列車砲の矢型弾です。射程距離150kmならロンドンを狙えたんじゃないでしょうか。実戦で使われていないのは威力がないからかな。あと高射砲がどんどん発達し、戦車砲にもなっていくとこがすごいです。無反動砲のアイデアもいいですね。ただ後方への爆風で位置をさらしてしまうのは大きな欠点です。ドイツの170mm砲は、優秀な砲でシュミレーションゲームの駒としても出てきました。
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植田 和昭
筆者は、コマンド部隊の指揮官で戦場での臨場感があふれる筆致です。ただディエップ上陸作戦までの記述に限られています。敵の少ないところを奇襲するコマンド部隊。なにか卑怯な気もしますが、これが戦術なのでしょう。ただディエップの上陸作戦は大敗です。ドイツ軍が守りを固めた港湾への攻撃がいかに難しいものであるのかを立証しています。そののちノルマンディの上陸へと繋がっていくのですが、奇襲要素は空挺部隊がになっていくことになるのは皮肉です。これは現在の特殊部隊へと連綿と続いていくのでしょう。
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植田 和昭
再再読なのですが、何度読んでも面白いなあ。パノラマ島奇談。小さいころ百貨店の屋上で観たパノラマ映画みたいなものかなあ。いやスケールが違う。土曜ワイド劇場の天国と地獄の美女は、原作がかなり改変されているけどラストは、土曜ワイド劇場の方がいいなあ。衝撃的なラストシーン。エロスの園いってみたいなあ。硫酸の池。江戸川乱歩は凄い人だ。少年探偵団シリーズも面白いけど、大人向けの作品も素晴らしいなあ。天地茂の美女シリーズもよかったのに、早世して残念だ。
が「ナイス!」と言っています。
植田 和昭
歩兵兵器について詳しく書かれた本。ルガーやp38コルトなどいろいろ出てきます。ぼくが興味をもったのはジョンソン軽機関銃でなぜこれが評価されなかったのかわかりません。また突撃銃も出てきます。STG44の開発経過やFG42などについても書かれています。突撃銃は、それまでの銃の概念を変えたものでドイツで誕生したところがみそです。日本の小火器は、どれも旧式でこれで戦わされた陸軍も気の毒です。予算がないことから新型銃に更新することはできなかったのでしょう。ケネディ暗殺にイタリアの小銃が使われていたことも興味深い。
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植田 和昭
世界の戦史の本です。アレキサンダー大王のイッソスの戦いが興味深かったです。またハンニバルの両翼包囲カンナエの戦いがすごいです。中国の戦いは、3つ出てきます。ただ欲を言うとガウガメラの戦いも扱って欲しかったです。
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植田 和昭
手榴弾と迫撃砲について解説した一冊。僕が興味を持ったのはイタリアのOTO35赤い悪魔です。全方位信管の不安定さからいつ爆発するかわからず敵味方からも恐れられたというところがすごいです。日本の手榴弾も出てきますがごく簡単な説明です。ただ擲弾筒については高く評価されています。迫撃砲では、そのルーツや発達史について詳しく書かれています。50~60mm、81mm、114mm、120mmの迫撃砲が主要なテーマです。肩うち式のロケット兵器についても書かれおり、パンッアーファウストが代表作です。RPGも出てきます。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/03(3361日経過)
記録初日
2015/01/09(3414日経過)
読んだ本
506冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
130213ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
469件(投稿率92.7%)
本棚
1棚
性別
年齢
58歳
血液型
B型
職業
教員
現住所
愛媛県
自己紹介

小説を主に読みますが、特にSFがすきです。いろいろなことを共有したいと思うのでご意見ください。映画も大好きです。ダイビングも好きです。どしどしご意見ください。全国の方と読書について語り合いたいです。

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